なんともそそっかしいことになりました。
『穏やかな死に医療はいらない』(萬田緑平著、河出書房新書 2022年6月初版)を書店で購入。店頭には、久しぶりに萬田医師の新刊『家で死のう! ――緩和ケア医による「死に方」の本』と同書が並んで置いてあった。同氏の本は過去何年か前に読みこれが二冊目。
しかし自宅に帰り読み始めて、すぐに気が付いた。本棚を確認すると同名の本があった!2013年朝日新聞出版からの同名ものだった。
買ってきたばかりの河出書房の本の巻末には「本書は2013年朝日新書からのものを加筆修正し、単行本化したもの」と書かれているではないか。
こんなことは初めてだ。本の印象はあったのだけど、書名が一致しなかった。しかし、気を取り直して読んでみた。ちょっと校正者になったような気持ちで新旧チェック。
確かに加筆部分も認められ、より充実した記述になっていました。
「おわりに」の章では、2013年朝日版では、一人の終末期の患者さんとの感動的なエピソードだったが、今回の2022年河出版での終わりの章は「がんで亡くなることを怖がらない人たちへ」として著者自身も人生の最終章を自分らしく終えたいので「僕はがんで死にたいと思います」と語る。
医師としての著者は患者さんには「余命は自分で決めてください」と。仮に主治医に余命数カ月と言われたとしても、それは神様に告げられたわけではないのだから、気にしない、気にしない。
改訂版もなかなか良い、人はどう生きてどう死ぬか、を多くの患者を看取ってきた緩和ケア医の立場で楽天的な選択を示している、元気づけられる“萬田哲学”に乾杯したい。
しかし自宅に帰り読み始めて、すぐに気が付いた。本棚を確認すると同名の本があった!2013年朝日新聞出版からの同名ものだった。
買ってきたばかりの河出書房の本の巻末には「本書は2013年朝日新書からのものを加筆修正し、単行本化したもの」と書かれているではないか。
こんなことは初めてだ。本の印象はあったのだけど、書名が一致しなかった。しかし、気を取り直して読んでみた。ちょっと校正者になったような気持ちで新旧チェック。
確かに加筆部分も認められ、より充実した記述になっていました。
「おわりに」の章では、2013年朝日版では、一人の終末期の患者さんとの感動的なエピソードだったが、今回の2022年河出版での終わりの章は「がんで亡くなることを怖がらない人たちへ」として著者自身も人生の最終章を自分らしく終えたいので「僕はがんで死にたいと思います」と語る。
医師としての著者は患者さんには「余命は自分で決めてください」と。仮に主治医に余命数カ月と言われたとしても、それは神様に告げられたわけではないのだから、気にしない、気にしない。
改訂版もなかなか良い、人はどう生きてどう死ぬか、を多くの患者を看取ってきた緩和ケア医の立場で楽天的な選択を示している、元気づけられる“萬田哲学”に乾杯したい。
夏の夜長はボサノバですね♬
『wave』がいい。
むかし昼休みの社員食堂で流れていたのを聴いたのが最初です。
Wave (Antônio Carlos Jobim) Piano and Vocal by Sangah Noona
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