徒然草(吉田兼好)「世に従はん人は、先ず機嫌を知るべし」の155段に注目です。
社会できちんと生きようとする人は機嫌(=潮時)を知らなくてはいけない。いつまでも院政を敷かず後進に道を譲る、ということでしょうか。
「四季は、なほ定まれる序あり。死期は序を待たず、かねて後ろに迫れり」
暑い夏もいずれは去り秋、冬になる。しかし死には順序はない、前からではなく、不意に後ろからやってくることも。
「人皆死ある事を知りて、待つことしかも急がざるに、覚えずしてくる。沖の千潟(ひがた)遥かなれども、磯より潮の満つるが如し」
人々(ポポロ)は皆いずれ死ぬことはわかっていても、それは自覚なしにやってくる。足元の磯から潮が満ちていくのとおなじように・・。
徒然草は吉田兼好50代の頃の作。
なんとも見事に、ものごとを見定め悟っています。
「死は背後から迫れり」
社会できちんと生きようとする人は機嫌(=潮時)を知らなくてはいけない。いつまでも院政を敷かず後進に道を譲る、ということでしょうか。
「四季は、なほ定まれる序あり。死期は序を待たず、かねて後ろに迫れり」
暑い夏もいずれは去り秋、冬になる。しかし死には順序はない、前からではなく、不意に後ろからやってくることも。
「人皆死ある事を知りて、待つことしかも急がざるに、覚えずしてくる。沖の千潟(ひがた)遥かなれども、磯より潮の満つるが如し」
人々(ポポロ)は皆いずれ死ぬことはわかっていても、それは自覚なしにやってくる。足元の磯から潮が満ちていくのとおなじように・・。
徒然草は吉田兼好50代の頃の作。
なんとも見事に、ものごとを見定め悟っています。
「死は背後から迫れり」
人の寿命は予測できない不可解なものですね・・。
【木工さんの写真】制作 矢嶋秀一 / フォト 田口大輔
アメイジング・グレイス / 本田美奈子.
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