東京の土人形 今戸焼? 今戸人形? いまどき人形 つれづれ

昔あった東京の人形を東京の土で、、、、

明け渡し

2012-10-27 19:18:05 | 日々

P1010951経済的理由で借りていたアパートを解約する決心をしてからというもの、自動車の運転もしないので、アパートに山積みされていたダンボールや古書の山、小さな家具までチャリの荷台にくくり付けてアパートと両親のいる自宅を往復する毎日でしたが、やっとアパートを空にしてお掃除を済ませ、今日家主さんと不動産屋さんとの立会いのもと状態の確認、そして鍵をお返しして引渡しまで済ませることができました。

数えてみてびっくりしたのですが、15年も借りていたのです。当時は勤めがちゃんとありましたので、余裕というほどのこともなかったけれど、最近はちょっとしんどくなってきていたのでした。

でもとりあえずこれからは家賃分の支出はなくなるので、少し肩の荷が降りたような安堵感。

意外だったのは、退出後のクリーニング代とか修繕費は当然差し引かれても15年前支払った敷金の一部が帰ってくるということ。うれしいです。

このアパートでの思い出と言っても、実際住んでいたのは隣の町内の両親のもとだったし、時々日本へやってくるドイツの友達たちが泊ることができるようにしていた時期もあったけれど、あまり自分自身の生活感というものは染み付いていないので、感傷的なものとか感慨とかあんまり湧いてこないですね。ひとつだけ、因果のように感じたことがあって、ここの引越しをはじめてモノもいろいろ処分しつつあったある日、ずーっと何年も音沙汰のない知り合いに偶然会う機会があったのにはびっくりしました。

引越しも済んだので暮れに向けてのの土いじりも本腰を入れていかなければと思います。ちょっと憂鬱なのは、アパートから自宅や仕事場へ移動させたモノの山。時間をかけて落ち着いて整理して早く切り崩したいです。