前回の素焼きから久しぶりという感じで窯詰めしました。今回は丸〆猫(昭和戦前風型・嘉永安政風型・本丸〆猫)や鞠猫と一緒に一番多いのが宮城県内の稲荷神社さまから頼まれている昔の堤人形式の狐です。
堤式の狐は雌雄で口を結んだままのと玉を咥えたものがあり、また、型抜きの割目の都合で耳の間の谷間を切り出したり、口を切って注意して拡げ間に玉を挟んで固定させるという手間があり今戸の鉄砲狐のような速度では進みません。今窯入れしているだけでは数が足らず、素焼き中に同時進行で型抜きしている状況です。
今回は棚板3枚使っての窯入れで、それだけ量が多いです。(炉内マックスとまではいきませんが、、。)
稼働開始から炉内が500℃を越えるまでは蓋を半開きにして水分を炉外へ逃がします。そんなわけで500℃になるタイミングで蓋をするために起きていました。
ちょうどAM5:40頃で、そのあと床に就きました。