きびしい暑さですね。今日は冷房のよく効く自宅の台所で作業しています。例によってひねり鳩の組み立てをしています。本来のひねり鳩は生土を丸めて直接竹ひごなどで尻尾や脚やくちばしを差し込んで乾かし、焼かずに彩色しているのでひどく脆く、落としたり、擦れたりですぐにこなごなになり、また、濡れれば形ごと溶けるので、残るものが少ないように思われます。丈夫さということを考え、我が家では孔だけあけて素焼きしてから竹ひごを刺して組み立てています。
少しだけだったら楽しいですが、急いでたくさんは案外としんどいです。ぴいぴいの鞴(ふいご)作りはもっと面倒ですが、、。ひねり鳩を作っているところですが、中に鳩ではないものも混ざっています。くちばしだけで尾っぽも脚もついていないやつです。何だと思いますか?
くちばしや脚や尾っぽの長さを調節したら地塗りに進みます。この暑さでの膠遣いは冷房しっかり効いていないと困ります。
確かに、何でも少しなら楽しいですが、大量になると、集中力が続きません。
さらに、納期が迫っていると、完全な義務になるので、つらいですね。
くちばしだけのは、アヒルさんでしょうか?
ご無沙汰しています。暑中お見舞い申し上げます。作業用のアパートですが、窓づけクーラーなので古くなってきてあんまり涼しくなりません。楽しさというのはたぶん煩わしさと相対しているんでしょうね。でも廻り灯篭のようにまた楽しくなる時が来ると思います。アヒルで結構ニアピンです。実は都鳥のつもりで作りましたが、このままだと都鳥には見えないかもと思います。