何というこの侘しい状況。この後大口の素焼き済みのやすりがけや彩色が控えており、その前に型から抜けるだけの数を抜いて、彩色の裏で乾燥させようと思っていました。いきなりプラスチックの籠に詰めるのではなく、まずは抜きたてのものを白木の板や木箱に並べて水気を吸わせながら室内干しさせています。
水簸にかけて沈殿させ、石膏の吸水鉢で水気を抜いた粘土はしばらく糠漬け用タッパーや発砲スチロール製の箱に密封して寝かせてありますが、そのままでは使えないので、再度取り出して白木の板にブリッジにして水気を抜いたり、練ったりして繰り返します。この季節、粘土も冷たいです。
そうこうしているうちにカレンダーを覗いたら、こういうことしている時期ではないので、これから片付けてやすりがけや彩色にとりかからなければなりません。狭い部屋だと同時進行できないのが辛いですね。ここでBGMに「昭和枯れすすき」が流れるという感じでしょうか。それとも「船頭小唄」かな、、。
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