うちへ来てからはや7年。当時病院で診てもらって、1歳くらいではないか、、と言われたので単純には8歳なんでしょうか。家の中をいろいろ探検しているので案外ものや場所を一番知っているのではないかと思います。最近、やたらさびしがって、仰向けになっていればお腹の上に、椅子に座っていれば膝に乗ってきます。電話で話してるのが嫌いで、電話を手にするとプイと行ってしまいます。パソコンを開いているとキーボードに乗ってくるのは困るのでベニヤ板で覆いをしますが、、。
私が何をすればどうなる、という見通しを持っているので、着替えたり、靴を履いたりすると悲しそうな顔をします。隣の町内の仕事場へは連れていけないので気の毒です。以前は人の食べているものには全く興味を示さなかったのが、最近では気になって仕方ないという様子で煮魚はもちろん、野菜の和え物などもくんくん嗅いできます。父の祭壇に朝夕のご飯をおかずと一緒にお供えするのですが、魚だとうっかり食べてしまいそうなので、魚はお供えしないようにしています。味がついているものは体に悪いので心配です。
大変でしたね。お寂しいことと思います。
十五夜さんを助けたのはいまどきさんですが、今は十五夜さんの愛くるしさがお父様を亡くされた寂しさを紛らわしてくれますね。
ありがとうございます。どなたにも必ず巡ってくることなのは頭ではわかっていても、「慣れる」「習熟する」というものではないですね。「来てしまった」という思いと同時に仏事とか世間様との関わり合いとかの段取り的なものに不安を感じてしまいました。その点で葬儀屋さんにフォローしてもらって綱渡りみたいな感覚というのは大げさかもしれませんが、、。後悔先に立たずと言いますが、父の生前、日本一の親不孝だったな、、と思います。十五夜さんがそばにいることは、本当に救いです。