近頃、狭い十五夜さんの部屋の中だけでは退屈でストレスなのではないかと思い、戸締りをしてから紐をはずして家の中を探検できるようにしています。一日中ではなく短時間ですが、、、。はじめなかなか部屋から出なかったのですが、少しづつ慣れて隠れんぼのようなことをしたり、探検したりで狭い家の中ですが未踏の域を縮めています。
こっちが1階でお茶を飲んでいると怖々2階から降りてきて呼びに来たりもします。
今日何でびっくりしたかというと、2階から先に階段を下りて行ったので遅れて観に行ったら、姿が見えないのです。慌てて2階をチェックしてもいない。丁度父が廊下にいたので、怖がってどこか潜り込んだのかと廊下に身を伏せて探していると鳴き声が、、、、。何と素焼きをしていた焼成窯の中に隠れていたのです。もちろん素焼きが済んで、冷まして中身を取り出したあとだったので窯の蓋が開けっ放しで、炉内も全然熱くなくなっていたのでよかったです。
先日、気になって十五夜さんを連れて病院へ行ってきました。鼻の頭に見えた黒い班点は鼻水が乾いてそうなるそうで問題はないそうです。それよりももっと心配なことがわかりました。血液検査の結果腎臓に問題があるそうです。重篤というレベルではないので、これから節制した食事とサプリメントの摂取で腎臓への負担のない食事を始めていますが、あまりおいしくないようで、以前のようにモリモリ食べてくれません。また以前より水を飲むようになったと感じていたのも腎臓に由来するのだそうです。全く食べてくれないのは困るので前から食べているフードに腎臓対応のフードを混ぜてサプリメントをまぶしてよそっています。
鰹節とか煮干とか十五夜さんの好きだったおやつは腎臓にはよくないと聞いたので可哀想ですがあげるのをやめました。十五夜さんは動作と鳴き声と目線で「ちょうだい」と訴えてきますが、ごめんね。と返事するばかりで切ないです。
普通、酷くなってからしか気付きませんよね。
大切にされているネコさんたちは、人と同じような食品を口にする機会も多く、腎臓に負荷がかかるのでしょうか。
一度、おいしい味に慣れると、腎臓病食は物足りないかも知れません。
十五夜さんのため・・・ということを理解してもらうしかありませんね。
それより腎臓のことですね。十五夜さんにはじめて出会う以前に土手にいた頃にでも他の猫さんから感染していたのだろう、それが進行して今回血液検査でわかったということです。家に着たばかりの十五夜さんは目ヤニがひどくて目薬を点したりして今のように落ち着いていますが、内蔵は見えないことなので重篤になる前にわかってなによりです。十五夜さんのために買っておいたおやつは可愛そうですが仕事場の常連さんたちにあげようと思います。それにしても野良さんたち。がんばって生きていくのにも、知らずに病をもらったりして厳しいんだろうなと思います。