「コーヒーが冷めないうちに」

花子の要望により、観に行きました。

コーヒーを淹れてから冷めない間、過去や未来にタイムスリップできる・・という喫茶店の話です。

宣伝では、「４回泣けます」とあったので、ハンカチを用意して観ていました。

確かに泣けました。
が、私は３回だったな～。

若年性アルツハイマーの薬師丸ひろ子の話が一番泣けました。
全部忘れちゃうんだ～・・というセリフ・・。

アルツハイマーという病気は、進行すると物忘れがひどくなる病気です。
本人は、忘れるから楽なのでしょうか・・？
一緒にいる人たちは、自分の事がどんどん忘れられていくのをどのように感じるのでしょうか・・？

痴呆・・も同じようなものなのでしょうが・・。

私が、今、その病気にかかったら、どうなるかな～と考えてみました。
顔を忘れる・・のもあるのでしょうが、カギをかける、お風呂を沸かす・・等の行為などもできなくなります。
となると、家事もできなくなるのでしょうね～。
家族や周りに面倒をみてもらわなければ生活できなくなりますね・・。

私は、最近物忘れがひどいようで、花子が心配していました・・。
先日、子供たちにゼリーを食べさせました。
なので、なくなって空き袋をごみ箱へ捨てていました。

そして、次の日、ごみ箱に入ったその袋を見て、「誰がゼリー食べたの？」と怒る私・・。
花子から、「昨日、お母さんが配ってたよ！」と言われ、よくよく思い出してみるとその通り・・。

本気で病院へＭＲＩを撮りに行こうかと思いました。

過去に戻ったからといって、起きたことはかわらない。
でも、過去に戻った人は、考え方が変わっていた。

そうですよね～。
やはり、未来に向かって変わらなければ、意味はないですね。

不思議な映画でした。