ふと思い出しました。
私が小さい頃、夏休みに3つ上の従妹が泊まりにきました。
実家の周りは田んぼで、夜になるとウシガエルの大合唱でした。
福岡の一等地でマンションに住んでいた従妹は、カエルの声を聞いた事すらなかったらしく、怖がっていました。
そして、一番おびえたもの。
ツマグロヨコバイ。
何じゃ・・・?ですよね?
イネにつく虫です。
緑色のテントのような形をした虫。
確か、人の血は吸わなかったと思うのですが、田んぼのそばの家だったので、窓からその虫が入ってくるのです。
網戸していても、隙間から入ってくるんですよ。
バッタみたいに、ぴよんって飛ぶ。
蚊のように、ぷーーーーーんと飛ぶわけではありません。
従妹は、初めて見るその虫たちに発狂状態。
蚊取り線香が効くわけではないし・・。
多分、その夜は寝れなかったんじゃないかな・・?
その後、一度も泊まりにこなかったな~。
多分、トラウマになったはず。
そんな従妹も、結婚して熊本の天草へ行き、そこに家を建てて住んでいます。
超都会から超田舎へ。
タコをとったりしているみたいです。
人って変われるものですね・・。愛の力・・?
そんなツマグロヨコバイ。
最近、とんとお見掛けしません。
多分、うちの子らも、見たら「ぎゃーーーーっ!!」と言うことは間違いないでしょう。
P.S
ぴーーんと足が伸びています。