昨日、雨だった。
太郎を駅まで送っていた時、雨の中なのに傘をさしていない中学生を見た!
え?雨だよ!何で傘ささない?持ってない?
眼で追いながら、駅へと行った。
しかし、なぜか脳裏に残った。
突然の雨なら、家を出る時に傘を持っていなかった・・という図式が成り立つ。
が、朝からがっつり雨が降っていた。
普通に考えれば、傘を持って出るのが当然。
いろいろと考えてみた。
傘が無かった・・?。
1人1本あるけれど、どこかに置き忘れていて、家には1本も残っていなかった説。
確かに、電車に置き忘れやら、コンビニに置き忘れ・・やらで、我が家の傘も1本、2本・・と無くなっている。
結局、私が買い足している・・という現状。
この子は、もしかして家を出る時に傘が無かった?
親が先に家を出て、傘のことまで気が回らなかった?
それか、家に傘が無かったけれど、傘をコンビニで買うお金も無かった?
いろいろな可能性が頭をよぎり、せつなくなった。
食料品を買うお金も節約してる・・という家庭だったなら、傘を買うお金を捻出できるのか?
学校に置き忘れた・・というのであれば、買わなくてもいい?
濡れて行ったとしても、学校には傘があるので、帰りは濡れなくいい・・と?
テレビで、貧困家庭の実情を目にするあまり、その少年もそうなのでは・・?と思ってしまう・・。
コンビニで買うビニール傘も、昔は300円くらいだったのですが、今や600円くらいの値段がします。
600円あったら、食料品で何が買える?
貧困家庭であったなら、そう考えますよね。
フードバンクも、最近では、貯蔵食品が無い・・と聞いています。
足りない状況だと・・。
学校に通う生徒の5人に1人が貧困家庭だと聞いたことがあります。
子供たちも学校に通っていましたが、見た感じ、そんな子がいるとはわかりませんでした。
見た目が貧しそうに見える・・というのが先入観としてあるからでしょうね~。
たかが傘、されど傘。
なんだか、日本の経済状況について、ふと考えさせられました。
P.S
私の好きな額。