観てきました~。
予告編を見て、おもしろそうだな・・と。
高橋一生さんも好きだし。
フィクションかノンフィクションかは定かではありませんが、とにかく、あの時代の国替えは大変だったんだな・・ということはよくわかりました。
江戸時代は、参勤交代もありましたが、それは、殿と身内、御付きの者だけの移動です。
それに比べて、国替えは、殿と仕える武士、その家族もろともの移動です。
想像するに、2000人が勤める県庁の職員とその家族が全員引っ越すようなものですよね。
しかも、車無し。
荷物は人が運び、移動する人は自分の足で歩いて行く・・。
考えただけで、ぞっとしますね・・。
物語は、その引っ越しを、引っ越し奉行に抜擢された星野源がなんとか成功させる・・という話です。
でも、この時代にもリストラがあるんですよ~。
国が減俸になると全員に給料を払えなくなるので、人を減らす。
今回は、国替えプラス減俸なので、リストラ必至。
2000人の家臣のうち600人をリストラ。
リストラされた武士は農民へ。
いつか加増された時に、また藩へ戻す・・との約束をして!
なんだか義理人情の世界だな~と思いました。
今の時代は、トップ(支店長や支社長クラス?)が異動になっても、部下は残留です。
昔は、トップ(殿)が異動になると、部下も全員異動・・。
他の殿には仕えられなかったんですね~。
命掛けて守るんですから、そりゃそうだ。
感動・・という感じではありませんが、楽しい映画でした。
P.S
バリカンで2ミリにカットされたくう。
スムースヘアみたいで、いい感じです。