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コロナ第8波で死者最多、インフル流行期

2023-01-07 20:50:20 | 新型コロナ

2023年幕開けと同時に第8波が押し寄せてきた。6日、全国の新型コロナによる死者数は過去最多の456人。福岡県も過去最多の36人が亡くなっている。感染者数は24万5542人で過去最多(8月19日26万1004人)との差は約1万5千人。もはや第7波を超えるのも時間の問題かもしれない。(5日死者数498人は年末年始の死者数が含まれているので、1日の死者数としては6日が過去最多。1月6日時点)

こうした中、インフルエンザが流行期に入った。福岡県では2019年9月以来の基準超えとなっている。厚労省によれば、第52週(12月26日~1月1日)時点で最も多いのは沖縄、次いで富山県、福岡県と続いている。中でも福岡市が多い。同市は、すでに救急医療がパンク寸前。来週、第8波がピークとなり、インフルエンザの感染者が増えれば、さらに大変なことになる。なぜ注意喚起をしないのか、高島市長。

コロナ発生から4年。感染者は減らず、死者は増えるばかり。一体、どうなっているのか。6日現在、福岡県の重症病床使用率は8.2%だが、死者は過去最多となっている。これについて、福大病院救命救急センターの石倉センター長は、そこには重症患者数と医療現場の状況がかけ離れている現実があると指摘。石倉センター長によれば、人工呼吸器につないだ人が重症で、人工呼吸器までたどり着けない人が亡くなっている事態が死亡者の増加につながっているという。(急激に容態が悪化する人が増えているということなのか?)

そういえば、東京都では、第7波で主流だったオミクロン株「BA・5」の感染者が減り、同株の新系統への置き換わりが進んでいるらしい。特に「BQ・1」は、感染を防ぐための免疫を回避する能力が高い(ワクチンを打ってもすり抜ける)と言われており、警戒する必要がある。そこで、福岡県が公表している「ゲノム解析の実施状況」を見ると、福岡では、まだ「BA・5」が主流のようだが、「BQ・1」もじわじわ増えている。今後、さらに感染者が増える可能性がある。東京では、すでにインフルエンザと同時感染している人も出はじめている。このまま何も対策を講じないと、それこそ修羅場を見ることになるのではないか。巷に緊張感はないが。

 

 

1月6日NHKニュース7より

1月6日、死者は過去最多456人 どこまで増えるのか、、

 

 

 

来週、第7波を超えてしまうのか、、

 

 

 

1月6日FBS福岡放送より

福大病院救命救急センター・石倉センター長のコメント

 

 

 

福岡市、医療崩壊の始まり

 

 

 

福岡県内における新型コロナウイルス感染症の発生動向(直近1週間)(1月1日現在)

オミクロン株の亜系統、まだBA.5が多い(それにしても系統がすごい数、これでワクチン効くの?)

 

 

 

実は、姉が入院している病院(精神科)でコロナが断続的に発生している。(幸い、今のところ姉は感染はしていないが)そのため持病(泌尿器科)の受診が出来ない状態が続いている。そうした中、ようやく外出許可が出て、年明け、姉を主治医のもとへ連れて行くことができた。精神科は感染対策が難しいためクラスターが発生しやすい。できれば早く退院させたいのだが、、(今年も前途多難)

 

 

《関連記事》

新型コロナ 全国の死者数456人 一日の発表としては過去最多(NHKニュース 2023.1.6)

「死亡増加が医療崩壊の始まり」年明け発熱外来は電話鳴りやまず(FBS福岡放送2023.1.6)

免疫回避能力が高い「BQ・1」増加、第7波主流「BA・5」は5割切る…東京のコロナ感染(東京新聞 2023.1.5)

軽症が多いはずのオミクロン株で、新型コロナ死亡者数が過去最多 理由は?|倉原優(2023.1.7)

倉原氏(呼吸器内科医)によると、高齢者は、人工呼吸器や心肺蘇生などを希望されないことが多いため、重症病床に転院することなく、重症としてカウントされず、亡くなられているとのこと。

 

《参考資料》

厚労省インフルエンザ(総合ページ)

福岡県内での発生状況について

 

 


山口県 過去最多3494人~高齢者施設や医療機関でクラスター続出(8月25日更新)

2022-08-18 22:48:48 | 新型コロナ

山口県も大変なことになってきた。18日の感染者数は過去最多3494人。初めて3000人を超えた。山口県の感染情報を見ると、8月に入り、高齢者施設や医療機関でクラスターが続出している。特に、お盆明けが著しい。17日は高齢者施設7ヵ所と医療機関3ヵ所の計10ヵ所。18日は医療機関2ヶ所と高齢者施設3ヵ所、障害者施設1ヵ所の計6ヵ所となっている。

もしやと思い、ホームページを覗いてみると、宇部市協立病院で44人のクラスターが発生していた。昨年1月末、姉が救急搬送された病院である。その時、姉が通院している扶老会病院で大規模なクラスターが発生していたこともあり、受け入れ先が見つからなかったところ、受け入れて頂いた病院である。お陰で姉は一命を取り留めることができた。その際、看護師さんからお聞きした話だと、遠方からの救急患者さんが多いとのことだった。(うちからも遠かったが)そうしたことも影響しているのだろうか。これ以上、広がらなければ良いが。

ところで、扶老会病院は大丈夫か。ホームページを見ると、病棟で6人のクラスターが発生していた。先週、(病院ではなく)クリニックの看護師さんから1名感染者が出たとの電話を頂いたが、病棟に広がってしまったのだろうか。明日、伺う予定だったのだが。

まさか、小野田市民病院もか。とホームページを見ると、こちらもクラスターが発生している。16日現在、8人の感染が確認されている。市民病院は感染対策が徹底しており(そのため姉の入院時は大変だっだが)、3年間で感染者はわずか2名と抑えられていた。それなのに、第7波でクラスターが出てしまった。ただ、16日以降は出ていない。(姉の病状も不安定なので)このまま収束してくれればよいのだが。

 

《山口医大などでクラスター 2022.8.25更新》

山口医大(宇部市)で、8月11日から16日までに職員5名と患者9名(計14名)のクラスターが発生していた。22日、新たな感染者の発生は認められないとして、同日夜から通常運営されている。また、西宇部病院(宇部市)でも、8月17日までに職員10名、患者11名(計21名)のクラスターが発生。その後、新たな感染者は認められないとして、23日から通常運営となっている。

 

 

山口県の感染状況(NHK特設サイト・山口県の新型コロナデータより

この先、どこまで増えるのか、、

 

 

 

こちらは全国の感染状況(8月18日)

18日、全国感染者は過去最多の25万5534人(赤い部分が過去最多)

都心部で減少している(といってもすごい数)一方で地方が増えている。行動制限のないお盆の結果がこれ。

 

 

《関連記事》

山口県 新型コロナ 3494人感染 2日連続で最多更新(NHK山口ニュース 2022.8.18)

 

《参考資料》

山口県HP。新型コロナウイルス感染症の発生状況

 


福岡県、コロナ死者が止まらない

2022-08-17 22:27:30 | 新型コロナ

行動制限がないからなのか。夏休みに入った7月20日頃から全国で感染者が急増し、8月入ってからは死者数が激増している。昨日(16日)の全国死者数は311人で過去2番目の多さ。(1番多かったのは第6波の2月22日の323人)都道府県別に見ると、最も多いのは大阪府で44人、次いで愛知県26人、東京都と福岡県22人、神奈川県20人、北海道17人、静岡県13人、埼玉県と千葉県12人、広島県11人となっている。

福岡県のデータを見ると、初めて死者が確認された2020年4月3日から昨日8月16日までの死者数は1516人。一方、今月8月1日から16日までの死者数は156人、わずか半月ほどで累計のほぼ1割。驚異的なスピードで人が亡くなっている。福岡県の年代別死者数データはないので、全国の年代別死者数を見ると、ワクチン接種が進んでいるはずの80代が一番多く、70代、60代と続く。一体、何が起きているのか?

埼玉医科大学総合医療センター岡秀昭教授によれば、第7波は“重症”に該当する人は救命できており、死亡者は中等症・軽症から出ているという。医療機関が逼迫し、入院できない高齢者が施設で亡くなるケースが増えているという。背景に”重症”の定義がある。厚労省の定める重症者とは、人工呼吸器やECMOが必要な人。そのため軽症で入院できないでいるうちに容態が悪化し、死に至っているという。第7派では重症者は少ないにもかかわらず死者が多いのは、こうした理由(重症者としてカウントされないまま亡くなっている)からだと。

専門家組織座長の脇田隆字国立感染症研究所長は「病床使用率の上昇や医療従事者の感染による病棟閉鎖などで適切な医療が受けられず、死者が増えている」と分析し、「第6波を上回る可能性がある」と指摘している。福岡市の福岡大学病院でも120人以上の医療スタッフが感染したり濃厚接触者になったりで出勤できず、2つの病棟が閉鎖する事態となっている。第7波の医療崩壊はこれまでと規模が違う。

ワクチン接種が進んでも、行動制限をなくすと感染者は増えていく。感染者が増えれば医療に負担がかかり、重症者や死者も増えていく。人口が減少すると経済も回らなくなる。やはり、なるべく行動を自粛するしかないのではないだろうか。山下達郎さんの言葉ではないが、皆が労りあい、助けあわないと、この難局は乗り越えられないように思う。さもなくば、もっと多くの尊い命が失われてしまう。

 

 

福岡県の死者数(NHK特設サイト・福岡県の新型コロナデータより

8月1日から16日までの死者数は156人 17日は15人、死者が止まらない、、(17日現在、福岡県死者数1531人) 

 

 

 

福岡県内の発生状況について(福岡県ホームページより)

第7波、軽症者が圧倒的に多いが、死者数は6波を超える勢い

 

 

 

参考までに、8月17日現在の全国累計死亡者数upp.jpより)

大阪、大丈夫か、、死者5710人、、

 

 

 

《関連記事》

【速報】新型コロナ 全国の死者数311人 過去2番目の多さ 大阪44人、愛知26人、東京・福岡22人(FNN 2022.8.16)

コロナ死者、1カ月で7倍 連日200人超、「第6波」に迫る(時事通信社 2022.8.16)

福岡県 コロナ 新たに1万888人感染確認 15人死亡(NHK福岡ニュース 2022.8.17)

福岡県1週間のコロナ死者84人、前週比1・9倍 感染者2週連続減(西日本新聞 2022.8.18)

 

 


屋外でマスク離れ進む?

2022-05-24 11:24:40 | 新型コロナ

厚労省は20日、マスク着用に関する考え方を発表した。屋外で2m以上の距離を確保できない場合でも、会話をほとんど行わなければ着用の必要はないとした。また、着用を推奨していた2歳以上の未就学児には着用を一律には求めないとして、オミクロン株による感染拡大前の方針に戻した。これは専門家が19日にまとめた見解を踏まえたもので、熱中症のリスクが高まることを考慮してのことだと。

この数日前(16日)、福岡市の高島市長は記者会見(記者の質問が終わったところ)で、突然、外出時のマスク着用について話し始めた。「マスクを外しておしゃべりしながら飲食し、静かにトイレに行く時だけマスクをつけて行く」、「マスクなしの飲食後に外に出て帰る時にマスクをする」と挙げ、「コロナから自分を守っているのか、人の目や同調圧力から守っているのか、よく分からなくなる」と述べた。その上で、国に熱中症患者が増える夏に入る前に、マスク議論するよう求めていた。おそらく、この件はすでに国に伝えていたのだろう。だからあえて自ら話を切り出した。いつものことながら、自分をアピールすることには余念がない。最近、福岡に居る時間が少ないので、高島市長の動向は掴めていないが、自分が日本を変えると燥いでおられるご様子。(いや、無理でしょう)

と、話を戻すと、21日、毎日新聞が外出時のマスク着用について世論調査を実施していた。それによると、屋外でマスクを外すことに賛成している人は7割に上っていた。ただし、人が少ないところとある。国の方針では、屋外で人とすれ違うことはあっても、会話がほとんどない場合はマスクを着用する必要はないとしている。が、これは曖昧なところ。突如、声を出すこともあるだろうし、会話はしなくても、くしゃみをすることもあるだろうし(予測不可能)。高齢者と病人を抱える身としては、マスクは外せない。(命綱のようなものなので)

果たして、これから屋外のマスク離れが進むことになるのだろうか。感染者は高止まりの状態が続いているけれど、、

 

 

イラスト解説(めざまし8より)

なんだかな、、混乱しそうな、、

 

 

 

厚労省方針(5月20日発表)

 

上記に加えて、国は23日、学校での体育の授業や運動部が活動する時などマスク着用は「必要ない」と明記することを決めた。というか、ここが一番重要なところでは。

 

 

《関連記事》

コロナ対処方針変更“屋外で会話ほぼない場合マスク必要なし”(NHKニュース 2022.5.23) 

「屋外、マスク外してよい」は69% 毎日新聞世論調査(毎日新聞 2022.5.21)

「やっぱり外出時のマスクは…」福岡市長、唐突に是非を投げかけた狙い(西日本新聞 2022.5.20)

 

《参考》

厚労省「新しい生活様式」における熱中症予防行動のポイント

 


地方で感染者増加、都市で減少のわけ

2022-04-20 21:50:40 | 新型コロナ

20日、鹿児島県で新型コロナ感染者数が過去最多となった。前日19日には佐賀県で過去最多となり、先週14日には宮崎県で過去最多を記録するなど、このところ地方で感染者が増えている。いずれも若い世代が多く、ワクチン接種が進んでいないことが要因とされている。一方、福岡県はというと、感染者数こそ3桁が続いているが、僅かながら減少している。全国的に見ても東京や大阪など大都市で減少傾向となっている。なぜなのか。と思っていたら、今朝の「NHKおはよう日本」で、その答えを見かけた。

今朝のNHKおはよう日本「コロナ身近なギモン」は「なぜ感染状況の地域差が出ているのか?」という質問だった。それに東京医科大学濱田篤郎特任教授が答えていた。濱田教授によると、東京や大阪などの大都市圏ではすでに感染した人が多く、自然に免疫がついており、感染の拡大が抑えられているという。一方で、これまで比較的感染者が少なかったところでは(免疫が少ないため)、感染が広がっている可能性があるという。

確かに、福岡県内でもそうした傾向が見られる。直近1週間の10万人あたりの感染状況を見ると、福岡市より八女市やみやま市など地方のほうが多い。そうなると、今感染者が増えているところでも免疫が得られれば、減少傾向に転じることになる。ただ、大型連休があるのでどうなるかわからない。もしかすると、連休明け、第7波へ突入してしまうかもしれない。

 

 

20日夜のNHKニュース7より ※前週比1.0以上は増加傾向、1.0以下は減少傾向

全国平均0.91倍でぎりぎり、大型連休でどうなるか、、

 

 

 

20日朝のNHKおはよう日本「なぜ感染状況の地域差が出ているのか?」(見逃し配信:4/27(水) 午前7:45まで

なぜ?

 

 

 

新規感染者数前週比/減少傾向の県

埼玉県や千葉県などこれまで感染者が多かったところが減少している

山口県も減少傾向に入っているが、昨日は増えているので微妙なところ

 

 

 

新規感染者数前週比/増加傾向の県

これまで感染が抑えられていたところが増えている 最高値は鳥取県

 

 

 

その理由は、、

 

 

 

 

こちらは福岡県内の感染状況マップ~人口10万人あたりの感染者数(福岡県内での発生状況より)

直近1週間は筑後地方(南部)で感染者が増えている

 

 こちらは、市郡名入り地図

 

 

 

《参考資料》

NHK特設サイト新型コロナウイルス ※毎日更新中