今年は10月に母と姉がコロナに感染してしまい、紅葉どころではなかった。気付けば、くじゅうの紅葉は終わっていた。今年は諦めようと思ったが(来年からは見れなくなるので)、五ヶ山・脊振山麓の紅葉を見ておくことにした。
五ヶ山へ向かう途中、385号線沿いの「山田の大イチョウ」が全盛期を迎え、黄金色に輝いていた。ただ、残念なことに木のそばで導水管(南畑ダムから福岡市へ水を運ぶための管)の工事が行われていたので景観は今一、、とはいえ、水を頂いている身、文句は言えない。
385号線をしばらく走ると、右手に南畑発電所が見える。そこから南畑ダム下までの渓谷、筑紫耶馬渓(釣垂峡)では紅葉が見頃だった。那珂川沿いのモミジが真っ赤に色付いていた。雨や雪が降らなければ、もうしばらく楽しめそうだ。
その上部、南畑ダム入り口(五ケ山ダム下)では、そろそろ終盤を迎えていた。お気に入りの場所で紅葉を写真に収める人の姿があった。五ケ山ダムが出来てから(新たな道路ができたので)、ここで人の姿を見ることは滅多にない。おそらく鮮やかな紅葉に導かれて来られたのだろう。(かつてここに茶屋があり、たくさんの人で賑わっていたことをどれほどの人が知っているだろう)
最後に脊振キャンプ場跡へ向かったが、紅葉はすでに終わっていた。今月18日、寒気が入り、脊振山では初雪が観測されていた。(山口の田舎も雪が降った)雪は消えてなくなっていたが、暴風の影響を受けたのか、葉は散ってしまっていた。一足遅かった。そのかわりというわけではないが、帰りに脊振の野菜と猪肉を買って、昨夜は猪鍋をいただいた。五ヶ山・脊振の自然に感謝。
※地名は小さいヶ、ダムは大きいケです。
撮影日:2023.11.23
南畑ダム入り口(五ケ山ダム下)
お気に入りの場所
見納め
山田の大イチョウ
まぶしい~
樹齢推定500年以上
威風堂々
筑紫耶馬渓
那珂川沿い、見事に色付く
紅葉三昧
渓谷と紅葉
岩壁と紅葉
南畑ダム入り口(五ケ山ダム下)
落ち葉が目立つ
かつてここに茶屋があった
脊振キャンプ場跡
終焉
もうすぐ終焉
※2021年の五ヶ山・脊振山麓の紅葉はこちら
おまけ(脊振無人販売所にて)
ツマグロヒョウモン?
こっちを見ている
《追記》
現在、板谷から脊振山山頂までの防衛省専用道路は通行止めになっています。今年7月の大雨でやられてしまったようです。
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・【動画】九州北部各地で今季最低気温 脊振山では初冠雪を確認(西日本新聞 2023.11.18)