コロナに感染した相方は、発症日から12日目(11日間経過後)でやっと陰性になった。国が薦める5日間の待機期間は自宅で隔離(トイレと洗面以外は部屋に隔離)して、5日間経過後は熱や咳などの症状はなかったので、6日目から仕事に復帰した。ただし、10日間はウイルス排出の可能性があるとされているので、会社には行かず、人との接触がない屋外の現場(屋根の上)の仕事をした(相方談)。
※発症日=0日目。
国立感染症研究所のデータによれば、感染力のあるウイルスを排出する患者の割合は、症状が続いている患者も含め、発症日を0日目として8日目(7日間経過後)で15%程度、11日目(10日間経過後)で4%程度となっている。また、感染力のあるウイルスを排出する患者について、3日間程度は平均的に高いウイルス量となっているが、4日目から6日目にかけて大きく減少し、ウイルスの検出限界に近づくらしく、6日目前後のウイルス排出量は発症日の20分の1から50分の1となっている。
コロナ5類移行後、厚労省は5日間経過後の検査は不要と医療機関に通達しているため、病院で検査はできない。そのため相方に薬局で購入しておいた検査キッドで検査をするよう伝えた。その結果、相方の場合、7日目はくっきり陽性。10日目はうっすらラインが見える程度の陽性。結局、完全にラインが消えたのは12日目だった。ちなみに、昨年10月、コロナに感染した母と姉(ワクチン未接種)の場合はというと、母は10日目、姉は7日目で陰性となった。結局、5回ワクチン接種をした相方が一番長くウイルスを排出していたことになる。
※陰性検査の方法。母と相方は医療用抗原検査キッド、姉は入院中だったのでPCR検査。3人とも5日間、ラゲブリオ服用。
それにしても、昨年に続いて今年もコロナウイルスと格闘することになろうとは。山口の実家のように戸建て住宅だと換気も十分できて、消毒もしやすいが、狭いマンションだとそうはいかない。神経を使いながら作業をしなくてはならないので時間もかかる。いや、ほんと、もうこれで最後にしてほしい。
ところで、今日、新型コロナの公費負担が4月から全面撤廃になるとの報道が入ってきた。今月、相方に処方されたラゲブリオは9000円。それが9万円になる?だとすると、到底、庶民が買える代物ではなくなる。片や防衛費は43兆円。どこへ向かっているのかこの国は、、
《関連記事》
・新型コロナ公費支援 3月末で終了 4月からは通常の医療体制へ(NHKニュース 2024.2.22)
・新型コロナの公費負担、4月から全面撤廃へ…治療薬に自己負担・入院支援も打ち切り(読売新聞 2024.2.20)
《参考資料》
・厚労省HP。新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行後の対応について