先週19日、田主丸でぶどう狩りをした後、県道151号線を通って久留米市へ。途中、7月の九州北部記録的大雨で大規模な土石流が発生した竹野地区を通ることになる。通れるのだろうか。しばらく走ると、警備員の方が立っておられたが、通行は可能だった。一礼しながら通り過ぎると、道路脇の空き地にボランティアの方のための休憩所があった。暑い中、数人の方が作業にあたられていた。
車から降りて、山手側を見ると、被災当時のままの状態の住宅が複数あった。道路沿いには、がれきの山になったままのところもあった。報道されていたとおり、復旧作業は進んでいないようだった。ここは耳納連山の麓で、筑後桜めぐりの帰り道。長閑な風景とこじんまりとした街並みにいつも癒されている。そこが一変していた。
今朝、NPO法人日本九援隊の呼びかけに応じて、太宰府市の筑紫台高校生徒と教師の方々がボランティアに参加している報道を目にした。田主丸町の柿農園で、農園に流れ込んだ土砂を木を傷つけないよう、手作業で撤去している様子が映っていた。若い人たちの力が被災者の方々の支えになっていた。こちらは復旧が進むよう願う事しかできないが、秋に柿狩りで応援できれば、、と思っている。
※NPO法人九援隊、田主丸町竹野地区災害ボランティア参加者大募集中
撮影日:2023.8.19
151号線沿い
竹野駐在所「危険」 背後に全壊した住宅が複数
ここを土石流が流れ下っていた(赤丸が駐在所)※NHK緊急報告 令和5年7月記録的大雨の画像を使用
久留米方面へ
亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。
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