先週、上空に強い寒気が入った影響で、阿蘇高岳では平年より9日早く10日に、由布岳では平年より17日早く12日に初冠雪が観測された。くじゅうでは発表はなかったが、10日、気象庁の火山カメラで確認できた。こうなると雪と紅葉のコラボを見たくなるのは必然。しかし、明日から2週間、母と姉の介護のため無理はできず断念。というわけで、身近な脊振山へ。
五ケ山ダム下。水没を免れた場所では、カエデやイチョウの木が鮮やかな色に染まっていた。今が見頃だが、訪れる人はほとんどいない。かつては旧385号線沿いに茶屋があり、紅葉を楽しむ人で賑わっていた。今では新たな385号線ができ、人の流れが変わってしまった。
五ケ山ダム上。水没した小川内地区を通り過ぎて、暫く走ると、突如、太陽光パネルが目に飛び込んできた。かつて田んぼだったところ。担い手がいなくなってしまったのだろう。その向かい側には脊振キャンプ場がある。2015年に閉鎖されてロッジもなくなってしまったが、風景はかつてのまま。紅葉は見事だった。すぐそばに那珂川が流れていたが、こちらも昔のまま。感無量。
脊振山頂下。紅葉は終焉を迎えていた。今年はどの山も紅葉時期が短かったようで、いきなり冬山に様変わり。これからラニーニャ現象も予想されている。11月後半から寒気が流れ込みやすくなり、12月上旬には全国的に冬本番の寒さになるとか。雪山に登れたらいいな。
撮影日:2021.11.13
那珂川沿いの紅葉 (五ケ山ダム下)
黄葉と緑葉
後ろ姿も美しい
背後に五ケ山ダムと385号線 この先、川は姿を消す
突如、現る
脊振キャンプ場跡
銀杏のじゅうたん
水の流れる音にそそられて
降りてみる
那珂川上流は昔のまま
落ち葉に埋もれた看板(ここは福岡市、脊振山麓は佐賀県と福岡市が入り混じっている)
憩いの場に
脊振山頂へ
脊振山頂1055m
山頂から五ケ山ダムを見る
航空自衛隊脊振山分屯基地周辺 冬模様へ
標高900mあたり 紅葉残る
落ち葉と笹の葉と
《おまけ》
筑紫耶馬渓の紅葉(南畑ダム下)
しばらく楽しめそう
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