今年2月17日から、新型コロナウイルスのワクチン接種がはじまった。まず、医療従事者と高齢者が先行、その後、基礎疾患のある高齢者へ移行(それで死者が急増したのか?)、 5 月以降、全国の市町村で高齢者の接種が進んでいる。さらに、6月21日からは企業や大学などで職域接種がはじまる。連日、テレビではワクチン接種の様子が映し出され、国民に接種を促しているが、その安全性については、あまり報じられることはない。そもそも、ワクチンは本当に安全なのか?
実は、先月末、姉の術後の報告を甥っ子にしたところ、甥っ子から、嫁さん(看護師)のお母さん(看護師)の知り合いがワクチン接種後に亡くなったとのことで、接種の際は十分気を付けてほしいとのメールが入った。1年足らずで、安全なワクチンができるものだろうかと怪訝に思っていただけに、ますます不安になった。
厚労省によると、2月17日から5月30日までに、医療機関などから報告されたワクチン接種後の死亡事例は139件、5月31日から6月4日までの5日間で57件と、これまでに196人もの方が亡くなっている。そのうち139人(57人は評価中)については、因果関係は不明となっている。亡くなった方の年代を見てみると、80代が最も多く68人、次いで90代55人、70代33人、60代16人。若い世代では20代3人、30代2人となっている。死因は、くも膜下出血が目立つ。あと、姉が先月、命を落としそうになった敗血症(のちに敗血症性ショック)も見られた。何れも血液に関係したもので、このあと紹介する岡田名誉教授の話と相まる。国は因果関係を認めていないが、ワクチン接種をしていなければ、失われずにすんだ命もあったはず。国は安全性について、もっと国民に周知する必要があるのではないか。
先日、久しぶりに福岡へ戻り、ネット上でワクチンの安全性に疑問を呈した方の動画を目にした。新潟大学医学部名誉教授・岡田正彦氏の「コロナワクチンの仕組みと問題点について」である。簡潔(15分程度)にわかりやすく解説されているので、接種するか否かの判断材料の一つになり得るのではないだろうか。何はともあれ、今、介護に看護と激務な状態(体重激減)なので、ワクチンを打って重大な副反応が出てしまうと、高齢の母のみならず、病床に伏している姉まで取り残されてしまうので、しばらく様子を見てからにしたい。
ちなみに、こちらは筑波大の原田隆之教授(臨床心理学)によるワクチン接種の意向調査結果。50代より若い世代は「様子を見て判断」が多い。(6月13日付、西日本新聞より)
・切り札と言われても…ワクチン接種を迷うワケ 識者「正確な情報を」(西日本新聞 2021.6.13)
《これは真実⁈ 2021.6.21更新》
すごい記事を目にした。これはさすがに信じ難いが、もし真実ならば人類滅亡、、
・コロナ用ワクチンは安全か?世界で広がる疑念や疑問の声(データ・マックス NETIB-NEWS 2021.6.18)
《「打つべき人」と「打たないほうがいい人」 2021.6.22更新》
こちらは真面な記事。ワクチン接種について、年齢や職業から優先順位を決めるのではなく、個々の持病や副反応を考慮して、接種を判断する必要性を唱える医師の話を紹介している。
・ワクチン接種直後196人死亡、「打つべき人」と「打たないほうがいい人」(NEWSポストセブン 2021.6.20)
以下、参考まで掲載しておきます。
新潟大学医学部名誉教授 岡田正彦氏
コロナワクチンの仕組みとその問題点について~新型コロナワクチンは危険
ファイザー社とモデルナ社のワクチン
まず、ファイザー社とモデルナ社のワクチンがどのようになっているのか見ていきたいと思います。
新型コロナウイルスには、表面にトゲトゲの構造( 以下、スパイクタンパク質)が存在します。ウイルスは、このスパイクタンパク質をヒトの細胞に接着させて侵入してくることがわかっています。そのため、世界中の研究者たちは、このスパイクタンパク質を分析すれば、新型コロナウイルスを攻略できるのではないかと考えたわけです。
スパイクタンパク質をコードする遺伝子を人工的に試験管の中で作り(脂質の膜で包む)、それを人工の膜で包んで注射しようという発想となったわけです。この膜は脂質粒子といい、ヒトの細胞の表面の膜と非常によく似たものです。その膜の表面は、界面活性剤でコーティングがなされています。
これを注射するわけですが、筋肉に注射します。これは、かつてアメリカの研究者が、さまざまな方法で注射を試みて、どの方法が遺伝子を一番細胞まで届けることができるかを比較検討し、「筋肉注射が一番優れているから」という結論に至ったことによります。注射の直後に腕が腫れたり、かゆくなったりすることを「副反応」と呼んでいますが、これは本来の免疫反応であって、副反応と呼ぶのは間違いです。本来の副作用は、以下のようなものです。
たとえば、脂質粒子の表面にコーティングしてあります物質はPEG(ポリエチレングリコール)というものですが、この化学物質が重大なアレルギー反応を起こすことがわかってきたわけです。ノルウェーでは、それがPEGのせいだったかどうかはわかりませんが、高齢者施設でこのワクチンを接種した後、33名の方が亡くなったと報じられています。アメリカでは、36名の方に出血が止まらなくなる血小板減少症という副作用が起きて、そのうち医師1名が亡くなっています。また、これとは別に、66名がアナフィラキシーショックとなり、32名が救急搬送されたという情報がアメリカの学術雑誌で報告されています。
注射した後、この脂質微粒子は、血流に乗って血管の中を流れていきますが、その微粒子が最初に接触する細胞は、血管の内側を這っている「内皮細胞」と呼ばれるものとなります。以下の図は一個の内皮細胞だと思って下さい。
血液中を流れてきた脂質微粒子は、ヒトの細胞の表面に接着して一体化し、中味だけが細胞内に入ります。これは、本来目的とする人工のコロナのスパイクタンパク質をコードする遺伝子です。この遺伝子は、具体的にはメッセンジャーRNAと呼ばれるものです。これが細胞の中でタンパク再生工場に到着し、情報が解読され、タンパク質が合成されます。この場合は、コロナウイルスのスパイクタンパク質(トゲトゲの構造)が合成されるわけです。
これ(スパイクタンパク質)は「異物」であるので、自然の反応に従って、細胞の外に出てきます。そこで、血流を流れている免疫細胞がこのスパイクタンパク質を見つけて、「大変だ、異物があるぞ」と、これを異物と見なし、免疫反応を起こします。その結果できるのが「抗体」です。
ファイザー社とモデルナ社のコロナワクチンは、このメッセンジャーRNA(mRNA)が主役となっているというわけです。本来、このメッセンジャーRNAは、一回タンパク質を作ると役目が終わりになりますので、数分から、せいぜい10時間程度で(ヒト細胞内の酵素によって)分解されることが知られています。しかし、ファイザー社とモデルナ社のコロナワクチンのRNAは「分解されない」ように改変されています。
一方で、抗体は約2ヶ月で半減し、3ヶ月でほぼなくなってしまうことがわかってきています。そのため、もし人工遺伝子が短時間で分解されてしまうのなら、3ヶ月ごとにワクチン接種が必要になってしまいます。しかし、さらに、一方、もしこの人工遺伝子が半永久的に残るのだとしたら、それは大変なことですね。つまり、先ほどの「免疫細胞による免疫反応」がいつまでも起るわけです。
このような病態はすでにあり、自己免疫病などと呼ばれています。関節リウマチのような病気がそれにあたります。「自己免疫性コロナ病」というような病名は存在しませんが、もしかすると、そんなようなことが起こってしまうかもしれません。
アストラゼネカ社のワクチン
次は、アストラゼネカ社のワクチンです。
スパイクタンパク質をコードする遺伝子を人工的に試験管の中で作るまでは、ファイザー社やモデルナ社のワクチンと同じですが、アストラゼネカのワクチンの場合、試験管内で合成されるのはメッセンジャーRNA ではなく、「DNA」です。このDNAを脂質微粒子ではなく、なんと「ウイルス」に包みこんで注射をします。
使われるウイルスは、もちろんコロナウイルスではなく、比較的安全とされるAAVといわれる特殊なウイルスの一種だと思われます。このウイルスは、分裂する能力がありませんので、体の中に入っても感染症を起こすことはありません。これを筋肉注射します。ただ、アストラゼネカのワクチンの場合、内容がほとんど公開されていないため、どのような添加物が入っているのがわからないという問題があります。
運び屋(ベクター)のウイルスと人工コロナDNAを安定化させるための物質がさまざまに含まれていると思いますが、どのような添加物が入っているのはわかりません。運び屋ウイルス(AAV)は、注射によって血流に入りますが、ウイルスというものは、人間の細胞に侵入することが仕事であるため、この運び屋ウイルスも容易に細胞内に侵入します。これが血流に乗って細胞に接触するところまでは、先程(ファイザーとモデルナのワクチン)と同じです。
そして、細胞の核の中に入り、人間の、つまりワクチンを接種した人の細胞にある酵素を使って、DNAの一部を切り取って、そこにコロナの遺伝子を組み込んでしまうということをやってしまいます。しかも、運び屋ウイルスの中には、このタンパク質(コロナのスパイクタンパク)を合成しろ、という信号も含まれておりますので、やがて、メッセンジャーRNAが作られ、これにより、先程(ファイザーのワクチン)と同じように、コロナウイルスのスパイクタンパク質が合成されます。
ただし、ファイザー社などのメッセンジャーRNAと異なるところは、DNAですから、接種した人の細胞の遺伝子の中に組み込まれて、それはずっと残ります。ですので、絶えずこのタンパクが作り続けられることになります。したがって、過剰な抗体生産により、その免疫反応も、おそらくさらに強いものではないかと想像されます。
さて、ここで、細胞の中での遺伝子の組み換えについて、もう一度考えてみたいと思います。
運び屋ウイルスは、過去、さまざまな遺伝子治療などの実験に使われてきたもので、正体はよくわかっているのですが、ただひとつ欠点があって、それは「どこにDNAを組み込むのか、制御ができない」ということなのです。運び屋ウイルスの行動は、制御できないために、どこにコロナのDNAが組み込まれるか予測不能なのです。
アメリカの研究者が、同じ方法を使って、犬で遺伝子治療の実験を行った報告書があります。人間の遺伝子には、「ガンを促進させる遺伝子」あるいは「ガンを抑制する遺伝子」などがあるわけですが、そのすぐそばに組み込まれたことを発見したと報告されています。実験を繰り返していれば、がん促進遺伝子の中に組み込まれていたおそれもある。
したがって、この研究者は、「実験に使った動物を、これから10年くらい観察しなければ、安全性は確認できない」と論文の中で述べています。つまり、いったん組み込まれたコロナのDNAは、接種した人の体内にずっと残ることになります。発ガンの潜伏期を考えると、(接種後)10年間くらいは経過を観察する必要があり、それくらい心配な期間が続くことになります。
もう一つ、とても重大な話があります。
ブラジル、南アフリカ、英国で(致死率の高い)変異ウイルスが相次いで発生したことが報じられています。この三つの国というのは、アストラゼネカ社が昨年、治験を行った国なのです。これはあくまで私個人の考えですが、ワクチンが強すぎて、それに対抗するために、ウイルスが過剰に変異してしまったのではないかと。ウイルスも生きのびる必要がありますので、抗体がたくさん出てきますと、それに負けないように自らの遺伝子を組み換えてしまう。
以上、2種類のワクチンについてご説明させていただきました。医師を対象にワクチン接種が始まっています。一日経っても副作用が出なかったので「このワクチンは安全だ」などと間違ったメッセージを出さないように医師の皆さんにお願いいたします。そのような台詞は10年後にどうぞ仰って下さい。
最近はテレビなどで「政府の説明だけが正しいので、巷の噂に惑わされないように」という呼びかけがなされるようになりました。異論を許さない雰囲気があり、これはまるで太平洋戦争当時の大本営発表のようです。テレビや週刊誌が、政府に忖度し、真実を伝えなくなってしまったのも、由々しき事態です。ジャーナリズムの矜持は失われてしまったのでしょうか。
専門家と称する人たちが、「ワクチンしか方法はない」などと無責任なコメントを述べているのも大きな問題です。感染性に対峙する決定的な手段は、全市民の行動制限に尽きることは、すでに実証済みです。
また、ウイルスのスパイクタンパク質の構造と働きが100%判明したことから、これをブロックする薬が世界中の製薬企業で開発されていて、あと一歩というところまで来ています。新しい薬やワクチンにはリスクが伴うものですが、(ワクチンと違って)薬は感染した人に用いるものですので、多少のリスクはやむを得ません。
しかし、感染リスクがほとんどない健康な一般市民に、安全性がまったく保証されていないワクチン接種を強要するのは、もう犯罪でしかありません。
皆様の賢明な判断に期待しています。
【動画】新潟大学医学部名誉教授・岡田正彦氏の「コロナワクチンの仕組みと問題点について」(2021.2.19)
岡田正彦新潟大学名誉教授(医学博士)公式ホームページ
《参考資料》
・厚労省。新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要(2021.6.9資料)※2週間に1度公開
・厚労省。新型コロナワクチンについて ※随時更新