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【福岡市長選】高島市長4選出馬、田中氏と対決

2022-10-22 10:30:20 | 福岡市政

9月議会の最終日(11日)、本会議終了後、高島市長が市長選への立候補を表明した。「時計の針を12年前に戻すわけにはいかない」と。初めての市長選(2010年)で戦ったのが旧民主系の吉田宏氏、そして、今回の対抗馬が立憲出身の田中慎介氏(元福岡市議)ということで当てこすったつもりだろうが、こちらとしては12年前に戻したいくらい、福岡市は変わってしまった。

4選出馬の理由について、高島市長は「これまでの市の課題に一区切りはついたが、次の世代が収穫できるような大きなビジョン、種をまく必要がある」と述べている。えっ、これから種をまくの?と首を傾げたくなる。高島市政12年間、安倍元首相なして語ることはできない。首相官邸へ頻繁に出向き、安倍元首相と蜜月関係を築き(本人は親しくなったのは2期目からだというが)、安倍政権が進める国家戦略特区を先導してきた。大規模な再開発により、まちは一変した。事業を一方的に進めたことで、まちを追われた市民も少なくない。種をまくというが、足元を見みずにまくことはできないだろう。それとも、見ないで種をまくつもりだろうか。そもそも、次の世代が収穫できるようにというのなら、まずは、九州最下位(過去最低を更新中)の出生率をどうにかしないといけないだろう。

高島市長自ら実績と誇る国家戦略特区「天神ビッグバン」だが、コロナ禍で企業業績が落ちこんだ上、リモートワークの普及でオフィス需要が減り、空室率は5%を超える状況となっている。そこで、高島市長が思いついたのが、交付金(市民の税金)で空いた部屋を埋めるという策。売れない土地を売るために、多額の交付金をばら撒き続けた人工島と同じ。税金を自分のものと思っているからどうしようもない。10月からは交付金が倍増され、大規模な研究開発用のオフィスなどを対象に、交付金の上限額を年間2500万円から5000万円へ引き上げる。もはや、高島市政が続く限り、市民が豊かになることはない。

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先日、田中氏が近くで街宣をされるというので聞きに行った。はっきりした口調で、福岡市が抱える問題をわかりやすく説明されていた。市議会議員として15年間、福岡市政を見てこられたからこそ、具体的に話せる。役人が作った文章を棒読みする高島市長とは違う。田中氏によれば、9月議会で高島市長と討論した際、このままではいけないと危機感を持ち、立候補したとのことだった。その決意に感謝したい。

田中氏の話。今の市政に欠けているもの、それは市民一人一人に目を向けていないこと。まちの見栄えを気にする市政から、このまちに暮らす人に目を向けた市政へ変えていく。福岡は元気というが、元気なのは一握の大企業。高島市政になって内部留保は4割アップしている。一方で個人所得は1割も減っている。サプライズを優先するトップダウン型の高島市政から、市民一人一人と話し合うボトムアップ型の市政へ転換する。連日、田中氏はこう訴え、市内各所で街宣をされている。「福岡市から政治を変える会」が配信している動画を見ると、当初は少なかったが、徐々に人が集まっている。田中氏の訴えが届きはじめているのではないだろうか。頑張ってほしい。

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市長選まであと1ヵ月。近い将来、宮崎へ移住するため、私にとってはこれが最後の福岡市長選となる。当ブログでは、高島市政になってから、様々な問題を取り上げてきた。博多駅前陥没事故福岡空港問題ロープウエイ問題人工島問題など。すべてに共通しているのは、高島市長の「自分主義」。自分が最高だと思い込んでいるところに問題がある。おそらく、アナウンサーに何ができるのかと言われたことが根底にあるのだろう。本人も悔しさをバネにやってきたと産経のインタビューで答えている。その気持ちもわからなくはない。しかし、我を張ることではないだろう。トップになる人間に必要なのは許容力。人の意見を聞く力がなくては政(まつりごと)はできないだろう。出馬表明の際、反省の弁があるならまだしも、それもない。それどころか、自画自賛のオンパレード。12年経っても変わらない。

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21日の西日本新聞によれば、高島市長の公約発表は今月末という。田中氏は17日、既に公約発表をしている。また、自民党市議団は20日、高島市長と政策協定を締結している。中身は公にされていないが、行財政改革や防災など5項目で構成されているという。準備は整ってきたようなので、ぜひ、公開討論会で政策論争をしてほしい。前回の市長選では、(私を含む)市民有志が公開討論会を主催した。対戦相手の神谷氏は出席されたが、高島市長は当日まで出席か否かの返事すらしなかった。そのため公開討論会を実施することができなかった。会場に来られた市民から「なんて酷い」との声が上がっていた。今のところ公開討論会の情報は入っていないが、今度こそ、正々堂々、市民の前で田中氏と政策論争をしてほしい。逃げたりなんかしないで。

 

 

必死に街頭演説する田中氏と産業会のイベントで「天神ビッグバン」を宣伝する高島市長(写真:21日西日本新聞より)

 

 

 10月21日西日本新聞全文(ネットは有料記事なので)

 

 

 

こちらは10月12日の西日本新聞トップ記事

唯一、市民目線で書かれた記事 ※西日本新聞に限らず、市政記者の書く記事は高島市長寄りな記事が多いので

 

 

 

《関連記事》

「天神ビッグバン」「ウォーターフロント地区」街づくりの課題は~福岡市長選まで1か月(RKBニュース 2022.10.20)

田中氏「都心部偏重見直し生活重視」高島氏と対決姿勢鮮明に(西日本新聞 2022.10.18)

「次世代のために種まく」高島氏が4選出馬を表明 福岡市長選(西日本新聞 2022.10.11)

オフィス賃料など助成額倍増へ コロナ禍の企業誘致 福岡市(NHK福岡ニュース 2022.9.1) 

福岡市のオフィスビル空室率 5%超 上昇続く(NHK福岡ニュース 2022.6.17)

 


【福岡市長選】市民・野党共闘、高島市長に挑む

2022-10-09 21:14:15 | 福岡市政

福岡市から政治をかえる会」は8日、総会を開き、片山純子さんの市長選候補者としての内定を取り下げ、無所属で立候補を表明している元福岡市議の田中慎介氏の支援を決めた。田中氏は、すでに推薦を決めた立民に加え、社民や共産党などの野党統一候補になる見通し。一方の高島市長は、11日に出馬表明をすると見られている。(高島市長が出馬すれば)福岡市長選での野党共闘は初めてとなる。しかも、市民と野党が高島市長に挑むという、まさに歴史的な戦いとなる。

鍵となるのは無党派層で、いかにここへ取り込めるか。そのためには投票率が上がらないと話にならない。そこで、高島市長が初当選した2010年から前回2018年までの過去3回の投票率を見てみると、2010年は43.67%と40%を超えていたが、2014年は38.73%と40%を切り、2018年は31.42%と過去最低を記録している。当時、マスコミ各社は揃って、高島市長が28万5435票の史上最多得票と騒ぎ立てていたが、これは全有権者のわずか23%にすぎず、市民から信任されたと言えるものではない。にもかかわらず、今ふたたび、この数字を持ち出し、高島市長を王者のように扱う。それより、絶望的に低い投票率を上げるためにも、12年間の高島市政を検証し、報道すべきだろう。

「福岡市から政治をかえる会」の片山純子さんは、8日の記者会見で「大人の判断をした。本当は戦いたかった」と本音を吐露。その上で、共闘が大事と訴え、出馬断念に至った経緯を説明されていた。片山さんの手腕と行動力に期待を寄せていただけに、出馬断念は残念だが、こうなった以上は田中氏を応援してゆきたい。大企業や身内の声しか耳をかさないような、偏った高島市政を終わらせるために。

 

 

10月8日「福岡市から政治をかえる会」記者会見 より

片山さん「一致団結、共闘で戦っていく」「市民目線の政治をめざす」

 

 

 

10月9日付西日本新聞朝刊より

高島氏は自民党籍はないから共闘効果は不透明? 

 

 

 

どっぷり自民党だけど、、(2018年市長選後 写真は高島市長公式ブログより)

 

 

 

《関連記事》

福岡市長選 野党系候補一本化の方針決まる 投開票は11月20日 福岡市(テレビ西日本 2022.10.8)

【独自】福岡市高島市長 今月11日にも出馬表明か(テレQ 2022.10.7) 

 

《参考資料》

福岡市HP。各種選挙の有権者数・投票者数・投票率一覧

 

 


福岡市から政治をかえる会

2022-10-02 21:32:00 | 福岡市政

福岡市長選の告示までおよそ1ヵ月、高島市長は9月議会の最終日10月11日に進退を明らかにするらしい。これまでの本人の発言からして、おそらく国政進出はないだろう。今頃、4期目をめざして闘志を燃やしているところかもしれない。一方、野党側は、福岡市議会野党最大会派「福岡市民クラブ」の代表田中慎介氏が、9月20日、議員辞職し、正式に出馬表明をしている。また、市民団体や共産党などの野党でつくる「福岡市から政治をかえる会」は26日、独自候補として市民連合ふくおか事務局長の片山純子氏を内定し、政策を発表している。

そこで、26日の「福岡市から政治をかえる会」の記者会見を確認した。内定候補者の片山純子さんは市民活動を通じて存じていた。実際にお会いしたことはないが、聡明で柔軟性のある方のようにお見受けした。東大文学部を卒業されており、日本史の講師として長年貢献されている。ご自身は立候補するようなキャラクターではないと仰っているが、この方なら高島氏と戦えると感じた。福岡市初の女性首長誕生を期待したいが、野党候補一本化の動きがあるので、どうなるかわからない。

同会のツイッターによれば、1日の総会に田中氏が参加され、政策などの協議が行われたようで、来週の総会で(片山さんを擁立するか、田中氏を支援するか)結論を出すという。個人的には片山さんに出馬してほしいが、立憲福岡県連が田中氏の推薦を決めているので、おそらく、田中氏一本化で進むことになるのだろう。すでにそうした報道も出ている。さて、高島市長はいかに。

 

 

福岡市長選は11月20日です。

 

大企業から市民目線の政策へ! 

詳しくはこちらの記者会見をご覧ください。

 

 

《参考》「福岡市から政治をかえる会」のメインスローガンと政策(福岡市から政治をかえる会・公式ツイッターより)

企業優先から市民第一の政治へ~暮らし充実の福岡市をめざす。多様な市民の命と暮らしに寄り添う政治をめざす。市民の、市民による、市民のための政治をめざす。政策の柱は8項目。 ①大企業中心の大型開発を市民中心で見直す。 ②市民の生活を底上げし、市民が元気な街にしていく。 ③ジェンダー平等を推進する施策を行う。 ④社会で出産・育児を支え、子どもの権利を大切にする社会をつくる。⑤気候危機対策を積極的に進める。 ⑥コロナ・感染症対策を充実させる。 ⑦都市外交により、東アジアに非核平和地域をつくる。 ⑧日本国憲法の精神を生かし、課題ごとに、市民による施策の提言・意見交換の場、施策検証の場を設け、市政に反映させる。

 

(写真:亀山ののこさんfacebookより)

 

 

《関連記事》

福岡市長選で野党系2候補が一本化で調整 「多くの力結集」(毎日新聞 2022.10.2)

野党候補、田中氏の一本化へ「かえる会」が最終調整 福岡市長選(朝日新聞 2022.10.2)

福岡市長選 片山純子氏内定 市民団体候補者 /福岡(毎日新聞 2022.9.27)

福岡市長選に立憲・田中市議が立候補 「一人ひとりの暮らしに視点」(朝日新聞 2022.9.20)

 


高島市長「民主主義を擁護し、安倍元首相を追悼」(7月13日更新)

2022-07-13 18:30:40 | 福岡市政

8日正午前、山口で母と(アメリカ独立記念日のパレード中に銃乱射事件があったばかりだったので)日本は銃がないからいいねと言いながら食事をしていた。食事が終わり、テレビをつけると速報で「安倍元首相が銃で撃たれる」と伝えていた。一瞬、目を疑った。まさか、こんなことが日本で起きるなんてと、口を揃えた。(母は何度も可哀そうといい、涙を流していた)

安倍元首相の死後、日本国内のみならず世界中に献花台が設けられ、多くの人々が安倍氏の死を悼んでいる。そうした中、安倍氏と緊密な関係を保ってきた福岡市でも動きがあった。11日午後、高島市長は記者会見を開き、冒頭「民主主義を揺るがす、暴力行為に抗議する。民主主義を擁護する決意をみなさまと共有し、安倍元総理を追悼する」と述べ、市役所1Fに献花台を設置するとした。程なくして、市広報戦略室がツイッターで高島市長の発言を引用し、献花台設置についてのお知らせをしていた。そのツイートが炎上している。

見ると、献花台が市民のための公共の場に設置されていることへの批判が数多くあった。元総理で現在は自民党国会議員、特定政党のために公共の場(税金)を使うのはおかしい。自民党の事務所でやればよいなど。特に、献花台前の案内板に書かれた「民主主義を擁護」への疑問や批判が多い。安倍元首相銃撃事件は殺人事件で、犯人も政治信条によるものではなく、怨恨であると供述をしている。民主主義の話ではない。民主主義を擁護することと安倍氏を悼むことは相矛盾する。いちばん民主主義を壊し続けてきた安倍氏に民主主義を擁護というのはおかしいなど多数。中には、福岡市に抗議の電話をするというものもあった。

報道によれば、犯人は1年前から殺害を計画し、機会を窺っていたという。それがあの時、あの場所だった。あのような形で亡くなったことは痛ましいし、その死を悼みたい。しかし、民主主義を擁護する決意を市民に強いることではないだろう。多くの人が違和感を感じるのも無理はない。高島市長と安倍元首相の蜜月関係のもと、福岡市はアベノミクスの影響を最も受けた。恩恵を受けた大企業がある一方で、(国家戦略特区で)突然、生活を奪われた市民も少なくない。それゆえ、市民の意見も様々ある。

懇意にしていた安倍元首相の突然の死は高島市長に衝撃を与えたのだろう。それで強い意思表示になったのかもしれない。しかし、ここは公私混同せず、冷静に市民へ追悼の意を伝えるべきだったと思う。

 

 

福岡市役所1Fに設置された献花台と記帳所 (写真:福岡市広報戦略室ツイッターより)

献花台と記帳所それぞれに「民主主義を擁護し 安倍晋三元首相を悼む」

 

 

 

11日高島市長記者会見 (写真:テレビ西日本より)

事件後、”民主主義”という言葉が安易に使われているような気がしてならない

 

 

 

《福岡県と北九州市に記帳所設置 2022.7.13更新》

12日、福岡県庁と北九州市にも記帳所が設けられた。服部知事は「暴力を決して許さないという強い思いを共有するために記帳所を設けた。暴力からは何も生まれず、暴力やテロ行為を決して許してはならない」と述べている。民主主義には触れていない。ちなみに、福岡県と北九州市、どちらの記帳所も福岡市のような文言はない。

 

福岡県庁1Fに設置された記帳書 (写真:福岡県庁ツイッターより)

文言は書かれていない

 

 

 

《関連記事》

安倍元首相に哀悼の意 福岡市役所1階に記帳台と献花台 7月15日まで(テレビ西日本 2022.7.11)

安倍元首相の突然の死悼む 県庁などに記帳所(NHK福岡ニュース 2022.7.12)

 

《関連資料》

福岡市HP。「民主主義を擁護し、安倍晋三元首相を悼む記帳所及び献花台の設置について」(7.11) 

 


高島市長、4選目指して出馬か~下水道料免除は選挙戦略⁈

2022-06-15 09:30:15 | 福岡市政

早いもので、高島市長の任期が半年を切った。(12月6日任期満了)地元報道によれば、高島市長は態度を明らかにしていないようだが、市議の間では「4選を目指して出馬する」との見方が大勢だという。

高島市長は、前回(2018年)の市長選では自民党からは支持を得ていたが、市議会最大会派の自民党市議団とは福岡空港出資問題以降、(ロープウエイ構想をめぐり)関係はぎくしゃくしていた。あれから4年、現在はというと、元の鞘に収まっていた。今月7日夜、福岡市内の中華料理店で高島市長は自民市議団全員(19人)と意見交換会と称した食事会を開催している。自民党市議団冨永会長は、まるで恋人に会うかのように「待ちに待った」と歓迎している。そもそも首長と議員は一定の緊張感を保つべきもの。それを高島市長の根回しに乗じるとは呆れる。関係修復の背景には、コロナ対策で高島市長が協力を求めるケースが増えた事情があったようだが、首長は議員に寄り添うのではなく、市民に寄り添うものだろう。

ここ数年、介護と看護に追われ、自分の時間が殆ど取れず、高島市政を検証できていないが、市政運営は相変わらずのようだ。荒木市議(緑と市民ネットワクークの会)の議会報告によれば、コロナ発生の2020年度には425億円もの不用額(予算に計上されても実際使われなかった予算)が生じている。これは大問題である。なぜならこの不用額はコロナ感染症対策地域創成臨時交付金だからである。余ればほかの予算(目的)に使われることになる。同年度には、人工島に150億円超、天神ビッグバンや博多コネクティッド、ウォータ―フロント開発に19億円もの予算がつぎ込まれている。大体、コロナ禍でクルーズ船は皆無。今更、ウォータ―フロント開発もないだろう。そんなことより感染症対策やコロナによる生活困窮者や子供への支援など優先させるべき事業は山ほどある。福岡市は、昨日(14日)開会した6月議会に、市民生活支援や事業者支援策として約38億円(市民1人あたり約2375円)の予算を計上しているが、不用額からすれば微々たるもの。これで喜んでいてはいけない。(騙されてはいけない)

報道によれば、今年11月の市長選に共産党が擁立を検討しているという。そのほか過去に市長選に出馬した人物(もしかして木下氏?)や在京のタレントが意欲を見せているらしいが、動きが鈍いらしい。(いや、あと4年とか勘弁してほしい)

 

先月23日、G7サミット開催地広島の決定を受けて取材に応じる高島市長(写真:高島市長facebookより)

なお、(コロナ禍、外出もままらない中)高島市長は整形手術をされましたのでお顔が違います。

 

 

日本を最速で変える前にまずご自身が変わらないと、、(お顔ではなく)

 

参考までに、3期目のはじまりはこういう状態でした⇒高島市長3期目、暴走スタート

 

 

《下水道使用料2ヵ月無料は市長選挙戦略⁈》

6月議会に市民生活を支援するためとして、下水道の使用料2ヵ月分免除する予算案が提出されているが、この件について、九州大学経済学八木信一教授がポイントをついておられる。八木教授ツイッター「福岡市下水道使用料2ヶ月無料の件は、高島市長の英断でも何でもない。市議会共産党の水道料金減免の予算要求には、市側はゼロ回答している。国の財源を用いて、福岡市長選に近い時期の検針を対象に下水道使用料の部分のみ、せせこましく打ち出しただけのことだ」と。確かに、無料となるのは下水道代だけ。しかも、8月から11月までのうち2ヵ月のみ。ちなみに、市長選は今年11月6日から12月5日までの間に行われる。

 

《関連記事》

福岡市長、任期残り半年 明言避ける高島氏…対抗馬の動きは弱く(西日本新聞 2022.6.12)

福岡市議会開会下水道の使用料2か月分免除など補正予算案提出(NHK福岡ニュース 2022.6.14)

生活支援策など38億6455円を補正予算案に計上 福岡市議会6月定例会開会(西日本新聞 2022.6.15)

 

《参考資料》

福岡市議会HP

荒木龍昇議会報告