yamanba's blog

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日向灘地震2025.1.13

2025-01-30 20:20:12 | 災害

1月13日午後9時19分頃、日向灘を震源とする最大震度5弱(M6.6)の地震が発生した。同午後6時30分頃、山口から宮崎へ戻り、夕食後の片付けをしている最中だった。最初は揺れているなというくらいだったが、次第に揺れが大きくなった。これはやばい。どうしようと狼狽えていたところで揺れがおさまった。震度5弱後も余震は続き、15日午前2時12分頃、震度4の最大余震が発生した。今はだいぶん落ち着いてきたが、時折、小さな地震が発生している。宮崎の自宅は木造2階建てなので、小さな地震でもよく揺れる。特に2階は揺れやすいので、安心して眠れない。地震への恐怖感を覚えたのは初めてのこと。福岡ではマンション住まいだったので、それほどではなかった。

ところで、今回の地震について、日向灘地震を研究されている京大防災研の山下助教が、過去の地震との関連性について分析されている。まず、今回の地震(プレート境界地震)は、陸に近い場所で発生しているが、すぐ南東には昨年8月8日M7.1地震の震源がある。山下助教によれば、その余震域を分析した結果、M7.1地震の際に割れずに残っていたプレートがずれ動いて今回の地震が起きた可能性があるという。

さらに、1996年10月(M6.9)と12月(M6.7)の地震との関連性についても言及されている。今回の地震は、8月8日M7.1の地震の割れ残りの場所であり、なおかつ1996年12月の領域のど真ん中で発生していることから、1996年10月と12月の領域を破壊し尽くした可能性があると指摘されている。つまり、割れ残りと考えられる部分が、今回の地震である程度、力を解消したのではないかと分析されている。ただ、全体が本当に力を解消したかどうか、今の段階では判断するのは難しく、今後いろんな解析結果を精査して、本当に全部解消しきったのかどうかを確認していく必要があるとコメントされている。

とにかく、日向灘の地震活動が活発になっているのは間違いなさそうなので(地震はいつ起きるかわからないので)、まずは急いで家具の固定をした。食器類が多いので食器棚は必須。特に大切にしているワイングラスなどは箱に詰めて安全な場所へ保管した。あとは飲料水や保存食の備蓄、防災グッズの点検(冬用バージョンに変更)など。地理的に津波は心配ないと思われるので、避難経路の確認はこれから。それにしても引越から2ヵ月が経って、ようやく落ち着いたところで大きな地震に遭遇するとは、、いやはや不安なことが多い。

 

 

スマホに入った緊急速報メール

津波注意報はなぜか遅れて入ってきた

これについて、山下助教がコメント。気象庁は頑張って早く情報を出そうとする。最初のマグニチュードはかなり過小評価になってしまい「津波の心配なし」になったが、後から精査したらマグニチュードが大きくなったので、「津波注意報が出た」ということだと思うと。

 

 

今回の地震と2024年8月8日の地震及び1996年の2つの地震の位置関係

今回の地震は、2024年M7.1の割れ残りの部分で、1996年12月の震源域のド真ん中(グレー部分)

 

 

 

以下、気象庁資料より(1月13日23時15分発表)

推計震度分布図を見ると、うちはほぼ震度5弱だった、、

 

 

 

過去の主な地震の地図を見ると、⑴⑷⑸と今回の地震(赤丸)を結ぶと一つの線に、、そこにいる、、

 

 

 

過去1週間の震央分布図とMT図(Hi-netより)

震源地の沖合で地震が多くなっている

 

 

 

地震の回数は少しずつ減ってきているかな

 

 

《関連記事》

専門家“割れ残っていたプレートがずれ動いて起きた可能性”(NHK宮崎ニュース 2025.1.14)

2024年8月の地震との関連性は山下裕亮助教に聞く(日テレニュース2025.1.22)

【詳報】宮崎で震度5弱 津波注意報は解除 “普段から備えを” (NHKニュース 2025.1.14)

日向灘地震2024特集(宮崎日日新聞 )随時更新中

 

 

《参考資料》

気象庁。令和7年1月13日21時19分頃の日向灘の地震について

 


白菜1玉950円‼

2025-01-18 23:46:26 | 日記

物価高騰が止まらない。ガソリンに対する政府の補助金が16日から縮小されたため、ガソリン価格が急上昇。全国で一番高いのは長野県の190円(1月16日時点)らしいが、宮崎県も負けてない。西都市内のJAは1リットル187円(1月18日現在)。前日より5円上昇している。このままいくと来週あたり190円になるかもしれない。これで驚いてはいけない。今月7日、急遽、山口へ向かう際、ガソリンが入っていなかったので仕方なく、東九州道川南PAで入れることにしたのだが、なんと204円。目を疑った。おそらく今は210円くらいになっているのではないだろうか。明日は山口へ移動するので、事前(15日)に安いところで入れておいたが、それでも177円。毎月2~3回、山口と宮崎を往復しているのでガソリン代の高騰は辛い。なるべく高速割引のある土日に移動するようにしているのだが。(どうにかならないものか)

ガソリン価格もさることながら、野菜の高騰も半端ない。ガソリン値上げ前(15日)、JAの白菜1玉が680円(734円税込)だったのを見て驚いた。が、それで終わりではなかった。翌日(16日)見ると、なんと1玉880円(950円税込)になっていた。1日で200円の値上げとか、狂気の沙汰。原因は夏秋期の高温や12月の低温等の影響だと言われているが、ガソリン値上げも影響しているのだろう。このタイミングで補助金を縮小するとは。すでに決定していたこととはいえ、政府は国民の生活をどう考えているのか。(怒)

寒い季節、白菜は欠かせない。白菜や大根など冬野菜は山口のほうが断然安いので、山口で買っておいたが、ストックもなくなったので、今日、綾町にある『綾手づくりほんものセンター』へ買い出しに行った。ここは野菜や果物、お菓子にパン類、お豆腐や肉など質の良いものが安く手に入る。白菜は平常より少し高めだったけど、1玉250円(税込み)は許容範囲。大根も100円~150円と安い。しかも大きい。今夜はうちの山で採れた椎茸と柚子を添えて地鶏鍋にした。

ちなみに、昨年10月、一足先に宮崎入りした相方が、山の麓の畑で白菜や大根を植えて育てているが成長が悪い。本来ならば今頃ぶりぶりした白菜が採れないといけないのだけど、、異常気象はかなり深刻なレベルになっているのではないだろうか。

 

 

な、なんと1玉950円(税込み)😲

 

 前日は734円だった、、

 

 

 

山のめぐみ😊

今年は椎茸も成長が遅かったけど、ようやく大きくなった

 

 

こちらは12月18日撮影したもの、まだ小ぶり

 

 

《関連記事》

政府 ガソリン補助金縮小 1月中にも185円程度まで上昇の見込み(NHKニュース 2025.1.16)

 

《参考資料》

農林水産省。野菜の生育状況及び価格見通し(令和7年1月)について

 

 


2025年の幕開け~宮崎三社参り

2025-01-17 14:14:04 | 日記

2025年の幕開、いろいろとアクシデントが続いている。昨年末、母が利用する施設でコロナクラスターが発生(母は感染しなかったが)、しばらく施設の利用ができず年明けまで自宅介護が続いた。同時に、姉も持病の膀胱尿管逆流症が再発し入院した。再発は2度目となる。そのため膀胱尿管逆流症手術(デフラックス注入)はもう無理だろうと主治医から言われ、膀胱留置カテーテル(バルーン)を挿入ことになった。先週(9日)、無事退院することができたが、入退院の繰り返しで体力の衰えがひどく、要介護5の状態で施設に戻った。

その数日前(6日)、施設に預けていた母がインフルエンザに感染。宮崎へ戻ったばかりのところに、施設から病院へ連れて行ってほしいと連絡があった(ショートスティの場合、原則家族が付き添うことになっている)が、宮崎からだと急いでも夜になるので、受診付添いサービス付き介護タクシーへ依頼したところ、快く引き受けて下さり母をかかりつけ医へ。結果はインフルA型だった。翌朝、急いで山口へ向かい、1週間自宅で隔離。体調が回復したので施設へ預け、13日夕方遅く、宮崎へ戻ることができた。これで休めると思った。

ところが、その日(13日)の夜。食事を終えて片付けていると突然ぐらぐら揺れた。揺れはどんどん大きくなった。やばい、どうしようと狼狽えていたところで治まった。すぐさま2階に駆け上がると緊急速報メールが入っていた。震源は日向灘で震度5弱、うちは震度4だったが、すぐそばで震度5弱。それくらい揺れた。しばらくすると市役所の防災アナウンスが流れてきた。だが、防災メールは届かなかった。休日で危機管理課職員がいなかったのだろうか?福岡市の防災メールは地震直後に入ってきたのだが。西都市、大丈夫だろうか。

というわけで、新年早々、落ち着かない日が続いている。日向灘M6.6後も余震が続いているので、なかなか眠れない。40年以上暮らした、福岡市は比較的災害が少なかったが、宮崎は地震のメッカ。地震の備えは怠れない。取り急ぎ、家具の固定、水や食料等の備蓄は終えた。あとは防災グッズの点検が残っているが、大体、登山グッズでどうにかなるだろう。それにしても、この先一体どんなことが待ち受けているのだろう。2025年もいろいろありそうだ。

 

以下、写真は宮崎三社参りの様子です。

一ツ瀬川と西米良の山々(2025.1.3撮影)

児原稲荷神社下から一ツ瀬川を望む

 

 

児原稲荷神社・宮崎県児湯郡西米良村(2025.1.3撮影)

何十年ぶりかな、、

 

 

 

久しぶりに境内のうどん、素朴で美味しい。稲荷神社だけあってお稲荷さんは特に美味しい

この時、箸が折れたので不吉な予感はしたけれど、、

 

 

速川神社・宮崎県西都市(2025.1.4撮影)

メジャーな神社だけに、4日でもお参りする人が多かった

 

 

 

参道では台風14号(2022年9月)の爪痕も

 

 

 

一ツ瀬川沿い、木の根っこも抉れて

 

 

速開都比売神社・宮崎県西都市(2025.1.4撮影)

青い鳥居がなんとも、、

 

 

 

速開都比売神社へは湯之内吊橋を渡っていく

 

ここは結婚して最初に訪れたところで、右の崩れかけた家屋が義父兄のおうち。はじめてお茶摘みの方法を教えてもらったり。煎れてもらったお茶の美味しかったこと。ここはとにかく水がきれいで自生のワサビも摂れた。神社裏にある大滝、今ではパワースポットになって多くの人が訪れる場所になったけれど、昔はほとんど訪れる人はなかった。

 

 

パワースポットとなった場所(昭和40年頃に祀られたのが滝の右側部分、のちに鳥居がつくられたと相方)

 

 

おまけ

吊橋からみた、うちの山(一ツ瀬川の右側ぜんぶ、相方の仕事場)

 

 

三社参りの後、急遽山口へ向かうことになったので、お正月の掲載が今になりました。今年もこんな感じでなかなかアップできませんが、よろしくお願いいたします。なお、日向灘地震については次項で掲載する予定です。