ふろしき王子のブログ◎
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ふろしきの新しい本へ向けて、
3000枚の写真を80枚ほどに、惜しくも厳選してみました。
37.5枚に1枚の割合です。
でもあと3回の撮影分があり、
全部で1万枚とすると、同じ割合では266枚となるため、
さらに絞る必要があります。

写真はなるべく加工しない方針で、明るさの調整程度。
やむを得ない場合は切り抜き。
加工するなら、イラストと合わせるなど思いきって変える。

次回の撮影は、早朝の銀座、その後浅草、昼下がりから銀座ふたたび。

土くさいながらも、銀座には縁がある。
両親は銀座の職場で出会った。
モデルさんも銀座で働いている。

そういえば、僕の名前の画数は24画で、銀座と一緒だ。

どこかしらの共鳴のあるらん。

ちょうど先ごろも、数ヶ月ぶりに上着に粉のお香をはたいてみたら、直後に
それをプレゼントしてくれた友達から電話がきて驚いた。

波動波動というが、受信するチャンネルがなければ
結ばれない。大切なのは共鳴であり、ほんの少しでも、
通ずる何かがあればそこから扉はひらける。 

実はいまも銀座へ向かっている。
何が起こるか分からないが、
何も起きなそうな処であっても
ゼロから楽しさやコミュニケーションを生み出すのが
絵心であり、
その絵は自分から抽出さるるイメージというよりも、
場からの贈りものであろう。

ふろしき本の撮影も、
この場所で
この風呂敷と結び方、
モデルはこのポーズと表情、
というデザインはしていない。

準備はするが、その通りにはせず、
そこに来てみて浮かんだものを形にしてみる。

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先日、地元日野市にて
風呂敷の新刊のための撮影の2回目をおこないました。

雨と雨の日に挟まれた晴天となり、みなみなさまの応援を
覚えずにはいられません。

ご近所さんのお馬に乗ったり、土手や川原、
竹林のピクニック、自転車、裁縫など、
暮らしのリアルに添った風呂敷風景。
引きつづき、愛らしいモデルさんと天才カメラマンとの
奇跡の?チームです。

当日の撮影のために、朝に一枚風呂敷を縫いました。
大あさの大風呂敷(アナスタシア)の上に、
黄色いリネンの中風呂敷を当てたもの。

無地の風呂敷が多いですが、次回銀座と浅草の撮影では
青赤白のストライプのものも加える予定です。

話を戻し、ランチは川原そばの竹林の脇の草はらに
風呂敷敷物をひろげ、手作りのサンドイッチやクッキーをいただきました。 

撮影のための撮影にならぬよう、いつも通りの
自然体の暮らしのなかにある風呂敷を
見せられる本になればと思っています。

地元だから分かる雰囲氣や場所、さじ加減があります。
前回は
・上野…横山故郷エリア
・日暮里…横山故郷エリア
・三ノ輪…カメラマンが暮らしている町

今回は
・日野…横山が暮らしている里

次回は
・銀座…モデルさんが働いている街
・浅草…横山の故郷で、カメラマンも以前暮らしていた

さような感じにございます。

こんどの撮影ではいかなる出会いがあるのか、
そして、形としてどんな本になるのか、
まだまだ未知な木みちですが、
足元の一歩に心を尽くせば、次のいっぽが
映し出されていく。
その繰り返しが
結晶を生み育てていくでしょう。

今日は留守番で、夕方から銀座へ向かうため
家や近所でできることをします。

既に撮影した膨大な数の写真から選ぶ作業。
2回のロケで6000枚以上あります。

娘っちを幼稚園へ迎えに行った後は
川原の秘密エリアでみなでよもぎを摘みます。
先日も摘んで茹でて、
蒸したもち米とともに当たり鉢で撞いたら、
心身がトリップするほどの生命のよろこびに満たされる
ものとなりました。

この時季のよもぎを茹でて冷凍し、一年中草もちや草だんご、
よもぎクッキーを作れるようにしたいです。



暮らしにおいて、主役はありません。
あらゆる存在が助け合いながら
いのちを回しつづけ、うつくしく豊かに彩っているばかりです。

あたらしい本も、
撮影場所のもつ雰囲氣、
モデルさんの人生とまなざし、
そこに溶け込む風呂敷のかたち、
撮影するカメラマンの経験と技と今のインスパイア、
脈絡不明な僕の視点、
なんでだか応援としか思えない見えない佳き流れ、
てんき、通りすぎる人やいきもの、草花
すべてがその手をさしのべあって、
いちまいの写真が誕生する。

あらゆる要素がこの星の絵の具となって、
この星の絵を描いている。

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