昨日は息子幼稚園の卒園式でした。
近所の公園が会場で、子ども達様々な出し物をしたり、
親たちもクッキーや文集や歌等で参加・協力しました。
卒園児ごとのインタビューで、息子は小学校で楽しみな事を
なんと「さんすう」と答えていた。それまでおくびにも出さなかったのだが、
彼は算数を理解しているのか。
しかし、算数数学はこの世界を形成する物理科学を
織り成し、あらゆる物事に関わるものだから丁寧に向き合って
学び生かしてほしい。
そんな彼は、昨日からお絵描きに水彩絵の具を使いはじめた。
基本的な扱い程度は時折示すけれど、沢山の発見や失敗、
その解決も含めて経験しながら素材や道具の性質を知ってほしいので
したいように任せている。
今は、先日借りたジャングルの図鑑を元に、
樹に魚に花、ハチドリを描いている。
昨日の卒園式で僕が感動したのは、ある園児殿は
毎日のお弁当にお母さんが玉子焼きを入れてくれていたエピソード。
その子がたまご焼きが好きで、母さまが毎日作っていた、
それだけのことなのだが、
あちい夏もしばれる冬も、物悲しき日も弾んだ朝も、
いつも我が子が為に台所で玉子焼きを焼いていたのだなあと、
じんと来てしまった。
僕も近々、玉子焼きの絵を描こう。
本日は寒の戻りというか、冷たい雨がそぼ降っている。
でも、もうカラスノエンドウの開花がはじまり、
春がぐんぐん押し出されてきてる。
入学までに息子の小学校の手提げや体操着袋、
上履き入れを縫わなければ。
それらはことごとく、風呂敷を結んだら10秒で作ることができる。
可愛い生地を使えばかわいい物になる。
しかし、学校からの書類にサイズ入りの設計図まであったので
四の五の言わずに縫おう。
ふろしきは決して特異な文化ではなく、縫って作るか結んで作るかだけの違い。
思えば、女性の髪もかつてはほとんどカットはせず
結ぶだけであった。
今は割合氣軽く切って短くもしてしまうが。
眉毛や鼻毛は機能として一定の長さで止まる。
髪も伸ばしつづけると「必要な」長さで落ち着くかもしれない。
人の髪はふしぎがいっぱい。文字通り神の領域かもしれない。
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