ふろしき王子のブログ◎
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今日は、用事の間に時間があり、
陽の注ぐ中、荷物を負って
原宿界隈を3時間ほど歩いた。

(インドカレー屋に遇えなかったため)
お昼も食べなかったので大変よい鍛練に。

お水はちょこちょこ飲み、お塩も舐めました。

へなちょこの割に、僕は歩くのは得意のようだ。

特段トレーニングをしないので、こういう機会のギフトは
様々な調整に寄与しているだろう。

体をつかう。頭を働かせる。あるいはどちらもせずに眠る。
のように、緩急あったほうが心身は凛ときびきびとするでしょう。

休息するわけでもなく、ただじっと座ったまま、
頭も使わずにお菓子ばかり食べていては、
魂はくさくさしてしまうだろう。

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つゆの、明けたらし。
やや蒸し暑い曇天より水色の空も顔を出す。


私は天空を見る。


天空も私を見る。


先日観た映画に、そんな言葉があった。

人は、つながりの中でこそ輝く。

誰かとだれかとつながると、動と静を交代して循環でき、
それは1+1=2、以上の永遠を生む。

2つあるから間ができて、新たしき何かが導かれる。

人と人、
人と生きもの、
人と物、
それらの距離の次第で、何もかもが変化する。

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昨日、小平市の夢塾で風呂敷の藍染めとむすび方教室がありました。
今日はそのときお世話になったスタッフの方と、横濱で研修。

午前中に、名建築や庭園を眺め観られる三渓園へ。

午後は、満洲民族のシャーマンの記録映画を、
同じく横濱のシネマジャックべティで鑑る予定。

昨日は荷物運んだり絞ったりでくたくたで帰宅し、
例のごとく夕食後のまにまに床に寝落ちました。
しかし今日の横濱行は9時に根岸驛に待ち合わせなので
ジャッと疲れをとって早起きするために
3時くらいに入浴し、ちゃんと蒲団で寝ました。

朝、植物への水やりや昨日の荷物を急いで片付け出発。
傘を忘れました。

横濱も海辺も、土地として好きな処なので
どんな旅となるかな。

満洲といえば、チャイナドレスも元は満洲の民族衣装です。
左右のスリット(切れ込み)は、脚をひらいて
馬に乗りやすくなっている。
満洲は狩猟民族なので、さらに元をたどれば
モンゴルの遊牧民の服へつながるでしょう。
寒風の吹きこまぬよう、襟はぴたっと閉じるかたち。
夏の湿度対策が前提で、何事も風通しをよくする
日本文化とは必要が異なります。

また、北へ行くほど米から麦へ変わるイメージがありますが、
北京や西安は乾燥地で小麦の麺なりマントウ、チャオズでも、
より北の満洲は川や湿地も多くて、稲作が盛ん。

とはいえ、やはり北方で平均的に寒いため、工業に向いた土地ではあります。

僕は古い蚊帳の生地を風呂敷にしたことがありますが、
その蚊帳のタグには『昭和十六年 満洲國製 リンネット』とありました。

一般的な大麻草ではなく、亜麻(リネン)製の蚊帳のようで、
確かに柔らかめの手触りでしたが、
今に至って健在なわけで、製品の質はよかったといえます。

日本は満洲より撤退したわけですが、その間に満洲民族自身の
民族意識や独立心は育たなかったのか、インドネシアのように
残留旧日本軍による助太刀が無かったためか、
故郷の地で、満洲國を自分たちで創っていこうという
大きなロコモーションもなく、ソ連の占領を経たのち
漢民族の中国共産党に吸収される形となりました。

漢民族にとって、満洲族は清の時代の支配者であり
少なからず恨みもあります。

だから、立場が逆転すると迫害や略奪もありますから、
満洲族であることを隠すため、ほとんどの人が漢族風の名前に改めました。
例:愛新覚羅→金

ちなみに金は、清の前身の国でもありますから、
名字を一文字に変えたとて、その一字には様々な
思いが込められているでしょう。

あれから70年を経て、いまだ受け継がれつつも
風前の灯火ともいえる満洲族のシャーマンの伝承を記録した
映画『ロストマンチュリアサマン』
どんな体験や情動が響くかたのしみです。

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夏の2階は暑くなる。
屋根瓦の蓄えた熱と、暖かい空氣は上に昇るからだ。

それなら溜まった熱氣を逃がせばよいが、本当は真上に風の抜ける
窓なり穴があれば、下からするすると昇り龍が如く蒼天へ去る。
京都の町屋の中庭のような役割。

ただ、なかなかそんな穴は上に無いので、なるべく上方の窓をひらきたい。

2階の高い位置の窓を開けて、1階はできれば低い位置の窓をひらく。

出せば引き込む道理。2階の排氣は換氣扇がごとく、扇風機を外さ向けて回す。
窓は扇風機の幅が開いていればよい。

1階の窓からは、低い位置の涼しい風を取り込みたいので
陽の当たっていない北側の窓だとなおよい。
それが無ければよしずを垂らすなどして工夫。
(よしずの裏側に、スプレーや噴霧器をかけて湿らせたり
濡れタオルを干しておくと涼しい空氣を生む)

かくして、家の中に風の道ができれば、2階のサウナ状態が
少しく緩和されるでしょう。

1階の窓を開ける位置は、家の中を歩いて、涼しい場所が目安。
2階は逆にいっちゃん熱いところ。

扇風機の数をふやしたり、屋根に水を流せたらさらに効果的でしょう。

大切なのは循環。流れやすさが鍵で、それは体にもいえる。
ぬるぬるしたものは体内の流れさえよくするでしょう。
オクラ、つるむらさき、そしてモロヘイヤ。

べったりすると滞る。小麦のグルテンやもち米が体に重いのもそれです。

つながりにくいほうがつるつる進むが、
油の摂り過ぎは酸化したりカロリーオーバーになる(秋~冬のほうが必要)。
そば粉は(実が)とがっているので、食べ過ぎると
その人の印象さえもが、かったりとした(硬い)雰囲氣になるともいう。
確かに、頑固で寡黙な通人のイメージはある。

やはり主食としては、あっさりちょうどよいうるち米(コシヒカリよりササニシキ)。
もちもちコシヒカリでも、一緒に大麦を混ぜて炊けばあっさりする。
できれば、加工した押し麦よりも、丸麦を充分浸水させたものを。

小麦と大麦は、性質はまるで異なる。
大麦の粉は、小麦の薄力粉よりもつながらない。
だからべっとりせずに隙間を生む。

この、つながらないことによる隙間が、食物繊維のように
腸内細菌の入り込める扉となったり、水や空氣の通り道となるのか。

パンやうどんは私達の生命や文化を支えてきたものだから、
グルテンフリーの流行に一挙に同調するほどの情感はないけれど、

より抜かりなく膨らませたりつなぐために、とにかくグルテンの多い
品種改良と、外皮を削る精白に努めてきた結果として
元々のものよりも、多面的なバランスが崩れているには違いない。

そこに、正反対のものを加えることでも中庸に近づく。
新しい品種のお米に、古代からの赤米を足すとか、
もっちりコシヒカリに、さっぱり大麦を混ぜるように。

何穀米とか、お米に様々な雑穀等を合わせて炊くものもあるが、
1回に混ぜるのは1種類がよい。

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スマホは持っておらず、詳しい遊び方は知らないけれど
ポケモン関連の新しいゲームが流行らされているという。
実際、今のっているモノレール内でもスマホを見つめる方の約半数!の印象だ。

ポケモンといえば、僕が中学か高校のころか。
子どもは狩猟本能で生き物を捕りたがるものだが、
現在、特に都会はそういう環境に恵まれてはいないから
動物をゲットするゲームは人氣が出て当然と感じた。
謎多き「ロビン」さんがCMに出演されていた。

僕は幼稚園の年長のときに家にファミコンが来て以来、
兄弟や周りの友達共々とTVゲームで遊びつづけて、
ピークは高校時代。
ほぼ皆勤賞で3年間ゲームセンターに通っていた。
大雪の日さえ、長靴でゾッホと山越え、上野のゲームセンターへ喜び勇んでいた。

けれどもこの期間に未練なくやり切ったお蔭か
その後は一切、ゲームセンターもテレビゲームもやらなくなった。

好奇心が残ったままだといつまでも引きずることになるが、
しかるべく経験を全うすることで、我慢も苦労もなく卒業できる。

一方、生きものに関しては、街に育って
ろくに虫捕りもしないできたため、今になって
子どもと一緒に、在りし日の思いを成仏させている最中だ。

僕の夢であり目的、ライフワークは、
身近に豊かな自然環境を共存させて、
未来の子どもたちが、ゲームの中でなく
現実の世界でいきものを探し触れあえるようにしたい。

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斜め折りでバイアスの伸縮があるため、着崩れもしにくい。



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写真は、絞りの藍染めのような朝顔と、
ベランダ菜園の枝豆。

雨や涼しい日が続きましたが、今日はハレてる。
だけどとっても過ごしやすい温/湿度だ。

うさぎの草摘み、家の片付け、布の仕入れ、図書館
息子の魚捕り、等の予定ではあります。





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サワガニとか、カブト虫とか、業者が運ぶときに
杉の葉を同梱することが多い。

掴まるとか、裏に隠れるという機能の他に、重要なのが
杉の葉は抗菌性が高いことだ。

そして水にもつよい。杉は本来、標高の低いところ、
沢のほとり等に生えるもの。

杉は花粉で嫌われるけど、葉も材木も含めて、日本人の営みを
芯から支えてきた恵みのひとつ。

確か学名を訳すと「隠された日本の宝」だったような。

カブト虫には赤いダニが付きやすいが、飼育容器に
杉の葉を一緒に入れておけば、ダニよけの効果があるかも。
また、ひっくり返ったカブト虫が起き上がる足場にもなる。

幼虫が食べることはないが、土の表面に敷いておくのは
よいかもしれない。

緊急用の浄水器も、フタ付のペットボトルを逆さにして
底を切り、数種類の小石、洗い砂、杉の青葉、
木炭、杉の青葉、木炭、ガーゼの順に詰めて
上から川や雨の水を注いだら、多少はよいでしょう。
心配ならそれを沸かして。

ガーゼはごみとり。
木炭は細かい汚れとり。
杉の青葉は抗菌。
砂はろ過。数種の小石は微弱な電流を起こして酸化を抑える。

いまや杉も竹も日本中で放置され、鬱陶しがられているが、
素材の備え持つ機能を上手に生かせば、どれも
とてつもなく有用なものに化ける。
宝物はいつだって、すぐ真横に存在してる。

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されど、ボラは跳ねる

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銀座からも20分程度、都心から最も近いお台場の海は
ここ50年ほど遊泳禁止となっている。

最も直接的な理由は、下水由来の大腸菌の数が基準を上回るため。
100cc(コップ約半分)あたり100匹以下なら泳いでよいが、
東京湾のお台場周辺では1000~5000匹はざらで、
特に大雨の後は、下水が直接流入するために数万匹に跳ね上がることも多い。

下水は油も含み、プランクトンの異常増殖を招いて
酸欠状態をもたらす(赤潮)。
醤油のような色の海で泳ごうとは思えない。

汚れた海は、子どもの遊び場の喪失だけでなく、
人の心の本来の情感さえも奪っていくだろう。
どうしたらよいのか。

世の中には「成功者」と呼ばれる人間が少なからず存在し、
夢を叶えたという。しかし、周囲の川や海は汚れたままである。

夏休みのいっときに南の島へ行くのもよいけれど、
いつでも遊べる海が近所にあったら、
子どもたちはどんなに嬉しいだろうか。

1.台所から油を流さない。鍋や皿の残り油は
 シリコンゴムのヘラやスプーンですくって使うか、
 古布等で拭きとる
2.水再生センター(下水処理施設)、合併浄化槽、分流式下水道等それぞれの
 技術革新や転換

3.無公害の洗剤、シャンプー、練り歯みがき、入浴剤の選択と研究開発

4.汚染物質を分解し利用する微生物や動植物の
 共生できる護岸環境づくり
 例えば、水際一帯にヨシを繁らせ、毎年刈り採ったものは
 『江戸前よしず』としてブランド展開する。
 ヨシは余分な栄養を吸収するだけでなく、様々な生き物の
 棲み家、隠れ場、産卵場、子育て場として機能する。

5.他所から砂を運んで来ないでも、自然と砂が堆積するように、
 上流のダムや途中の堰の在り方を検討する

人は日々の惰性の中で身心が澱んでいく。
やりたいことだけして、後始末がなおざりになって
万物の循環を失うからだ。

きもちが凛と改まるよう、日々姿勢と視線を正していきたい。

周りをうかがって迎合するばかりでなく、孤独を怖れずに
意志を伝え、啓蒙し向上し合えてこそ
真の仲間が生まれよう。

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笑ってるきみは青空みたい
見てると僕まで微笑んでしまう
(ドラえもんの歌より)

そんな雨の日、息子がカブト虫の本を買う。
片手は傘をさすので、お腹に結びつけた風呂敷のポケットに
本を差し込めば、安全に濡らさずに持ち帰られます。

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先日、初めて下駄を履いてみたら、
何の苦もなく歩いたり走ったり。
ゲタ族の血かな。

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ここ何年も、真夏の氣温が連日35℃を超えるのは
既に当たり前となっている。
僕の子どものころは、夏休みは30~31℃が多くて、
たまに33℃が来ると驚いてたものだけど。

これはもう、異常氣象という他ない。
化石燃料や原発により大氣が暖められても、
それを海が吸収してきた。
大きな氣温の変動は見られず、温暖化はウソという言説
さえあるけれど、海水温は上昇している。
もっとも、東京の年平均氣温は50年で1度、100年で2度という
早さで上昇していて、これはコンクリートや高層ビルの影響も
加わっていよう。

海は浄化装置として地球の環境や生態系を安定化してきたが、
いよいよ異常氣象が表れてきたのは、海にも限界が来ているということ。

それを肌で感じたのか、2010年から海で泳いでいない。
あんなに好きだった海水浴だが、海を前にして、
なぜだか入る氣になれなくなったのだ。

ストレスを解消し、癒されに海に行く人は多いが、
今や人が、海のためにできることを講じないとならない
時期に入っている。

みなみな、生活=仕事に精一杯で、それが未来の環境、
子どもたちや生きものにとって何らかの負の遺産となるや否やを
考える内観も持たず、現在の法律に違反していないだけの
拠り所から、ただがむしゃらに、お金や面子や
同調圧力や惰性の中で突き進んでいる。

もっともっと、半ばまどろんでいるような、ほわわ~んとした
時間を暮らしの中に採り入れて、本当にそれが
地球のよろこぶことなのかを、同じ地球の生命体として
親の感覚とひとつになって感じることをしなければ。
そうでないと、無条件に生かされていることへの
感謝と恩返しを生きること能わぬのではないか。

頭でスピーディーに、理屈で判断するのではなく、
答えがでなくても、0でも1でもない、はじまりのはじまりの
視点から、そもそもそれが必要なのか、そう考えたい理由は
誰かの利益になるのか、あるいは単に自らのおそれから来ているのか、
深く掘りこんで、もっとシンプルに氣楽に、
だけどあらゆる命に対して優しくあるように、我を捨てて、
天意に沿った寛容な判断を問うのだ。

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梅雨明け前でも猛暑がつづき、熱中症で倒れた人も多いという。
昨年も1000人近くが暑さにより天へ召された。

むしろじめじめしてるほうが、水が熱さを伝えるし、
汗をかいても氣化しないので
体温調節がしづらく危険だ。
やはり日本の衣食住には風とおしが大切。
帽子も蒸れるから、隙間のあるものがよい。
意外に、髪が短いほうが暑さにやられる。
髪は帽子の代わりにもなるし、髪が汗で濡れて
乾くときに氣化熱で涼しくなるのだ。

昨晩は氣味のよいほどのどしゃ降り。
梅雨としてはまだ雨が足りないと感じていたところに
恵みの雨でござい。

ちょいと風邪ぎみながらもちょうど街に居って、
傘を差してもはねた雨水で膝下はびちゃびちゃ。
加えて京王線が止まっていたため、
新宿駅南口のテラスの前のインドカレー屋で辛~いの食べて
風邪を改善しようと向かったら、イタ飯店に変わっていた。

風邪で、荷物は重く、雨に濡れ、電車は止まり、カレーにもありつけないという
五重苦?ながらも、代々木駅まで歩いた後、乗り換えた中央線では
目の前の空いた席に座ることができた。
こてんと眠りつづけて体がやや休まり、
帰宅してようやく、この日はじめての食事をいただいた。

1日1食だと、実に丁寧に味わい深くいただけるものだ。
そして案の定なかなかぱくぱくと食べてしまい、
寝落ちる。そして翌朝お風呂に浸かりながらまた眠ったら
体はだいぶ軽くなっていた。

さあ、これからいよいよ夏本番。
熱中症にきをつけて、
部屋も服も風通しよく、
こまめに薄い塩水を飲み、異常気象に負けずに
よりよくふわりと生きていこう。

今日から、恒例の海パンを履いている。一見、半ズボンに見えるので
普段着となり、乾きやすいため夏にぴったりだ。

僕が最も自分の世界に浸れるのは、下駄にふんどし、
海パン、藍染Tシャツ、麦わら帽子。
そこにふろしきバッグを抱えて、永遠の今をおよぐ。

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簡単でとっても便利な、ポケット付きの前掛けです。ぜひお試しください。

カンガルーエプロンの結び方動画

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