ふろしき王子のブログ◎
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新潟で開催された、子どもたちの風呂敷ファッションショー
「フロコレ」のお手伝いに行って参りました。

今年で5年目となるこの会、入賞も狙って子どもたち
(小学生以下)はスタイリング、動き、ポーズ、表情ともに
精一杯表現されていました。



お弁当包みや泥棒の背負いたるイメージが浮かびがちの
風呂敷という四角の布が、結ぶだけでかくも多様な衣裳を
形づくれるという体験は、子どもたちや親、観客にとって
風呂敷の世界観が広がり、今後の暮らしでの活用や
表現の幅につながるよい機会となったことでしょう。

当日会場で、現在の風呂敷再考を導いた第一人者といえる
ふろしき研究会の森田知都子先生とお逢いすることができました。
16年前に僕が風呂敷を結びはじめたときも、先生の
「ふろしき入門」に大変お世話になりました。
お礼を述べると共に、お互いの持ち前の結び方を交換し合ったりと、
大変佳き交流ができたこの機会を、ありがたく、嬉しく思います。

夜は大人が参加のフロコレナイトです。
僕は観覧している予定でしたが、思いつきで飛び入り参加しました。
赤い小風呂敷を金魚に結び、エメラルドの大風呂敷に入れたのを
足をまくってエッコラかついで来、「きんぎょや」と洒落てみました。



ジャズバンドの演奏に合わせ、きれを振りながら踊ったりと、
本当にたのしいひと時を過ごしました。
2次、3次会にもお酒は遠慮しながら参加してよく踊り、
珍しく3時近くまで遊んでから一泊し、翌日は主催者の方々が
市場の朝食、「ふろしきや」のお店、美味しいそば処、
海辺の水族館にまで連れて行ってくださり、
新潟の旅を満喫いたしました。
お土産に笹団子を引っ掛け、昨晩の抽選で当たった
「ぽたりぽたり」と云う日本酒一升も抱えて、江戸へ帰りました。

改めて、新潟の温かなおもてなしと、フロコレでお逢いした
みなみな様に、大きな感謝の意を捧げます。

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僕はほぼ毎日、ふろしき背負っているために、
背中と腰のバネがよく発達していて、
腕力はあんまり無い。

今日、ある月刊誌連載のための撮影があり、
たくさんの風呂敷や季節毎の着物で
相当量の荷物となった。
一般的にはカートで引くとか、車や宅配になろうけど、
自分で運べる以上の量は持っていかない主義でもある。

日々馴染んでいる背中と腰のバネによって
今日もまた、難儀せずに運べたことはありがたいが、
つくづく思うに、バランスよい筋肉など必要ないということ。

それぞれの人が、暮しや仕事に必要な筋肉は
自然とついてしまうものだ。

使わない筋肉をつけて維持するには、
トレーニングで負荷を与えつづける必要がある。

筋肉をふやした分基礎代謝が上がるため、摂取カロリーも増やすことになる。
使わない筋肉のために代謝を上げるのは、燃費効率はよくない。

また、上半身を鍛えると、筋肉の重みで足腰の負担が増し、
対応して下半身の筋肉も増えるから、ますます沢山食べることになるので、
今度は胃腸の負担が増す。
若いうちはそれでも乗り切れようが、老年でムキムキを維持するのは総体的に難しい。

カロリーだけでなく、重みで負担の増す骨や軟骨のためのカルシウムやコラーゲン等もより必要となる。

だから、筋トレや運動は上手くやらないと、かえって不健康を導きかねない。

本来は、放っといたって、その人の生き方に即した
適格な身体になっちゃうもの。
もしもそれが生命の危機に直結する状態であるならば、
鍛えたりダイエットという前に、生活習慣や仕事内容を省みてもよいのかもしれない。

逆に、こうなりたいという身体があるならば、
自然とそう変わらざるを得ない生き方を選べばよいということ。

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・ヤゴは朝、トンボとして飛び立ち、裏庭のお玉じゃくしは
忍者な雨蛙となって壁を這い上る。
先に上陸したひきがえるは、野菜くず置き場の
豊富な虫を餌に、だいぶ大きくなりました。

・近所の公園の浅い水場で、息子とどぜぅ子を捕る。
大雨の流れや夏の日射しによる紫外線殺菌の賜物か、
以前よりもヘドロの悪臭がなかった。

・今週はある月刊誌の風呂敷ページの撮影があるのに、
昨日素手で藍染めしたため、手のひらも爪も真っ青。
当日までに何とかなるものか。

・8/3(月)の21:54から数分間、テレビ東京『Tokyoガルリ』で
ご紹介賜る予定です。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

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本日、無事にNHK『ひるまえほっと』への出演を了えました。

ご覧くださった方、まことにありがとうございます。
生放送のために若干どきどきしましたが、体と一つである
風呂敷なので、いつも通りのマイペースで過ごしました。
結びのネーミングを告げながら、ポーズを決めたのは
とても楽しかったです。

風呂敷のありがたさと面白さを広げるための
講座も各地へ出前いたしておりますので、
お氣軽にお問い合わせください。
メール isamix@gmail.com
電話 042-514-9917 です。

番組ホームページでの紹介

さて、テレビ番組内でもお話ししたように、
風呂敷を一枚カバンに忍ばせたり、枕元に貴重品や着替え
(ささやかな靴も)を込めた風呂敷包みを置くと
非常時に役立ち、また安心を得ます。

加えて、やはりお水が大切。体内のあらゆる情報伝達は
体液という水が担っている。助けが来るまでの数日間、
水があれば生き延びられます。

本当に、地震等の天災は、今夜や明日、この週末に起きても
不思議はありません。

さあ、タンスから風呂敷を引っ張り出し、お水を包んでおきましょう。

シンプルなものこそ応用次第で多機能に役立ちます。

本格的に水を備蓄するなら、給水タンクを設置しても
よいと思います。1000リットル程の小さきものからあるようです。

ともあれ、今後とも変わらぬお引き立てを
どうぞよろしくお願い申し上げます。よこやま いさお

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来たる、8/30(日)の13:00~14:30、葛飾区の金町にある
よみうりカルチャーで、親子で参加のふろしき講座が開催されます。

~親子で学ぼう~「防災にも役立つふろしき講座」

日常役立つ様々なバッグから、非常用のリュック、防寒具、三角巾
そして冒険に役立つ忍者グッズまで、一生つかえる技を身につけます。

参加費 親子2人で4045円(会員は3829円)大ふろしきのプレゼント付き

持ち物 50cm幅くらいの小ふろしきまたはバンダナ
(お持ちでない方には貸し出しします)

会場住所 葛飾区金町6-2-1 ヴィナシス金町ブライトコート2F

ご予約は、03-5699-1151 よみうりカルチャー金町までお願いします。


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氣のつけば、夏夏し。
あと4~5日雨が降ったら、真夏の扉がひらきはじめるかな。

明後日7/16(木)は、台風ニュース等がなければ
NHKのテレビ番組「ひるまえほっと」に11時台に紹介いただく予定です。

毎度ながら、特に大きな準備もしていません。
日々暮らしの中で身についていることを
そのまま披露するだけです。


庭のプランタに、自然に伸びてきたトマトが
ぱっと赤く色づくようになりました。
あとはシソもよく育ってます。

プラ箱の稲はだいぶ密植していたので
先日それなりに間引きました。

田んぼは、水面に日光があたるとよいです。
紫外線殺菌になるし、藻類がわいて、
ミジンコ、小魚という生態系になります。

そのためには、ゆとりをもって植えること。のびのび育ち、
風を受けて根がしっかりします。そして、田の水深を深くする。
魚がすみやすくなり、強風でも倒れにくい。
水面に日があたり、藻類のいる緑色の水になると、
底まで光が届かず他の草は生えにくくなり、草とりが不必要。
余分な肥料分は藻類が吸収し、日中は光合成により
酸素も豊富なので、水は腐りにくく、水抜きしなくてよいから
一年中水を湛え、生きもの豊富な「おかずも採れる田んぼ」になります。
稲刈り時だけ水を抜き、フナやエビやどじょうやなまず、
イナゴ採りを同時開催するとよいでしょう。

そんなわけで、これからの日本の田んぼは、畦畔を高く盛り
水深を上げる(深水管理)と、植える間隔を広めにとる
(疎植栽培)が、
人手不足や異常気象、食糧問題に対応するためにも
大変希み深いと考えています。

さらに、田植えをなくして種もみの直播きも有効でしょう。
田植え時はどうしても根が多少抜けるのと、
種の時点から田んぼの環境に慣れることが、その後の生長に関わります。


こうして、田んぼが年中生きものいっぱいになると、
子どもたちがとっても喜ぶことでしょう。

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本日は、午前中は豊島区の区民ひろばで
地域の住人約40名参加の風呂敷講座、
午後は横浜国立大学で、防災教育と、被服研究をされている
学生さん、教授がたと風呂敷の話、結びをしました。

あちこちの遠出でしたがさいわい大雨もなく
和やかな区民ひろばと、常緑樹の佳く繁れる大学から、
美しい息吹と意欲を頂戴しました。

日々子育てに天手子舞ひの妻、今日もあれこれいっぱい
大変だったでしょう。

何しろ、苛烈たるいたずらっ子の赤ちゃんず
(来月それぞれ1才と2才になる)がおまします。
先日購入した『生きて帰ってきた男』という本の
表紙もブックカバーも、跡形なく消失しました。
奇跡的に無傷だった本体は『生きて帰ってきた本』と呼びたい。

今朝は自家製のヨーグルト(豆乳に玄米沈めてこさえる)に蜂蜜、
みりん粕クッキーをいただき、昼は講座主催者と隠れ家ランチ、
夕飯はこれからですが、帰宅は21時過ぎ。明朝も用事で5時起きなので
食べたらすぐ寝んと。

水をよく飲むのがよい。要らないものは流してくれて、
大切なことを運んできてくれる。

水は道だ。
すてきな道にこそ、嬉しいものが往来するもの。

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来たる、7/26(日)は、新潟で、子どもたちがモデルの
風呂敷ファッションショーが開催されます。

今回は5年目で、年年ますますの盛り上がりを見せています。
僕も、午前中のワークショップや審査にお手伝いで参加します。

子どもたちのいきいきした表情と、色と柄とりどりの風呂敷のうつくしさから
元氣をいっぱいもらえるイベントです。

<日時>7/26(日)15:00~16:00(開場14:30)入場無料
<会場>新潟日報メディアシップ2F 日報ホール
<主催>フロコレ実行委員会
フロコレのページ

☆11:00~12:00は、小学生対象に、ふろしきの歴史や結び方を学んで
 自由研究にも生かせるワークショップがあります。
 参加費500円(ふろしき付き)予約不要

ご来場をお待ちしております! よこやまいさお

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昨夜から、つよい雨。

降りはじめの雨は、空気中の汚れ(煤塵や窒素酸化物、水銀等)を
取り込んで落ちるので汚れているが、2時間ほど降りつづけば
水質はやや安定する。とはいえ、蒸発して空へ昇って雲になる過程でも
大気汚染物質を取り込むから、さすがに現代の雨水をそのまま飲むことは難しい。

動植物は栄養も情報もことごとく水で運んでいる(体液)ため、
特に植物は雨が降りつづいている間は生長も進んで、雨上がりは
びっくりするほど伸びていることもある。

畑はいつもしっとりしているとよく育つ。カラカラの土では微生物も住みにくく
乏しき生態系とならむ。

乾かさない工夫は、ビニルや藁によるマルチもあるが、
自然と生えたる雑草と共存できれば、
保湿の他に生き物の居場所、棲み分け、有機物分解、
窒素養分の供給(マメ科の草)等メリットが多い。

伸びすぎて野菜の日当たりを妨げることが問題なので、
作物の周囲の草は適度な丈でカットしておけばよい。
草が生えていれば、雨や風による畑土の流失も防げる。

うちの庭の水槽には小鮒とどぜうが生きているが、雨で水かさが
増すと、後者が外へ跳び出て命を失うおそれがあるから、木ふたを乗せている。

天然ならばドジョウが田から畦に跳び出たとて
またにょろにょろと水に戻られるが。
人の関与は、予期せぬ犠牲を生まぬよう
全方向にアンテナを巡らせてものす必要がある。

川辺の原っぱは、増水時に小魚たちの避難場所になる。
しかし、ことごとくコンクリート護岸で固めてしまえば
魚たちは濁流と石とともに海まで流され、
その道程で多くの者たちが死するだろう。

人の手は、かしこく入れば生態系がむしろ豊かになる。
放っておいても自然な状態にはならないほどに
複合汚染された現在、ただ引き算(無農薬や省エネ)だけでは
過去の汚染の解決は希み難く、100年先の子どもたちに
安心して遊べる当たり前の環境をのこすことはできない。

根拠と効率を得た科学的な手段でもって、割り算で素に還すこと。
切迫も感じるけれど、できることは毎日の一つ一つを丁寧に、
無理せず素直に生きる中での選択と出逢による変容しかない。

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枝打ちも もったいなき 百日紅(さるすべり)なり

若つばめ 跳びてをかしき 白い腰

煮あずきの 甘さに眠き 遅帰宅

きんきらの蜂蜜 自家製ヨーグルト

遅帰り オーブンの奥 菓子の待つ 

忘れごと 思い出しけり 不忍池

雨の日も 一歩、一歩 君がもも

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