この後、夜更けから大雨なるかな?台風は必要な側面もあるけれど、
被害の大きいのが 立て続いたらもううんざりであるし、
大切な命が奪われている以上、異常な台風が発生しないように
はっきりと対策をしていく必要がある。
天災の副作用は、人災から起きている。
以下、恩師中島智先生の言葉から一部引用。
・凡庸な写真家は観光スナップか絵葉書を彷彿させる
象徴的なランドマークや装飾物を写したがります。
横山所感(以下横):たとえば五月のカレンダーだから鯉のぼりの写真を載せるという感覚は、
リアルな五月の官能を皮膚で感じとれていない悲しみがある。
・子が親を生み出す。
横:すると、親鶏より卵が先にある。卵のないうちはアメーバのようにクローンで殖えるのだから、
卵なくして親とは言われない。
・誰かが君のアイデンティティを問うてきたり、君の作品の
社会的意義を問うてきたりしても、それはそれを問うている側が抱えている
何がしかの不安から発せられる問いなのだから、
君たちが自分の問題と勘違いして強迫的に求める必要なんかない。
横:分かりやすいキャッチや肩書で決めつけて理解したつもりになったり安心する人が多いのが世の常かもしれない。
風呂敷のきっかけは使い捨てのゴミを減らしたい思いだったが、ふろしきをインスパイアする前に、
全く別の縁でいただいた本に風呂敷のことが載っていて、それを見てなければ頭によぎらなかっただろう。
だから、風呂敷をつかうようになった理由は偶然であるか、見えない誰かの導きというのが本音。
・愛と理解はまったく異質な感情なんだ。
むしろコンタクトできてるつもりで理解
してしまう働きのほうが「心の病」なんだ。
横:誰かの寂しさを癒そうと寄り添ってくる人自身が、本当は最もさびしい。
しかも、その誰かを寂しかろうと決めつけているのも勝手な都合。
空氣を読まず、そのくうきを無効化するほどあっけらかんとマイペースな人こそが、
現状を一変させる。理解不能を識っているからこそ、脈略をきにせずに振舞える。
・「自然には敵わないですよね」と聞かれ
「人間の自然もあるんです」と答えました。
横:人の自然を思い、他の動植物との違いを痛感するほどに
人は地球出身ではないのではと考えたりもするが、それは
現代生活による病の部分もあるらん。
・ある人物を評価する時、その人の短所はその人の長所を汚したりはしない。
横:だのに、たった一つの批判や指摘が、相手を全否定したようにとられるおそれがあるから、
おんなじ中身でも、婉曲な表現を心がけている。以前、歯にニラかなんかが挟まっていた女子に対し、
「ひかるきみの、歯のまぶしさに、ホーリーバジルが降りてきた」とつたえた。
・「早弾きは練習すればできる。センスが問われるのはスローなほうなのに」
横:初見のインパクトよりも、飽きなさが問われるゆったリズム。
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