ふろしき王子のブログ◎
出前講座開催☆
http://furoshikiouji.asia
メール isamix@gmail.com
 



昨日は、昼ころに福生で用事がありましたが
帰りに立川まで戻らず、拝島から八高線で
八王子で降り、乾物屋で米麹、製粉工事で小麦粉5kg、
業務スーパーでマカロニと人参、近所の酒屋で純なみりん、と
色々買い出しできました。

福生に傘を置き忘れたので、
少しの雨の中、頭に手ぬぐ、背の風呂敷リュックは
防水ふろしきを羽織ってくるんで
一日合計で3時間ほど歩きました。
ずっしり背負って結構歩いたので、翌日はきっと
特にお通じもよかろうと思い、実際そんな感じでした。

ちなみに、お通じをよくする方法の一つとして、
少し離れた本屋や図書館まで、歩いていくのもありです。
本の多い所はトイレしたくなりやすいに加えて、
歩いて腸が働く。理想は下駄。

雨を行きながら、例によって弁当箱を探していましたが
いまだ離れがたき箱に出逢わず。

さて そのうち引っ越すかもしれないけれど、
はや2年以上住んでいるこの長屋の正面にある、
都営住宅の敷地の樹木のうち、いっぽんの樫の木が
高くこんもりと育っていて、うちの南向きの庭も
蔭になることが多い。

そこで、都の担当部署に連絡し剪定を依頼。
樹自体は すきなので、上部だけ苅ってもらいたい。

庭を明るくしてから去ろう。

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3/12(水)に、都電貸切のイベントがあり、
その中でミニ風呂敷講座もさせていただきます。

きっと、新鮮で思い出にのこる体験となりますので、
ご興味ある方、参加してみてはいかがでしょうか。



12:40に、都電の早稲田の停留所に集合です。
主催者は、海外にも詳しい着物コンサルタントの女性で、
彼女による和のセミナーの時間もあります。
着物での参加も歓迎。もちろん洋服でも。
都電乗車中は、60年代の音楽がBGMに流れるそうです。
参加者同士の出逢いや交流も楽しめるでしょう。

申し込みは3/9までに、コメントかメール
isamix@gmail.com へお願いします。
会費 3,500円(お土産つき)

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日本橋、浅草の用事のあと、
マフラー要らずの夕風に吹かれ、谷根千を歩く。
そう、弁当箱を探しているけど、それ!と云うのにまだ逢わない。
麻の小風呂敷の内側に柿渋を塗って、
弁当を直接くるんぢまおうという企みもあるが
まだ探してみよう。

ただの容器としてならタッパーでもよいけど、
呼吸することや天然の抗菌力という素材の機能や
長もち耐久性、見め佳き趣きを大切に思うので、丁寧に選びたい。

今日は結局、浅草で3時すぎにインドカレーを食べました。
おかげでその後 すっきりとたくさん歩けましたが、
下駄の季節が待ち通しいです。
今日の陽氣ならいける。

シンプルな駒下駄に裸足がいい。
アスファルトはすり減るから、今度買うなら堅めのケヤキ(あれば樫)を検討したい。

途中、谷中銀座入り口のザクロで黒胡椒を買った。
カレーなどにたっぷりとかけたい。

寒さやわらぎ、染めしごとも稼働再開しているので、
この春からも、すてきで面白いものできるように
あれこれと試していきます。

息子のリュックを作ろう。
満洲風の服をつくろう。
風呂敷に描こう。
日々素材と結果にリアルに向き合っていれば、
きっと、何だかステキなものに逢える。
そのためにも、心身がよくあるように
こまめに微細にバランスをとりながら、
地味に愚直にたんたんと、歩いたり掃除したりおむつかえたり、植木に水をやる、
似た風な毎日の中で、季節のようにだんだんと移ろいながら、
ある日 ぱりっと 変わる。はる ~

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晴れて 日本橋へ。
多摩平の自宅から確か30~40kmの距離だから、
歩いて7時間、自転車で3時間くらいかな?
非常時用に、一度歩いてみようか。

雪もだいぶ溶けて、大きめの蚊みたいなのも庭を飛び、春の到来を偲ばせる。

あの大雪に埋もれて、カナヘビ、ひきがえる、天(アマ)蛙たち
無事だろうか?

こういう事態に備えて、庭には使わない石や
廃材を適当に積んでおくエリアもあるとよい。
小動物に対する氣づかいは、いつか自らを助くことになる。


今朝は、宇和島の知り合いから送られた
いよかんを食べました。
今移動中で、13時から用事なのでお昼は抜き。
元々早食いで、食べ過ぎるきらいがあるので
こういう機会に胃腸を休めることができる。
基本外食をしないので、朝から出かける日は半断食になりやすい。

だけどそのうち、味わいのある弁当箱に、
美味いものをみっしりと詰めて出かけたいもんだ。
ご飯に佃煮とか。
木製のうるし塗りで、フタがぴったりとしまるのがよい。
あるいはスズタケ(篠竹)で、水がくめるほどに
みっちりと編まれたもの。
それを風呂敷でくるんで。



大あさの本藍染めに、籠目模様の刺し子入りがよい。
一つの角にはひもを結びつけ、
ひもで巻いてから風呂敷で結ぶのもしゃれている。
ひもの先にはトンボ玉か貝殻でも付けて。

イメージするだけで満足しちゃうタチですが、
せっかくだから弁当箱のある暮らしを育てていこう。
今後幼稚園に行く息子用にも。

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今日は、成城学園前にある眼鏡サロンで風呂敷講座です。
今回は、手作り風呂敷も色々と持参し、
講座後に希望者が購入できます。
今朝も、丈夫で水につよく風よけにも適した
紺いろの防災風呂敷を縫っていました。
この生地はナイロンワッシャーですが、一般的ながさがさしたものと
異なり、強靭ながらしなやかでつやもある
大変佳き、一生ものの布なのですが
コストがかかりすぎて数年前に生産中止となり
ふろしきも我が家の在庫限り。

さて
庭を埋めた雪も取り去り、草木が暖かな日差しを浴びています。
お昼のパスタ乗りドリアに、胡椒をかけたかったが
切れていたので、雪の下で生き抜いてきた
庭のルッコラを摘んで食べました。体がすっきり。

春待ち庭にはメジロが訪れ、スズメも餌を探す。
たまに米をまくが、やりすぎぬようにしている。
冬は分解されにくい、野菜くず投げ場にも
下を掘れば小さいミミズがたくさんいる。

それにしても、食事の栄養計算はどうかと思うのは、
全て吸収されると考えているのか。
そうならば、昔から畑に撒いてきた肥やしには
養分が残っておらず、無意味になるし
鶏ふんも牛ふんもそうだ。

実際は人も鶏も、食べたものは3割しか吸収されず、
栄養の7割は糞から排出(胃が4つの牛は3割)。
しかし、少食にしてよく噛めば、人も7割吸収できるという。
鶏も、自分で餌を探す半野生で飼えばそうなるし、
かなり飛べるようになる。

牛なんて山に放牧すれば、草の養分ほとんど吸収し、
糞はただの繊維と化すだろう。
そこが微生物の棲み家になる。

地上に落とされた栄養たっぷりの糞も、
置いておけば小虫や微生物が食べて分解し、
最終的に養分ゼロのかすになり、微生物も消える。
完熟堆肥はこれと同じで、繊維層として生きたとしても
養分は無いので、やる意味がない。

微生物が酵素によって有機物を分解しているリアルタイムの環境に
植物も共生してこそ、酵素でイオン化された養分を、根っこから
おすそ分けいただけるのだ。
だから、やるなら発酵中の生堆肥がよいが
腐敗発酵しているものは毒になるので、
発酵中だけど悪臭がないもの。
腐敗させないためには、ミネラルの種類と細かさが必要。
もとの有機物にミネラルが豊富ならば腐敗しないが
現在流通している食品や農産物は、昔と比べても
ずっとミネラルに乏しいから、腐敗しやすい。

だから、野菜くずをそのまま地上に放置し、
食物連鎖の中でミネラルを復活させていくか
35倍に薄めた(塩分濃度0.1%)海水を撒くなどの工夫が要る と共に
酸性雨が微生物を溶かすので、
貝や卵の殻を細かくして撒く、
周りの雑草を抜かず(日よけ部だけ切る)
枯れ草も取らず、緩衝+小動物の居場所を残す。

(講座後)帰り中。
お蔭さまで、よきメンバーで有意義な実習になったと感じています。

手づくり風呂敷や著者も購入いただきました。
今日から日々したためつつ、暮らしを結びの花で彩ってください。

今後はお弁当包みサイズの小風呂敷も自作していきたい。
可愛い生地や機能的なリネンを選んで縫ったり、
染めや自然顔料+呉汁で手描きするなど。

長文になりました。
元氣のある限り、マイペースながらも
心に嘘をつかずに精進して参ります。

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今日は味噌づくりでした。

3kgの大豆は昨日から水に浸され、増倍に膨れています。
それを寸胴の鍋で柔らかくなるまで煮ますが、
我が家の鍋はさほど大きくないので、2回に分けて煮ました。

そこから煮汁を取り出し、鍋のままハンドミキサー(バーミックス)で
大豆をつぶしています。
ここに塩と米こうじをよくもみしだいたものを混ぜ、
煮汁でちょうどよい柔らかさにしたものを
手の平でまるめて、カメに打ちつけ(空氣を抜くため)
ながら、込めていきます。
混ぜる作業からは息子や妻も加わります。
僕よりもずっと肌の乳酸菌が多く、合成(還元)醗酵しやすくなるでしょう。
実際、息子のこねたパンはより美味しく感じられます。



昨年は確か2kgの大豆で仕込みましたが、半年以上たって
食べはじめ、もはや残りが少なくなってきたので
今年は3kgにしました。カメいっぱい+αもできて、よかった。

しかしあとひと月ほどで今の味噌が尽きたら、
どこかで味噌を買って(大豆と塩と麹だけのものがよい)
少し手を加えたものを使います。
本当は、毎回もっとたくさん作って、何年も寝かしている
秘宝が増えていくとよいのですが、
今よりも広い家に引っ越したらそうしよう。

豆を煮ている間に、路地に山と積もっている雪を
日当たりのよい道路沿いに移動したりしてました。
雪解け水は美しいです。

味噌づくりを終えた夕方、息子と自家製のプリンを食べました。
先日、長野のおいしいタマゴを送ってもらったので
このごろは食卓に卵料理や菓子が並んでよろこばしいことです。
プリンは、卵を豆乳と混ぜてから蒸しています。
表面はつるっと黄色く、中は官能的になめらかで大変おいしいものです。

普通のプリンは鶏+牛ですが、鶏+大豆のフュージョンもいけます。

本来、鶏は各家庭で飼っていたものですね。
世話いらずです。
エサは残飯や野菜くず、雑草、小虫にミミズで餌代ゼロ。
小屋がなくても、庭樹があれば外敵や雨風、日射しを避け、
夜は縁の下で寝るでもよい(ムカデ退治にもなる)。
そんな放し飼いの半野生が理想と思う。
小屋にイタチなど侵入されたら全滅なので、逃げられる
スタイルはかえって安全。とはいえ、自動車ブンブンの
現代ではあれこれと工夫も必要かな。
めんどりだけなら朝大きく鳴くこともない
(オスが死んでしばらくはメスが鳴き真似することがある)。

大豆も田んぼの畦道で育てられる。
田んぼの水源は普通川だけど、たとえば各家庭で
台所や風呂の生活排水を引いて、家の周りの堀などで
ぐるりとヨシのビオトープを通して浄化、安定させて
田んぼに落とせば、住宅地や庭でも田んぼができる。
こういうモデルを、必ずかたちにしていきたいです。

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着物関連の仕事で、渋谷へ。
今朝も手づくりプリンを一つ食べて出かける。

いただいたちゃぶ台は今日から本格稼働かな。
丈夫で重量もあり、朝からミシンを置いて縫っても安定。

帰りにお塩を買う。明日大豆を水に浸し、
明後日に味噌づくりの予定。鍋を確認しよう。

自家製の味噌にはたくさんの菌が生き酵素があるから
食べれば人体にも侵入してよきに働き、酵素も自分の酵素をつくる
材料となる。
そういうわけで、味噌や糠漬けは我が家の薬でもあり生命線。
大もとは妻や子どもの肌にひかる乳酸菌で、
先祖代々受け継がれながら進化した頼もしい存在。

パンやうどんも、手のひらでこねてこそ、
ささやかに分解されて甘みを生み、消化のよいものになる。

ごく微小な観察の叶う顕微鏡によれば、
パンをかじればその人の血液中に酵母菌が泳ぎ出すという。
食べものは即からだの一部となり、思考や感情にもつながる。

目の前の食べものと、語り合おう。
こうしてここまで現れた、物語と思いを聴きとろう。

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今日は 風呂敷用の生地を買った後、小学校の放課後教室で
ちょっとしたふろしき実習をしますが、お昼をとれるか時間的に微妙ではあります。
お弁当を持参すればよいのですが 今日は炊飯が間に合わなかったのと、
どこかでインドカレーを食べたいという思いはあります。

今朝は自家製のプリンをひとつ食べたきり。

昨日自宅で髪を切りました。セルフカット。
割合短めになりましたが、日も伸びてきたし
新しい春を臨みます。
女性は長い黒髪が好きなので、娘も伸ばし放しでよいと思う。
長ければ、きぶんやTPOによって
様々に結び分けることができる。

先日ブログで「ちゃぶ台を使いたい」と書きましたが、
今日なんと友達から連絡があり、
使わないちゃぶ台をくださる方がいらっしゃるという情報を得ました。
それで 帰りにさっそく受け取りに参る予定。
大変うれしいです。


さて、結局お昼は小学校近くのラーメン屋に呼ばれて
珍しく入ってみました。
ラーメン 背脂抜き 中ライス付き。
スープも飲み干す。

放課後教室では本日ひな祭りのイベントで、
白酒代わりにお粥と麹で甘酒をつくって飲む、ということですが
待ち時間に風呂敷で色々結んで遊びました。
一年生が多く、半分以上結んであげてましたが
想像以上に食いついて来られて、もっとやりたい雰囲氣でしたので
子ども向けという形も、今後はより意識していきたい。

さて 甘酒ですが、チューブの生姜を後から混ぜたものが
子どもたちの舌に合わなかったようで
もう飲めない、流す というふんいきになったので
それは悲しいと、僕が引き受けて 6杯ほど飲みました。

お蔭で力を得、その後 鷹の台のシントンという喫茶店で待ち合わせ、
いただいた立派で重量もあるちゃぶ台を
風呂敷で包んで持ち帰るための燃料になりました。

明日からの、ちゃぶ台のある暮らしがたのしみです。

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雪に埋もれた町、人の世と共生している都市鳥である
雀も腹を空かしているかというわけで、
真冬には餌をやることがありますが、

昨日庭に玄米をぱらっと撒いておいたら、
ムクドリまで降りてきて米粒をついばんでいた。
ムクドリは、名の通り椋の実が好物ではあるが
活発で、虫を食べるイメージが強かったので
おこめを拾う姿が新鮮でした。
もちろん雀の家族も訪れたけど、本当に
野性の生きものの嗅覚は素晴らしい。
糞にたかるハエなどは、それまでどこに詰めていたのか。
ワープしてきたかのようだ。
場が存在を生むのでしょう。

この雪の経験は、何かのリハーサルかもしれない。
それでもあんまり危機を感じないところは
あっさりした日本人のよくも悪くもだが、
おそらく村の中で自分だけ備える、という感覚がDNAに無いだろうから、
みなで協力して、災害につよい町づくり、という方が向いているのか。

ただし、手ぶらで集まって何やかやと会議しても形にならずに終わることが多いから、
具体的に自分が貢献できることや物を持参したり発表して
結び合うべきと。

いつも携帯しているカバンに、何を入れておくとよいかという
情報やアイデア、経験を披露交換してもよいですね。

僕の背負う風呂敷には、水筒、非常用ストロー(雨や川の水を安全に飲める)、
塩、ペンライト、輪ごむ、安全ピン、クリップ、キャップ付き鉛筆
消しゴム、ひも、方位磁針、小ハサミ、デンタルフロス、水のスプレーボトル、
小風呂敷3枚、レジ袋、ミニふきん、財布、名刺、手帳、
大風呂敷(綿、麻、防水)、手拭い といったところで、
旅行時にはハンドタオル、つげ櫛、毛抜き(ひげ用)、歯ブラシ、靴下などが加わります。
沢山あるようで、細かいのは小風呂敷のきんちゃくに
入れているので、全体はコンパクトにまとまり、重くもないです。
今度、防災講座withふろしき というのも企画してみたいかも。

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朝から電車が止まっていました。

現在 秩父や山梨でも、大雪の影響で
孤立したりライフラインの不通が起こっていますが
やはり なるべく小さいエリア内でも
しばらくはやっていける町や町会の仕組みが必要であろうと同時に、
たとえずっと鎖国状態でも循環し生きていける
自給自足の環境を目指さなければ、今後起こる可能性がある
大地震や噴火の際に、大変な混乱や被害が生じる。

究極的には、虫や動物のように外に一人でも生きていける
術を身につけるべきで、それを支える環境づくりに国を上げていたたきたい。

どこでも清らなる水が流れ、
雨風をよける樹木が並び、食べられる果樹が伸び、
湾内には安全でエネルギーあふれる貝の湧く砂浜が連なる。
ただちにシンプルな小屋を作るための素材となる
間伐材や竹、ヨシなどがいつでも使いやすい状態に管理され、
野山にはキジ、ウサギ、鹿、猪が人と棲み分けて共生。

そういう源レベルのインフラと同時に、
進んだ科学技術によって、災害につよい家や町を展開する。
電線がなくても発電できる家(燃料も水や空氣)、
素材のもつ機能性によって、雪の積もらない屋根や道路。

でも最後には、人の心が鍵になる。
どうしようもなくなった時、誰かを恨んで死んでゆくか、
やれることは全部やった上で 今まで生きてきたことに感謝しながら
亡くなるかによって、その思いはちゃんとどこかに残って
次の世界に影響を与える。

次世代が、まわりを押し退けて自分や家族さえよければよいという意識になるか、
謙虚な姿勢でまわりと協力し、みなの命を尊重する時代となるかどうかが、
今を生きる人たちの思いの方向性にかかっている。

結果として 死ぬのは天(自分)が決めたこととし、
どんなことも恐れずに、本意を貫いていけたら。

はじめは草の根でもよいから、赤ちゃん、子どもが
元々持っている美や愛の感性を
邪魔しない教育、環境、食 を 培っていきたい。

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更新が滞っていて、日々ご来訪の方には申し訳ありません。

バレンタインは、友達からキャラメルと妻の焼いたチョコ入りのソーダ(重曹)ブレッドでした。

中高6年間は男子校+受身な奥手であり、毎年祖母と母からのみ御菓子を頂戴していました。

なぜチョコか、と考えてみると、砂糖と油の塊で高カロリーだから、女子が男子に
「これ食うて血を燃やし、どんときなさい!」ということなのか。

砂糖で瞬発力、油で持久力は得られるかもしれないが、
どっこいたるエネルギーを捧げたいのであれば、
イノシシの肉や自然薯の方が効きめが強く、義理ではあげられないでしょう。
まあ、チョコのほうが可愛いだろうけど。

さて、雪でした。
アパートの路地の、先週の残雪の山に積もり重なり、
さらに屋根からずどんと落ちてくるので、
大山に塞がれて、道路に出られない状態でした。

まるで山に切り通しを掘るように、3時間ほどかけて細道が通る。
掘るだけならよいが、雪を投げておく場所がないので、
踏み固めて台を作ったりと段取りが要りました。

チリトリを両手で持っての雪かき。
腰のバネで雪を投げるので、腕は疲れず、
腰もへっちゃらです。

腕の力でぶん投げると、そういう方は日常から腕力任せで
腰を中心に生活していないので、弱い腰に
上半身の筋肉の重みと雪が加わって、腰を傷めてしまいます。

やはり、筋肉の「肉」に頼ると、増えるほどに足腰への負担がかかるのと、
沢山食べないと維持できないために胃腸も疲れます。
すると、年と共にだんだん衰えていくことになりますが、
筋肉の「筋(=インナーマッスル)」であるバネを使う
体づかいが習慣になっていれば、これは一生ものです。

そのためには土台である重心が低く安定していることなので、
腰に帯を締めたり、下駄で散歩、風呂敷をぴたっと背負って
腕力ではなく足腰を中心にした全身運動を意識する。
このように骨盤を締める筋肉をみなぎらせることは、
男女とも、生命力に直結する要であろうと思っています。

僕は重心の位置によってその人の心身の安定度を判断し、
例えばどなたに投票するかを決めたりしています。
地元の選挙があるのですが、残念ながら候補者のほとんどが
顔かそれより高いという不安定な状況なので、
1人だけ胸にあった人に入れる予定。胸も高いのですが。
土台であるから、腰から下があらまほしき位置です。
この現代、そんな人は100人に1人、いるでしょうか。

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家族が増え、ぜひ家では円いちゃぶ台を使いたいと思っている。

物のよいのを古道具屋で購入してもよい。だいたい1万円くらいでしょうか。

僕は特別、古い感じが好きなわけではなく、しっかりしていて今後も長らく愛用できる質を
求めるので、灰色にすすけたものもキレイに拭いてしまうかもしれない。
いずれにせよ、今まで残っているということは元の造りがよい証明なので、
古道具屋や骨董市であれこれ物色するのが好きです。

円筒形の、塗りの大きなおひつを、以前 有楽町国際フォーラムの
大江戸骨董市で見かけたが、あれがあるといいな。
白木のおひつは日々きちんと陰干ししないと黒ずんでくるだろうし、
我が家では鉄釜で炊飯しているので、そのまま入れておくと錆びるために
何か移しておく器があるとよいのです。

そのおひつは本当に大きくて、大家族を目指したくなりそうでしたが、
今後は、シェアハウスという形態も増えてくるだろうから、
有用で味のあるものとして、おひつも生き直すかもしれない。

現在、食卓は正方形のこたつだったテーブル(友達からのお下がり)の
布団とストーブ部分を外したもので、
長男が正座したときに届くように、テーブルの脚も少し短く切ってある。
しかし、やっぱり円いということが、みなで和氣をもって囲むことができるので、
憧れを持っています。

子がもう少し大きくなったら火鉢も復活させて、部屋の中で
あれこれあぶって食べたいものです。

決して、昔はよかった、古きよき時代に還ろう、という意識ではなく、
停電したら何もできなくなる家よりも、こういう
シンプルで多機能なものを備えた方が未来志向に思う。

ただ、木を燃料にするのはもったいなく思ってしまう。
竹や枝やもみがらならよいけれど、
組み立てれば立派な家具や道具になり得る木を
燃やしたくないのと、今日本人みんながそれをやったら
木も足りなくなるだろう。

燃料は、廃棄物汚染を引き起こすソーラーパネルや燃料電池ではなく、
水や、そこに伴う水素による燃料を安全な仕組みに進化させて
使うのがのぞましい。現在では、電気分解で水素ガスを発生させても
爆発の危険がある。水素とは別ですが、テスラの外燃機関も
研究と参考にする価値があるでしょう。
ともかく、何をするにしても、それが100年先の子どもたちにとって、
生命、生態系にとってどうなのか、そして、世界60億人みなが
それをやったらどうなるのか、というまなざしをもって
社会や世の中を、大きな国から小さな家庭まで、築いていくべきと。

ただし、この不安定な時代の変わりめ、いつまた大きな災害が起こるとも
知れないので、原初的な暮らしや生命力を培うこともまた、
必要最低限な条件とならざるを得ないとも感じられます。

ふろしきもまた、昔ながらのものながら、シンプルで多機能で
用途を選ばない自在性をもつ、未来のひみつ道具の一つでしょう。
そして、風呂敷をきっかけに、自分でつくる意識、
身の回りにあるものを知恵と工夫で生かし、循環させる
ライフスタイルに時めく心を呼び覚ましていただければ、
徐々にきぼうの灯りでぽかぽかしてくる、そんな一歩を
みな様と共に進んでいきたいと思っています。

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今日は建国記念日で祝日でした。

長男虎之介の髪がなかなか伸びてきたので、「髪きる?」と尋ねたら切るとのこと。

自分の髪も息子の髪も僕が切っていますが、共通の方法は、
頭頂部の髪をゴムひもで束ねてから、それ以外をスキばさみですいたり
ハサミで縦(斜め)切りし、再びゴムをほどいて上の髪をかぶせて
レイヤーにしています。
このようにすれば、単に端だけ切ってきのこになることがなく、
また、多少のアラも上に残した保険の髪がかぶさると落ち着きます。

このために、脳天に長めの髪があって、僕も時おりちょんまげを結うことができます。
パイナップルや、くじらの噴水のようにも見えます。

風呂敷を敷き、体にもふろしきを巻いて、髪を調えはじめます。



今回は、はじめにたっぷりちょんまげをとって周りを刈り、
次に小さめに結って周りを調えるという2段階にしたので
3層のレイヤーになりました。



いざ、さっぱりした所で2人で出かけます。

友達が、鷹の台のギャラリーYさんで手織り作品の展示をしているのを観にいき、
帰りは国立に住む裁縫の先生宅におじゃましました。

chitose.Kというブランドを持つ先生には息子さんが2人いまして、
虎之介の自転車用ヘルメットにお下がりをくださるというので受け取りに。
加えて、着れなくなった子ども服まで頂戴しました。車のおもちゃも。

ちょうど今日、浜松から共通の友達が上京の折に
こちらに寄ることとなり、先生のお宅で再会し、
我が家の長女の誕生祝いに純米酒をいただきました。
裁縫先生は両親が共働きだったために子ども時代から家の食事を
任されていたということで、すてきな料理をぱぱっとつくるのが
とても上手です。
こうしてみんなで美味しくいただき、
虎之介も先生のお子さまが一緒に遊んでくれて、
楽しい夜を過ごしました。

今日は時間がありませんでしたが、アトリエを兼ねたここのおうちには
すてきな布も色々ありますので、風呂敷用に佳い生地を
探しに、また参ろうと思っています。
お裁縫先生のブログ

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こんばんは。
今晩テレビ出演ですが、我が家にテレビが無いので
後で録画を観る予定です。

もしもご覧になってからこのブログを訪れた方、
どんな放送でしたでしょうか。

テレビ局内、商店街の買い物、カフェでのワークショップと
色々撮影しましたが、4分ほどに編集されるので
果たして如何なる仕上がりになっているかと、わくわくしています。


(友達撮影のテレビ画面)

カフェも天然酵母の美味しいパン屋さんなのですが、
買い物シーンも商店街のこれまたすてきなパン屋です。
風呂敷は布で呼吸するので、紙袋に入れたパンとも相性はよいでしょう。
もっとも、現在日本のパンのほとんどは薄いポリ袋に
一つあるいは一種ずつ丁寧に包まれますね。

日本のパンは、本場中東やヨーロッパの、硬いパンとは違って
ほわほわの菓子パンが多いから、逆に水分が抜けないためと
傷つかないように、かなり懇切な包装がされるのでしょう。

いずれにせよ、パンには風呂敷、特にリネン(亜麻)の生地なんて
似合いますね。乾きやすく清潔で、丈夫です。
藍染木綿もまたよし。本藍染めは、もともと木綿を丈夫にするために
我が国では普及していきました。

僕も、自分で作ったり講座で販売するのは
丈夫で長持ち、おしゃれで永く愛用できるものを目指し、
特に大風呂敷は、中厚地の丈夫な木綿か、
麻生地、綿麻混紡を選びます。
ただ可愛いだけでなく、いざというときに全荷物を背負って
避難するなど、実地の耐久度は大切であるし、
それでこそ風呂敷ならではの多機能を果たします。

僕は講座などで様々な結び方を紹介していますが、
それほど多種類を覚えずとも、お氣に入りを
自分の必殺技にすればよいし、最もシンプルな
お弁当包みだってとっても役立ちます。
大切なことは、元の生地の丈夫さや
色柄の可愛さ、かっこよさ、おしゃれなことで、
いつでも携帯したくなる布を選ぶことです。

自宅に万全たる非常用持ち出しグッズが備えてあっても、
外出先で何が起こるかもしれませんので、
いつでも大風呂敷1枚と、小風呂敷2枚くらいは
カバンにはさんでおくことをおすすめします。

基本を覚えておけば、後は自分で如何ようにも
応用できるので、ご興味ある方はお氣軽にお問い合わせください。
日常、エコロジー、和文化、防災、旅、子育てに
老若男女みなが助け合える技を伝承するための
出張ふろしき講座を承っております。

メール isamix@gmail.com よこやまいさお
ホームページ

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朝は雪かき。
ちり取りのふちを両手で持って雪を掘りすすみ、
まずは埋もれた池の小エビやメダカを救う。
水に手を突っ込んで雪を取り出してから
風呂の残り湯を足す。
何とか生きていたようだ。

次は玄関からアパートの入り口まで
雪をかいて、道路までの道をつくる。

息子は大はしゃぎで雪だるま的な何者かを造っていた。
晴天でどんどん溶けるので助かった。

しかも、本日は夕方から三ノ輪のカフェで
出版パーティー。昨日の同時刻であれば最も吹雪いてて
キャンセルもかなり出たと思われる。

東京は生産でなく流通の場だから、
何らかの災害で流れが止まると機能停止。

僕もそろそろ、売ったり買ったりの元の
生み出す側につきたいので、いずれ東京を出て
東北などへ移住の可能性がつよい。

そして、丈夫で長持ちかつおしゃれな
百年ふろしきを生産していきたい。

今朝の雪かきは、1人で道を拓きながらも
ちっとも疲れなかったので、改めて
下駄と腰帯と風呂敷背負いで培った
重心の低い体づかいの底力を実感しました。
また、昨日は朝昼と食事の時間がなく
夜に帰宅してから、つい沢山夕飯を食べたのですが、
翌朝の雪かきにそのエネルギーが使われた感があり
体に任せたことには無駄がないと思った。

まだ雪の下にある 小麦やルッコラたちも
きっと強く生き抜いているだろう。

植物は温度差でつよく育ち、ミネラルを蓄える。
人も、づんと寒い思いをしてもお風呂でよく温まれば
つよい子になるでしょう。

重ねがさね、
明日2/10(月)の18:45以降に
TBSテレビ『Nスタ』で紹介いただきます。
短い出演でしょうが、きっとすてきに編集されていると思うので
ご都合よろしい方はどうぞご覧くださいね。
今日のささやかな出版記念パーティーでの
ミニ風呂敷講座の様子もちょっと映る予定。

今日の参加者の方々、
遠くから、雪道の上をお越しいただき
本当にありがとうございました!!

みなですてきな交流ができたならば光栄です。

雪とけて、きらめき清々しき春へと
お進みください。

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