ふろしき王子のブログ◎
出前講座開催☆
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・更新が滞り大変ご無沙汰していました。
今月は公私ともに移動が多く、仙台へ3往復と、
九州への出張がありました。

加えて、イラストを72枚描く仕事に取り組んでおり(本日完了しました)、
家内が自転車のカゴに入れていたカバンを目を離した隙にとられるなど
様々な体験のあった月でした(カバンは警察に届けられ中の財布ごと無事にかえる)

・変わらず、風呂敷講座や連載をつづけています。
今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

・アゲハの幼虫は、近所の友人の庭木の葉や、出かけた際に
少しおすそ分けいただいたもので、何とか数匹は既にサナギとなり、
まだ沢山の幼虫がいます。

・毎晩雨がえるが雌を呼ぶために鳴きつづけていますが、
 周囲に田んぼもなく、雄2匹の二重唱は運命のお方に届くでしょうか

・暑い日がつづいています。夏が大好きなので嬉しいですが、
異常気象が当たり前となっていて、これからの環境は不安定で
危険ともいえます。

一日、一日を、丁寧に、健やかに過ごすことによる
心身の安定が、非常時にも大難を小難に転じるでしょう。

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揚羽の芋虫の成長がはやく、みどりの新幹線がでっかくなり切ると、
今度はサナギへ化す位置を求めて鳥カゴの隙間から這い出すようになり、
僕の外出中に家族をてんて子舞わせたようだ。

そのため、帰宅後に枝葉ごと幼虫を外の鉢植えに挿しておこう。

部屋を出て、お日さまを沢山浴びて、そして美しい蝶として
蒼穹へ昇ってほしい。

夜遅くに帰ってきても、玄関開けてカバン(ふろしき)を置いたら
ペンライトを持ってお庭の探険がはじまる。
朝早い日は前の晩に水を撒いておく。

写真は歌い中のあまがえる。
お嫁さまは舞い降りるだろうか。

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前の家から連れてきて、また放した天(あま)ガエルが、
どっかできちんと冬を越して再臨している。

湿度高まる折にクワクワ鳴らすので分かるが、
恋の季節ということ小池を設置したところ、池の端に居るようになった。
卵を産んでくれる雌っちを誘ってひた唄っているが、
残念なこと、近所には他にアマガエルが存在していない。

だもんだから、そろそろ同じ市内の田んぼに行って、お玉じゃくしを
採ってこよう。何匹も蛙の棲み着くようになれば、いずれ
池に卵も見られるだろう。

セツナ、と名付けてみたそんないっぴきフロッグも、
腹はでっぷり豊万である。

この裏庭には、天文学的な数の餌がいる。
なめくじ、団子虫、クモ、カマキリっ子、ショウジョウ蝿、蚊等々。

池をもっと広くするか、数をふやせば、女かえるも何らかの形でやって来るだろう。
試しに、おもちゃのバケツでもよいから、水を湛えて置いておこう。

表面上の脈絡もなく、出逢いはある日突然位置するもの。

そうなるための場、装置づくりは必要。
勝手口に枝のある鉢植えを置き、そして水の器が計3つあると、
雌の蛙が訪問します。
眠たい帰りみち、そんなそんなを想って。

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AGH40  


いま、居間にはアゲハの幼虫が40匹いる。

庭に置かれたるいくつもの夏みかんの鉢植えはそう大きくもないのに、
アゲハや黒揚羽がぴこぴこ卵を産みつけて、孵った幼虫たちは
生育途上で飼い葉が尽きて途方に暮れたり。
このままでは路頭に迷い、道半ばで蟻の巣送りとなっちまうため、

昨日の朝、近所のお友達の庭のレモンの樹の葉をおすそ分けいただいた。

夏みかんとレモンでは、ちと葉の香りの違うけど、ちゃんと食べてくれました。
裏庭、玄関脇、塀の上、二階ベランダに分布する鉢植えから、
幼虫の救出劇を行なう。既に周辺を徘徊したり、
隣の、餌にならない菜っ葉に付いてる者もあった。
小さな幼虫もいれてかなりの数、

枝付きレモンリーヴズをピーナツバターの空き瓶の水に差し、
幼虫が水に落ちぬよう、斜めにたたんだハンカチ(小風呂敷でもよい)で
枝の中間付近を束ねておく。

この子たちを入れておくのは鳥かご。
たまに隙間から出てってしまうのを
捕まえる。

そんなで、何とか命をつなぐことができた。
ツノの香りも、凝縮した夏みかんからレモンの精油のごとに
チェンジするかも。

植木鉢の夏みかんたちも、もっと大きくなって、沢山の揚羽蝶を育み、
そして新鮮な実もたわわせてほしい。

現在うっとこの庭には色んな生きものの目白押しだ。
カメムシ、ムカデ、コメツキ虫、大グモ、
雨がえる、メダカと稚魚、小エビ、ヤゴ、
たにしの子、カマキリの子、ハサミ虫、かたつむり、
蟻になめくじ、団子虫。

野菜くずとうさぎの糞尿が、この生態系を支えている。

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先日、仙台へ出かけたとき 上野からの新幹線の指定席が取れず
立席でした。扉付近で数名の同士(?)たちと
立ち続けているのは、学生時代の18切符の鈍行の旅が思い出される。
とはいえ、大宮の次は仙台という超特急だから、
各駅で7時間かける情緒とはまるで異なる。

鶏の水飲み器のごとく、玄関前の田んぼには
ペットボトルを逆さに固定し、水が減ると注がれる仕組みに。

メダカの産卵が著しく、きちんと別容器に分けていけば
数百匹じゃきかなくなる。

ちょうど友達がメダカとヌマエビを飼うというのでおすそ分ける。

その小エビもまたよう殖えるもので、いっときは本氣で
おかずの佃煮にしようと企てたことも。
しかし、人は矛盾の感性というか、可愛くて命をとれない。
もっと広い池を手がけて、山のように採れたらまた
感覚も変わるのだろう。

いよいよアゲハの幼虫が一部、路頭に惑いはじめている。
飼い葉が足らなくて。

近所の、レモンの庭樹のある友達からもらい受けよう。
揚羽蝶のイモ虫は現在、10鉢ほどの夏みかんの植木に
計50匹は下らない。
これたちみんなアゲハ蝶となって大空に羽ばたけば素的だ。
まだ黒褐色の鳥の糞の擬態であるが、近々ガチャピンのような、
みどりの新幹線に変わる。

この顔が好きだ。

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夏日がつづき、動植物は盛んに育まれゆく。
ひとつめの写真は、家と塀の隙間で育てているヨシ。

稲も芽吹き、田んぼ準備中であるが、
田植えや野菜の種まきは、5月でも6月でも、夏の著しき
生育により大差なく追いつくもの。
かえって5月下旬ころにいったん草取り(抜かずに刈るのみ)
してから種を蒔いたほうが、その後再び生えてくる
周りの草たちと共存できるという考え方もある。

また、水田の場合は、畦を高くして水深を通常の2~3倍にし、
底まで光が届きにくくすると他の草が繁らなくなるし、
生き物が棲みやすくなって窒素が供給され、
天敵の棲み家にもなる。
併せて、密植せず間隔をあけて風通しをよくすると
病氣にかかりにくい。
いずれ、さようたる田を広く手がけたいものです。

ふたつめの写真は、上陸したひきがえるの子。外は暑いけれど
野性の勘で居場所を見つけがんばってほしい。

水たまりのある原っぱや生態系のある用水路も乏しい
現代において、通常水中にはいないヒキガエルと雨蛙は
まだ何とか生きていられる。
一本の樹、一坪の繁みが、命を代々つなぎ育むこともある。

環境保全はまず、美しい形としての場を調えることで、
ふさわしい中身が吸い寄せられる。

その形とは、人間の視点と都合による小手先のデザインではなく、
型にはまらず、ランダムに、臨機応変な変異性を持つがゆえに
多目的と万能を備えた、固定されていないかたちが希ましい。

みっつめの写真は、スーパーで買った豆苗を食べたあとに
伸びてきた、二期目の苗です。

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週末の福岡出張から帰宅すると、
メダカの稚魚がふえ、
お玉じゃくしはますます蛙に近づき
アゲハの幼虫は小さい鉢の葉にひしめいてて、
稲の芽はちゅるりと伸びて緑に彩づき、
ヨシはぐんぐん天へと伸び、
裏庭にゃドクダミがのび茂り、
そして子どもたちはこの3日間でも随分成長したと感じる。
まさに草木いきものいのちはぜる時季。

カブト虫の幼虫など2週でふた回りは大きくなった。

竹チップが常温で発酵し、なめくじが共存、
そんな土を美味しくかじっているようだ。

羽田空港へ向かう折、おらが江戸前こと東京湾は赤潮にて、
薄めた醤油のような海水の色。
川からの排水が窒素過多で、その元は流しより流した油、
畑から地下水へしみ込んだ肥料、
そして下水だ(大雨時は水再生センターへ向かわず直接川へ流れる地域も多い)。
また、そういった養分が使われず、循環しないまま海を汚染する原因は
川辺にヨシや小エビ等の水生動植物や微生物の棲み家、居場所がないことと、
洗剤やシャンプー、入浴剤、歯磨き、ヘアカラー、パーマ液の排水由来の
界面活性剤や有害塩素化合物によりちいさき生き物から犠牲となり、
あるべき生態系に成っていないことによる。

福岡の室見川では、水質の如何はともあれ、河口で潮干狩りする
人の居たり、橋からフグなどの魚たちがよく見える距離という点では、
場として街が海と身近であること、かつての東京もさうであるから、
よき参考となった。

まず、現状を間近で観察できることが大切だ。
目の届かない川の水質の数字だけ追いかけても、
一般大衆ひとりひとりの思いが水へ伝わってこそ、
しかるべき改善の形が湧き起こるのだから。

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連休中の仙台から帰ってくると、

・夏みかんの鉢にアゲハの幼虫
毎年餌の葉が足りなくなる。どないしよ。

・メダカの稚魚が孵化していた。これからますますでしょう。
水底にはこの子ら狙うヤゴも居る。

・ひきがえるのお玉じゃくしに手脚が伸びて、カエル形になってきた。
陸(おか)に上がったら、庭でちゃんと生きられるか。餌の虫は豊富。

・裏庭にカマキリの子ども。カマキリもバッタに近いのか、
ピヨンと跳躍した。これから、好物のオンブバッタも来るかも。

・植木鉢の下に大きなムカデ。鶏がいれば食べてもらえるが。
ムカデもこの庭を選んで来てくれて、どうも有難い。魔除けになるだろう。

・メダカの稚魚のバケツにはミジンコもいっぱい泳ぐ。まだ食べられないから。
うさぎのおしっこで藻がふえると、みじん子も増殖。
まだいないけど、生き餌の必要などじょうにもよい。

・隣近所の樹上からか、雨蛙の声のクワックワッと聞こえる。
これから産卵シーズンだろうから、試しに裏庭に
発泡スチロールの水場を置いてみた。藻も浮かべて。

・水に浸しておいた稲もみから芽吹いている。
流されないから、直播でもいける。
田植えをすると、少し根を失ってしまう。

・預かってもらっているウサギは元氣だ。
まだ性別不明だが、名前はピョン子になるかも。
ご近所の四兄妹が可愛がってくれている。
お土産にうさぎの柄の小風呂敷。結び方もいくつか伝える。
きんちゃく袋。手袋。ウエストポーチ。お手玉。
ついでに忍者のポーズも。

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連休中、義父のお見舞いに仙台へ来ていた。

晴れた日も東京よりはこころ涼しい。

いくらか現代っ子デビューを果たした。
初IKEAに、初アナと雪の女王。
イケアは、家具類をモデルハウスの如き
生活に即した展示をしている。
形はベーシックで色柄はキュート、値段はやや抑えられて、
現代子に支持されるのは分かる。

ただ、これらはみんな外国の木材。日本には杉や檜の放置林が
ごまんとあって、上手に使えば立派な材になる。
デザインや製作技術にしても、氣候や伝統に根差した
より日本の暮らしと調和したものが、同じ価格で可能なはず。
そちらに飛んでほしいなあと。

さて、帰りは大きな荷物を三つ背負って。
同じ風呂敷をしょうにしても、ショルダー部分が長いと
下に引っ張られて肩に食い込む。
短いほうが上から背中が押されて歩きやすくもなる。

このたびは、一番下の荷物をさらに風呂敷でくるんで腰に巻いて支え、
その土台に上の二つを乗せている形。

上手く背負えると、背を丸めずともすっくと進めて、
前から見ると何もからってないように見える。

荷物は重さよりも持ちやすさ、そして体と一つになること。

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先日、英国よりいらっしゃったご家族との風呂敷講座のひとコマ。
シュシュで開け閉めのできるふろしきリュックにおはします。



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ちょいと出掛けた折、息子の同級生宅に兎を預かっていただいた。
近所といっても、ケージや牧草等、荷はかさばり
台車は無いので自転車に積んで、うさぎとカゴは持ち手に
風呂敷をたたんだ帯を通して斜めがけに背負う。

なんとか無事に届けたが、地下道を掘る故か穴ウサギは
震動を怖れるため、着いてしばらくはドキドキしていた。

そんな日の朝、裏庭で雨蛙と遭遇。昨年引っ越し時に
前の家から連れてきたカエルで、放してあるものの
自らどこかで冬眠し、樹上に居着いてどっこい生きているようだ。
これから田んぼに産卵の季節なので、一応水場を用意し
藻を入れておいた。庭の水槽や鉢にはメダカやヌマエビの他、
現在はひきがえるのお玉じゃくしとヤゴも。今年はもっと
生きものたちの絵を描いていこう。

ちなみに、穴ウサギがラビット、野うさぎがヘアーで、
雨蛙がフロッグ、ひきがえるはトードです。

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きのう今日と、夏日のつづいている。
幼な児を水遊びさせたいが、風呂場か裏庭にタライを置くか。

大空の下のほうが楽しいだろう。
日よけかぶらせて。

髪は長いほうが涼しい。
まず髪自体が帽子のように日をさえぎる。
また、汗で濡れた髪が乾くときに熱を奪うので涼しくなる。

蒸されるのが最もよくないので、風通しのよい髪型に
結び変えるのはおすすめ。

坊主頭はかえって陽の直撃を受けて熱くなり、
熱中症で倒れるのは野球部が最も多い。

帽子も、通氣よくて蒸れないものを。
やはり麦わら帽子は涼しいが、かさばることもあるので、
麻の風呂敷を帽子型に結ぶのもあり。

・・ここ数日、帰りが遅かったり朝まで風呂敷を縫っていたので
電車内でぽわんとしてます。

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