ふろしき王子のブログ◎
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裏庭のかたちむりが、ぴるぴる壁を這い登りつづけて、
はや 屋根の裏側に逆さまにひっついてる。
3階の高さだに。

かたつむり ゆっくりだけど 志の高い旅人だ。

僕は明日、墨田区のイベントで風呂敷でおじゃまします。

たぶんぼーっとしています。
で、何かやること思いつくと
突然羽なり骨なり奏ではじめるでしょう。

生来の苦労性ですが、理想は与太郎、役たたず、駄目ニンゲンですね。
なぜならば、人は群れで生きるいきものなれば、
10人で生きるなら10分の1のはたらきに徹することが
みなみなの和を結びます。
もし80%やってまう人が10人いたら
ぶつかりあって 不調和、争いを生むかも。

みんながそれぞれの自然体から自発する
大得意分野をしゃしゃり出て
助け合うすてきな世の中に為るためにも、
みなみな駄目人間を心がけ、それでもやらずにゃおられぬコトだけ
動いていれば、ストレスがなく、それを解消するための
産業や犯罪もなくなり、シンプルに目と目
肌と肌 声と声を響かせ合う、
地球とならむことよ。

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庭の田んぼも澄みきって、はれてメダカ・小エビ・お玉杓子が
およいでいます。
たにしもいます。

稲は湿地でも、またはある程度乾燥を防げれば育つけれど
水田というアイデアはかしこいと思う。

森のミネラルの解けた川の水が注がれるし、
生物の居場所となって、稲の体をつくる窒素分となる
糞も自然に供給される。
でも水の流れがあるから肥料過多になりにくい。
風で土が吹き飛ばされない。
ダムの役割となって洪水防止に役立つ。
じんわりしみて、地下水をつくる。

先日、小学生対象に藍染教室をしましたが
水道水にも含まれる塩素(次亜塩素酸ナトリウム)は
漂白作用もあるため、染めものには浄水器を通した水を使います。
持参のものには、赤さびをとる糸巻きの白いフィルタと、塩素をとる
炭のフィルタが前処理として付いていますが、
会場は古い建物に年代もののタンクで、
バケツ数杯の水を汲んだだけで
白いフィルタが錆で真っ赤になってしまった。

ここの蛇口の水をそのまま飲んでは体によくなさそうなので
スタッフの方に伝えると、やはりご存知のようで
浄水器を付けて使っているとのこと。

しかしおそらくあっという間に詰まりそうにも感じる。
本当は、タンク内を掃除したり、建物の水道管を鉛や鉄から
現在一般的な塩化ビニルの管に変えないと、
子どもたちは普通に他の各蛇口からも飲んでしまうと思われる。


田んぼにもどりますが、雨の酸性の中和や水のPH調整のために
卵の殻が沈めてあります。
重曹や石灰のようにいっきに溶けることなく
酸性に傾いたときに溶けるのでちょうどよい。
タニシも殻を食べるので、カルシウム不足で仲間の
貝殻をなめ溶かさなくて済む。

小石も多少入っているので水が腐りにくくなっています。

生長したおたまじゃくしや溺れた虫がつかまるように、
枝を組んだいかだが斜めに立て掛けてあります。
小エビも休憩するし、下は日蔭の隠れ場になる。

田んぼは小さい庭の南東の角に置いていますが
上に椿と百日紅の枝葉がひろがり
それほど日当たりがよくないので
光合成不足でおとなしい稲になるかもしれません。

椿は常緑だから目隠しにはなるけど
南東に植えるのは冬も日蔭になるので
あまりふさわしくないと思う。
低くして生垣ならよいけど。

借り家だけど、少し剪定してひかりを取り入れたい。
日当たりのよいほうがチャドクガは抑制できる。
光合成でつくられるブドウ糖よりも、葉をつくる窒素分が多いと
日当たりの乏しい(光合成が低効率)の葉は
毒蛾の幼虫に食べられる。
樹にとって不必要な葉を食べて土に還すのも虫の役割。

毛虫の毒針も、触れる人によって平氣だったり
激烈に腫れ上がったりする。汗かき体質の方はやられやすい。
日焼けに弱くて赤くなる人は毒針にも弱いので注意。

いずれにしても、めくるめく自然と人との営み・関係性の業。
雨降って、かたつむりは壁を這い登りつづけている。

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昨日の朝、息子と庭のちいさな田んぼの田植えをした。
苗は1本植えで計20本。
後から思わば、2本植えでもよかったかも。
隣同士励まし合うのでね。

一緒に藻とウキクサを入れておきました。
窒素分が多かったときの調整役です。足りないときは葉が黄色くなるので分かる。
同様に、水のPH調整で、貝殻や卵の殻を少し沈めておくのもよい。酸性雨もあるので。

水が澄んだらメダカ、ぬまエビ、御玉じゃくしを移します。
新居は南側の庭が小さめで、ツバキと猿すべりとアオギリとツゲの樹蔭。
東側は50cmほどの隙間のみ、西側も通路だけ。
北向きの裏庭はやや広いが、何せ北なので
東の朝日と午後の西陽のおすそわけを頂戴する感じで
日照時間は多くはない。

この貸家も、2年契約であるしいずれは出る日も来ようが
裏庭をどう生かすかという学びと実践の場となろうか。
そしていつか、満を持してお日さまいっぱいの土地で
田畑を展開するかも!したいです。
まあ、いずれにせよ家の庭なので、近所に畑を借りたりして
ここに住む期間も新しい展開が待っているかも。

最も多い鉢植えは常緑の樫で、裏庭でも問題ありません。
夏みかんは西日も好みそうですが、
素焼きの鉢は呼吸によって中が蒸れにくい一方
乾きやすくもあるから、水やりは多めにしないと
中はすぐカラカラ浴場になる。

だから、浅いバットに水を張り、その中に鉢を置いておくのは
吸水的には便利な方法でしょう。植木屋などでは、
そこにボウフラが湧かぬようメダカを泳がせています。

ちんげん菜、ルッコラ、のらぼう菜、花大根など
太陽を好みそうなアブラナ系の種があるので
さて、これらをどこに蒔こうか検討中。
とりあえず種だけはつないでおこう。



すぐに形にできずとも、思いを秘めつづけていれば、
次の誰かが引き継いでくれる。だから、無駄な理想なんてない。
その土地の石が記憶している。図らずとも影響を与える。
人は宇宙の旅人だ。選んだ水の地球(ほし)を生かそう。

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久しぶりの更新となり、日々訪れてくださる方申し訳ありません。

ようやく、新居にも徐々に馴染んできている情況です。

旧宅より運びし土によるプラ舟の田んぼも準備中。
土に水を混ぜると泡が立つので、その泡を取り除いてから
水の澄むまで待ち、稲の苗を植えます。

本当は、田植えせずにモミのまま播くほうがよく育ちそう。
種は蒔かれた場所での生長計画を立てるだろうし、
苗床から苗を取るときに、根っこが多少外れてしまう。

稲を植えて少し落ち着いたら、メダカと小えびを入れますが、
今年も息子が近所の田んぼで捕らえたアマガエルのおたまじゃくしが
既にいるので、彼/女らも仲間に加わります。

うちのメダカは育ちがはやく、この春の稚魚が既に大人に近い
大きさとなっていますが、これは風呂の残り湯を日々注いでいるので
人のアカなど窒素分があって、それとお日さまで藻が湧いて、
藻を食べるミジンコが沢山発生しているから餌が豊富なためでしょう。
人の暮らしが生態系の中の食物連鎖に調和し、家庭排水によって
川が汚染されるという現状の改善に少しでも貢献できていればさいわい。

人が生きる限り自然は破壊され生物は苦難をこうむる、と決まってるわけでは全然なく、
たとえば田んぼが多くの生き物の居場所となってきたように
人の営みが織りなす、人の自然というものがある。

雨の静かな昨日の朝、裏庭の野菜くず投げ場の目隠しのヨシズには
かたちむりが這い登ってた。



野菜くずは、軽く土をかぶせたほうが微生物による分解で肥料になりやすいが
あえてそのまま置いておくと、ダンゴ虫やなめくじが直接食べることで
それをまた食するカエルやトカゲも訪れ、庭に生き物がふえやすくなる。

この日記、こういう話題ばかりで、風呂敷の件が少ないのですが
元々ふろしきをはじめたのも、使い捨てのごみを減らしたいという
環境への思いで、その源は、山奥で虫探しではなく 身近な家の周りに
豊かな動植物の生態系が共にあればという願いからでした。

土曜日は日野市の中学校の保護者と若干の子どもたち対象に風呂敷の結び方お稽古、
日曜日は同市の子どもたちに小風呂敷(バンダナ)の藍染と結び方の稽古を
させていただきました。

現在、絶賛「ふろしき一枚運動」展開中。ひとり地味に坦々と。

これは、使わんでもよいですから、いつものカバンに
風呂敷を一枚、たたんで忍ばせておこうというものです。
薄くて軽い非常用アイテムともなり、必要になったとき、いざというときに
その場で工夫したり、ただの弁当包みだけでも何かと運搬・収納等々
役立つものです。
みんなが持っていれば、助け合ったり教えあったりもできる。

家のタンスに風呂敷が眠りつづけている方やバンダナをお持ちの方は
ぜひ今すぐでも、引っ張ってきてカバンに携帯しておきましょう。
ふろしきは、斜めに折りたためば(三角に折ってから、上の角からパタパタと折りこむ)
ロープ代わりにも化けます。左右に角があって手ぬぐいよりもつなぎやすく、
また、バイアスで伸縮性があるので使いやすい。
ひらいてほどけてきてしまう場合は、一度、中でひとつ結びしておけば大丈夫。

そんなこんなで、引っ越しても変わらずに庭のいのちを観察したり
風呂敷を結んだりしておりますが、これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。

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引越しました。

同じ日野市内(自転車10分)。最寄は京王線高幡不動駅。

やや年代物ですが、一軒家。賃貸。
裏庭に鉢植えをずらり。どんぐり由来の樫と、自然に発芽した
夏みかんが多い。

昨日、旧宅の庭から土を若干運んできた(連絡済)。
背中の筋肉全種類動員のがっつりな重さ。風呂敷で背負って。
刈った後の小麦畑の土。田んぼに使います。

そう うちから巣立って近所から鳴き声だけ響いてた
遭遇困難なアマガエルが、引越しの前夜、2匹立てつづけに
僕の目の前にぴょんと降ってきた。
巡りあえたら一緒に行こうと思ってたので、いちごパックに入れて
自転車で坂を下り、新しい庭に跳び移った。

うっとこはカエルを放し飼い。

力尽きまして、床に眠る。
あけぼのに目覚め、ヨシに水を注ぐ。
朝4時、水に花が咲く。


ちなみに、昨日夕食後に 眠すぎてそのまま横になりましたが
北向きで、右腹を下に横向きで寝たらとても熟睡できたようです。
これから朝風呂にへえりまする。

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朝の光がぽかぽかときもちよい。

昨夜は12時ころ帰宅してパソコン見てたら
大変に眠くなってその場でドタン。
4時に目覚めるが、風呂に入る前に
庭の小麦やルッコラの種を近々採るために
稲のように刈って束ねて逆さに干した。

やはり早朝の空氣は清らかで最高じゃ と
思い出しながら行きの電車でこうして書いてたら
ふたたび激しき睡魔降臨けつかってウッカリねちゃい、
乗り換え駅を過ぎてしまった。

で、今後はとにかく残業することなく
早く寝て早く起きて効率よく生きたし。
昨夜は遅寝早起きやったから。

あさってはいよいよ引っ越し。明日の日曜日に荷物を箱詰めなどする。
賃貸だけど、念願の一軒家です。赤ちゃんが泣くので
長屋は氣を遣う。
また、部屋が増えるのでミシンを据え置きで稼働させたり
友達が泊まることもできる。
新たしき住まい・町にはどんな思い出が待っていることか。

浅草(29年1ヶ月)→伊豆長岡(4ヶ月)→浅草(1年8ヶ月)→小平(2年)→日野(2年8ヶ月)→高幡不動
こんな風に棲み家が変わっています。

住むとこは地球しか無いし、日本は一番よい国だ。
もちろんいつの時代にも色んな問題はあるけれど、
その中にあるよさを引き出して、いっしょに生きていきたい。

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今朝、息子を幼稚園に送りがてら 新居の庭の鉢植えを見ようと
自転車を出したら、ぴょんっ と何か落ちた。

この雨の数日間唄いつづけていたアマガエルのうちの一匹だ。
もしも巡り逢えたら、新しいうちの庭に連れて行こうと思っていたので、
つかまえて、いちごのパックみたいな容器に入れて息子とともに向かう。

着いてフタを開けると、ぽーんと跳んでメダカと小えびの睡蓮鉢にダイブしてから
家の壁を伝ってどこかへ去った。居着いてくれると嬉。



だけどその前に、もっと驚くこともありました。
物置の下が掘り返されてて、おそらくそこから出て
隣の家と塀の間の細い空間にケモノが歩いている。
黒っぽくて、ドブネズミかなと思って覗いたら
なんと、タヌキの子が3匹。子犬っぽい感じです。

物置の下の穴は、大雨の時に避難していたのでしょう。

親は見かけませんでしたが、

以前、メダカの鉢を置いた翌日に何者かの糞(木の実など色々混入)が
水に落ちていたので、ようやくその正体が分かった。

もともとの住人であるし、尊重して共存していきたい。

ミニトマトを植えるところを探すと、
裏庭は日蔭氣味なので
表側の家と塀の間、30~40cmの幅に
ドクダミばかりの茂っている所がよいかと。
ちょっと伸びれば日が当たる。

どくだみは多年草のため、根ごと抜いてから
そこにミニトマトを植えるが、この庭は
全面に小石が敷かれている。石は適度にあったほうが
土の酸化を抑制する。それでも多すぎるので、
ある程度は取って他の位置に集めておく予定。

土に窒素分があれば、それをたんぱく質として
茎や葉は作られるが、日が当たらないと光合成ができず
でんぷんや糖が足りず勢いに欠け、実もならない。

窒素の元は、雨水、窒素固定植物の根粒菌、生葉、それを食う生きものの糞、
死骸、人為的な肥料(ヌカ、油かす、硫安など)。
基本的に、そこに豊かな生態系ができて生きものがいっぱいいれば
窒素分はこと足りよう。窒素過多も問題なので、
適度に雑草と共存するくらいでちょうどよい。

土の微生物が窒素分を分解してイオン化の(水に解けた)かたちが
植物の根に吸収されるので、その微生物が棲みよいように
保湿(雑草によるガード、枯れ草や落ち葉、セダム)や
酸性雨の中和(土表にだんご虫の死骸や貝殻、卵の殻)、
微生物の燃料となる炭素(枯れ草や落ち葉の層)があるとよいが、

要するに、それは様々な動植物が共生している豊かな生態系に他ならない。

耕起:雑草(一年草の根っこ)がたがやす
肥料:虫や鳥の糞を常時微生物が分解して生み出す

ならば、雑草の繁れる原っぱに野菜の種を蒔いて
うまく実るかというと、周りの雑草の丈が高いと
野菜の葉の光合成不足になり、葉はある程度伸び広がれど
実はならないことになる。
また、ヨモギなど多年草が根付いている場合は
土中の根が分解されないために土が固く締まっているのと、
多年草は枯れ草があまり出ないし、虫もそれほど食べないので
窒素分が少ない。多年草は春から夏にめきめきと生長する
必要がないので、体を作る材料の窒素分が少なくても平氣。

だから、原っぱの一部を畑にするなら
まずそのエリアの多年草を根ごと抜く。

ススキやヨモギ、ミント、どくだみなどの
強力な多年草がなくなると、そのうち一年草が生えるので
それは抜かず、中程度の丈にハサミや鎌で切るだけにする。
そこに、マメ科の種を蒔いて土中の窒素分をふやす。
マメが伸びてきたら、日が当たるように
周りの雑草(一年草)は、やや低めの丈に刈っておく。
雑草にはバッタなど虫が来て、そこにカマキリや
トカゲ、鳥が訪れて糞などの窒素分も増える。
それを分解する微生物も増えるが、その燃料となる
炭素として、ハサミで剪定した雑草が生きるので
刈った草はその場に放置しておくと、微生物のエサ兼
保湿に富んだ棲みかとなる。

そういう感じに土ができてから、野菜の種を蒔く。

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すてきな冊子の中に、ふろしきの原稿を載せていただきました。
どちらも購読可能ですので、
興味ある方はぜひお願い申し上げます。

『仏教の生活』お盆号
 宗派を問わず全国のお寺に置いてある小冊子で、
 60年の歴史があります。

『ちゃぐりん』7月号
 農協系の出版社「家の光協会」発行で、
 もともと『こどもの光』というタイトル。
 農協組合員のお子さまの楽しむ読み物で、
 各取材や連載漫画など、充実しています。
 「キテレツ大百科」もこちらで掲載されていました。

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雨は一日中降りやまないが、この夜中に外のどこかからか
ギォッギォッゲォッゲッ 雨ガエルの歓喜はつづく。

~2,3日後

連日の雨で巣穴が水没の危機でしょうか。
ひとりいっこずつ白い卵を背負い、
軒下に無数のアリが避難している。

さて、まだ植える前のミニトマトの苗は
黒いビニルポットが熱くなりすぎぬよう
庭のやや日陰部に置いていましたが、
陽を求めてするすると上へ伸び、
小さな緑色の実さえなっている。

そろそろ新居の庭(引越しは来週ですが)に
植え替えたほうがよいかな。


庭のどこかに棲み着いているアマガエル
(去年息子が捕ったおたまじゃくしが巣立ったもの)を
新居の庭に連れていくかどうか。
もしも捕らえることができればご一緒したい。
元々、乾燥した高台の住宅地であるし、
新天地のほうが、川も近くて暮らしよいはずで。

あとは、2年ほど前に裏庭に植えたユキノシタと
フキも、多少は移植する予定です。

トマトは日の当たるところ、フキなどは樹の下など
日蔭ぎみでよいですが、はっきりしないときは
一日中、庭の日の移ろいを観察するか、
数ヶ所の候補地に植えておくとよい。
それは種まきも同じで、人間の都合とは別に
その植物に合った水はけ、日あたり、風通し、土のPH、窒素量であれば
よく育つわけなので、手をかけすぎないと維持できないのは
位置が適していないということ。
砂漠のサソリを湿地で飼えば病氣になる。

雨で数日新居の庭に行っていないが、みんなげんきかな。
アマガエルに加えてヒキガエルの来訪をまずは目指し、
いずれはアオダイショウにご闖入いただきたし。

川も近いので、もしかするとカナヘビ(やや乾燥を好むトカゲ)でなく
ニホントカゲの棲みつく可能性もある。
そして、蛇もシマヘビ。ちょっと氣がつよく、
あまがえるが大好物です。げえっ(やや蛙をひいき)。

そういうわけで、生きもののことばかり思っています。
もちろん、人も、樹も微生物もみんな、いきものです。

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昨夜は遅めに帰宅してから、
冷蔵庫の冷やご飯に味噌を付けて食べ、
あとは手作りパンを結構な量いただいて
食べ過ぎちゃいましたが、

翌日の今日はまたタイミング的に朝昼抜きになったので
胃腸を休めることもでき、結局はなるように
バランスがとれてよかったナリ。

我が家の赤ちゃんと息子が 立て続けに高熱を出すが
それによりむちむちの体がスマートにすっきりしました。
最近急に暑くなったので、余分な皮下脂肪を高熱で燃焼させて、
からだを夏仕様にトランスフォームした事と思われる。

子どもは、熱を出して復帰するたびに
体もこころもひと皮むけて生長する。

息子は幼児から児童の如く、娘は10ヶ月ながら
赤ちゃん的なむくみがとれ、少女のにおいをなびかせる。

熱があっても、全身が火照っていて 元氣のある感じならば、
たいていエネルギー過剰なので
熱を出したり鼻血を流したり、お腹を下してしまえば
けろっと涼やかにすっきり回復する。

自然の免疫反応に対し必要以上におそれ、
様々な薬によって症状を表面的に抑えるのは
必ずしも得策ではない。
木を見て森を見ずとならぬよう、たとえ目立った症状がなくても
何か変だ、おかしいと感じたら心を向ける必要があるし、
何かあっても全体的には問題なくげんきなら、
体は自分で治ることができる。

この体は、何億年もかけて多様な環境や状況を
くぐり抜けてきた遺伝子による、めくるめく生命力を潜在している。
人為的な様々な新しい化合物や多量の放射能など
かつて経験していない物質により現代は病氣も多いが、
幅広い角度から知識や情報を集めて判断しながら
先祖より給はった大切なからだを丁寧に生かしていきたい。

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暑い日がつづいています。

引越し前の我が家も、外側の物干しの上で
まるめてあったヨシズを垂らし、部屋への日差しを防いでいます。

鉢植えはほとんど新居の庭に運び了え、息子を幼稚園に送り迎えのたびに
途中で寄って、ペットボトルに汲んだ残り湯などを植物に注いでいます。
だるまピンでいくつも穴を開けたフタに付け替え、シャワー状に撒いてます。

引っ越せば幼稚園も割合近くなりますが、現在は大きな坂を挟んで
自転車で15分の距離にあり、息子を後ろに乗せて炎天下の坂道を行くのは
なかなか運動になる。僕は結構食いしん坊なので、
こういう暮らしのお蔭で、バランスがとれましょう。足は下駄。

夏の普段着の定番は、藍染Tシャツと海パン(少し長めで短パンに見える)、
麦わら帽子、下駄、そしていつもの風呂敷を背負う。

先日のイベントで似顔絵を描いていたとき、相当な暑さの中
口の中が乾いていつももごもご動かしていた方がいらっしゃったので
水分摂ってますか?と尋ねたら、水は飲んでいるようですが
高血圧のため塩分を控えているとのことでした。
塩の不足によって唾液の出がよくないのか。

こんな暑くて汗をかいているのに適度に塩氣を
とらなきゃ駄目だろうと思いましたが、
塩分と高血圧の因果関係はいかがか。
個人的な考えとしては、まず高血圧が極まる最も
大きな原因は温度差で、真冬の入浴時に倒れるお年寄りが多い。

また塩で血圧が高まるとすれば、それはニガリの影響もありそう。
にがり(塩化マグネシウム)は、豆腐を作るように
蛋白質を固めるから、血管も細めて血圧が高まるのではないかと。
そうなると、自然塩といってもニガリが多いと問題。

かといって、岩塩や精製塩ではニガリが無い代わりに、他の
必要なミネラルにも乏しい(人体には26種のミネラルがある)。
ミネラルの働きは、
・補酵素として、体内で消化や代謝の働きを助ける。
・体液のPH(酸・アルカリ度)調整。
・電位差によって電子を取り込み、体の酸化の速度を緩める。

他にもありそうですが、ミネラルは生きる上で必須。
しかし、サプリメントで補おうとしても、ほとんどは
高分子のため吸収率が低い。
海の塩のミネラルは、もともと水に溶けてイオン化していて
低分子であるし、海水には91種ものミネラルがある。

日本では塩を味噌や醤油の発酵食品に替えて、3年以上寝かすことで
必要なミネラルを確保しながら、ニガリの害を消してきたという。

もちろん、他の食品からもミネラルは摂れるけれど、
化学肥料と、森の樹種による水の変化によって
50年前と比べて10分の1になってるという。

長くなりましたが、そんなこんなで、塩氣はきちんと作られて、
できればよく寝かされた味噌で補うのもよさそう。
やはり家庭で作るべきですね!佳いものを安く、毎年仕込んで
子や孫のために寝かせておけます。

夏はきゅうりやトマトに味噌を塗り、体を冷ましながら
ミネラルを補うとよいでしょう。


話がちょっと変わって、
今度、鉢植えで使い古した土をいただいて、リサイクルします。

土、この地球の大地のつちに、はじまりも終わりもないとは思いますが、
生きている土の条件としては
ミネラルが豊富なことと、表層部に有機物(窒素分)があって
それを微生物が酵素で分解している状態です。

もしもそれをごっそりと掘り採って、袋に込めておけば
そのうち有機物はみな分解されて、微生物も消えて
残りカスのような土になるので、土は土だけで成るものでなく
生態系の中で、いつも動植物の暮らしとともにあり、
枯れ草や糞、虫の死骸などの窒素分がいつも供給される中での
システム自体が土といえる。

だから、鉢植えの土がそのような乏しい状態になるのは
そこに食物連鎖や生きものの営みがないということ。

庭や鉢植えの土を生かすならば、
まず、雑草との共存によって
生態系を作ることですが、人もそこに加わって、
残り湯などを撒いて窒素分を供給する。
野菜の皮や糠が出たら、軽く埋めておく(沢山やり過ぎない)。
石ころや小石など鉱物も、土の酸化を防ぐ働きなどがあるので
土に混じっててよい。
雑草は抜かず、伸びすぎた部分をハサミで切るだけ。
(多年草は根が勝つので抜く)。
有機物が、植物の吸収できるかたちにするために
微生物に分解させるには、発酵しやすいように
土が乾かぬよう、雑草に覆われている状態が好ましい。


人は体内で、内臓や微生物の酵素によって
窒素分を分解、吸収し
植物は土の中や根の周りの微生物が酵素で
窒素分を分解したのを、おすそ分けしてもらって吸収している。
そして、要となる微生物の働きを助けるのが
補酵素であるミネラル。

現代人は、高カロリーで窒素分は足りていても
ミネラル不足による消化吸収率の低下とともに
さまざまな不調を引き起こしている。
亜鉛も、カルシウムも足りず、サプリメントでは3%も吸収されない。


やはり、どなたもこなたもが真の当たり前の健康を得るには、
環境、生態系そのもののを本来の姿に蘇生させる必要がある。

それは、空気清浄器も浄水器もサプリも必要とせず、今住んでいる周辺に、
生きていくのに必要なものが、いつも全部存在している世界。
鳥や虫を見ても、生きものってそういうのが普通だから。

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土曜日に風呂敷稽古のために降りた、
群馬県の西松井田駅は信越線。
車両は少なく、扉は手動、座席も低い落ち着く電車。
色は他にもあるようですが、このたびは
ハムきゅうりマヨのサンドイッチカラー。

Annakaひだまりマルシェの土曜市というイベントで、
様々な出店があります。地元の野菜、手作りパン、
宮城県の魚介類、鉢植えその他。

ふろしきの稽古は室内で午後に2回ありましたが、
空き時間は外のブースで似顔絵を描くことに。
約10名の顔を見つめさせていただきました。
この日もとっても暖かく?(熊谷や前橋にも近い付近なので)
まるで一日グアム島に行ってきたかのような体感が残りました。



帰りの駅で。
顔は紫外線から守るために湧き出た顔の油でペタペタになりましたが、
そのお蔭か、いうほど日焼けはしなかった。
ふろしきと絵という、好きなことをやってたので
日帰りの長旅ながら疲れは残らず、ただただ
昨夜の寝不足も加わって、眠くてたまらない帰りみちでした。


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