飲食は、からだに優しいものをいただきたい。
本来なら野生の果物や、なるべく大自然の
仕組みに即して栽培されたフルーツ。
野菜も自分の庭で栽培したものがよさそう。
食べる行為は、本当は身体を浄化するためにある。
そんなとき、油ぎとぎとのラーメンでは
胃の負担が大きい。
しかし、そういうこってりパンチあるラーメンは人氣がある。
強く生きなければという不安が、そういう濃ゆい食物を欲させる。
たしかに原始時代からしばらく、人は獣や魚介を主食としてきた。
しかし時代は変わってきている。
全員が食べられる肉を揃えるのは困難で、
それを目指すならばより不健康な大量飼育と
環境汚染という犠牲が伴う。
僕は、幼いころから生き物が大好きである。
しかし実家浅草の周辺には、公園にアリがいる程度の
乏しい生態系。
そこで残念な思いをしてきたので、
身近に、動植物憩う豊かな自然が再生されるようにと、
まずは使い捨てのごみを減らすために風呂敷を使いはじめた。
ふろしきをきっかけに環境問題の勉強をはじめ、
風呂や台所からの排水も氣を配るように。
環境から健康、農業と関心がつながり、
屋上では野菜くずを肥料にして田畑を作ってみたりしていた。
学生時代からの20代のほとんどの期間はベジタリアンであった。
今思うと、自我が消えていき欲や不安もなくなり、
思い出せないような不思議な境地を生きていた。
その後、付き合いや子育ての中で、肉等を食べる機会も
徐々に増えてきたのだが、
この年末の、半月間の高熱と頭痛と不眠の中で
身体と対話を繰り重ねた結果、
子どもはともかくにせよ
自分はもっと優しい質と量の食事に移行すべきとの
確信を得た。
冒頭に述べたように果物だけでもよい。
果物に特化した腸内細菌が安定して根付けば、
ビタミンでもミネラル、アミノ酸でも
そこに必要なものは微生物が生み出せる。
パンダが笹、コアラがユーカリ、ゴリラが果物だけで
立派な体格を保てるのも
ことごとく腸内細菌による常温原子転換や
無から有を発生させる特性による。
もちろん、付き合いもあり極端に飲食を大転換するのは
難しい所もあるが、
まずは家庭でできる所からはじめたい。
騎馬民族の血としてはヨーグルトもあっている。
豆乳に玄米を沈めて作ろうかな。
そんなこんなで、来年はより柔らかな波長で生きられるよう、
食事や掃除や適度な運動を心がけて参ります。
いつもこのブログをお読みくださり
ありがとうございました。
途切れない頭痛や日に何度もの嘔吐を経て、
いざ、あっぱれ!富士は晴れたり日本晴れのこころで
欲得に流されない、純真たる赤子の魂を忘れずに、
世の中がもっと美しくなるように
全身全霊で生きる所存でございます。
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