いつ頃から、シルバーウィークって言い始めたんだっけ???今年はなぜに5連休なの???何の祝日でお休みなのかがよく分かっていない大人です。とはいえ、シルバーウィークは予定テンコ盛り。
大型連休の初日の土曜日には、「ハンドメイドアクセサリー【nakka】」のnakkaさん、布もの作家のお圭さん、アンティーク好きマキコ先輩と、ワタクシの、いつもの元職場仲間=骨董好き4人組で、廿日市の団地の頂上にある骨董店「グレース・K」さんへ2度めの買い出しへ。
まずはその前に、腹ごなし、というには、お上品過ぎるランチを、『鄙の料亭 地御前』にて。茅葺屋根の大門を通り、手入れされた日本庭園を抜けた先に、料亭がありました。
少し散策してみましょうかね?庭にはムラサキシキブが咲いて、栗はたわわに実っていました。
お料理前に苦手な食材を聴いてくれますが、形式的に聞いているだけ、という店も多いのに、『お肉NG』を伝えたお圭さんのお膳は、ローストビーフはワカメに、鶏肉料理はカマスに替わっていました。
その場で聴いた食材をスムーズにチェンジできるのは、ちゃんとした料理人が厨房にいる証しですね。
前菜3種。戻りカツオの漬け、大根と豚の角煮、ローストビーフ。器がどれも素敵です。
工夫を凝らした二の膳には、随所に秋にちなんだ加工がしてありました。紅葉型のごま豆腐、秋刀魚の利休焼き、茶そうめんで包んでいが栗に見立てた肉だんごなど。
茶碗蒸しが出て、お寿司に続きます。お寿司は、ミル貝、鰆、鱧の押寿司などなど。お寿司を頂いた時点で、満腹状態です・・・・・が、これに続くデザートを食べずにおくものか。
デザートは軽いもの。パイ皮に生クリームとカスタードのクリーム2種使い。パイをフォークで食べて、散らかさない人っていないよね???
マキコ先輩が、3週間前に予約してくれた時点で、すでに個室は満席。海の見える場所でのテーブル席でのお食事になりました。
店内で、50人規模の法事会食も行なわれていたし、大バコなので、従業員さんの人数も多くて、けっこうな繁盛具合。
庭園の維持や、建物や調度品のクオリティなど、相当の経費が掛かっているようですが、どちらの資本なんだろう??
海が見えて、随所に生花や骨董類が配置された店内。美しい器類に見た目に麗しいお料理など、特に年齢層高めのお客様には、ドストライクだと思います。
私も、今度、両親を連れてこようと思いました。お昼なら、このお膳で2,700円。2人分ごちそう出来る範囲。
それに、お年寄りにとっては、トイレが美しく整えられたお店が重要なんですが、ここのトイレはグッジョブ。