神戸へ旅行するにあたって、オットの希望のひとつは、手塚治虫記念館で、もう1つは神戸肉。異議なし。ということで、ガイドブックに掲載されていた(つまり観光客相手ということだ)三宮で3店舗展開している有名なステーキハウスにしました。
これが、近年まれにみるハズレ。
ハズレと思う店に当ることもありますが、所詮、一個人の嗜好の問題だし、NG箇所を反復するのもアホらしいので、ブログに書くことはしません。リピは無いな、と心静かに決意だけします。
今回はお店のホスピタリティの低さに、つっこみどころ満載。なので、駄ブログ史上初のダメダメお店レポ。
ガイドブックに載っている有名店で1人6,000円。
6000円ごときの神戸ビーフで文句言うな、という所かもしれませんが・・・・・一般ピーポーのわが家で、1食2人で12000円てのは、『旅先で、美味しいものを食べたい』という希望が上積みされたけっこうな出費額。
お客の前で、シェフが焼き上げる鉄板焼きスタイルなんですが、1フロアにそんな鉄板が4つほどある大型店舗でした。鉄板の前に座っただけで、この店ダメだ、と確信。
鉄板が汚い。鉄板を清掃するフキンも汚い。床が油(?)でツルツル。
8人で囲めばいっぱいの鉄板に12人くらい押し込んでぎゅうぎゅう。
ぎゅうぎゅうだから、座った椅子の背が、壁に超ーー近い。サービス係がお料理出すにも、お客がいちいち椅子を引いてあげないと、後ろを通ることも出来ない。
すきまに押し込められた両端のお客さんには、それでも手が届かないから、隣のお客さんが、全部渡してあげてる。『おそれいります』さえ言えば、いいってもんじゃないでしょう。
サラダの皿に、水がたまっている。箸で野菜を押さえて、皿を傾けて、ポトポトと鉄板に水を捨てました。
白ご飯。ひと口食べて、冷たいっっっ。お茶碗にご飯をよそってから、かなり時間がたっているみたい。さすがに、ここで、ちょっとキレた。
「ごはんが冷たいんですが、冷たくないご飯と変えてもらえますか」、と言ったら、バイトさんに「はっ??」って返された。これってわがままなんだろうか??焚きたてご飯を出せ、って言ってないからね。
それからも、ご飯は来ませんでした。相当たってから、なぜかパンが来た。
パンは温めてもいないクロワッサンでした。
お箸で、ポン酢で食べさせる鉄板焼きビーフと、クロワッサンとの取り合わせって、食のセンス無さ過ぎじゃ??
食後のコーヒーは、予想通り、沸かして置いてあるもの。あの独特の焦げ焦げ味。
それでも、ステーキの味が、ものすごーくおいしかったら、全然OKな単純夫婦なんですが・・・・・。レアって言ったのに、あきらかに火が入り過ぎ。
サッサッと会計してお店を後にしました。
ホテルに帰ってレシート見たら・・・・・・赤ワイン2杯飲んだのに、お店のミスなのか、1杯分(@600円)しかついてなかった。
オットと私のどちらからともなく「なんだ、良い店じゃないか。」と最後は笑いあいました。
いつもは正直者夫婦なんですけど・・・・…って、説得力無いかしら???