先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

アイヌ民族の文化祭開催 北海道・平取の公民館

2013-02-18 | アイヌ民族関連
朝日新聞 2013年2月18日
 シシリムカアイヌ文化祭「アイヌ文化伝承活動発表会」が17日、平取町中央公民館で開かれた。
 道アイヌ協会平取支部、平取アイヌ文化保存会、平取町二風谷アイヌ語教室の共催で、今年が24回目。アイヌ語教室の子どもたちによるカムイユカラ(神の謡)や大人たちによるアイヌ語劇「キツネのチャランケ」、保存会による古式舞踊などが次々に披露された。
 アイヌ語教室の講師をつとめるアイヌ文化賞受賞者の木幡サチ子さん(82)のカムイユカラの特別口演や、道アイヌ協会えりも支部のメンバーによる古式舞踊もあり、同町で続くイオル(アイヌの伝統的生活空間)再生事業の今年度の実施状況も報告された。
http://www.asahi.com/area/hokkaido/articles/HOK201302170002.html

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シマクトゥバで伝える島言葉 教室が本格化

2013-02-18 | ウチナー・沖縄
沖縄タイムス 2月17日(日)11時8分配信
 島言葉(しまくとぅば)の復興とアイデンティティーの継承を目指し、乳幼児と親を対象にウチナーグチでウチナーグチを教えるユニークな「イマージョン教室」が活動を本格化させている。ハワイに留学経験を持つ子育て世代が、ハワイ語再生に取り組む現地先住民の実践例を学び企画。子どもだけでなく、島言葉を話せない親たちも熱心に習っている。(新里健)
 教室はハワイ大学留学経験者でつくる言語復興研究グループ「くとぅば・すりーじゃ☆にぬふぁぶし」が運営し、「かじとぅい(かじ取り)」としてコーディネーター役を担う。
 ハワイでは1970年代に文化復興運動が活発化。先住民の親や教師が84年にお年寄りからハワイ語を習う私立保育園を、87年には「ハワイ語漬け」の小学校を設立した。その後、行政がハワイ全域で大学院までの教育体制を整備した。
 現地で実践を学んだ「にぬふぁぶし」の10人は昨年4月、宜野湾市嘉数で教室を開講。地元のシニア世代に教えてもらうため、市うちなぁぐち会から講師派遣の協力を得た。
 子どもの言語発達段階を踏まえ、昨秋から0~2歳児向け「えんちゅクラス」と、3~5歳児向け「まやークラス」をそれぞれ週1回各1時間開いている。
 教室はすべてウチナーグチで進む。子どもが「ありがとう」と言うと、かじとぅいから「ウチナーグチディ、ヌーンディ、イイガヤー」と促され、「ニフェーデービル」と言い直す。
 ゲームをする際も講師から「ターカラハジミーガヤー」と笑顔で声掛け。手をつなぎ「言葉忘リーネー、親ン忘リユン」と歌も口ずさむ。
 家族5人で受講する南風原町の山入端大観ちゃん(3)は語尾に「ヤイビーン」と口をついて出る。母親のみかさん(39)は「息子は乗り気で、耳で覚えている」と吸収の早さに目を見張り、「ウチナーンチュの芯ができるはず。私も追いつけるように頑張ります」。
 琉球大学大学院で社会言語学を専攻する「にぬふぁぶし」メンバー親川志奈子さん(32)は1歳5カ月の長男を連れてかじとぅいを務める。「沖縄の子たちに島言葉を通じて先人の文化や歴史に触れ、この島で生きる力を育んでほしい」と期待を込めた。
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-02-17_45393

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「世界一の公園に」 北海道地域文化選奨にNPO法人

2013-02-18 | アイヌ民族関連
MSN産経新聞 2月17日(日)19時25分配信
 北海道内各地で地域に根ざした文化活動を行い、地域文化の振興に貢献している団体などを顕彰する平成24年度の北海道地域文化選奨贈呈式が17日、北海道美唄市のアルテピアッツァ美唄で開かれた。北海道が選定する賞だが、贈呈式は道庁のある札幌市ではなく、受賞団体の地元で開催されるのが特徴で、今回は会場となったアルテピアッツァ美唄を管理運営する「NPO法人アルテピアッツァびばい」が大賞に相当する地域文化選奨を受賞。同法人の磯田憲一理事長は「これからも地域文化の振興のために精進を重ねたい」と喜びを語った。
 20回目を数える今回は、同法人のほか、特別賞に「人間ばん馬」を実施する置戸町の「置戸町商工会青年部」と、東北地方の神楽とアイヌの踊りが融合した厚岸かぐらを伝承する厚岸町の「厚岸かぐら同好会」が特別賞に選ばれた。
 美唄市出身で世界的な彫刻家、安田侃氏の作品を廃校跡地の広大な敷地に配した芸術広場、アルテピアッツァ美唄を管理する「NPO法人アルテピアッツァびばい」は、作家の安田氏自身や行政などと協力して整備し、全国のアルテ市民が運営を支えるという形で、誰もがいつでも無料で施設を訪れることができる態勢を維持していることなどが評価された。
 贈呈式は、安田氏の彫刻が置かれているかつての体育館で開催。式に先立って地元の演奏家らによるミニコンサートも開かれたが、磯田理事長は「彫刻も耳を傾けて、受賞を喜んでいるのだなと感じた。安田さんが20年前、世界一の公園を作りたいと言ったが、世界一の基準とは何なのか。それは数や量では計れないものだと思う。これからも世界一を目指して粘り強く続けていきたいと思います」とますます意欲を見せていた。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130217/trd13021719230005-n1.htm

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アイヌ文化身近に、きょうから登別で民族衣装展

2013-02-18 | アイヌ民族関連
【室蘭民報 2013年2月16日(土)朝刊】
 北海道アイヌ協会登別支部(合田克己支部長)と知里真志保を語る会(同会長)主催のアイヌ民族衣装展「ピリカノカ」が16、17日の2日間、幌別町の鉄南ふれあいセンターで行われる。民族衣装や現代工芸の展示即売のほか、刺しゅう体験などを企画。関係者は「アイヌの伝統を身近に感じてもらいたい」と来場を呼び掛けている。
 アイヌ文化の普及、啓発が目的。会場ではピリカノカの会(上武やす子会長)の会員が手作りした民族衣装や、アイヌの伝統文化を継承する壁掛け、バッグやポーチなど約200点が展示され、一部の作品が販売される。
 初日は午後4時からアイヌ文化アドバイザーの富樫利一さんが「ある女、アシリイロ」と題し、バチェラー八重子のノートの内容を講演する。
 開催日前日の15日は、出品者ら約20人が作品の点検や会場に使うついたてなどの準備に奔走。同支部によると会場に足を運んだ人の中から刺しゅうを学ぶ人もいるという。「どの作品も会員が丁寧に時間をかけて仕上げました」と話している。
 入場無料。問い合わせは北海道アイヌ協会登別支部(電話0143・85局1062番)へ。(粟田純樹)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2013/02/16/20130216m_06.html

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人間の尊厳を表現するアメリカ先住民の肖像写真、エドワード・S・カーティス作品展

2013-02-18 | 先住民族関連
CINRA.NET 2013/02/15 12:54
『エドワード・S・カーティス 作品展「アメリカ先住民の肖像」』が、3月1日から東京・六本木の東京ミッドタウン内FUJIFILM SQUAREで開催される。
1868年にアメリカのウィスコンシン州で生まれたエドワード・S・カーティスは、シアトルで写真を独学で学び営業写真館を経営、若くして肖像写真家として評価された写真家。1899年にニューヨークの大富豪エドワード・H・ハリマンのアラスカ探検隊に同行したことを転機に、その翌年からネイティブアメリカンの撮影に専念。南西部での撮影を皮切りに約30年の間、南西部、平原、北西海岸の80以上の部族を調査、撮影しながら「消えゆく文化」を記録した。
同展では、外来者を受け入れないネイティブアメリカンたちに忍耐強く密着し、彼らと親交を深めたカーティスがとらえた写真作品を展示。大自然と共に生きる人間の尊厳と、気高く美しい先住民達の姿を当時の貴重なヴィンテージプリントを中心に紹介する。
http://www.cinra.net/news/2013/02/15/125413.php

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【白老】アイヌ音楽講座始まる

2013-02-18 | アイヌ民族関連
(苫小牧民報 2013年 2/15)
 アイヌ民族の伝統楽器「トンコリ」の演奏法とアイヌ歌謡の伝統的な発声を学ぶ「アイヌ音楽講座」が14日から、白老町若草町のアイヌ民族博物館で始まり、初心者でも分かりやすいと評判だ。アイヌ文化を身近に感じてほしいと、同館が初めて企画。17日まで4日間にわたりトンコリ、歌の講座をそれぞれ設定した。アイヌ音楽の研究家でトンコリ奏者の千葉伸彦さんが講師。
 14日午前にはトンコリの講座が開かれ、町内をはじめ苫小牧、札幌などから12人が参加。両手の指で5本の弦をはじいて音を出すことに始まり、最後には湖に鳥が舞い降りる風景を描いた曲「トーキトランラン」を演奏。ギターのようにコードを覚える必要もないため上達も早く、苫小牧市からの参加者は「曲が演奏できたときの喜びがたまらないですね」と笑顔がはじけた。参加費は無料(入館料、駐車場代も無料)。申し込みは同館 電話0144(82)3914。
http://www.tomamin.co.jp/2013s/s13021501.html

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