2012年8月30日 12:09 (サーチナ)
1930年、日本統治下の台湾で発生した先住民セデック族による抗日暴動「霧社事件」を描いた、台湾映画『賽徳克・巴莱(セデック・バレ)』。日本での劇場公開が決まり、「まさか上映されるとは意外だ」と、台湾メディアがその話題を取り上げた。
日刊紙「中國時報(チャイナ・タイムス)」は、「日本で公開してほしいとずっと相談し、あきらめませんでした。日本のみなさんには申し訳ないと思える内容もありますが、前編・後編両方の上映にこだわりたいので、インターナショナル・バージョンを見ていただけるよう調整中です」という、魏徳聖(ウェイ・ダーション)監督の言葉を紹介した。
また「この作品は日本人の歴史に触れ、前後編そろってセデック族を表現した1つの作品になります。日本人が一方的に悪いのではなく、それぞれお互いの立場があり、傷を負わずに済まされるような出来事ではなかった」とウェイ監督が訴え、日本の配給会社に感謝の意を述べたことも伝えている。
本作は安藤政信、田中千絵、河原さぶ、木村祐一、DEAN FUJIOKAら多数の日本人俳優が出演しており、今年3月に開催された「第7回大阪アジアン映画祭」では、観客賞を受賞。日本各地での劇場公開は2013年春の予定となっており、話題作として注目を集めそうだ。(編集担当:饒波貴子)
著作権はSBIサーチナ株式会社に属します。
© 2012 SBI Searchina Co., Ltd. All Rights Reserved.
http://topics.jp.msn.com/entertainment/china/article.aspx?articleid=1335597
1930年、日本統治下の台湾で発生した先住民セデック族による抗日暴動「霧社事件」を描いた、台湾映画『賽徳克・巴莱(セデック・バレ)』。日本での劇場公開が決まり、「まさか上映されるとは意外だ」と、台湾メディアがその話題を取り上げた。
日刊紙「中國時報(チャイナ・タイムス)」は、「日本で公開してほしいとずっと相談し、あきらめませんでした。日本のみなさんには申し訳ないと思える内容もありますが、前編・後編両方の上映にこだわりたいので、インターナショナル・バージョンを見ていただけるよう調整中です」という、魏徳聖(ウェイ・ダーション)監督の言葉を紹介した。
また「この作品は日本人の歴史に触れ、前後編そろってセデック族を表現した1つの作品になります。日本人が一方的に悪いのではなく、それぞれお互いの立場があり、傷を負わずに済まされるような出来事ではなかった」とウェイ監督が訴え、日本の配給会社に感謝の意を述べたことも伝えている。
本作は安藤政信、田中千絵、河原さぶ、木村祐一、DEAN FUJIOKAら多数の日本人俳優が出演しており、今年3月に開催された「第7回大阪アジアン映画祭」では、観客賞を受賞。日本各地での劇場公開は2013年春の予定となっており、話題作として注目を集めそうだ。(編集担当:饒波貴子)
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