先住民族関連ニュース

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<おたる水族館 楽しい仲間たち>知床の自然 シャチの群れ 迫力に圧倒

2019-07-31 | アイヌ民族関連
北海道新聞 07/30 17:00
 6月。何十年かぶりに「世界自然遺産知床」を訪れました。目的は、シャチ。北海道の先住民族アイヌ民族が「レプン・カムイ」と呼び、海の生き物の中で唯一「神」として敬意を払っていた鯨の一種です。
 前日まで台風並みの強風と雨だったため、当日出航時間にならなければ船は出るかどうか分からない天候でした。1・5メートルほどのうねりはありましたが、出航約40分後にシャチを見つけました。遠目でもはっきり長い背ビレを見つけたすぐ後に、横一線で15頭ほどの大小さまざまなシャチが一斉に背を見せたのです。
 「プシュッ、パシュッ」。呼吸音は100メートル以上離れていても十分に聞こえます。水中で尾ビレによって打たれた水は水面で大きなうねりとなり、いつまでも残っています。尾ビレ一振りの推進力は想像をはるかに超えていました。この群れは次第に複数頭の群れに分かれ、その一群が船の真横を通過。「あぁ!」。体の大きさと迫力に圧倒され言葉を失いました。警戒心を持ちながらもこちらの動きをすべて見透かしているように、一度潜るとあっという間に数十メートル先へ移動していました。
 知床半島と国後島の間はわずか25キロ。この狭い根室海峡にはシャチをはじめ、さまざまな鯨類が集まる世界でも有数のスポットです。先日、世界的にも珍しい「白いシャチ」も確認された貴重な手付かずの自然がここにあるのです。
 水族館で暮らす、すべての生き物がそれぞれの特性を発揮できる飼育を行うには、「野生」を垣間見ることが重要です。今回シャチの群れを目の当たりにして、野生動物のすごさを改めて痛感した次第です。(伊勢伸哉=館長)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/330172

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本と出合える場、日高に 31日から旧加藤書店でまつり 臨時販売、読み聞かせも

2019-07-31 | アイヌ民族関連
北海道新聞 07/30 11:07
 【日高】日高地区で唯一の書店だった旧加藤書店(町本町東1)で31日、8月1日、本の臨時販売や絵本の読み聞かせなどを行う催し「日高本まつり」が開かれる。昨年4月に閉店後、新刊本を手に取る機会や活字文化の発信の場が消えることに危機感を抱いた町内の読み聞かせサークル「日高わらべの会」(矢野明子会長)が初めて企画した。
 加藤書店は1968年、元店長の加藤武さん(81)が開業。文具や手芸雑貨も扱い、地元町民に50年間利用されてきたが、加藤さんが「年を重ね、体力の限界を感じた」ため、閉店した。
 町商工会によると、町内の書店は日高地区中心部から約60キロ離れた門別地区の「清宮」(町富川北)1軒のみで、平取町やむかわ町にある書店でも最短で約50キロと遠い。わらべの会会員は「新刊本を手に入れるために車を1時間以上走らせることも多い」という。
 同会は、浦河町唯一の書店で本の出張販売や多彩な催しを行っている「森の六畳書房」にまつりへの協力を依頼。同書房を営む桜井けいさん(65)も「本屋があってほしいと思う人がいる場所に、ぜひ行きたい」と賛同した。
 まつりは31日が午後1~5時、8月1日が午前9時~正午。約80平方メートルの店内に、森の六畳書房が絵本やアイヌ民族関連の書籍など約300冊を持ち込み販売する。31日午後1時半からは同会による絵本の読み聞かせ、8月1日午前10時からは、日高町出身で趣味で落語を学んでいる北嶺高(札幌)1年の高橋岳杜(がくと)さん(16)が落語を披露する。
 同会の川渕鉄子副会長(71)は「加藤書店は買い物だけでなく、地域住民の憩いの場でもあった。こういう形で、書店を年何回かでも開くことができればうれしい」と話している。入場無料。
 問い合わせは同会事務局の高橋さん(電)01457・6・3630へ。(横田望)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/329902

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民族や人種の差別なくすには 札幌で「市民会議」が学習会

2019-07-31 | アイヌ民族関連
北海道新聞 07/30 05:00

アイヌ民族に対する差別の現状や、抗議行動について話す青木陽子さん
 札幌市内のNPO関係者やアイヌ民族、在日コリアンらでつくる「札幌市に人種差別撤廃条例をつくる市民会議」は29日、5月に施行されたアイヌ施策推進法と差別の現状に関する学習会を同市内で開いた。推進法に明記された差別禁止条項を踏まえ、その実効性を高める活動のあり方について考えた。
 講師は、ヘイトスピーチ(差別扇動表現)に対する抗議行動などを行っている市民団体「クラックノース」の青木陽子さん。国会審議を前に、与野党の議員に対して行った要請活動のほか、差別的なデモや集会への抗議行動など同団体の取り組みについて話した。
 またインターネット上の差別的なサイトや書き込みに対し、同法の差別禁止条項などを挙げて違法性を指摘し、実際に削除された事例も紹介。青木さんは「自分たちで成果をつくってきた実感がある」と述べ、今後は「差別の定義や抑止策などを具体的に定める協議機関や条例が必要」と訴えた。(斉藤千絵)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/330048

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アイヌ政策推進本部が初会合 文化継承に秋にも交付金

2019-07-31 | アイヌ民族関連
北海道新聞 07/30 05:00
 政府は29日、アイヌ政策推進本部(本部長・菅義偉官房長官)の初会合を開き、地域計画を策定した市町村向けに創設する交付金制度などについて定めた基本方針案を決定した。今週中にパブリックコメント(意見公募)を始め、8月に同案を閣議決定する。早ければ10月にも、地域計画に含まれたアイヌ文化の継承や地域振興につながる事業に交付金が出る見込み。
 同本部は、5月24日のアイヌ施策推進法施行に伴い設置された。基本方針案では、地域計画の申請や首相による認定の手続きなどを規定。計画には道内を中心に約40市町村が関心を寄せ、既に策定に着手している例もある。首相の認定が得られ、地方議会でも交付金が了承されれば順次、各地で事業が開始される。
 菅氏は会合で「交付金制度などを活用し、産業、観光、地域の振興などを政府一体となって総合的、効果的に推進する」と述べた。
 地域計画では、文化伝承を目的としたサケ捕獲、国有林内の樹木採取などを特例措置として求めることもできる。基本方針案はこれらの具体的手順も提示し、樹木では、国が植栽・育成を行っている人工林は対象にならないなどと定めた。
 一方、基本方針案はアイヌ施策の意義や目標についても規定。アイヌ施策推進法の成立時に国会の付帯決議で示された「(国は市町村に)アイヌの人々の要望が十分に反映されるよう適切な指導を行う」とする文言などを明記した。来年4月に胆振管内白老町に開設するアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」に関し、年間来場者数を「100万人」とする目標も改めて記載した。(金子俊介)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/330024

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声優・鈴木愛奈さん主演アニメ「邪神ちゃん」 千歳市とコラボ、魅力発信

2019-07-31 | アイヌ民族関連
苫小牧民報7/30(火) 16:36配信

観光関連施設で掲示されるポスター
 千歳市は、市出身の声優、鈴木愛奈さん(24)が主演を務めるテレビアニメ「邪神(じゃしん)ちゃんドロップキック」とコラボした千歳オリジナル商品を作った。8月1日から道の駅「サーモンパーク千歳」=花園=で販売する。市の名産品やアイヌ民族の漁具をモチーフにしたデザインで市の魅力を広くPRする考えだ。
 アニメは、漫画家のユキヲさんによる同名のウェブコミックが原作。鈴木さんが声を演じる上半身は少女で下半身が蛇の姿をしている悪魔のキャラクター「邪神ちゃん」と邪神ちゃんを人間界に召喚した女子大生「花園ゆりね」の同居生活を描いたコメディー作品。2018年7~9月にテレビ放映され、現在は第2期を制作している。
 缶バッジとキーホルダーのデザインは共通で2種類を各300個ずつ作成した。邪神ちゃんの下半身が、千歳の名産「支笏湖チップ(ヒメマス)」と融合した「チップ邪神ちゃん」とアイヌ民族の伝統的漁具「マレク」を持つ「マレクゆりね」バージョンがある。
 缶バッジは直径5・5センチで各税込み540円、キーホルダーは縦横約6センチで各810円。このほかにオリジナルのペンライトも近日発売予定。道の駅の売店で、特設コーナーを設置し、販売する。いずれも通販はせず、在庫限りで販売終了。
 併せて、B0、B1判で鈴木さんの直筆のメッセージとサインが入った非売品の観光PRポスターも制作。水質日本一を誇る支笏湖を背景にしてチップに邪神ちゃんが乗った絵柄となっている。1日から支笏湖地区や道の駅など市内観光関連施設で掲示する。市観光企画課は「市内観光地への誘客や支笏湖チップの名称を広く浸透するきっかけになれば」と期待を寄せる。道の駅内売店の開店時間は、午前10時~午後5時。
http://www.hokkaido-nl.jp/article/12801

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冬の道東を冊子でPR 訪日客向け4万6千部作製

2019-07-31 | アイヌ民族関連
北海道新聞 07/30 05:00
 訪日客に冬の道東周遊を楽しんでもらおうと、道東の自治体や航空各社などでつくる「ひがし北海道観光キャンペーン協議会」は、多彩な冬の観光資源を紹介する冊子を作製した。釧路など道東5空港と羽田を結ぶ日本航空、全日空、AIRDO(エア・ドゥ)の路線で8~10月に配布し、再訪を呼びかける。
 冊子はA5判36ページ。厚岸のカキ、帯広のスイーツといった各種グルメや、アイヌ民族のムックリ(口琴)演奏、スノーモービル、ワカサギ釣りなどの体験観光を紹介する。
 日本語と英語を併記した冊子と台湾・香港観光客向けの中国語繁体字の冊子を計4万6千部用意。近年増えているシンガポール人観光客をさらに増やすため、現地企業にも配布する予定だ。
 同協議会の石井至会長は「国内客が減る閑散期の冬場は外国人客への期待が大きい。隠れた名所や魅力を伝えて、口コミで評判を広げてほしい」と話す。冊子の内容は協議会のホームページ(http://www.doto2020.com/)で紹介している。(長谷川紳二)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/330002

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《ブラジル》北部アマパー州で先住民の族長殺害される=不法侵入の金採掘人の仕業?=28日には連警も現地入り

2019-07-31 | 先住民族関連
ニッケイ新聞 2019年7月30日
ワイアンピ族保護区に住む先住民たち(国立歴史遺産院)
 ブラジル北部アマパー州西部のワイアンピ族保護区の先住民が、族長のエミラ・ワジャンピ氏が保護区内に不法侵入した金採掘人たちに殺害されたとして、27日に同州検察に捜査届けを出した。27~29日付現地各紙・サイトが報じている。
 ワイアンピ(ワジャンピなどとも呼ばれる)族の保護区は60万707ヘクタールの広さで、その中には49居住地がある。2009年の時点の推定人口は980人だ。
 エミラ・ワジャンピ氏は22日に娘の家を訪ねた後に消息を絶っており、23日に川で遺体が見つかった。死体には刃物で刺された跡があった。ワジャンピ保護区審議会(Apina)によると、族長の死を直接見た人物はおらず、死が確認されたのは23日としている。
 国立インジオ保護財団(Funai)も詳細の発表は控えている。Funaiは27日に、同保護区は立ち入りが困難な場所にあり、連警と軍警に派遣を要請したと発表。連警と同州軍警の特殊部隊は29日に現場に到着した。
 ワイアンピ族の保護区はアマパー州内の3市にまたがっている。その内の一つであるペドラ・ブランカ・ド・アマパリ市の市会議員で、自らも先住民のジャワルワ・ワジャンピ氏(持続ネット・Rede)によれば、22日に金採掘人たち15人(50人との報道もある)が先住民保護区に不法侵入し、先住民のリーダー格の1人を殺害したという。
 アマパー州選出のランドルフ・ロドリゲス上議(Rede)も、現場の混乱や殺戮を避けるため、連邦警察を派遣し、軍の派遣も要請したと語る動画をツイッターに投稿した。
 ジャワルワ・ワジャンピ市議がロドリゲス上議に送った報告書には、武装した金採掘人たちは、先住民族保護区のマリリ地区から不法に侵入、インジオたちは近隣の居住地に逃げ、治安部隊の到着を待っていると記されている。地元紙によると、金採掘人たちはアラミラン地区で寝泊りしているという。
 同じ部族出身で保健省の先住民保健特別局長のシウヴィア・ワイアンピ氏も、紛争が起こったと思われる地域への治安部隊派遣要請を出したとツイッターに投稿した。
 アマパー州検察局長のロドウフォ・ソアレス・リベイロ・ロペス氏は、「我々は様々な可能性を想定して捜査に当たっている。族長を殺したのは、金採掘人ではなく、現地で狩猟を行っていた人物かもしれない。他の部族が殺した可能性さえある。『先住民保護区に金採掘人たちが不法侵入して族長を殺害した』と決め付けるのは早計」と語った。
 Funaiも事件関連の文書に、「不法侵入の疑い」や「金採掘人たちによる先住民への攻撃が想定される」という表現を使っており、先住民の言い分をそのまま事実として確認することを避けている。
 ボウソナロ大統領が先住民保護区や環境保護区での開発行為を支持する発言をして以来、法定アマゾン内での違法な金採掘は拡大の一途を辿っている。
https://www.nikkeyshimbun.jp/2019/190730-21brasil.html

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マラカトゥ・ナサォンのメストリ・シャコンが来日。8月2日からワークショップを開催

2019-07-31 | 先住民族関連
メガブラジル2019年7月30日

「ノルデスチ」と呼ばれるブラジルの心の故郷とも言える地方に、ペルナンブーコ州は位置します。同州を中心にカーニバル期間に繰り広げられる打楽器と歌、踊りを伴うパレード・伝統芸能が「マラカトゥ・ナサォン」です。
奴隷としてアフリカから連れてこられた人たちと先住民の子孫たちが、ヨーロッパを始め様々な文化の影響を受けながら成立させた「マラカトゥ・ナサォン」は、力強く、豊かな打楽器のアンサンブルと信仰、美意識が溢れ出すアフロ・ブラジル・カルチャーを代表するすばらしい文化であり、近年は世界中の音楽ファンから高い注目を集めています。
現地最大にして州のコンペティションの優勝常連団体の一つ「ナサォン・ポルト・ヒコ」のメストリ(師匠)であり、宗教的指導者Chacon Viana(シャコン・ヴィアナ)氏を日本に招聘します。
去年に引き続き、アジア初となるこの試みは本邦最古にして、最大のワールドミュージックフェス、富山県南砺市のSUKIYAKI MEETS THE WORLD及び、SUKIYAKI TOKYOの正式なプログラムの一環として実現し、日本はもとより、アジア各地の打楽器奏者や音楽ファンからも多数の問い合わせが届いています。
非常に貴重なこの機会。南東部の大都市リオデジャネイロで有名なサンバカーニバルの打楽器隊のアンサブルとはまた違う、ブラジルのアフロ文化の、より古層のムードをふんだんに含んだ芸能に、ぜひ一度触れてみて下さい。
皮と木と鉄、そして人の腕と手が産み出す重低音と倍音の渦があなたを待っています!
<講師:Mestre Chacon(メストリ・シャコン)>
ブラジル、ペルナンブーコ州レシフェ市出身。ブラジル北東部の伝統芸能マラカトゥ・ナサォン(マラカトゥ・ジ・バッキ・ヴィラードともいう)の偉大な指導者の一人。
1916創設に創設され、現在ペルナンブーコ州最大のマラカトゥ・ナサォン(共同体)の一つナサォン・ポルト・ヒコのメストリ(師)であり、ババ・オリシャ(宗教的指導者)。
自身のナサォンを率いて近年ではレシーフェ市のカーニバルの目玉、マラカトゥ・コンペティションにおいて2016、2017年と2連覇を達成した。
また、ペルナンブーコ州内のナサォンが一堂に集結し合奏するオープニング・セレモニーにおいては故ナナ・ヴァスコンセロスの後を引継ぎ総指揮も務める。
伝統的なマラカトゥ・ジ・バッキ・ヴィラードのアンサンブルの中にアベ(シェケレ)やアタバキ/チンバウといったよりアフリカ色の強い楽器をいち早く導入し、過去は男性のみとされていた現地打楽器演奏の世界で女性にもその門戸を開放するなど伝統の継承と革新に勤めており、サンパウロ、リオデジャネイロなどの大都市やヨーロッパなど世界各地のグループに赴きその指導の輪を広げている。2018年に続き二度目の来日となる。
(写真提供/BAQUEBA TOKYO)
<プログラム>
※講義は全てポルトガル語ですが、通訳が付きます。
website:http://maruyeyi.wixsite.com/baquedasondas
8月2日(金)メストリ・シャコン アタバキのワークショップ
会場:STUDIO BASS ON TOP 中野サンプラザ
(東京都中野区中野4-1-1 中野サンプラザB1F)
TEL:03-5345-5825
※本スタジオへのWSお問い合わせ、ご予約はできませんのでご注意ください!
時間:20:00-22:30(スタジオ利用時間19:00-23:00)
料金:5500円(2日通し 10000円、3日通し 15000円)
内容:マラカトゥの基礎にあるペルナンブーコのカンドンブレ文化。その核となるアタバキ/イルーのリズムについてのワークショップ。
楽器はご持参いただくのが望ましいです。貸出楽器少数ありますが有料(¥500)です。
定員:30名
8月3日(土)メストリ・シャコン マラカトゥのワークショップ(1日目)
会場:STUDIO BASS ON TOP 中野サンプラザ
時間:19:00-21:30(スタジオ利用時間18:00-22:00)
料金:5500円(2日通し 10000円、3日通し 15000円)
内容:マラカトゥ・バッキ・ルアンダ/パラーダとそれを用いたロア(歌)
楽器のレンタル(無料)20台弱あります。お申し込みの際ご相談ください。ご自身の楽器(アルファイア/スルド、カイシャ/タロール、アベ/シェケレ、ゴンゲなど)をお持ちいただいた方は受講料¥500引きにさせていただきます。
定員:35名
8月4日(日)メストリ・シャコン マラカトゥのワークショップ(2日目)
会場 :STUDIO BASS ON TOP 中野サンプラザ
時間:18:00-20:30(スタジオ利用時間18:00-22:00)
料金:5500円(2日通し 10000円、3日通し 15000円)
内容:マラカトゥ・バッキ・マルテーロとそれを用いたロア(歌)
楽器のレンタル(無料)20台弱あります。お申し込みの際ご相談ください。ご自身の楽器(アルファイア/スルド、カイシャ/タロール、アベ/シェケレ、ゴンゲなど)をお持ちいただいた方は受講料¥500引きにさせていただきます。
定員:35名
8月5日(月)トークショー「ペルナンブーコのカンドンブレ文化について」
会場:西荻窪Aparecida
(東京都杉並区西荻南3-17-5-2F)
TEL:03-3335-5455
時間:20:00-22:00
料金:2000円
定員:30名
予約・問い合わせは電話:090-7636-3776(広瀬)、maracatujapao@gmail.com まで。
(文/廣瀬拓音)
https://megabrasil.jp/20190730_46457/

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アイヌ文化継承へ政府が基本方針 推進法踏まえ新交付金手続き記載

2019-07-30 | アイヌ民族関連
北海道新聞 07/29 21:03

アイヌ政策推進本部の初会合であいさつする菅官房長官(手前から2人目)=29日午後、首相官邸
 政府は29日、アイヌ政策推進本部(本部長・菅義偉官房長官)の初会合を首相官邸で開き、アイヌ文化継承や観光振興のための基本方針案をまとめた。5月施行の「アイヌ施策推進法」を踏まえ、市町村を対象に給付する新たな交付金の申請手続きなどを記載。パブリックコメント(意見公募)を経て8月中にも閣議決定する。菅氏は「民族としての誇りが尊重される社会の実現に向け、積極的に取り組んでほしい」と述べた。
 交付金は、市町村が作成した「施策推進地域計画」に基づき、政府が認定の可否を判断する。
 推進法がアイヌ民族の儀式で用いる樹木の国有林での採取や、伝統的なサケ漁許可の簡素化を盛り込んだ点に触れ「アイヌの人々の視点に立ち、制度の円滑な運用に努める」と明記した。
 来年4月にオープンする北海道白老町のアイヌ文化施設「民族共生象徴空間(愛称ウポポイ)」について、年間来場者の目標を100万人と設定。菅氏は会合で「国内外の多くの方々にアイヌ文化の素晴らしさを体験してほしい」と強調した。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/329969

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政府がアイヌ文化継承へ基本方針とりまとめ 新交付金手続き記載

2019-07-30 | アイヌ民族関連
産経新聞 2019.7.29 21:27
 政府は29日、アイヌ政策推進本部(本部長・菅義偉官房長官)の初会合を首相官邸で開き、アイヌ文化継承や観光振興のための基本方針案をまとめた。5月施行の「アイヌ施策推進法」を踏まえ、市町村を対象に給付する新たな交付金の申請手続きなどを記載。パブリックコメント(意見公募)を経て8月中にも閣議決定する。菅氏は「民族としての誇りが尊重される社会の実現に向け、積極的に取り組んでほしい」と述べた。
 交付金は、市町村が作成した「施策推進地域計画」に基づき、政府が認定の可否を判断する。
 推進法がアイヌ民族の儀式で用いる樹木の国有林での採取や、伝統的なサケ漁許可の簡素化を盛り込んだ点に触れ「アイヌの人々の視点に立ち、制度の円滑な運用に努める」と明記した。
https://www.sankei.com/politics/news/190729/plt1907290033-n1.html

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文化継承など方針案決定 アイヌ政策推進本部「民族誇り持てる社会を」

2019-07-30 | アイヌ民族関連
会員限定有料記事 毎日新聞2019年7月29日 23時16分(最終更新 7月29日 23時16分)
 政府の「アイヌ政策推進本部」(本部長・菅義偉官房長官)の初会合が29日、首相官邸で開かれ、アイヌ文化の継承や観光振興を推進する基本方針案を決定した。市民らから意見を聞く「パブリックコメント」を経て8月に閣議決定する。
 アイヌの独自文化を守るため、サケ漁や樹木伐採などについて法令上の特例措置を設ける…
この記事は有料記事です。
残り203文字(全文353文字)
https://mainichi.jp/articles/20190729/k00/00m/040/301000c

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アイヌ施策推進法が施行 地域振興策など基本方針案取りまとめ

2019-07-30 | アイヌ民族関連
NHK 2019年7月29日 17時53分
アイヌ民族を法律で初めて「先住民族」と明記したアイヌ施策推進法が施行されたことを受けて、政府は、関係閣僚による推進本部の初会合を開き、アイヌ文化を生かした地域振興策を行うための交付金制度の創設などを盛り込んだ基本方針案をまとめました。
推進本部の初会合ではアイヌ政策を効果的に推進するための基本方針案を取りまとめました。
それによりますと国有林での樹木採取や、川でのサケ漁など、アイヌの独自文化が継承されるよう、アイヌの人々の視点に立って国と自治体が連携していくことや、アイヌ文化を生かした地域振興策を計画する自治体を対象に、国から交付金を支出することなどが盛り込まれています。
また、来年4月の開業を目指して整備が進められているアイヌ文化の発信拠点=「ウポポイ」の年間の来場者数について、100万人を目指すとしています。
本部長を務める菅官房長官は「従来の福祉施策や文化振興に加え、産業振興、観光振興、地域振興などを政府一体となって総合的・効果的に推進していく」と述べました。
政府は29日取りまとめた基本方針案を、来月中にも閣議決定することにしています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190729/k10012012851000.html

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アイヌ政策で基本方針案決定=政府、推進本部が初会合

2019-07-30 | アイヌ民族関連
JIJI.com 2019年07月29日18時55分
 政府は29日、首相官邸でアイヌ政策推進本部(本部長・菅義偉官房長官)の初会合を開催し、地域・産業振興などに使える新たな交付金制度に関する基本方針案を決定した。菅氏は会合で「交付金制度などを活用し、産業、観光、地域の振興などを政府一体となって総合的、効果的に推進していく」と強調した。
 基本方針案には、来年4月に開館するアイヌ文化を発信するための国立施設「民族共生象徴空間」(北海道白老町)について、年間来場者数「100万人」を目指す目標も盛り込んだ。政府は同案を来月中に閣議決定する予定だ。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019072900897&g=pol

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<書評>手仕事の帝国日本

2019-07-30 | アイヌ民族関連
北海道新聞07/28 05:00
池田忍著
劣位に置かれた「工芸」の復権
評 水溜真由美(北大大学院准教授)
 「美術」という言葉から、著名な芸術家が制作した絵画や彫刻ではなく、名もなき人々の手になる調度品、食器、装身具などを連想する人はあまり多くはないだろう。通常、我々(われわれ)がそうした工芸品に出会うのは、美術館ではなく、郷土資料館や民俗博物館などにおいてである。
 とはいえ、本書によれば、「美術」と「工芸」のヒエラルキーを含む差別化が生じたのはそう遠い昔のことではない。それどころか、両概念は近代に流入した西洋文化の圧倒的な影響の下でほぼ同時に成立した。その後まもなく、若い美術家によって、劣位におかれた「工芸」の復権が試みられた。
 本書では、そのような芸術家として、富本憲吉、藤井達吉、山本鼎(かなえ)の三人に焦点が当てられる。彼らは、日常生活に根ざし、美的趣味の涵養(かんよう)に役立つ工芸に注目し、ユニークな実践活動を試みた。彼らの活動は、美術の革新を目指す美術界の動向や産業化による消費文化の発展とも結びつきながら、同時代の社会に大きな影響を与えた。
 ところで、工芸の復権を目指す動きは、女性、農民、異民族の間に培われた手仕事をめぐる文化の発見と評価を伴うものだった。たとえば、藤井達吉は姉妹や姪(めい)と共に工芸品を制作しながら、「家庭手芸」の普及に関わった。山本鼎はロシアの農民美術に示唆を受け、神川村(現・長野県上田市)で農民美術運動を展開した。
 ただし著者は、こうした活動が庇護(ひご)者然とした姿勢と、劣位に置かれた人々を「他者」化する「帝国」の視線と無縁でなかったことも指摘する。とりわけ女性の手仕事に対する注目は、近代化が推し進めた女性を家庭的役割に固定化する動きと不可分だった。もっとも著者は、藤井の姉妹(すず、くわ、房子)と姪(悦子)が自立した「協働者」であったことも再評価している。
 北海道では、アットゥシ織、刺繍(ししゅう)、木彫りなどアイヌ民族の手工芸品の展示を目にする機会が多い。本書は、アイヌの手仕事の復権をめぐる歴史について考察する上でも有効な示唆を与えてくれる。(岩波書店 2700円)
<略歴>
いけだ・しのぶ 1958年生まれ。札幌出身。千葉大文学部教授、日本美術史。著書に「日本絵画の女性像」など
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/329762

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アイヌ文化核にまちづくり 町まち・ひと・しごと創生有識者会議-白老

2019-07-30 | アイヌ民族関連
苫小牧民報 2019/7/29配信
 白老町まち・ひと・しごと創生有識者会議は26日、2019年度第1回会合を町役場で開いた。国の地方創生推進交付金を活用した同町の18年度地方創生事業について検証するほか、町が今年度策定する第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略(20~24年度)に関する議論を進めることも確認した。
 地方創生事業で町は18年度、国の交付金約4870万円を活用し、民族共生象徴空間(ウポポイ)開設前記念イベント、アイヌ工芸品・特産品の商品開発支援、ガイド人材育成事業、観光プログラム作り、教育旅行体験プログラム調査など、ウポポイ開設を見据えた16事業を展開。19年度も約5500万円の交付金活用で同様の事業を継続し、アイヌ文化を核とした観光のまちづくりに取り組む。
 今年度から2年間の新しい任期を迎えた有識者会議は26日の会合で今後、18年度事業の成果について検証していくことを決めた。さらに町が地方創生事業の方向性を示した現行の総合戦略(15~19年度)を改定し、20年度にスタートさせる第2期総合戦略に意見を反映していくことも確認した。
 町は、地方の人口減少に歯止めをかける「まち・ひと・しごと創生法」に基づいて15年度に第1期総合戦略を策定。▽象徴空間を中心とした多文化共生のふるさとづくり▽観光による地域づくり・交流促進と移住定住の推進▽特色ある産業・地域資源を活用した仕事づくり▽結婚・出産・子育てが誇れる地域づくり▽絆が育む豊かな暮らしづくり―の5本柱に基づく地域活性、地方創生の事業を盛り、推進した。
 第2期策定に向けて町は、20年度から8年間を期間としたまちづくり最上位計画・第6次総合計画との整合性を図り、人口減少時代を踏まえた事業の方向性を検討。有識者会議の意見を取り入れながら、来年1月までに素案を固め、年度内に策定する。
 新しい任期に伴う有識者会議の委員は次の通り(敬称略)。かっこ内は所属団体。
 ▽委員長 牧野直樹(町内会連合会)▽副委員長 星貢(NPO御用聞き・わらび)▽委員、西尾圭史(町商工会)、岩田悦郎(とまこまい広域農協白老支所)、渡邊信吾(いぶり中央漁協)、蒲原亮平(白老観光協会)、古川良明(町教頭会)、臼杵誠(白老町)、廣瀬恵大(白老金融協会)、畑﨑稔(連合北海道白老地区連合会)、辻正則(編集工房KAZE)、野本晶子(NPOお助けネット)、手塚日南人(地域おこし協力隊)
https://www.tomamin.co.jp/news/area2/16823/

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