先住民族関連ニュース

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港川人「地元の誇り」 琉大講師・善元さん特別授業

2012-07-31 | ウチナー・沖縄
琉球新報‎ -2012年7月30日
 【八重瀬】東京の小学校教諭を経て、3年前から琉球大学教育学部非常勤講師を務める善元幸夫さんが18日、八重瀬町立具志頭小学校(伊元武志校長)の6年生を対象に、港川人の特別授業を行った。
 授業のテーマは「港川人はどこから来たのか!」。36年の教職経験で培ったユーモアあふれる展開に、児童らは集中力を途切れさせることなく「人間と動物の違いって何」「人間はいつごろ生まれたか」と次々と投げ掛けられる質問にくぎ付けとなった。
 最近の研究から、港川人の下顎の骨が、従来の縄文人に似た説よりも、オーストラリアの先住民・アボリジニに似た人種だったことが判明。かつての復元図と2年前に発表された彫りの深い顔立ちの復元図の両方を見せて、児童たちの関心を引いていた。
 さらに発見者の大山盛保さんや、そのフィッシャー遺跡が、私有地で現在売りに出されていることについても触れ「完全な形の人骨が出てきたのは、日本でもここだけしかない。地元に誇りを持ってほしい」と語った。
 授業を受けた仲村良輝君は「分かりやすい授業で面白かった」と話し、また真志喜蒼麻(そうま)君は「港川人が好きになった。結構イケメンだと分かった」と話した。
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-194705-storytopic-7.html

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中国、米国に対して「まず自国の人権状況を改善せよ」

2012-07-29 | 先住民族関連
サーチナ 2012年7月28日 18時22分
 中国外交部の洪磊報道官は27日、「第17回米中人権対話後も、米国は依然として中国の人権状況を攻撃している。これに対して、中国は強い不満と断固とした反対を表明すると同時に、米国がより多くの精力を自国の人権状況の見直しと改善に向けることを希望する」と主張した。中国国際放送局が報じた。
 洪報道官は「23日と24日の2日間、第17回中米人権対話がワシントンで行われた。人権対話で中国が指摘したように、どの国にも完璧な人権状況はない。米国は司法、先住民の権利、人種差別などの面でも深刻な問題を抱えている。米国がより多くの精力を自国の人権状況の見直しと改善に向けることを希望する」と述べた。
 さらに、洪報道官は「中国のは改革開放後30年で、経済は急速に発展し、国民の生活レベルも絶えず向上してきた。国民が享受する権利と基本的な自由はかつてないレベルに達した。これらの成果は皆が認めている。米国は、全面的、客観的かつ公正に中国の人権状況を扱い、米中人権対話の健全な発展のために建設的な役割を果たしてほしい」と語った。(編集担当:村山健二)
http://www.excite.co.jp/News/chn_soc/20120728/Searchina_20120728030.html

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【白老】ポロトコタンの夜開幕

2012-07-29 | アイヌ民族関連
(苫小牧民報 2012年 7/28)
 白老町のアイヌ民族博物館で27日から、夏限定の夜間開館プログラム「ポロトコタンの夜」が開幕した。
 同館はこの日、通常閉館から1時間後の午後6時に再オープン。道内外から約60人が来場した。
 学芸員による展示解説ツアーに続き、伝統家屋チセではアイヌ古式舞踊のステージが開演。照明が落とされ「その昔、この広い北海道は私たちの先祖の自由の天地でありました」と、アイヌ神謡集(知里幸恵著)の序文が朗読されると、エカシ(長老)がいろりにろうそくをともし、祈りの儀式カムイノミを挙行。幻想的なムードを際立たせた。
 その後は民族衣装に身を包んだ踊り手たちが、サロルンチカプリムセ(鶴の舞)イヨマンテリムセ(熊の霊送りの舞)など数々の舞いを披露。最後は踊り手と観客が一体となって乱れ舞う即興歌「ヤイサマネナ」で、盛り上がりは最高潮に達した。
 「ポロトコタンの夜」は28日、8月3、4、10、11、12日にも開催。チケットは各コンビニエンスストアの専用端末で購入できる(ローソンは割り引き特典あり)。問い合わせは同館 電話0144(82)3914。
http://www.tomamin.co.jp/2012s/s12072801.html

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古食堂地域の拠点に、7月29日にお披露目イベント/三浦

2012-07-28 | 先住民族関連
カナロコ(神奈川新聞)‎ -2012年7月27日
 三浦半島の最南端に位置する城ケ島各地で29日、古食堂を改築したコミュニティースペースのオープンや、ゆかりの詩人・北原白秋の功績をしのぶ記念イベントが催される。
 太平洋を臨む古食堂を改築してコミュニティースペースをつくる「つるやプロジェクト」がお披露目となる。「子ども目線で集まれる“アジト”を作ろう」と地元の有志が立ち上がり、4月から島内の「旧つるや食堂」の改築を始めた。交流サイトなどでの呼びかけで集まった仲間と壁をペンキで塗ったり、天井を抜くなどリニューアルに取り組む。作業はまだ途中だが、メンバーの石橋匡光さん(34)は「賛同してくれた方とともにアイデアを出し合い、一緒に作っていきたい」と話す。本物の体験を提供し、世代を超えたつながりを生む場を目指している。
 29日は地元の子どもたちでつくる「かもめ児童合唱団」のコンサートや、左官職人によるアメリカ先住民のテント作りなどを予定。お披露目は午前9時半からで参加費無料。場所など詳細はホームページhttp://mirakana.com/tsuruya/
 京急バスの「城ケ島」バス停付近では、三崎白秋会と城ケ島観光協会が主催した三崎ゆかりの詩人・北原白秋の没後70年の記念イベントが開かれる。
 城ケ島や白秋にちなんだクイズ大会が催され、地元で採れたアワビ、サザエをプレゼントするほか、普段は入れない城ケ島灯台が一般開放される。午前11時からは先着100人に乾燥ワカメを無料配布する。
 記念イベントは午前10時から。問い合わせは市商工観光課電話046(882)1111。
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1207260040/

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五輪の晴天祈願 伝統の踊り

2012-07-27 | 先住民族関連
NHK 7月26日 20時49分
オリンピックの開催を控えた26日、アメリカの先住民族がロンドンを訪問し、開催中の晴天を祈願する伝統的な踊りを披露しました。
ロンドンを訪れたのはアメリカのアリゾナ州に住む先住民、アパッチの「イエローバードダンサーズ」というグループです。
イギリスはことし例年よりも雨の日が多く、4月と6月には1910年の観測開始以来、最多の雨量を記録しました。
このためオリンピックの期間中は晴天に恵まれるようにと、イギリスの航空会社がグループを招待したもので、4人はタワーブリッジを望むテムズ川の川べりで晴天を祈願する伝統的な踊り、「フープダンス」を披露しました。
鮮やかな民族衣装を身にまとったダンサーたちは、生命や自然の循環を表す直径60センチほどの複数のリングを巧みに操り、縄跳びのように跳んだり、鳥の羽のように広げながら力強いステップを踏んでいました。
メンバーの1人は、「何日も前からロンドンが晴天に恵まれることを祈っていました。オリンピックは世界が兄弟になれる絶好の機会だと思います」と話していました。
開会式が行われるロンドンの明日の天気予報は曇り時々雨となっていますが、開会式が始まる現地時間の21時、日本時間の28日朝5時までには雨はやむ見通しだということです。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120726/k10013885741000.html

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アイヌ伝承歌集を出版 歌い手と親交20年、楽譜に記録

2012-07-27 | アイヌ民族関連
朝日新聞 [掲載 ] 2012年07月24日
[文]林美子
 楽譜がない音楽であるアイヌ民族の伝承歌50曲を、神奈川県に住むギタリスト、千葉伸彦さん(55)が五線譜に採り、CD付きの歌集として出版した。アイヌ民族の楽譜付き歌集は前例が非常に少ない。アイヌ民族の歌に魅せられた千葉さんが、20年以上にわたって歌い手たちと親交を結び、学んできた成果だ。
 本のタイトルは「阿寒のうた[ウポポ]」。北海道・阿寒湖畔に住む60~80代の女性5人の歌をCD2枚にし、歌詞や楽譜を収めた。アイヌ語研究家の大野徹人さんによる解説と、写真家の宇井眞紀子さんが撮影した踊りの魅力的な写真が添えられている。
 千葉さんのアイヌの歌との出会いは1989年、北海道のコンサートツアーがきっかけだ。地声と裏声が頻繁に入れ替わり、ビブラートやのどの使い方も独特。「聞いたことがない響きで、とにかくひきこまれました」。研究者の調査に同行し、自分でも調べるうちに、今回のCDに歌を収めた弟子(てし)シギ子さん(81)に出会う。歌い手を訪ね歩き、口伝えで覚えた。
 歌は五線譜にメモとして採り、論文を書き、東京でアイヌ民族の人に教えもした。阿寒の女性たちの歌の録音を依頼され、アイヌ文化振興・研究推進機構の助成を受けて本とCDにまとめた。増刷分から一般に販売している。
 アイヌの歌はCDはあっても、採譜した歌集は、60年に日本放送協会が編集した本がある程度だ。五線譜にしにくい音もあるが、「楽譜を見ながらCDを聞くことで、理解しやすくなると思う」と千葉さん。裏声やのどの操作を示す記号も細かくつけた。アイヌ民族の人たちからも「わかりやすい」と好評だ。
 「地域によって歌は異なる。各地の歌や古い時代の歌も聞き起こしていきたい」と千葉さんは言う。出版は「クルーズ」(札幌市)。2625円(税込み)。
http://book.asahi.com/booknews/update/2012072500008.html

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お勧め・まちナビゲーター:松永地区(広島県福山市) /中国

2012-07-26 | 先住民族関連
毎日新聞 2012年07月24日 地方版
◇田げたから宇宙靴まで げたの産地に、はきもの博物館
 ◇人気の靴コーナー イチローのスパイクも
 カラン、コロン、カラン、コロン。真夏の炎天下、軽やかなげたの音色を聞くと、一服の涼を感じる。そんなげたの有数の産地が広島県福山市の松永地区だ。同市の景勝地・鞆の浦から車で約30分、隣の尾道市中心部から約15分。2大観光地の谷間という絶妙のロケーション。げたをはじめとした、はきものに特化したユニークな施設「日本はきもの博物館」(松永町4)を訪ねた。
 同館はもともとげた工場だった敷地約7800平方メートルに、78年開館。収蔵するはきものは“田げたから宇宙靴まで”をキャッチフレーズに、約1万3000点。うち2266点が国重要有形民俗文化財に指定されている。
 学芸員の市田京子さん(64)の案内で館内を見学した。まず、出迎えてくれるのが巨大な人間の足型のスペース。「太陽の塔」で知られる岡本太郎作の「足あと広場」だ。
 館内に入ると田植えに使う田げたやのり養殖に使うもの、ぞうり、わらじなど、生活に根ざしたはきものを歴史の順にたどれる。また、古墳時代の金銅製のくつなど、道具としてのはきもの、装飾としてのはきものなどバラエティーに富んだ展示内容は圧巻だ。
 海外のはきものも多く、古代エジプトからアールヌーボー、アールデコまで当時の衣装とともに紹介するコーナーもある。フランスの宮廷時代のファッションなどに関心がある人にもおすすめという。
 スポーツ選手が実際に使った靴のコーナーも人気だ。君原健二さんや有森裕子さん、高橋尚子さんら五輪メダリストのシューズや、王貞治さんやイチロー選手のスパイクなども置かれている。
 市田さんによると、松永がげたの産地になったきっかけは、塩田にあるという。江戸期、この地は製塩で栄えた。明治に入り、塩積み船が山陰から帰る際、安価なアブラギを積んでいることに目を付けた丸山茂助氏が、げたの大量生産を開始。1950年代の最盛期、松永は全国生産量の6割を占めたという。4代目の丸山茂樹さん(故人)が創業100年を記念して、同博物館を開館した。
 同じ敷地には、全国の郷土玩具を集めた「日本郷土玩具博物館」を併設。米国の先住民ホピ族が作った精霊人形の珍しいコレクションも観賞できる。
 「江戸時代の塩田の蔵を改装したユニークな喫茶店がある」。そう聞いて近くの骨董(こっとう)喫茶「蔵」に足を運んだ。約250年前に松を使って建てられた。人気のランチをはじめ、食材は地元産の野菜などでもちろんすべて手作りだ。骨董収集が趣味の牧平真由美さんが2年前にオープン。「人が喜ぶことをするのがスタッフ一同のモットー。お客さんが朝、『こんなのとれたけぇ、使って』って、新鮮な野菜を持ってきてくれることも多いんです。それを見て当日のランチメニューを決めます」と笑顔で話す牧平さん。落ち着いた雰囲気の中、お腹もほっこり。小旅行をきっと満足させてくれるだろう。【高田房二郎】
………………………………………………………………………………………………………
 ◆メモ
 日本はきもの博物館は8月5日10~16時、下駄の実演販売を行う。好みの台と鼻緒を選び、その場で職人が鼻緒をたてる。また、日本郷土玩具博物館では、東北6県の土人形やこけしなどを集めた企画展「東北おもちゃ紀行」を開催中。入館料は2館共通で一般1000円、月曜日休館(電話はいずれも084・934・6644)。骨董喫茶「蔵」(084・933・2620)は木曜、日曜、祝日定休。人気のランチ(1ドリンク付き、1000円)は1日30食限定。
http://mainichi.jp/area/shimane/news/20120724ddlk32040567000c.html

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アイヌ副読本、全面見直し撤回へ 推進機構

2012-07-26 | アイヌ民族関連
(北海道新聞 07/25 13:18、07/25 17:17 更新)
 財団法人アイヌ文化振興・研究推進機構(札幌)は24日、小中学生向けのアイヌ民族に関する副読本について、来年度から内容を全面的に見直すとした方針の撤回を固めた。同日開かれた内部委員会で、異論が噴出したため。
 副読本をめぐっては、内容を一部改変した同機構に執筆者が反発し、改変箇所が戻されるなど混乱が続いている。
 24日に同機構で開かれたのは、運営方針を協議する「事業運営委員会」(委員長、加藤忠・北海道アイヌ協会理事長)。
 非公開の会合後、取材に応じた同機構の西田俊夫専務理事や出席委員らによると、委員からは「現在の副読本の問題点が明確でなく、あらたな執筆者が1年や2年で作製できるテーマではない」などの指摘が相次いだ。同機構の事務局が委員に十分な説明をしないまま、内容の全面見直しを打ち出したことへの批判も相次いだ。
 西田氏は「手続き面で落ち度があった」と陳謝した。副読本見直し方針の撤回は、8月2日の理事会で最終決定する。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/390340.html

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色鮮やかなダンス

2012-07-25 | アイヌ民族関連
時事通信 7月24日(火)9時22分配信
メキシコ・オアハカ州の祭典「ゲラゲッツア祭」で、色とりどりの衣装をまとった踊り子たち。毎年7月に開催されるこの祭りでは先住民が多く住む同州各地の民族・部族の音楽、ダンス、料理、民芸品が楽しめる=23日 【AFP=時事】
http://www.jiji.com/jc/p?id=20120724092058-0012975451

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「夷酋列像」初の里帰り 仏から11枚、松前で公開

2012-07-25 | アイヌ民族関連
(北海道新聞 07/24 07:45)
 【松前】松前藩家老で画家の蠣崎波響(かきざきはきょう)が描いたアイヌ民族の肖像画「夷酋列像(いしゅうれつぞう)」が23日、フランス・ブザンソン市の美術館から渡島管内松前町に初めて「里帰り」し、松前城で公開された。アイヌ民族と和人の悲しい歴史を物語る名画を一目見ようと、町内外から約1300人が訪れた。
 夷酋列像は1789年(寛政元年)に起きたアイヌ民族の武力蜂起「クナシリ・メナシの戦い」で松前藩側に協力した長老ら12人を描いた連作肖像画。この日はブザンソン美術考古学博物館が収蔵する11枚が公開された。
 松前城での公開は1日だけで、一般公開を前に道アイヌ協会メンバーが鑑賞、約220年前の先祖の肖像に「お帰りなさい」「悔しい思いをしたな」と語りかけ、手を合わせた。<北海道新聞7月24日朝刊掲載>
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/topic/389971.html

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蠣崎波響:松前藩家老が描いた、アイヌ民族画「里帰り」 222年ぶり仏から /北海道

2012-07-25 | アイヌ民族関連
毎日新聞 2012年07月24日 地方版
 郷土史を研究している福島町の米塚誠さん(64)は「色の鮮やかさには驚いた。原画がフランスに流失した真相を探求したい」と熱っぽく語った。25日〜9月9日は函館市の道立函館美術館で特別展示される。【近藤卓資】
http://mainichi.jp/area/hokkaido/news/20120724ddlk01040214000c2.html

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マックはウハウハ? 五輪会場の食べ物持ち込み制限

2012-07-24 | 先住民族関連
MSN産経ニュース 2012.7.23 09:14
 ロンドン五輪の主催者はこのほど、五輪会場に持ち込めない物の詳細なリストを発表した。
 まず、政治的なメッセージが書かれた衣服や物は禁止。巨大な旗(1メートル×2メートル以上)や特大の帽子も禁止される。ゴルフ用の大きな傘も持ち込むことができない。
 国旗については五輪に参加している国のものに限定されるが、例外としてイングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドの個々の旗は認められる。2000年のシドニー五輪女子400メートルでオーストラリア先住民アボリジニのキャシー・フリーマンが金メダルを獲得した際には、先住民族の旗が肩に掛けられたが、そのような行為が認められるかどうかは明示されていない。
 さらに、ボール、フリスビー、ラケットなどの遊具も禁止。さらに、音を出す狩猟用のホルン、エアホーン、クラクション、ホイッスル、ブブゼラ、ドラム類も持ち込むことができない。
 当然のことながら、すべてのナイフは持ち込み禁止だが、シーク教徒が信仰上の理由で身につける儀式用の短剣は例外として認められる。
 また、バイクや折りたたみ自転車は五輪公園内に乗り入れることができないが、競技場周辺には7000台分の二輪用駐車場が用意される。
 また、航空機と同様のセキュリティー態勢が取られるため、100ミリリットル以上の液体の持ち込みも禁止。ただ、空のペットボトルは可能で、会場内の水道で水を入れることができる。また、過度の食べ物の持ち込みも禁止されている。サンドイッチ程度ならOKだが、スキャナーに入りきらないようなピクニック用のバスケットはNGだ。
 2008年の北京五輪では、政治的な規制の多さから批判も起こったが、ロンドンもその神経質ぶりでは大差がなさそう。英メディアの間からは「親たちは会場内でボール遊びができないことを子供たちに説明する必要がある」、「食べ物の持ち込み制限はマクドナルドの売り上げを伸ばすのに貢献するだろう」などといった皮肉の声も挙がっている。(五輪取材班)
http://sankei.jp.msn.com/london2012/news/120723/otr12072309150002-n1.htm

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コロンビア先住民族 革命軍に鞭打ちの刑を宣告

2012-07-23 | アイヌ民族関連
VOR ロシアの声 -22.07.2012, 13:15
コロンビア南西部の先住民の裁判所は、先住民共同体に危険をもたらす恐れがあるとして、コロンビア革命軍のメンバー4人に鞭打ちの刑を宣告した。BBCロシア支局が伝えた。
4人がそれぞれ30回ずつ鞭で打たれたという。先住民族のナサ族は、コロンビア革命軍のメンバーが武器と爆発物を所持していたとして訴えた。
これより先、ナサ族は先住民地区の近くにあったコロンビア軍の兵士および監視所を撤退させていた。先住民らは、常時駐留する軍とコロンビア革命軍との衝突の影響を感じることに疲れたとの声明を表した。
http://japanese.ruvr.ru/2012_07_22/coronbia-senjuuminzoku-kakumeigun-muchiuchi/

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多様な文化の魅力を紹介 札幌の市民映画館「シアターキノ」が20周年

2012-07-22 | アイヌ民族関連
MSN産経ニュース 2012.7.21 18:00
 わずか29席の超ミニシアターとして産声を上げてから20年。札幌の映画館「シアターキノ」は、市民株主やボランティアの支えもあって、多くの文化関係者や映画ファンが注目する元気な劇場に成長した。ローカル館受難の時代、場所を移転してスクリーン数を2つに増やすなど進化し続けてきた陰には、代表の中島洋(よう)さん(62)、支配人のひろみさん(58)夫妻が、「多様な文化を提供したい」と二人三脚で傾けてきた情熱があった。(札幌支局 藤井克郎)
 7月4日の夕刻、札幌市随一のアーケード街、狸小路にあるライブハウス「mole」の前で、大勢の人が開場を待っていた。この日のイベントは、市民映画館「シアターキノ」の20周年記念パーティー。ライブハウスにしてはやや年齢層が高め(?)の入場客約150人でフロアが埋め尽くされたころ、ステージに中島洋さん、ひろみさん夫妻が登場した。
 「最初からずっこけてしまうのですが、司会を頼んでいた人が風邪で倒れてしまい、2人で司会を兼ねて進行していきます」と洋さんがあいさつすると、会場からは笑いと拍手がわき起こった。
 その後、市民株主や友好団体関係者が次々と登壇。20年前に出資した一人、北海道文化財団の磯田憲一理事長は、札幌の街は手稲山や藻岩山があることで自分の立ち位置が分かると指摘した後、「私はシアターキノは札幌の山であってほしいと思っている。ここに揺るぎなく存在することで自分たちが確認できる、そんなランドマークであってほしい」とエールを送る。
 また、同じく市民株主の上田文雄札幌市長は「20年前、中島洋さんと一緒に夢を見たくて出資したが、夢を見たいという人がこれだけたくさんいるということをうれしく思う。この劇場が存在し続けることができるというのは、私たちの文化度の表れだと思っています」と胸を張った。
☆ ☆ ☆
 翌日、同じ狸小路にあるシアターキノを訪ねると、中島さん夫妻が前日の疲れもものかは、せっせと日常業務に精を出していた。
 「昨日は大勢の方に夜遅くまで残っていただいて、こういう人たちに支えられてここまで来たんだなと改めて思いました」とひろみさんが振り返れば、洋さんも「10年のときは映画ファンの集まりだったが、今回は映画ファン半分、シアターキノのことを応援したいという人半分で、さまざまなかかわりのある方が参加してくれた。文化関係者のネットワークが広がってきたなという感じがします」と満足そうに話す。
 シアターキノがわずか29席の劇場として誕生したのは、平成4年7月4日のことだった。札幌市内の映画館が次々と閉鎖していった時期で、「このままでいいのか」と危機感を覚えた市民有志と一緒に、自分たちで映画の夢を買おうとスタートした。当初の市民株主は103人だったが、10年に2スクリーン体制の現在の劇場に移ったときに410人に増えた。現在は中島さん夫妻のほか映写スタッフが3人と、さらにボランティア約50人が受付や宣伝の業務を手伝っている。
 「当初から掲げているのは多様性と可能性ということ。世界中にすばらしい映画があり、できるだけ多様な作品を選びたいということと、可能性という点ではこれからの若い才能ある人の作品ですね。これは私たちのマニフェストで、変えてしまったらシアターキノの存在意義はない。市民株主に対してもお客さんに対しても、公約違反になってしまう」と洋さん。
 夫婦2人でやってきたことも、多様性という点でよかったと指摘する。「映画は個人的なもので、その人その人で受け止め方は違うが、上映するのは個人じゃない。一人の趣味だけでやっていったら、続かなかったと思う。市民株主とも議論してきたが、ベースになっているのは2人ですね」と洋さんは打ち明ける。
☆ ☆ ☆
 20周年記念パーティーは佳境を迎え、お待ちかねのチャリティーオークションが始まった。最初の品は、西川美和監督の最新作「夢売るふたり」で主演の松たか子さんが着用したTシャツやトレーナーなど。「いくらから始めればいいのかな」と洋さんも戸惑いを隠せなかったが、無事に5500円で落札された。
 その後、俳優の寺島進さんが所属する草野球チームのユニホームと帽子、高橋伴明監督が「道~白磁の人~」で使用したジャケットに、CD、ギター、果ては夕張メロンと、さまざまな人から寄せられた逸品が次から次へと登場。中でも市民株主提供のマンガ雑誌の古本は100円ずつ値が上がっていく激しい争いとなり、最後は1万円を超える高値で落札されると会場から歓声が沸き上がった。
 パーティーはさらにアフリカンドラムの演奏家、茂呂剛伸さんのステージに、結城幸司さん率いるアイヌアートプロジェクトによるパワフルなライブと続く。お酒も入ってきた参加者は拳を振り上げ、全身で音楽に酔いしれていった。
 ☆ ☆ ☆
 「茂呂さんは、『扉をたたく人』の上映のときにゲストで来ていただいて、太鼓をたたいてもらったのが最初でした。映画から出発して、いろんな人と出会って広がっているんです」とひろみさんは言う。
 シアターキノのロビーの壁は、上映時にゲストで来場した監督らのサインでびっしり埋まっている。もう新たに書くスペースもないほどだが、ゲストと観客とのふれあいも大切にしていることの一つだ。「映画館は見る人と製作者をつなぐ場なんです。僕らと付き合う監督たちは、生の反応を聞きたいという人がすごく多い。そうすることで、お客さんの声を製作現場に戻すことができるわけですからね」と洋さん。
 クイズ企画で年間フリーパスが当たってキノに通い詰め、その後、映画製作の道に進んだ女子高校生もいたという。「映画は人生と密接にかかわっている」と洋さんは信じている。
 地場の映画館やミニシアターを取り巻く環境は決していいとはいえない。特にフィルムからデジタル上映に切り替えようとする映画界の動きが急で、資金力のない劇場は設備を整えることができない。シアターキノはすでに3年前に1スクリーンでデジタル上映を導入したが、洋さんは「問題はハリウッドのシステムを世界中で押しつけていること。デジタルもフィルムもどっちもあればいいんですが」と不満を口にする。
 「これも多様なのがいいんです。僕らは映画を通していろんな文化に触れていただけたらいいなと思ってきた。都市の魅力、札幌の魅力は多様性にあって、新しいものも古いものも、お年寄りも子供も、いろんなものが一つに固まっていないことが重要。それが文化の成熟度になっていると思うんです」
☆ ☆ ☆
 アイヌアートプロジェクトのステージで熱気が最高潮に達したところで、20周年記念パーティーは幕となった。時間は夜10時になろうとしていた。
 最後に再び登壇した中島夫妻に、会場から熱い拍手が浴びせられる。「キノは幸せ者だなと思いました」とのひろみさんの言葉に、洋さんも興奮して応えた。「文化の力が絶対あるぞ。映画の力も絶対あるぞ」
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120721/hkd12072118010001-n1.htm

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台湾アミ族の音楽を世界に向けて発信!Sumingにインタビュー

2012-07-21 | アイヌ民族関連
2012年7月20日 12:28 (サーチナ)
 7月7〜8日の2日間に渡って開催。今年で30周年を迎え、日本で一番歴史のあるロックイベント「ピースフルラブ・ロックフェスティバル」。沖縄出身のミュージシャンを中心に、人気・実力を備えた計21組の出演者が登場したが、今年は台湾と韓国のミュージシャンが出演。アジア色を打ち出した内容となった。台湾代表として本コンサートに出演し、伸びやかな歌声とパフォーマンスで観客を魅了したSuming(舒米恩/スミン)に話を聞いた。先住民・阿美(アミ)族のSumingは、故郷の音楽とアイデンティティを大切にしているアーティストだ。
――「ピースフルラブ・ロックフェスティバル」という沖縄のビッグイベントに参加して、いかがでしたか?
 歴史がある音楽イベントで、この会場もまた古い歴史を持つ場所だと聞きました。本当に特別な気持ちでステージに立ったんです。とても緊張しました!
――アカペラで始まり、台湾の景色を思わせる曲や観客に呼びかけての大合唱。印象的なステージでした。
 阿美(アミ)族には楽器が無いので、いつもみんなで一緒に歌っています。日本のみなさんに楽しんでほしいと思い、阿美族の伝統的な歌と現代風の歌、そして日本語の歌も披露しました。
――台湾ではいろいろなイベントに参加されていますが、このような海外の音楽フェスに参加する機会はありましたか?
 今までカナダ、アメリカ、フランスに行きました。今年は香港や中国にも行きました。声がかかるようになって、機会がどんどん増えています。
――セカンド・ソロアルバム「阿米斯」をリリースしたばかりですが、どんなコンセプトのアルバムですか?
 現代に生きる若い世代の阿美族を、音楽で表現しました。最近の阿美族の音楽は、西洋に影響されている部分もあるので、僕はさらにラテン風にしたり、エレクトロニックにしたり、交響曲スタイルも取り入れました。世界の若い人たちに阿美族の音楽を聞いてもらいたい、という思いを込めたんです。北京語や日本語の歌詞をつけた曲も入れました。沖縄に来る前にリリース記念ライブを台北で開きましたが、日本のファンの方も見に来てくれました。
――Sumingさんを応援する、日本のファンは多いですね! 沖縄以外でも来日ライブの実績がありますが、今後も日本を意識した活動を続けていきますか?
 はい。日本もしっかり活動エリアに入れています。10月6日、東京青山の「月見ル君思フ」でライブを開催します。翌7日には「吉祥寺キチム」でスライド&トークライブを。8日にも「月見ル君想フ」台湾イベントへの出演を予定しています。
――音楽活動だけでなく、ドラマや映画でも活躍されていますが、俳優としての活動予定はありますか?
 あります。『夢十七』という映画を昨年末に撮り終えて、公開を控えています。僕はバイク屋のオーナーを演じましたが、夢がいっぱいつまった楽しい映画。楽しみにしていてください! 9月にはミュージカルへの出演予定もあって、阿美族の曲をたくさん歌います。会場は台北・中正紀念堂の國家音樂廰です。音楽活動は、村の子どもたちのために毎年開いているチャリティーライブがあるので、今年もその準備をします。
――最後に、日本のファンへメッセージをお願いします。
 夏は台東や花蓮の各地で、阿美族の豊年祭が行われるので、日本のみなさんにぜひ見ていただきたいと思っています。博物館などで知識を得るよりも、お祭りで阿美族の文化を体験してほしいのです。台湾を知り、阿美族のことも知ってほしい。音楽から阿美族を知るのが一番簡単な方法だと思いますので、僕の歌をぜひ聞いてください。(取材・文責:饒波貴子)
http://topics.jp.msn.com/entertainment/china/article.aspx?articleid=1213223

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