(北海道新聞 03/25 12:53)
【白老】アイヌ民族博物館で、白老などで作られたアイヌ民族伝統の木綿衣「ルウンペ」の展示会が開かれている。町内の女性10人が史料を忠実に複製した力作が並んでいる。
ルウンペは、細く裂いてテープ状にした布を、衣服に縫いつけて文様を描いた伝統衣装。白老から噴火湾までの太平洋岸に多く見られる。
複製は文化庁の補助事業で、本年度から着手。町内在住のアイヌ民族の女性ら10人が、同館や道立開拓記念館(札幌)が所蔵する20点を見て、文様の形や布地、縫い方を可能な限り再現して作った。
2013年度までの3カ年間、種類の異なる衣装の複製に取り組む。衣装は町内の学校への貸し出しなど活用策も検討中。同館の村木美幸副館長は「作り手のこだわりが伝わる作品。ぜひ見てほしい」と話している。
5月末まで。入館料(一般750円、高校生550円、中学生450円、小学生300円)が必要。町民は無料。問い合わせは同館(電)0144・82・3914へ。(阿部里子)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/281040.html
【白老】アイヌ民族博物館で、白老などで作られたアイヌ民族伝統の木綿衣「ルウンペ」の展示会が開かれている。町内の女性10人が史料を忠実に複製した力作が並んでいる。
ルウンペは、細く裂いてテープ状にした布を、衣服に縫いつけて文様を描いた伝統衣装。白老から噴火湾までの太平洋岸に多く見られる。
複製は文化庁の補助事業で、本年度から着手。町内在住のアイヌ民族の女性ら10人が、同館や道立開拓記念館(札幌)が所蔵する20点を見て、文様の形や布地、縫い方を可能な限り再現して作った。
2013年度までの3カ年間、種類の異なる衣装の複製に取り組む。衣装は町内の学校への貸し出しなど活用策も検討中。同館の村木美幸副館長は「作り手のこだわりが伝わる作品。ぜひ見てほしい」と話している。
5月末まで。入館料(一般750円、高校生550円、中学生450円、小学生300円)が必要。町民は無料。問い合わせは同館(電)0144・82・3914へ。(阿部里子)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/281040.html