MSN産経ニュース -2013.1.30 11:40
【嘉義(台湾南部)=吉村剛史】日本統治時代の1931(昭和6)年、台湾から夏の甲子園大会に初めて出場し、準優勝に輝いた嘉義農林学校(現嘉義大学)野球部の栄光を描く台湾映画「KANO」(嘉農)の撮影風景が29日、嘉義市の特設屋外撮影場で内外メディアに公開された。
映画は日本人と台湾人、「高砂族」とよばれた先住民の友情などがテーマ。オーディションなどで選ばれた野球少年らが演じる。
この日は、台湾地区大会で優勝し「第17回全国中等学校優勝野球大会」の出場権を得た嘉農ナインが台北から汽車で嘉義に凱旋(がいせん)したシーンを撮影。スタッフ、エキストラを含め400人以上が、5千万台湾元(約1億5千万円)を投じた昭和初期の嘉義駅前セットで往時の熱狂を再現した。
主演は永瀬正敏さん(46)。創部間もない嘉農野球部を独自の特訓で甲子園の決勝にまで導いた近藤兵太郎監督役で、馬志翔監督らと会見に臨み「異なる文化を乗り越えた物語を、台湾や日本、アジアの皆さんに知ってもらいたい」と語った。
映画は来年2月の旧正月に台湾で、来年夏に日本での公開を予定している。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130130/trd13013011510006-n1.htm
【嘉義(台湾南部)=吉村剛史】日本統治時代の1931(昭和6)年、台湾から夏の甲子園大会に初めて出場し、準優勝に輝いた嘉義農林学校(現嘉義大学)野球部の栄光を描く台湾映画「KANO」(嘉農)の撮影風景が29日、嘉義市の特設屋外撮影場で内外メディアに公開された。
映画は日本人と台湾人、「高砂族」とよばれた先住民の友情などがテーマ。オーディションなどで選ばれた野球少年らが演じる。
この日は、台湾地区大会で優勝し「第17回全国中等学校優勝野球大会」の出場権を得た嘉農ナインが台北から汽車で嘉義に凱旋(がいせん)したシーンを撮影。スタッフ、エキストラを含め400人以上が、5千万台湾元(約1億5千万円)を投じた昭和初期の嘉義駅前セットで往時の熱狂を再現した。
主演は永瀬正敏さん(46)。創部間もない嘉農野球部を独自の特訓で甲子園の決勝にまで導いた近藤兵太郎監督役で、馬志翔監督らと会見に臨み「異なる文化を乗り越えた物語を、台湾や日本、アジアの皆さんに知ってもらいたい」と語った。
映画は来年2月の旧正月に台湾で、来年夏に日本での公開を予定している。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130130/trd13013011510006-n1.htm