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太田昌国のコラム「サザンクロス」 : 「明治150年」史観と民族・植民地問題

2018-05-28 | アイヌ民族関連
レイバーネット2018年5月25日(毎月10日・25日) 第20回

*1912年に北海道で撮ったアイヌ民族
「明治150年」史観と民族・植民地問題
 私事から始めて恐縮だが、私は北海道・釧路に生まれ、育った。「明治維新」の翌年=1869年に近代日本国家に強制的に編入された旧蝦夷地=北海道に、どこかの段階で「移住」した和人の末裔だ。18歳まで暮らした釧路では、山野での先人文化発掘に熱中する考古学少年だったが、先住民族アイヌと移住者(侵入者)和人の歴史的な関係には無知だった。1950年代から60年代初頭にかけてのころの話である。
 それから10年と経たない60年代半ばから後半にかけて、世界状況は激変した。米軍の北ベトナム爆撃を契機に、それに対して南北ベトナム民衆と軍による抗米戦争が始まった。米国では、ベトナム戦争に抗議し、同時に人種差別撤廃の要求も掲げて、黒人と先住民族(インディアン)の抗議デモ・集会・都市暴動・占拠闘争が始まった。世界のどこを見ても、それまで重視されてきた一国内の階級闘争だけではなく、民族・植民地問題に根差した諸課題をこんなにも抱えているという現実が明らかになった。
 アイヌと和人の関係を平板にしか捉えていなかった、少年期の牧歌的な歴史観が覆された。1869年の蝦夷地併合とは、近代日本が初めて行なった植民地支配だったのではないか、との考えが芽生えた。それは私個人の思いではなく、ある程度の集団性・共同性をもっていたと思われるので、それを敢えて「時代精神」と呼ぶなら、その時代精神は詩人・新谷行の『アイヌ民族抵抗史』(三一書房、1972年)によって鮮やかに表現された。また、蝦夷地併合から10年後の1879年に行なわれた「琉球処分」を合わせて考えれば、維新国家は、台湾・樺太・朝鮮・満洲へと支配の手を伸ばす以前に、もっとも近い北と南の島々を全的支配の下に置いたという史実が見えてくるのだった。
 今年、中央政府および関係する地方自治体は「明治150年」の記念行事に勤しんでいる。それは、もちろん、維新後150年を刻んだ近・現代日本国家の足跡を肯定的に描く意図に貫かれている。幕末・維新の「志士」たちがさまざまに論じられるなかにあって、吉田松陰の『幽囚録』(1854年=安政元年)の一節に注目する論者が少なくないことは大事なことだ。松陰はそこで、軍備を整えた日本国家が対外的に拡大すべき方向として「蝦夷、カムチャッカ、オホーツク、琉球、朝鮮、満洲、台湾、ルソン」の諸地域を、この順序で挙げている。近代日本は、まさしくこの順序で、近隣諸地域に対する植民地支配と侵略戦争を実践していった道筋が見えてこよう。
 北海道の話題に戻るが、私の関心の在りかを知る同地の友人が、アイヌ関連の新聞記事や地域出版が刊行した関連書籍をときどき送ってくれる。それらを眺めていると、この半世紀の歳月をかけて着実に実現しつつある「変化」が実感できる。「北海道命名150年」を記念する官製行事には、歴史認識上の大きな問題も孕まれていることは事実ではある。だが、ほぼ連日のように、アイヌ関連の記事が新聞には載っている。先住民族としての権利・人権、世界各地の先住民族との交流、伝統文化の伝承、アイヌ語の復権、漫画「ゴールデンカムイ」のアニメ化――テーマは多岐に渉るが、なかには、札幌駅ではアイヌ民族の伝統料理を再現した駅弁が発売されるとか、平取町ではアイヌ語と日本語で車内放送を行なうバスが運行し始めたなどのニュースもある。人びとの日常生活に関わる場所で、微かな、だが着実な変化が起こっていることがわかる。デマと差別の扇動がまかり通るネット時代であるとはいえ、日常における変化は、これに抗する力も育ててくれよう。
 この連載で触れているように、世界と日本の政治・社会の現実には我慢のならないことも多いが、何かをきっかけに起こり始める「変化」「変革」があることへの確信は失いたくない。
http://www.labornetjp.org/news/2018/0525ota

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アングル:好況に沸くニュージーランドの「ホームレス危機」

2018-05-28 | 先住民族関連
ロイター2018年05月27日(日)09時09分
Jonathan Barrett and Charlotte Greenfield
酪農を主力とするニュージーランド経済は、ここ数年、富裕な先進諸国の羨望の的だった。だが、好景気にもかかわらず、数万人の住民が、車中や店舗の出入口、路地などで寝起きする生活を強いられている。
この新たな危機は、ニュージーランド国民にとって自慢にならない節目にまで悪化した。高所得の経済協力開発機構(OECD)35加盟国の中で、ホームレス人口比率が首位になったのだ。
この奇妙な問題は経済好調な都市を苦しめている。経済が繁栄する中で家賃が急上昇し、一部の住民が路上に追いやられているのだ。不動産価格が高騰しているため、住宅購入などましてや論外だ。
「現時点で、何も資産を持っていない」。ニュージーランド首都ウェリントンの無料給食所でロイターの取材に応じたビクター・ヤングさん(64歳)は、自らの窮乏を語った。
「ここは優しい国ではないし、暮らしやすい国でもない。去年は20日間、車内で寝た。週30時間働いているのに」
高い支持率を誇るアーダーン首相としては、こうした不満を解消したいところだろう。この無料給食所とは市街の反対側にある連邦政府庁舎で、同首相の率いる労働党政権は17日、野心的な社会インフラ整備計画を含めた最初の予算案を発表した。
政府は、5年間で38億NZドル(約2924億円)を新規設備投資に配分する。住宅建設については、今回の予算案で新たに6億3400万NZドルが上積みされた。これは、低価格住宅の供給増大に向けて政府が以前発表した建設計画「キウイビルド」向けの21億NZドル投資に追加されるものだ。
<落し穴>
37歳のカリスマ女性首相に対する期待は大きい。
与党労働党が昨年9月の選挙で勝利を収めた際に、住宅危機解消を政策の柱として掲げていたからだ。アーダーン首相の課題は、自身の投資計画によって、前政権から引き継いだ健全な財政状況に穴を空けないようにすることだ。
「首相を誇りに思っている」と無料給食所で働くシスター・ジョゼファは語る。「多くの希望が、そして恐らく多くの期待がある」
しかし、根本的な改革を期待する国民は、政府の当初予算によって肩すかしを食らうだろうと専門家は警鐘を鳴らす。
「彼らは誰かが造った落し穴に深くはまってしまっている。いまだに、どんな有望な、手っ取り早い解決策も見つかっていない」とオークランド工科大学のジョン・トゥーキィ教授(建築マネジメント論)は語る。
政府が喧伝する「キウイビルド」計画が、今後10年間で10万戸の住宅建設という野心的な目標を達成するには、熟練労働者が不足しているため、失敗に終る可能性があると同教授は指摘する。
慈善団体サルべーション・アーミー(救世軍)の政策アナリスト、アラン・ジョンソン氏は、自身が暮らす南オークランド周辺でも自動車やトレーラー、ガレージで暮らす家族が目立ち始めており、今回の公営住宅投資向け追加予算で、これが緩和できる可能性は低いと語る。
「財務大臣はこの状況を一変できると述べているが、とうていその領域には達していない」とジョンソン氏は述べた。
<見捨てられた人々>
6年連続の成長を遂げるニュージーランド経済は、強力な酪農セクターと躍進する観光セクター、そして移民に支えられている。
成長率が2019年に3.8%のピークに達すると財務省は予想しており、景気拡大がまだ続くと期待している。この数字は、国際通貨基金(IMF)が予想する先進諸国の成長率2%を大きく上回っている。
だが、ニュージーランドのインフラは成長に追いついていない。
同国を襲う住宅不足、交通渋滞、病院スタッフの不足を背景に、2017年の総選挙では、無敵に思えた中道右派の国民党が突如として有権者の支持を失ってしまった。
もちろん、特にここ10年間は、好景気の恩恵を受ける人々もいた。たが、それと同時に苦境に追いやられた人々も存在する。
ニュージーランドの先住民マオリ族は、同国人口の15%にすぎないが、ホームレスの3分の1を占めている。
米イェール大学によるOECDデータ分析によれば、ニュージーランドは加盟国の中で最もホームレス比率が高く、2015年には人口のほぼ1%が定住用の家屋で暮らしていない。
現状はその分析時点からさらに悪化している、とアナリストは指摘。2015年以降、政府の住宅補助の受給資格者数は倍増した。
また、賃金の上昇スピードは、過去10年間で6割増加した家賃負担に追いついていない。屋根の下で暮らすことができる国民にとってさえ、痛手を被っている状況が浮き彫りになっている。
<保護施設も満員>
ニュージーランドで最も人口の多いオークランドでも、ホームレスの数は史上最悪の水準にある。ここでは住宅不足も最も厳しい状況にあり、不動産調査会社クオータブル・バリューによれば、住宅価格は過去10年間で9割上昇した。
ロイターがインタビューした路上生活者の中には、オークランドを離れてウェリントンに来たという人が複数いた。
だが、圧迫は広範囲に拡大している。高級クラフトビールや熟練のコーヒーショップで有名なウェリントンは、同国内でも給与水準の高い都市だが、それでも家賃高騰の罠(わな)にはまった人は多い。
ウェリントン・ナイト・シェルターのカースティ・バギンズ氏によれば、同施設もほぼ常に満員状態だという。「ときには、ベッドと毛布を提供するのが精一杯ということもある」
(翻訳:エァクレーレン)
https://www.newsweekjapan.jp/headlines/world/2018/05/213994.php

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UAさんらの歌を地域おこしに 岡山・高梁で31日に野外コンサート

2018-05-27 | アイヌ民族関連
山陽新聞 5/26(土) 19:33配信
 「情熱」「悲しみジョニー」などの名曲で知られる人気歌手のUA(ウーア)さんら多彩なミュージシャン5組が集う野外コンサート「ハブライブ! ラブライフ!」が31日、高梁市有漢町有漢の有漢スポーツパーク多目的グラウンドで開かれる。
 音楽で地域を盛り上げようと、同市の地域おこし協力隊員でミュージシャンの土生(はぶ)裕さん(32)が企画。UAさんのほか、ロックバンド「あふりらんぽ」、アイヌ伝統歌を伝承する女性グループ「マレウレウ」、アフリカの民族楽器などを奏でるサカキマンゴーさんが出演し、土生さんも自作太鼓「遊鼓」を演奏する。
 会場では、備中牛肉のカレーやお茶といった高梁市産などの飲食物を扱うテントが並ぶ。土生さんは「音楽の楽しさを共有しながら高梁市の魅力をアピールし、交流を図る場にしたい」としている。
 午後7時開演。チケット(前売り)は4千円で中学生以下無料。ポルカ天満屋ハピータウン(同市中原町)などで購入できる。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180526-00010002-sanyo-l33

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象徴空間中核区域のイメージ図作成 12月11日に500日前イベント

2018-05-27 | アイヌ民族関連
苫小牧民報2018/5/26配信
 内閣官房アイヌ総合政策室は、国が2020年4月の開設を目指し白老町ポロト湖畔に整備するアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間」の中核区域を描いたイメージ図を作成した。現地では国立アイヌ民族博物館の建設工事などを本格化に進めており、12月11日に開設500日前イベントや象徴空間の愛称公募なども予定している。
 象徴空間はポロト湖周辺の約10ヘクタールの土地に整備。施設は国立博物館を中核に、アイヌ文化を体験できる体験交流ホールや体験学習館、エントランス棟などで構成する。4月に博物館の建設に本格着手し、残る施設の工事にも夏ごろから入る予定だ。
 中核区域のイメージ図は、同室がアイヌ政策推進会議政策推進作業部会へ提示するために作成。ポロト湖を囲むように各施設や芝生の広場を配置した全体像を上から見渡すイメージで描いている。
 国は象徴空間の整備と並行し、国立博物館での資料展示や体験交流プログラムの具体化に向けた準備にも取り掛かっている。
 象徴空間の運営内容について同室は「運営主体となるアイヌ民族文化財団を中心に検討を進めているところ」としている。
https://www.tomamin.co.jp/news/main/13890/

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台湾は「魅力を伝えたくなるパワーを持つ島」=在住ライター・片倉真理さん

2018-05-26 | 先住民族関連
中央フォーカス台湾2018/05/25 11:44
(台北 25日 中央社)「台湾は魅力を伝えたくなるパワーを持った島なのではないか」。そう語るのは台湾在住ライターの片倉真理さん。台湾に魅了された“台湾好き”の中には、台湾で見たことや知ったことなどをブログやSNSなどを通じて詳細に発信する人も少なくない。台湾を紹介するガイドブックも増加する中、片倉さんは情報そのものというよりも、台湾の土地を理解する“ヒント”を与えようと紀行ガイド「台湾探見 Discover Taiwan」を先月出版した。「いろいろなところに行って、現地の人とコミュニケーションをとってもらいたい」と台湾の楽しみ方を提案している。
片倉さんは、同じく台湾の情報を発信する作家、片倉佳史さんとの結婚を機に、1999年に台湾に移住。住み始める前から台湾を好きだったが、当時は台湾の歴史や日本語教育を受けた人の存在などについてはあまり知らなかったという。実際に来てみると当時のことを語ってくれる人が多く、「衝撃的だった」と振り返る。
台湾在住歴は今年で19年になる。台湾の人から「飽きないか」と聞かれることもあるというが、「あんまり飽きない」と笑う。「知れば知るほど面白くなる土地」と台湾の魅力を語る。
同書では、これまでの取材を通じて知った台湾各地の風土や歴史などをまとめた。台南のアップルマンゴー(愛文)の開発秘話や台湾原住民(先住民)サイシャット族の祭りなどから、嘉義や台東など地方都市まで、台湾の知られざる一面が紹介されている。
同書の執筆を通じてより好きになった都市は南部・嘉義。「行く度に発見がある」と片倉さんは話す。七面鳥を使った「火鶏肉飯」やマヨネーズをかけた涼麺など独自の食文化があるほか、古い建物も多く残り、「街歩きが面白い街」と太鼓判を押した。
片倉さんは台湾の良さについて、失敗したことよりも挑戦を褒め称える土壌がある点を指摘する。「日本では新しいことに挑戦しにくい。台湾には新しいことに挑戦しようと思える周りの空気がある。それが台湾の魅力」と語った。 (名切千絵)
http://japan.cna.com.tw/news/asoc/201805250002.aspx

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上川アイヌ認定 周遊ルート設け魅力発信へ /北海道

2018-05-26 | アイヌ民族関連
毎日新聞2018年5月25日 地方版
 「日本遺産」の今年度の認定結果が24日発表され、道内では旭川市や富良野市など大雪山系周辺の上川、十勝地域の2市10町(事務局・上川町)が申請した「カムイと共に生きる上川アイヌ~大雪山のふところに伝承される神々の世界」が選ばれた。今後PR活動を展開し、アイヌ文化の体験や大雪山の魅力を満喫できる観光周遊ルートの設定などに着手して地域振興を図る。
 認定されたのは、美しい大雪山系の自然と、その中にカムイ(神)を見いだして共に生きてきた上川アイヌの文化を紹介する内容。アイヌの儀式や舞踊、旭川市にあるアイヌの伝統家屋「チセ」などの文化財、伝説の舞台となった石狩川沿岸の景勝地、神居古潭(かむいこたん)などもストーリーに組み込んだ。
 申請に協力した川村カ子トアイヌ記念館(旭川市)の川村久恵・副館長は「アイヌ文化が評価されたことは喜ばしい。維持・伝承していく責任を感じる」と歓迎。「旭川を中心としたこの地域のアイヌは移住・移転を強いられ、土地を奪われる厳しい時代を経験してきた。これを機に、行政と協力しながら、文化や観光だけでなく、こうした歴史や食文化なども発信していければ」と話した。
 道内では、このほか「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間~北前船寄港地・船主集落」に小樽市と石狩市が追加認定された。
 一方、標津町を中心とする根室地域の1市4町が連携して申請した「メナシ(東方の地)を継ぐ人々の物語~根室海峡沿岸地域の農漁村景観とそのルーツ」は今回は選ばれなかった。
 日本遺産は、全国各地の有形、無形の文化財群にまつわる地域の歴史的魅力や特色を語るストーリーを文化庁が認定するもの。【横田信行、本間浩昭】
https://mainichi.jp/articles/20180525/ddl/k01/040/104000c

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<第4部 幌別かいわい>座談会(上)幌別の現状、可能性は 積み重ねた歴史 魅力に

2018-05-26 | アイヌ民族関連
北海道新聞05/25 09:20
地域に暮らす人々の営みを紹介する連載「まちのものがたり」の第4部では、登別市の中心として栄えた幌別地区を取り上げた。連載に登場した複合商業施設アーニス理事長の亀谷和人さん(53)、登別市自然体験施設「ネイチャーセンターふぉれすと鉱山」の運営を委託されているNPO法人「モモンガくらぶ」事務局長の吉元美穂さん(39)、登別市教育委員会学芸員の菅野修広さん(41)の3人に、幌別の現状や魅力、今後の可能性について語ってもらった。座談会は室蘭報道部次長、坂東和之が進行役を務めた。2回に分けて紹介する。
■古さの中にも新しい風 登別市教育委員会学芸員・菅野修広さん(41)
■旧鉱山小中校舎が遺産 NPO法人モモンガくらぶ事務局長・吉元美穂さん(39)
■駅から続いたにぎわい 「銘菓本舗かめや」社長、複合商業施設アーニス理事長・亀谷和人さん(53)
 坂東 まずは連載の感想を聞かせてください。
 亀谷 幌別地区で活躍する人たちを知ってもらえたことがうれしかったですね。(複合商業施設の)アーニスもそうですが、商売人は生き残りをかけ、いろいろな工夫をしています。
 菅野 胆振管内唯一のプラモデル専門店「アポロ」や、独学で学んだ二代目が奮闘するミシュランガイド掲載の「寿司政(すしまさ)」、元自衛隊員が店主の「バー司」といった新しいお店が登場しましたね。初回の刈田(かった)神社のように古い歴史だけではなく、新しい風、今の活躍を見ることができました。
 吉元 私は地域の活動を紹介することが仕事なので、電柱を作っている「ドーピー建設工業」や、NPO法人「ゆめみーる」が運営する地域食堂が印象に残りました。自分自身、地域の魅力を見つけきれていなかったと気づきました。
 坂東 幌別は昔と比べて変わりましたか。
 亀谷 変わりましたね。小学校低学年のころ、幌別駅は富士製鉄(現在の新日鉄住金室蘭製鉄所)の社宅の人たちが列車通勤に使っていて、朝夕、人がいっぱいでした。まだ蒸気機関車でね。それに伴って、今のアーニスがある幌別銀座通り商店街もにぎわった。
 坂東 学生さんも多かったのですか。
 亀谷 登別大谷高(2013年に道大谷室蘭高と統合)、登別高(07年閉校)があり、学生も多かったですね。僕は登別大谷高出身で、よく銀座通りの喫茶店でたむろしていましたよ。今は車社会で、幌別駅の利用者もだいぶ減ったと思います。昔は駅から「歩く」ことで、にぎわいが創出されていたように感じます。
 坂東 幌別の歴史は古いですね。
 菅野 幌別の名は江戸時代から残っていて、明治時代に仙台藩の片倉家や四国からの入植があり、さらに縄文時代から知里幸恵(ちりゆきえ)、知里真志保(ましほ)へと続くアイヌ民族の文化など、いろいろな人たちの歴史が重なって今があります。名字一つとっても「ああ、この人の先祖は四国だ」と分かり、過去と現在のつながりが実感できるんですよ。いろんな歴史的要素がちりばめられている。そこが魅力です。
 坂東 鉱山の歴史もおもしろい。幌別鉱山小中学校の校舎はよく残しました。
 吉元 (市の自然体験施設)ふぉれすと鉱山が現在、使用していますが、校舎は取り壊す予定だったんですよ。それが比較的新しい建物だったので、鉱山の歴史を伝える遺産という意味もあり、残すことになった。鉱山に住んでいた70~80代の方が訪れ、懐かしんでお話をされることが今もあります。お父さんが教師だった、おじいさんが工場長だった、トロッコに乗って遊びに行ったとか。タケノコを採ってお小遣いにしたという話も聞きます。
 菅野 タケノコを採る休みがあったそうです。
 亀谷 本州の太いのとは違う細竹。あと、鉱山はキャンプでよく行ったな。
 吉元 ふぉれすと鉱山がオープンした当初は、古い建物に文句もありましたが、今となっては残しておいて良かったと思いますね。
 坂東 ふぉれすと鉱山に対する期待も大きい。
 吉元 期待されているという感じはあります。地域資源を活用し、どんなことができるのかという期待感ですね。(構成・池田静哉)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/192857

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「日本遺産」全67カ所に「チャームポイント次々出てくる!」

2018-05-26 | アイヌ民族関連
tokyoheadline5/25(金) 15:15配信
 平成30年度「日本遺産」の認定証交付式が24日、都内で行われ、北は北海道、南は宮崎まで、新たに13カ所が認定された。認定式では宮田亮平文化庁長官が各代表に認定書を手渡した。
「日本遺産」大使のなかから料理人の村田吉弘と三國清三、歌舞伎役者の中村時蔵、ギタリストのマーティ・フリードマンの3名も登壇した。
 新たに認定された地域の印象について聞かれると、マーティは「どの場所も、珍しくてユニーク(2つとないという意味)、美しい」。なかでも「山梨県の絵(風景)を見て、すごい感動しました。写真撮り放題という感じ!」と興奮気味のコメント。インスタグラムなど写真を使った表現が世界で注目を集めていることにふれ、「絵的にあまりに美しい。チャームポイントは次々に出て来ると思います」と話し、「日本遺産」のさらなる広がりを予測した。
 三國と村田は料理人視点からのコメント。
 三國は「北海道出身でアイヌの食文化の広報大使もしているので、アイヌの文化が広く認められたことに誇りに思います」としたうえで、沖縄での新たな動きについて触れながら「まだ(「日本遺産」に)沖縄が入っていないのでバックアップしていきたい」とコメント。
 村田も「今までは、観光は観光、食は食と、一緒になってアピールすることが少なかった。旅行者にしてみると、そこにいって何が食べられるかは旅行に行く大きな楽しみ」とし、「いろんな食べ物があるので(各地に)興味がある。そこに行って、おいしいものを作っていきたいと思う」と、話した。
 歌舞伎役者の中村時蔵は、岡山県の桃太郎伝説を例に「歌舞伎にも日本遺産を舞台にしたものがある」と話し、今後も日本遺産を舞台にした歌舞伎ができたらと抱負を語った。
「日本遺産」は、地域の歴史的魅力や特色を通じて日本の文化や伝統を語るストーリーを「日本遺産」と認定することで、文化財群を活用する取り組みを支援するもので、認定が観光や産業、地域の活性化につながることを期待して行われている。平成27年度にスタートし、本年度の13を加えて67のストーリーが認定された。2020年までに100の認定を目標としている。本年度は、300を超える市町村から76件の申請があった。
 認定式では、モデルの冨永愛がそれぞれのストーリーを読み上げた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180525-00010001-theadline-ent

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「上川アイヌ」地元歓喜…日本遺産、道内3件目

2018-05-26 | アイヌ民族関連
読売新聞2018年05月25日
日本遺産に認定された大雪山系の紅葉風景(昨年9月)
 文化庁が24日発表した2018年度日本遺産に、上川町や旭川市、上士幌町など12市町にまたがる「カムイと共に生きる上川アイヌ~大雪山のふところに伝承される神々の世界~」が認定された。道内関連の認定は3件目。地元関係者からは喜びの声が上がった。
 認定された「カムイと共に生きる上川アイヌ」は、上川地方のアイヌ民族に伝わる魔神と英雄神が戦った伝説や、大雪山系を神々が遊ぶ庭と考えた信仰が対象となった。
 認定を受け、上川町など関係自治体は、旭川市の神居古潭かむいこたんや、同市嵐山のチセ(アイヌ民族の伝統的住居)といった文化財、大雪山系周辺に看板を整備するなどし、情報発信を図る方針だ。6月下旬をめどに新たな協議会を発足させ、観光客向けのスマートフォン用アプリの開発やアイヌ文化が体験できるVR(仮想現実)装置を使った仕組みについても話し合う。
 上川町の佐藤芳治町長は「上川町、旭川市のアイヌ団体、関係自治体などに多大な協力をいただき達成できた。認定は、今後の地域活性化に大いに意義のあることだと考える」と談話を出した。上川アイヌ協会の伊沢一浩会長(49)は「北海道150年を迎える年に認定を受けたのは感慨深い。道内全体にアイヌ文化の理解も広がっている。これを機に認定を受けた現地に足を運んでもらえるようにしたい」と語った。
 日本遺産は文化・伝統を物語る「ストーリー」を認定し、有形・無形の文化財群を通じた情報発信により地域の活性化を図るため、15年度に創設された。20年東京五輪・パラリンピックに向け、国内外に日本の魅力を伝える狙いがある。今年度は76件の申請があり、13件が認められた。
 この日の発表では、17年に山形県酒田市や函館市、松前町など11市町で認定された「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間~北前船寄港地・船主集落~」に、小樽市と石狩市なども追加認定された。
http://www.yomiuri.co.jp/hokkaido/news/20180525-OYTNT50055.html

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辺野古移設 基地問題、若者も意見を 県民投票求め署名

2018-05-26 | ウチナー・沖縄
毎日新聞2018年5月24日 14時10分
 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設計画に対する賛否を問う県民投票に向け、学生や弁護士らでつくる「『辺野古』県民投票の会」が実施に必要な署名集めを23日からスタートさせた。「ウチナーンチュ(沖縄の人間)として、自分たちの島のことは自分たちで決めたい」。会のメンバーの一人で沖縄国際大職員の大城章乃さん(27)は、そんな思いで県民投票の実施を呼びかけている。
 那覇市生まれだが、高校時代の大半は父の転勤でシンガポールで暮らした。帰国して明治学院大に入学。米ロサンゼルスに1年間、交換留学していた時、沖縄にルーツを持つ各国の若者たちが集まる大会があった。「私よりも沖縄の文化を大切にしているウチナーンチュが海外にたくさんいることに驚いた」
 大学卒業後に沖縄に戻り、2015年に奨学金による人材育成プログラムでハワイ大大学院に入った。県人会メンバーらと交流する中で沖縄の歴史に関心を持ち、「ウチナーンチュとしての自分」を考えるようになった。
 古里では県民の反対を押し切って政府が辺野古移設を進めていた。一方、ハワイでも先住民の人たちが少人数ながらも街でプラカードを掲げ、米軍による土地使用などに抗議していた。自らの意見を堂々と主張する姿に「うらやましい」と思った。だが、沖縄に戻って同級生との集まりに出ると、自分も多くの若者と同じように基地や政治の話を出す勇気が出てこなかった。
 そんな時に誘われたのが県民投票を求める活動。「そんな大規模な運動が成功するの?」と最初は疑問に感じたが、「やってみるしかない」と今は思う。「政治や基地の問題を語るのは格好悪いことではないと同世代に思ってほしい」。さまざまな意見があり、県民投票が実現するかは不透明だ。それでも「基地のことで意見を言い合える。県民投票の運動をそんな沖縄の雰囲気づくりのきっかけにしたい」と考えている。【遠藤孝康】
https://mainichi.jp/articles/20180524/k00/00e/040/314000c

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「上川アイヌ文化」日本遺産に 体験プログラム評価

2018-05-25 | アイヌ民族関連
北海道新聞 05/24 12:33 更新
 文化庁は24日、有形、無形の文化財をテーマや地域ごとに一括認定する2018年度の「日本遺産」に、上川、十勝両管内の12市町が申請していた大雪山系周辺のアイヌ民族文化など全国で計13件を認定した。道内の認定は3例目。日本遺産の認定数はこれで43道府県計67件になった。
 日本遺産は、地域の歴史や文化を観光資源として国内外に発信し、経済活性化につなげる狙いで15年度から始まり、認定は今回で4回目。文化財そのものではなく、伝統や歴史をまとめた「ストーリー」を認定する。今回は全国から計76件の申請があり、有識者による審査委員会が審議した。
 上川管内上川町や旭川市、富良野市など12市町が申請したのは「カムイと共に生きる上川アイヌ~大雪山のふところに伝承される神々の世界」。アイヌ民族の伝承がある大雪山系周辺の景観や儀式、舞踊を一括して申請した。審査委員会は「伝統的な儀式や刺しゅう、料理などの体験プログラムが具体的に計画されている」と評価した。
 道内からは室蘭市など7市町がアイヌ語名の地形群を、根室管内標津町など5市町が農漁村の景観を申請していたが落選した。
 また、17年度に認定された「北前船寄港地・船主集落」(函館市や渡島管内松前町など日本海側11市町)に、本年度、新たに小樽市と石狩市を含む計27市町を加えることが認められた。
 日本遺産は、認定後に地域の活性化につながっていないケースもあり、文化庁は「本年度は具体的な地域振興策を用意しているかを重点的に審査した」としている。
(長谷川善威)
 <ことば 日本遺産>日本文化を海外に売り込むクールジャパン戦略の一環で政府が創設。歴史的建造物や伝統芸能などの有形、無形の文化財を、テーマや地域ごとに一括で認定する。認定されると、地元自治体に多言語のホームページ作成や観光ガイド育成などの費用が3年間補助される。これまでに四国遍路(四国4県)や、日本茶800年の歴史散歩(京都府)などが認定された。文化庁は東京五輪・パラリンピックが開催される2020年までに100件の認定を目指している。
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/192540

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日本遺産に「上川アイヌ文化」 観光振興に期待/広域連携課題

2018-05-25 | アイヌ民族関連
北海道新聞05/25 05:00
 文化庁が24日に発表した2018年度の「日本遺産」に、大雪山系をカムイミンタラ(神々の遊ぶ庭)として崇拝した「上川アイヌ」の文化を伝承する上川管内上川町など大雪山系を取り巻く12市町が認定され、関係自治体は「大雪山国立公園やアイヌ文化の価値が認められた」と喜ぶ。今後の観光振興に期待が高まるが、上川、十勝両管内にまたがる圏域は広大で、どのように連携し、効果を上げていくのかなど課題も少なくない。
 12市町は、上川管内が上川町、旭川市、富良野市、上富良野町、当麻町、比布町、愛別町、東川町。十勝管内が上士幌町、鹿追町、士幌町、新得町。周辺自治体に呼び掛け、音頭を取ってきた上川町の佐藤芳治町長は「地域活性化に向け、どのように効果的に生かしていくか。しっかりと進めていく」と力を込める。
 上川アイヌは「川は山へさかのぼる生き物」と考え、最上流の大雪山系は最もカムイモシリ(神々の国)に近いカムイミンタラと位置づけてきた。12市町にはアイヌ民族の数多くの伝承や、大雪山系の恵まれた自然がある。
 旭川市内には、神居古潭の険しい断崖と激流に「魔神と英雄神による戦いが繰り広げられた」などの伝説が残る。西川将人市長は「認定された文化財群を貴重な地域資源と再認識し、活用、発信していきたい」。
 一方、然別湖や三国峠の大樹海が広がる上士幌町の竹中貢町長は「東大雪は日本最大の国立公園で、道内では最も歴史がある。町内では、『イオル』(アイヌ民族の伝統的生活空間)の再生事業も行われ、文化、観光両面で大きなチャンス」と認知度アップを狙う。
 アイヌ民族史の研究で知られる札幌大の瀬川拓郎教授(考古学)は、これら圏域について「アイヌ民族の伝説に基づいた自然や史跡が残る貴重な地域」と価値を指摘。「先住民族が認定されたことで、広く関心を持ってもらえるのではないか」と期待を寄せる。
 12市町では認定を機に、観光客に周遊してもらう考えだが、広い圏域を巡るには車を使うしかないのが現状で、宿泊施設が不十分な自治体もある。
 12市町の自治体と観光協会などは6月下旬にも「日本遺産推進協議会」を設立し、史跡周辺への案内看板設置や観光ルート作りなどに本格着手する。旭岳・天人峡の両温泉地区を抱える東川町の松岡市郎町長は「滞在・体験型観光は1自治体だけでは限界がある。地域全体での観光地づくりにつなげたい。これからが正念場だ」と気を引き締める。(相沢宏、尾崎良、大庭イサク)
※「カムイミンタラ」の「ラ」は小さい字、「カムイモシリ」の「リ」は小さい字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/192800

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日本遺産に上川アイヌ文化 高橋知事「魅力発信支える」

2018-05-25 | アイヌ民族関連
北海道新聞05/25 05:00
 高橋はるみ知事は24日、日本遺産に大雪山系周辺のアイヌ民族文化が認定されたことについて、「地域の皆さまが活発な活動を展開し、文化振興、観光振興につなげることを期待する。道は各地域との連携を一層深め、歴史的・文化的資源の魅力を国内外に発信するとともに、それぞれの地域の魅力を高める取り組みを全力で支える」とのコメントを出した。(五十嵐知彦)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/192799

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大雪山系のアイヌ文化 日本遺産認定(動画)

2018-05-25 | アイヌ民族関連
HBC北海道放送 5/24(木) 20:16配信
24日、道内で3つ目の「日本遺産」に認定されたのは、旭川や上川町など12市町にまたがるアイヌの暮らしや文化です。大雪山の周辺で古くから受け継がれてきた儀式や史跡のほか、訪れた人がアイヌ文化を体験できる取り組みなどが高く評価されました。旭川郊外の嵐山地区にある日本で最も古いアイヌの博物館、川村カ子ト(カネト)アイヌ記念館の川村久恵副館長も認定を喜びます。
「日本遺産」に認定されると文化庁から3年間でおよそ7000万円の補助金が交付され、国内外への普及啓発に活用できるということです。これまで道内で認定された日本遺産には、道南の江差町の「ニシン漁の歴史」と、函館と松前町の「北前船の歴史」がありますが、ことしは、小樽と石狩にある北前船の船主が建てた倉庫などが「北前船の歴史」遺産に新しく追加されました。
北海道放送(株)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180524-00000006-hbcv-hok

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<北海道>日本遺産に「カムイと共に生きる上川アイヌ」選定(動画)

2018-05-25 | アイヌ民族関連
HTB北海道テレビ 5/24(木) 18:26配信
 文化庁が地域の文化財などを認定する日本遺産が24日に発表され、北海道からは「大雪山系周辺のアイヌ文化」が選ばれました。
 日本遺産は、文化財や伝統芸能のストーリー性を重視しているのが特徴で、今年度は全国から13件が認定されました。このうち北海道からは上川と十勝の12市と町が申請していた大雪山系周辺のアイヌ文化「カムイと共に生きる上川アイヌ」が選ばれました。選考に当たっては、大雪山系の景観や周辺に伝わる舞踊などからアイヌ伝統の暮らしが体感できることや、アイヌ文化の体験プログラムが具体的に計画されている点などが評価されました。道内の日本遺産の認定は3例目です。川村カ子コアイヌ記念館の川村久恵副館長は「よかったという気持ち。食文化とか(アイヌ民族が親しんできた)植物にもウェイトを置いたことを、みなさんに伝えていきたい」と話しています。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180524-00000004-htbv-hok

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