(北海道新聞07/30 07:32)
「アイヌ政策のあり方に関する有識者懇談会」(座長・佐藤幸治京大名誉教授)が29日、立法措置を含む政策提言をまとめた報告書を提出したことを受け、政府は8月中にも、内閣官房にアイヌ民族政策を統括する窓口機関を設置する方針を固めた。提言の具体化に向けた動きを本格化させる。
新設する窓口機関は内閣官房アイヌ政策推進室などの職員を中心に十数人でスタート。必要に応じて増員する。現在のアイヌ民族政策は国土交通省や文部科学省など複数の省庁が所管しており、報告書も「国として政策全般を見渡せていない」として、統括窓口の設置を強く求めていた。
同じく報告書で提言された、懇談会の後継となる新たな審議機関は、政府が秋にも発足させる方針。当面は、アイヌ民族への全国的な生活・教育支援策の前提となる道外の実態調査の方法や、民族共生の象徴となる教育・研究・展示施設整備などを審議する。審議機関は複数のアイヌ民族や有識者で構成される見込み。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/179924.html
「アイヌ政策のあり方に関する有識者懇談会」(座長・佐藤幸治京大名誉教授)が29日、立法措置を含む政策提言をまとめた報告書を提出したことを受け、政府は8月中にも、内閣官房にアイヌ民族政策を統括する窓口機関を設置する方針を固めた。提言の具体化に向けた動きを本格化させる。
新設する窓口機関は内閣官房アイヌ政策推進室などの職員を中心に十数人でスタート。必要に応じて増員する。現在のアイヌ民族政策は国土交通省や文部科学省など複数の省庁が所管しており、報告書も「国として政策全般を見渡せていない」として、統括窓口の設置を強く求めていた。
同じく報告書で提言された、懇談会の後継となる新たな審議機関は、政府が秋にも発足させる方針。当面は、アイヌ民族への全国的な生活・教育支援策の前提となる道外の実態調査の方法や、民族共生の象徴となる教育・研究・展示施設整備などを審議する。審議機関は複数のアイヌ民族や有識者で構成される見込み。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/179924.html