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思い出の動画見られなくなる!? 国連の専門機関が訴える「ビデオテープの2025年問題」とは

2025-02-04 | アイヌ民族関連

 

文基祐 会員限定記事

北海道新聞 2025年2月3日 17:00

道立図書館の閉架に保管されている大量のビデオテープ資料=1月、江別市(北波智史撮影)

 音声や映像を磁気テープで記録するビデオテープが近い将来、再生できなくなる事態が迫っている。家庭の思い出やテレビ番組などを記録するために昭和、平成に需要が伸びたが、再生機の生産が終了し、テープの耐用年数も迫っているからだ。「ビデオテープの2025年問題」とも呼ばれ、国連の専門機関は警鐘を鳴らす。貴重な資料をテープで所蔵する北海道の公共施設は、保存が利くデジタルファイル化の対応に苦慮している。

 ビデオテープの複製事業などを手がけるIT会社ソルトワークス(札幌)は3日の受注を最後に同事業から撤退した。「複製に必要な再生機の市販がなくなり、修理費用も上がった」(同社広報)のが理由の一つだ。

 故人の祖父の映像を記録したテープをDVDで残そうと昨年、複製を依頼した札幌市西区の会社員男性(49)は「祖父の笑う姿や肉声を親族に残したかった。複製が間に合い良かった」と話す。

■郷土資料が見られなくなる?

 郷土資料も豊富な江別市の道立図書館北方資料館。閉架にアイヌ民族の舞踊の映像や国指定重要文化財の豊平館(札幌)の修復記録などを収めたビデオテープ資料約690本が並ぶ。

 館内のテープ資料総数は約1200本で、デジタルファイル化する複製作業は未着手だ。北方資料サービス課の伊藤嘉奈子課長は「資料が多く、保存状態などの確認が必要。予算や人員も限りがある」とため息をつく。

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https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1118775/


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漫才で伝える北方領土問題 お笑いコンビ「アップダウン」 新ネタに込めた思いとは

2025-02-04 | アイヌ民族関連

 

武藤里美 会員限定記事

北海道新聞 2025年2月3日 16:00

北方領土をテーマにした漫才を披露するアップダウンの竹森巧さん(左)と阿部浩貴さん=1日、札幌市中央区(富田茂樹撮影)

 お笑いコンビ「アップダウン」の竹森巧さん(46)=渡島管内森町出身=、阿部浩貴さん(47)=札幌市出身=が7日の「北方領土の日」に合わせ、元島民らの思いを描いた漫才「ふるさと」を完成させました。旧ソ連による四島侵攻から今年で80年。高齢化などで元島民の人数が終戦時から約7割減った中、元島民らから島の記憶を聞き取って台本を練ったそうです。道産子芸人が新作ネタに込めた思いとは。

 「1番近い歯舞群島の貝殻島は、(根室半島の)納沙布岬まで3.7キロですよ」

 「僕んちからイオンまで5キロですからね。買い物に行くより近い」

 1日に札幌市内で開かれた元島民や関係者向けのネタのお披露目会。2人は北方領土の位置関係や歴史、終戦までの生活をテンポの良い掛け合いで紹介した。

 ただ1945年(昭和20年)8月の旧ソ連の侵攻の場面に入ると、2人の口調は一変。元島民の体験談を感情を込めて重々しく語った。笑いで始まり、深刻な展開に続く一般的な漫才とは一線を画す構成に、参加者約30人が次第に引き込まれていった。

 アップダウンは結成29年のベテラン。15年ほど前に鹿児島県の知覧特攻平和会館を訪れたことをきっかけに「何かを伝えるお笑いをしたい」と考え、アイヌ民族や特攻隊、原爆など社会的なテーマに取り組む。

 原爆を題材にした漫才を目にした千島歯舞諸島居住者連盟(千島連盟、札幌)の関係者が「北方領土について、関心がない人に知ってもらうきっかけをつくりたい」と依頼したのをきっかけに、今回のネタを作った。

 「政治的で難しい問題」。北方領土問題をネタにすることに当初、2人は戸惑ったという。関係者から「不謹慎だ」と言われたこともあった。

 それでも2人は「笑いがあるだけで、重いテーマでも最後まで見届けてもらえるのでは」と依頼を受諾。「批判を乗り越える作品をつくる」(竹森さん)と決意した。

 2人は昨年8月から、道内外の元島民や元島民2世の計8人を取材。元島民が残した手記や当時の写真なども調べた。

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https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1118717/


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2月6日開幕!雪と氷とあかりの祭典 大阪万博、菓子博とのコラボや多彩なグルメ、アイヌブースも

2025-02-04 | アイヌ民族関連

旭川冬まつり実行委員会 2025年2月3日/ おでかけ

海道教育大学(旭川校美術分野)の学生がデザインしたメイン雪像

雪と氷とあかりの祭典「第66回旭川冬まつり」が、2月6日(木)から11日(火祝)まで、旭橋河畔のリベライン旭川パーク・コミュニティランドを主会場に開かれます。今年のテーマは「繋がりと共生」。2025年は旭川市が共創パートナーとなる大阪万博、そして旭川市では初となる全国菓子博覧会と、繋がりの深い2つの博覧会が開催されます。こうした貴重な繋がりを生かしながら、旭川の冬の魅力を発信する場として「旭川の冬博」をイメージした企画を繰り広げます。

メイン雪像は、北海道教育大学の学生によるデザインで、5月開催予定の「全国菓子大博覧会・北海道 あさひかわ菓子博2025」にちなみ、お菓子のお城をベースにマスコットキャラクターの「シマエ大福」、旭川と関わりの深い様々な動物たちが生き生きと描かれています。大雪像側面に作られた長さ100メートルの巨大すべり台も、子供たちの人気を集めそうです。

ステージでは毎夜、音と光のショーが繰り広げられるほか、8日と最終日には花火が打ち上げられ、冬の夜空を彩ります。

来場者を迎えるバルコニー雪像は、パリオリンピックのやり投げで活躍した旭川出身の北口榛花選手と、旭川市の姉妹都市・南さつま市の満点の星空の輝きを表現。これからも旭川市と南さつま市が手をとりあって、よい関係を築きあげていけるようにという願いが込められています。

会場内では雪の巨大迷路やスノージップライン、ドローン操縦体験、高所作業車体験、チュービングコーナー、スノーラフティングなどのアクティビティも充実しています。

きた北海道のグルメが集まる「冬マルシェ」は昨年を上回る40ブースが出店。ラーメン、そばなど温かい汁物をはじめ、ホタテの串焼き、旭高砂牛のステーキ、旧旭川競馬場のもつ煮込み、肉まんやシャウエッセンホットドッグのキッチンカーなど、「食の博覧会」と呼ぶにふさわしい充実のラインナップが揃いました。

また、企画ブース「チカップニ・アイヌキッチン」では、獣肉や野菜を鉄鍋で煮込んだアイヌ料理を代表する「クマ汁(オハウ)」と、エゾシカ肉100%のソーセージを販売するほか、アイヌの民族衣装を着て記念撮影できるコーナーや、キーホルダーなどのアイヌグッズの販売コーナーもあります。

大阪万博や菓子博、姉妹都市の南さつま市とコラボした公式グッズも登場。あさっぴーと大阪万博のミャクミャク、菓子博のシマエ大福、南さつま市のサンディーくんがコラボした記念ピンバッジや、ブランケット、ぬいぐるみなどを販売します。

ステージイベントも多彩で、8日には旭川出身の坂口渚沙さんが所属するアイドルグループ「LarmeR」、旭川のご当地アイドル「ローワンベリー」、ご当地Vチューバー「旭川ユカラ」が登場。11日のHBCラジオ公開放送には歌手のMay J.さんが出演し、最終日の雪のステージを華やかに盛り上げます。

https://www.liner.jp/news/41064/


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【武蔵野美術大学 美術館・図書館】展覧会「ヴァナキュラー・比較文化論-国立民族学博物館・特別展サテライト展示-」の開催について

2025-02-04 | アイヌ民族関連

PR TIMES 2025/02/03 15:00

1970年大阪万博に先立ち、EEM(日本万国博覧会世界民族資料調査収集団)が世界各国で収集した資料は、太陽の塔内部の「地底の太陽」とともに展示され、国立民族学博物館に収蔵されました。また、高度経済成長期の日本において、日本観光文化研究所が全国規模で収集した国内最大規模の民俗資料は本学に収蔵されました。世界へ向けられた異文化へのまなざしと、日本列島の文化の多様さへのまなざしを、同時代の2つのコレクションは宿しています。

今回の展示は、共催企画である国立民族学博物館の創設50周年記念特別展「民具のミカタ博覧会-見つけて、みつめて、知恵の素」のサテライト展示として開催します。EEMからタンザニアのマコンデ高原に住んでいたマコンデの人々による彫像を展示し、そこに本学が所蔵するパプアニューギニアの仮面などの海外資料、日本の民俗資料を組み合わせて展示します。世界と日本の民具を、生活から生まれる造形=ヴァナキュラーを比較する視点から見つめて、知恵の素を探ってみたいと思います。

なお、通常は週2回の民俗資料室収蔵庫見学を、会期中は休室日をのぞき毎日行います。展示をきっかけに、みずからの視点で民具を熟覧してみてください。

概要

会期:2025年3月31日(月)- 6月3日(火)

開館時間:10:00~17:00

休館日:水曜日・祝日

入館料:無料

会場:武蔵野美術大学 13号館2階 民俗資料室ギャラリー

詳細:https://mauml.musabi.ac.jp/folkart/events/15273/

主催:武蔵野美術大学 美術館図書館

監修:加藤幸治(武蔵野美術大学 教養文化・学芸員課程研究室教授、武蔵野美術大学 美術館図書館 副館長)

共催:国立民族学博物館

展示構成

〈1 像を彫り出す想像力〉

図版1:マコンデ彫刻|タンザニア(国立民族学博物館所蔵)

図版2:アイヌ女性像|北海道

〈2 人ならぬ者への想像力〉

図版3:仮面土器|パプアニューギニア

図版4:神像|パプアニューギニア

〈3 反復・成長していく図像〉

図版5:タパ・クロス|パプアニューギニア

イベントの開催について

会期中には、民具のミカタを深め、自分なりのミカタを探っていただけるようなワークショップ、トークイベントを開催します。

ワークショップ

「民具のミカタ」オリジナルトートバッグをつくろう!

日時:2025年4月29日(火・祝) 14:00~16:00

内容:美大生と一緒に民具をじっくり観察したあとに、お気に入りをクローズアップしてトートバッグに描くワークショップです。

対象:小・中学生

定員:15名(事前申込制、応募者多数の場合は抽選)

参加費:無料

会場:13号館2階民俗資料室ギャラリー、民俗資料室収蔵庫

お申込方法:当館ウェブサイトのフォームからの事前申込

トークイベント

アフリカ美術を知るために:三つの視点をめぐる旅」

日時:2025年4月24日(木) 16:40~18:10

講師:緒方しらべ(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 助教)

「宮本常一の現在性 -社会変革の民俗学-」

日時:2025年5月8日(木) 16:40~18:10

講師:門田岳久(立教大学観光学部交流文化学科 教授)

「『アイヌの民具』の頃 -民具実測事始め」

日時:2025年5月15日(木) 16:40~18:10

講師:小島孝夫(成城大学文芸学部文化史学科 教授)

共催:学芸員課程特別授業シリーズ

会場:1号館104教室

参加費:無料(事前申込不要)

すべての学生・教職員のほか、サテライト展来館者もご参加いただけます。

詳細は当館ウェブサイトをご確認ください。

同時開催

「民具のミカタ」オリジナル缶バッジをつくろう!

日時:会期中随時開催

内容:民具のミカタをじっくり深めたあとは、お気に入りをぐぐっとクローズアップして描いてみましょう。世界に一つだけのオリジナル缶バッジに大変身!

対象:どなたでもご参加いただけます

会場:13号館2階民俗資料室ギャラリー

参加費:無料

同時公開

会期中は、民俗資料室の収蔵庫を公開いたします。

開室時間:10:00~16:30 *展覧会の開館時間とは異なりますのでご注意ください。

休室日:水曜日・祝日

国立民族学博物館開催情報

みんぱく創設50周年記念特別展

「民具のミカタ博覧会-見つけて、みつめて、知恵の素」

A Special Exhibition for the 50th Anniversary of the Museum’s Founding : MINGU Design Expo - Discovering Sources of Wisdom

日程:2025年3月20日(木・祝)~6月3日(火)

会場:国立民族学博物館 特別展示館

*大阪会場の情報については国立民族学博物館ウェブサイトをご確認ください。

本学の民俗資料について

武蔵野美術大学 美術館図書館の民俗資料は、かつて、徹底したフィールド調査の鬼であった、異端の民俗学者・宮本常一(1907-1981、1965-1977本学教授)が主導した日本観光文化研究所に由来する資料と、宮本常一のもとに集った学生たちが結成した生活文化研究会の収集を核とした資料が中心となっています。主に第2次世界大戦前から、高度経済成長期までの間に、人々が自然素材を使って暮らしの中で生み出し、使い続けてきた民俗資料(民具)を日本全国規模で収集し、約9万点の一大コレクションを成しています。

本学では、日々表現と向き合っている学生たちのアイディアの源泉として、そしてアートやデザインなど、ものづくりへの思索を深めるために、収集した美術資料・造形材料をさまざまな方法で教育・研究に活用しています。今回出品する民具も、そうした美術資料の重要なものとして位置付けられており、美術大学が保有する生活文化のコレクションとして、世界的にみても極めてユニークなコレクションです。

配信元企業:学校法人武蔵野美術大学

企業プレスリリース詳細へ

https://news.nicovideo.jp/watch/nw17166016?news_ref=watch_20_nw17100625


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CREA表紙プレイバック【1992年4月号~6月号】わかりすぎる科学、タブーをつく!、活字の力

2025-02-04 | アイヌ民族関連

 

CREA 2/3(月) 11:11

創刊まもない頃の表紙に並ぶのは、ニュースな話題。CREAが創刊した1989年は、世界史的に見ても、エポックメイキングな年でした。

【画像】CREA 1992年4月号の目次を見る。

 国内では、1月7日に昭和から平成へ御代替わり。6月には中国で天安門事件が、創刊2日後の11月9日には、ドイツでベルリンの壁の崩壊がはじまりました。

 そして、時代を代表する国内外のスターのポートレートに、アジアンリゾートやひとり温泉、贈りものバイブルなどCREA人気の特集テーマ。

 35年間の380冊以上の表紙お見せします。

【1992年4月号】特集 わかりすぎる科学

1992年4月号。

<目次より>

特集 わかりすぎる科学

サルでもわかる遺伝子

利己的遺伝子はウソのようなホント/ヒトゲノム計画で人間の謎がとける

脳死を語る時にある、大切なこと

脳内リゾート開発に出かけよう●養老孟司+赤瀬川原平

Who's Who ノーベル賞級の日本人科学者は誰? 

21世紀まで待てない! ――コンピュータとメディアの近未来

Who's Who 世界のスーパー・サイエンティスト

“怪人20面相”エイズ・ウイルスの死滅する日

必携AIDS絶対安全読本

“女性自身”のための生殖革命が起きる

こども時代に読んだ[科学と空想]はどこまで実現したか●綱島理友

科学者とはピュアで、危ない職業集団●多田富雄インタヴュー

<表紙>

Cover Photo:Kaoru ljima/Styling:Kyoko Fushimi/Hair & Make:Takeo Arai/Model:Kelly D.

Costume:セーター〈2万5000円〉/49AV.JUNKO SHIMADA(ルシアン プランニング)

【1992年5月号】特集 タブーをつく!

<目次より>​

特集 タブーをつく! 

PARTⅠ これがなぜ「タブー」なの? 

皇室/従軍慰安婦/憲法改正/韓国・中国/南京大虐殺/――ワイドショー/タバコ/映画/CM/病院/ラブホテル/ブラックブック

PARTⅡ「差別」を知る

アイヌ、民族の誇りを求めて●北の地に生きるマイノリティー

たがいに差別しあう不幸●在日韓国人劇作家・柳美里インタヴュー

こんなにまだある[差別]①身障者・エイズ・帰国子女・在日アジア人・色盲

部落解放の現在●部落解放同盟女性活動家インタヴュー

こんなにまだある「差別]②女性・精神病・同性愛・ハンセン病

PARTⅢ 世の中の「ウラ」を知りたい

ハワイ発「イエローキャブ」への警告

東京ディズニーランドの伝説

過激政治評論家 菊池久氏国会へ怒りの鉄槌

大相撲と八百長の徹底的な関係

こんな歯医者が歯を悪くする

ウーマン・リヴが女性をダメにした? ●最新アメリカ・フェミニズム事情

「バブルに踊った雑誌」はどれだ! 

受話器にしがみつく、さみしい男たち

<表紙>

Cover Photo:Yoshinobu Aikawa/Styling:Kyoko Fushimi/Hair & Make:Takahiro Kanazawa/Model:Chantale

Costume:ワンピース〈3万9000円〉ジャケット〈4万9000円〉/以上シャンタル・トーマス 白いストール〈1万3000円〉/I BLUES(マックス・マーラ)手袋〈1万8000円〉/agnés b. 腕時計〈2万3000円〉/バーニーズ ニューヨーク

【1992年6月号】特集 活字の力

<目次より>

特集 活字の力

無性に本が読みたい●中野翠

“意中の作家”を勝手にプロモーション●吉野朔実 谷村志穂 岡本螢 藤田千恵子

いま気持ちよく泣ける本がいっぱい アンチかけそばで泣きたい●鴨下信一

かつて恋愛という感情のドラマありき●武蔵康史

歩きたくなる東京の本●泉麻人

読めばたちまち大阪人になれる本●檜山珠美

つい昨日まであった風景が活字に眠る●川本三郎

[放浪記]でたどる女のひとり暮らし●大月隆寛

古典はおいしい、古典は愉快だ●林望

20世紀を終えるために、〝優雅な没落〟を味わう●佐伯啓思

風雅の生活に活字を奉仕させる●福田和也

耽美小説に溺れる 女流作家が〝男性同士の恋愛〟を書く●栗原知代

[作家]という美名のもとに 人はナゼ小説を書くのか●神足裕司

WHO'S WHOもの言う小説家篇●オバタカズユキ

隠喩としての活字●金井美恵子

<表紙>

Cover Photo:Akihito Kubota/Styling:Maki Ogura/Hair & Make:Takahiro Kanazawa/Model:Natalia Gallardo

Costume:セーラーカラー風のシャツ〈4万2000円〉/エキプモン

https://news.yahoo.co.jp/articles/38444d7385afe97a11ffefeeb25d7ad18b0e31be


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〈子どもたちに真実を〉崔善愛

2025-02-04 | アイヌ民族関連

週刊金曜日 2/3(月) 11:11

 大学で担当する「こどもと教育」の講義で、学生が言った。「僕は子どもが大好きです。だからこそ日本で子どもを持ちたいとは思わない。子どもたちは学校でいつも点数をつけられ、優秀な子どもだけがもてはやされる。まるで日々、虐待を受けているようなもの」。評価が子どもをどれほど傷つけているか。本来の学ぶよろこびを奪うものは何か、考えさせられる。

『森は生きている』の少女役で有名な俳優・伊藤巴子さんに誘われ、「おやこ劇場」にかかわりだして20年近くになる。

 先月の会合では、人形劇団ポポロ、人形劇団むすび座、前進座、東京芸術座、東京演劇アンサンブル、オペラシアターこんにゃく座、青年劇場、劇団風の子などが参加し、全国の学校公演で、学校側の劇作品を選ぶ基準や反響について報告があった。

 ある劇団は各地に伝わる舞踊を披露したら、「アイヌ舞踊」について「偏っていますね」と管理職の教員から言われた。ほかの劇団からは、「戦争」や「死」を扱うと学校から忌避される傾向があるという。私は、広島の「被爆ピアノ」の調律師が、福島原発事故後に福島市内の学校で話をする前に、校長から「放射能には触れないでほしい」と言われたと報告した。

 学校が、子どもたちにも降りかかる現在進行形の問題を避けている。危機感を覚えた私は7年前、核の問題を子どもたちに伝えたいと、第五福竜丸物語『くじらのこえ なみのこえ』(脚本・山谷典子)を制作した。1954年、米国の水爆実験に遭遇し被曝した第五福竜丸の船員・大石又七さんとクジラとイルカが互いを気遣いながら航海を続ける物語だ。

 作中、生まれたばかりのイルカの赤ちゃん「プティー」が被曝して亡くなる場面がある。公演後の夜、幼児が夢で「プティー、ごめんね」と寝言で繰り返したと母親から報告があった。核を持った人間の責任は自分にもあると、小さな胸を痛めながら幼児は謝っていたのだろう。

 会合の終盤、劇団の一人が「大学生のころ本多勝一さんの本を読み、衝撃を受けた。日本が侵略した中国を歩く本多さんがその大地で、『日の丸』を見ることにどれほどの戦慄を覚えたかを知った。以来、『日の丸』への意識が変わった」という。真実は他者の記憶の中に(も)ある。子どもが真実から学べる場がもっと増えてほしい。

崔善愛・『週刊金曜日』編集委員。

https://news.yahoo.co.jp/articles/08480e65dbba6103c57605bb86494ed389cf34ee


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<記者の視点>「戦禍とアイヌ民族」取材を終えて 差別と同化 今こそ是正を 報道センター・武藤里美

2025-02-03 | アイヌ民族関連

会員限定記事

北海道新聞 2025年2月2日 10:59(2月2日 15:20更新)

 1945年(昭和20年)の第2次世界大戦の終戦から今年で80年となる。節目の年の始まりに合わせ、1月1~6日の朝刊に連載した「戦禍とアイヌ民族」の取材を通じて見えたのは、専門家らが「形式的な平等」と評するアイヌ民族を取り巻く社会環境が、戦中も戦後も全く変わっていない現実だった。アイヌ民族が希求してきた「真の平等」を実現するにはどうすればいいのか。大戦前から積み残されてきた課題に、現代社会を生きる私たちは真剣に向き合うべきだ。

 記者は今回の取材で、30人以上のアイヌ民族や専門家から話を聞いた。戦禍を生きたアイヌ民族の手記や当時の新聞、公文書なども可能な限り調べた。

 「軍隊の中は平等だった」

 「戦時中も差別は続いた」

 取材を重ねる中で数多く耳にしたのが、この二つの言葉だった。なぜ正反対の認識が後世に伝わったのか。取材を進めるほど疑問は深まった。

 遺族の証言や当時の報道からは、旧日本軍の一員として勇敢に戦ったアイヌ民族の姿が浮かび上がった。戦場で先頭に立った人。短銃のみ携えて敵地で情報収集に臨んだ人。危険を顧みずに戦地で奮起したアイヌ民族の逸話は枚挙にいとまがない。

 何が彼らを駆り立てたのか。国立民族学博物館のマーク・ウィンチェスター助教(アイヌ近現代思想史)は「和人と肩を並べて戦うことで平等になれると考えた人もいた」とみる。

 他国では、社会的弱者や少数者が戦争を通じて権利や平等な地位を獲得した歴史がある。英国や米国では第1次世界大戦を経て女性の参政権が実現。ベトナム戦争後に米国では参政権の年齢を引き下げられた。

 しかし日本で進んだのは、アイヌ民族の権利保障ではなく、一方的な和人への同化だった。

 従軍したアイヌ民族は「上官からアイヌも忠君愛国の精神にたって身命を賭せと指導された」「天皇陛下万歳と言えと言われた」などの証言を残している。軍隊の中ではみな「皇軍の兵」だった。こうした「平等」の背景には、兵士確保のためにアイヌ民族排除の論理が働きにくい事情もあったとみられる。

 一方、軍隊と無関係なところでは、アイヌ民族への差別がやまなかった。戦時中の新聞をひもとくと「亡(ほろ)び行くアイヌ民族」「土人の生活に“活”」など見下した表現が散見された。

 アイヌ民族が差別を恐れ、出自を明らかにすることをためらい、和人社会への「同化」を余儀なくされる。一見相反する差別と同化は同時に進んだ。差別を恐れ、子どもにアイヌ文化を伝えなかった人もいた。

 アイヌ民族の伝統や文化を尊重し、和人と同等の自由と権利を保障する―。そうした視点を欠く同化政策が社会にもたらしたのが「形式的な平等」(ウィンチェスター助教)だった。

 その一例が、戦後間もなく始まった農地改革だ。地主から強制的に土地を買収して小作農家に売り渡す政策で、1899年(明治32年)の北海道旧土人保護法に基づきアイヌ民族に払い下げられた狭く、やせた農地も対象になった。

 ・・・・・・・

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1118418/


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白糠・アイヌの記録映画 道内各地で 監督らトークショー 伝統楽しむ姿にひかれ 札幌 /北海道

2025-02-03 | アイヌ民族関連

毎日新聞 2025/2/2 地方版 有料記事 515文字

初日の上映後、トークイベントで話す福永壮志さん(右)とOKIさん=札幌市中央区で2025年2月1日、安味伸一撮影

 白糠町に住むアイヌの家族を描いたドキュメンタリー映画「アイヌプリ」の福永壮志監督(42)らのトークイベントが1日、札幌市中央区の映画館・シアターキノで開かれた。映画は伝統漁具を使うサケ漁や、シカ猟を営む天内重樹さんと息子を軸に展開。自然の恵みに感謝しながら文化を伝承していく暮らしを描いている。

 ・・・・・

 音楽は音楽家のOKIさん(67)が担当。アイヌの伝統的な弦楽器、トンコリの演奏をメインに・・・・

 道内では同館で7日まで、シネマ太陽帯広で6日まで上映中。シネマ・トーラス(苫小牧市)で8~14日、シネマ・アイリス(函館市)で21~27日に上映予定。【安味伸一】

https://mainichi.jp/articles/20250202/ddl/k01/200/041000c


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浜さん家のリビングルーム 2025年2月9日のゲストは福永壮志さん

2025-02-03 | アイヌ民族関連

文化放送 2025/2/2

毎週日曜日 9時30分〜10時00分

2月9日のゲストは、映画監督、福永壮志さんです。

福永さんは、1982年、北海道伊達市生まれ。
2007年に、ニューヨーク市立大学ブルックリン校の
映画学部を卒業し、2015年に長編映画デビュー。

2020年アイヌ民族のリアルな姿をみずみずしく描き、
トライベッカ映画祭の国際コンペティション部門で
審査員特別賞を受賞した人間ドラマ『アイヌモシリ』を発表。

他にも、映画『山女』でTAMA映画祭最優秀新進監督賞を受賞、
アメリカのドラマシリーズ『SHOGUN 将軍』でも
第7話の監督を務めるなど、国内外で高い評価を受けています。

この度、日常の中でアイヌの習慣を実践する人々を追った
ドキュメンタリー作品『アイヌプリ』の監督を、
お務めになりました。

今回は、今を生きるアイヌの人々の姿について、
福永さんに伺っていきます。

https://www.joqr.co.jp/hama/2025/02/post-2078.php


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「白い地獄」番人の威容…八甲田山(青森市、十和田市)

2025-02-03 | アイヌ民族関連

読売新聞 2025/02/02 05:20

時には暴風雪待ちもあり、まさに人体実験ゾーンだった。負けるもんか。それだけだった。――――「高倉健 最期の手記」(「文芸春秋」2015年1月号)

 強風に巻き上げられた雪が絶え間なく顔に吹きつけて、息もできない。さっそく洗礼を受けた。

 1902年(明治35年)1月、旧陸軍青森歩兵第5連隊210人、弘前歩兵第31連隊37人が別ルートで八甲田山を目指した。第5連隊は救助後の経過不良を含めて199人が死亡。77年の映画「八甲田山」は、雪中行軍遭難事件が題材の新田次郎の小説「八甲田山死の 彷ほう徨こう 」を原作としている。主演の高倉健は俳優人生を懸けて「白い地獄」の再現に挑んだ。極限の風と雪を描くには、同じ気象条件下でなければならなかった。過酷な撮影現場からは脱走者も出たという。

 遭難場所近くに犠牲者を弔う「幸畑陸軍墓地」、教訓を伝える「八甲田山雪中行軍遭難資料館」が併設されている。雪中行軍の研究家、加藤幹春さん(74)は部隊の行動や指揮系統にくわしい元自衛官でもあり、ボランティアガイドとして来館者を墓地に案内する。人物像などが脚色された小説や映画が、史実と混同されていると指摘する。

「こいつが一番悪いんだ」

 ある墓標を指し、遭難原因について自説を述べる人もいる。加藤さんは黙って耳を傾け、最後にこう問いかけるという。「今はたくさんの食料も、暖かい服も、携帯電話もある。しかしながら、なぜ冬山遭難がなくならないのでしょう。ここには、映画の登場人物は誰も眠っていないですよ」

 第31連隊の間山仁助伍長の孫、弘前市の間山元喜さん(75)は自衛隊を退官後、祖父が歩いた約100キロの行程を4日かけて再現した。天候が穏やかな3月で最新装備にもかかわらず、想定外の事態に見舞われた。ほぼ全滅した第5連隊と、犠牲を出さずに踏破した第31連隊の比較には否定的で、雪中行軍の成否も「結果論にすぎない」と言う。

 「冬山だけはいくら綿密に計画しても天候の急変で大きく違ってくる。なんぼ頑張っても、まね(ダメな)ものは、まね(ダメだ)」

 行軍の想定は、酷寒地が陣地となる対ロシア戦だった。遺訓を受けた耐雪、耐寒の戦術は、2年後に開戦した日露戦争に生かされた。

 雪煙の先に、冬の風物詩の樹氷。山の神を守る番人のように、人を寄せつけない威容を放っていた。

高倉健 (たかくら・けん)
 1931~2014年。福岡県出身。明治大学を卒業後、東映に第2期ニューフェースとして入社。厳冬の青森で長期ロケを行った「八甲田山」(森谷司郎監督、橋本忍脚本)は、第5連隊の遭難と、土地に詳しい道案内人を雇い、八甲田越えを達成した第31連隊を描いた。第31連隊の雪中行軍指揮官を演じ、「幸福の黄色いハンカチ」の演技と合わせて第1回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞した。遺作の「あなたへ」まで生涯に205本の映画に出演。1998年に紫綬褒章。2013年に文化勲章。

 文・木村直子
 写真・田中秀敏

悲劇の場 山岳スキー聖地に

 雪中行軍から6年後の1908年(明治41年)、青森営林局庁舎として落成した市森林博物館は、往時の面影を残す洋風建築として映画のロケ地となった。幕僚ら臨席の下、第5連隊、第31連隊の雪中行軍の実施が決まる「第4旅団司令部」として登場する。

 当時、雪上移動で兵士の履物は主にわら靴だった。事件は国際社会にも衝撃を与え、北欧ノルウェーなどがスキー板を日本に送った。ただ、実用的に乗りこなす技術までは伝わらず、装備としてスキーが本格普及するまで、しばらく時間がかかった。

 123年前の悲劇の現場も今や、バックカントリースキーの聖地になっている。八甲田山系の 田た茂も萢やち 岳(1324メートル)山頂を結ぶ「八甲田ロープウェー」では索道と並行した林間コースが人気で、冬場は乗客の多くがスキーヤーやスノーボーダーだ。インバウンド(訪日客)も目立ち、ゴンドラ内で韓国語、中国語、英語が飛び交う。10年近く通うというオーストラリア人男性に八甲田山の魅力をたずねると、「北海道の雪質に近いパウダースノーと雪の多さ。これ以上人が増えたら困るから、他の人に存在を教えたくない」とにんまり。もっとも 急きゅう峻しゅん で非圧雪のコースは中上級者か、ガイド同伴でないと難しいだろう。

 ロープウェーは強風による運休もしばしば。運営会社の菊池智明事業部長(59)は「1月は毎日吹雪のようなもの。『乗れたらラッキー』くらいの気持ちの余裕を持って来ていただければ」と大まじめに語る。視界良好な日は陸奥湾、まさかり形の下北半島を望めるという。

 下りで山麓に戻ると、山岳スキーで滑走してきたオージーと再び遭遇した。

 「雪は膝というより、腰か胸近くまで深くて大変だったよ。でも最高だね」

 白い息をはきながら、少年のような笑顔を見せた。

 ●ルート 羽田空港から青森空港まで約1時間20分。空港から車で八甲田ロープウェーなどまで各40~50分。

 ●問い合わせ 八甲田山雪中行軍遭難資料館=(電)017・728・7063、八甲田ロープウェー=(電)017・738・0343(管理区域外の滑走は入山届が必要)

[味]のし餅寒ざらしした菓子

「干し餅」は、のし餅を1か月以上寒ざらしして自然乾燥させた郷土菓子だ。青森市のはとや製菓((電)017・738・3500)では県産もち米にこだわり、寒ざらしした後にフリーズドライ製法で生産。そのままか、バターを塗って、サッとあぶってかじる。冬場の保存食や農繁期の間食だけではなく、茶席の干菓子としても愛された。餅は腹持ちがよく、雪中行軍隊も携帯食としている。

 遭難捜索隊に雪への適応力を見込まれたアイヌ民族の人たちが北海道から招集された。地元民もためらう難所の駒込川で腰まで水につかり、多くの遺体発見に尽くした。菓子皿としてアイヌコタン(集落)で求めた円盆を合わせた=写真=。干し餅と、おおらかなアイヌの伝統文様が意外な調和を見せた。

ひとこと…「除雪」観光資源に

 旅の帰路。降雪で青森空港も一面真っ白だったが、羽田行きJAL便は30分遅れで無事離陸した。冬季は空港除雪隊がフル稼働し、除雪風景が観光資源になっているという。耐雪の知恵に感心する一方、今季は大雪による「雪害」が相次ぐ。謙虚に、したたかに。自然と折り合いをつける姿勢が試されている。

https://www.yomiuri.co.jp/hobby/travel/20250122-OYT8T50043/


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「北方領土」を漫才に 道出身のお笑いコンビ「アップダウン」 元島民取材 40分大作、笑い涙 /北海道

2025-02-03 | アイヌ民族関連

毎日新聞 2025/2/2 地方版 有料記事 1092文字

北方領土漫才「ふるさと」を披露するアップダウンの竹森巧さん(左)と阿部浩貴さん=札幌市中央区で2025年2月1日、伊藤遥撮影

 北海道出身のお笑いコンビ「アップダウン」が、北方領土をテーマにした漫才「ふるさと」を完成させた。四島の元住民らから依頼を受け、故郷での体験談を聞き取って制作。領土問題の歴史と元島民らの願いをコミカルかつシリアスに伝える作品で、笑いに包まれた完成披露会の会場では最後に涙を拭う観客の姿も見られた。【伊藤遥】

 アップダウンは1996年、高校の同級生だった竹森巧さん(46)と阿部浩貴さん(47)で結成。「世のためになるエンターテインメント」を追求し、近年はアイヌ民族や特攻隊、原爆などをテーマにした漫才や2人芝居にも取り組んでいる。

笑いで観客を引き込みながら、重みのある歴史やメッセージを伝える――。そんな手法に定評があり、2024年3月、元島民らでつくる「千島歯舞諸島居住者連盟」が、啓発のための漫才を提案。「絶対にやるしかない」と引き受けた2人は、計3回、元島民ら男女計7人に聞き取りを行った。

 完成披露会は、1日に札幌市中央区のかでる2・7で北方領土返還要求運動の後継者研修会を兼ねて開催。元島民やその子孫ら約20人が参加した。

 漫才は約40分。前半は軽妙な掛け合いで始まり、北方四島の地理や関連する条約を分かりやすく、笑いを交えて解説する。

 クジラ漁や競馬など島独自の生活文化も紹介し、芝居や朗読を取り入れた後半では雰囲気が一変。戦後、島に上陸したソ連軍におびえた体験や、樺太で過ごした厳しい収容生活、日本へ引き揚げる際の涙を誘う出来事など、生々しい歴史の断片を伝えている。

・・・・・・・

https://mainichi.jp/articles/20250202/ddl/k01/040/037000c


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「一已」←この地名なんて読む?

2025-02-03 | アイヌ民族関連

Jタウン調査隊 2025.02.02 07:10

日本全国にいくつもある「難読地名」。思いもよらぬ読み方をする場所も......。

今回、出題する地名は、北海道のこの場所だ。

一已

正解は......

いちやん

北海道深川市の地名。アイヌ語の「イチヤン」(鮭の産卵地)が由来とされている。

https://j-town.net/2025/02/02364641.html?p=2


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国際色豊かな口琴聴いて ウポポイで4日、「音楽フェス」開幕 製作体験も 「多様性や文化、味わって」

2025-02-02 | アイヌ民族関連

武内敦貴 有料記事

北海道新聞 2025年2月1日 19:55

キルギスの口琴を演奏する「ウスタトシャキルト」(アイヌ民族文化財団提供)

 【白老】アイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間(ウポポイ)」で4~11日の8日間、アイヌ民族の伝統楽器ムックリ(口琴)を中心に、世界の口琴文化に触れられる「ウポポイ・ミュージックフェスティバル2025 ムックリざんまい」が開かれる。国内外の演奏者による公演に加え、各地の口琴の展示やムックリ製作体験もある。

 ウポポイを運営するアイヌ民族文化財団(札幌)の主催。目玉は8~11日に体験交流ホールで行われる公演だ。

 8日はキルギスの口琴のトリオ「ウスタトシャキルト」、9日は阿寒湖アイヌコタン出身の姉妹ユニット「カピウ&アパッポ」、10日はインドの鉄製口琴を用いるアンサンブル「モールシンの波」が登場する。鉄製の口琴は木製に比べ、音に重厚感があるとされる。いずれも午後1時開演。

 11日は午後2時からアイヌ民族の伝統弦楽器トンコリの奏者オキさんと歌手のレクポさんがステージに立ち、同3時から各演奏者と日本口琴協会の直川礼緒代表、阿寒口琴の会が集まる。

 このほか、初日の4日は体験学習館で午後2時から・・・・・・

◆歌手のレクポさんのクは小さい字

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1118328/


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日本フィルの九州定期公演、市民が支え50年…首席指揮者ウォンさん「文化への深い愛と伝統を尊敬」

2025-02-02 | アイヌ民族関連

読売新聞 2025/02/01 16:13

 日本フィルハーモニー交響楽団の第50回九州公演が8~19日、福岡市など9都市で行われる。東京に拠点を置くプロオーケストラが50年にわたって九州で定期的な公演を続けるのは異例。2023年に同楽団の首席指揮者に就任したシンガポール出身のカーチュン・ウォンさんがタクトを振る。

 会場ごとに曲目が異なり、5会場でチャイコフスキーの「交響曲第5番」、4会場でムソルグスキーの組曲「展覧会の絵」を披露する。日本を代表するピアニストの仲道郁代さんは5会場、チェリストの宮田大さんは4会場でソリストとして登場する。

 ウォンさんは16年のグスタフ・マーラー国際指揮者コンクールで優勝し、ドイツのドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団でも首席客演指揮者を務めるなど国際的な注目を集める。伊福部昭の音楽に引かれてアイヌ民族の文化を探究するなど、音楽の背景にある歴史や文化にも関心を寄せる。

 「日本フィルには歴史と伝統があり、そこからエネルギーを必要とする強固な音楽が生み出されている」と話し、初出演の九州公演について「50年も続けてきた九州の皆さんの文化への深い愛と伝統に尊敬の気持ちを持っている」と語った。

楽団の危機を九州の民放労組が支援

 1975年、当時民放の専属楽団として存続の危機に陥っていた日本フィルに対し、九州の民放の労組が支援のためコンサートを始めたのが九州公演のきっかけ。その後、市民が支える公演として裾野が広がった。

第1回から長崎公演に携わる「長崎日本フィルの会」の河野英雄会長は、「第1回のシベリウスの『フィンランディア』の演奏があまりにも美しくて感動し、やめられなくなった。観客からも『また来年も』と背中を押されてここまで来た」と話す。

 ウォンさんは、今回演奏する曲について「日本フィルが何度も演奏してきたチャイコフスキーの『交響曲第5番』やムソルグスキーの『展覧会の絵』からは、まさに団員の骨の髄まで染みこんだ伝統そのものを感じてもらえるはず」と自信を見せた。問い合わせは日本フィル九州公演事務局(092・781・7270)へ。日程と会場は次の通り。

 8日 長崎市民会館(長崎市=完売)、9日 大牟田文化会館(福岡県大牟田市)、11日 北九州ソレイユホール(北九州市)、12日 iichikoグランシアタ(大分市)、14日 都城市総合文化ホール(宮崎県都城市)、15日 宝山ホール(鹿児島市)、16日 アクロス福岡シンフォニーホール(福岡市)、18日 佐賀市文化会館(佐賀市)、19日 熊本県立劇場コンサートホール(熊本市)

https://www.yomiuri.co.jp/local/kyushu/news/20250201-OYTNT50079/


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茨戸」←この地名なんて読む?

2025-02-02 | アイヌ民族関連

Jタウン調査隊 2025.02.01 07:10

日本全国にいくつもある「難読地名」。思いもよらぬ読み方をする場所も......。

今回、出題する地名は、北海道のこの場所だ。

茨戸

正解は......

ばらと

北海道札幌市の地名。アイヌ語の「パラ・ト」(広い沼)が由来とされている。4つの河川が合流する地点で、過去には沼地が広がっていたという。

https://j-town.net/2025/02/01364640.html?p=all


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