(CNNニュース 2010.09.29 Wed posted at: 11:44 JST)
メキシコ南部オアハカ州の山村、サンタマリア・トラウイトルテペックで28日未明、大規模な土砂崩れが発生した。ルイス知事がCNNに語ったところによると、同日夜の時点で死者は確認されず、11人が行方不明となっている。
同知事は当初、現場周辺からの情報として、家屋約300棟が被災、500~1000人が生き埋めになったと発表していた。
現場へ通じる道路や橋は小規模な土砂崩れなどで寸断されていたが、到達した救援チームから、大惨事には至らなかったとの報告があったという。
この地域では約2週間前から熱帯低気圧などの影響で豪雨が続き、州当局は27日、州内の広い範囲について緊急事態宣言を出していた。過去3日間の雨量は300ミリ近くに上った。29日にかけてさらに雨が続くとみられる。
サンタマリア・トラウイトルテペックは、州都オアハカから約300キロ離れた山村で、住民約8500人は大半が先住民。2000年の調査報告によると、43%の世帯は電力供給がなく、識字率は60%前後、高校教育を受けた住民は10%前後にとどまっていた。
http://www.cnn.co.jp/world/30000358.html
メキシコ南部オアハカ州の山村、サンタマリア・トラウイトルテペックで28日未明、大規模な土砂崩れが発生した。ルイス知事がCNNに語ったところによると、同日夜の時点で死者は確認されず、11人が行方不明となっている。
同知事は当初、現場周辺からの情報として、家屋約300棟が被災、500~1000人が生き埋めになったと発表していた。
現場へ通じる道路や橋は小規模な土砂崩れなどで寸断されていたが、到達した救援チームから、大惨事には至らなかったとの報告があったという。
この地域では約2週間前から熱帯低気圧などの影響で豪雨が続き、州当局は27日、州内の広い範囲について緊急事態宣言を出していた。過去3日間の雨量は300ミリ近くに上った。29日にかけてさらに雨が続くとみられる。
サンタマリア・トラウイトルテペックは、州都オアハカから約300キロ離れた山村で、住民約8500人は大半が先住民。2000年の調査報告によると、43%の世帯は電力供給がなく、識字率は60%前後、高校教育を受けた住民は10%前後にとどまっていた。
http://www.cnn.co.jp/world/30000358.html