先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

アイヌ文化の新拠点、登別でPR 「象徴空間」あと2年

2018-04-30 | アイヌ民族関連
北海道新聞04/29 05:00
 【登別】2020年4月24日のアイヌ文化復興拠点「民族共生象徴空間」(白老町)の開設まであと2年を切り、胆振総合振興局は28日、PRイベントを市内のイオン登別店で開いた。
 会場には開設日までのカウントダウンボードやアイヌ文化を紹介するパネルが並んだ。アイヌ文様の衣装を身に着けた同振興局のキャラクター「いぶりワン ジュニア」も登場した。
 来場者はアイヌ文様の切り絵や塗り絵、竹の板の振動で音を鳴らすアイヌ民族の伝統楽器「ムックリ」の演奏を体験した。
残り:87文字/全文:312文字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/185175

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新崎盛暉さん(沖縄現代史研究家、沖縄大名誉教授) 3月31日死去 82歳 現代史伝え 県民運動に活力

2018-04-30 | 先住民族関連
北海道新聞04/28 17:00
 太平洋戦争末期には本土防衛の「捨て石」にされ、1972年の本土復帰後も米軍基地の偏在に苦しめられてきた沖縄の現代史をペンや弁舌で克明にあぶり出し、県民に運動の道しるべを示してきた。
 米兵による少女暴行事件や、沖縄戦での住民集団自決を巡る教科書書き換え問題、米軍普天間飛行場の辺野古移設などで幾度も大きなうねりをつくり出したが、志半ばで世を去った。
 36年、東京生まれ。両親とも沖縄の出身で、高校時代から父祖の地の歴史や政治に関心を持ち、東大に進学。東京都庁勤務の傍ら、都内から情報発信する沖縄資料センターの活動に熱心に取り組んだ。30代後半の74年に沖縄大の教員に転身。学長、理事長と学内の要職をこなしつつも、「戦後沖縄史」「基地のない世界を」など単著、共著書を次々世に出した。
 実は北海道とも関係が深い。「アイヌ民族と沖縄県民の相互理解が独自性、多様性が尊重される社会づくりへの契機となる」との思いを胸に、87年には交流イベント「うるま祭り」を実現。92年に日高管内平取町のアイヌ民族、萱野茂さん(故人)が参院選比例代表に当時の社会党から出馬を決めると、支持母体の呼びかけ人になった。
 親交があった釧路市出身の編集者太田昌国さん(74)=東京都=は「理想論をかざすのではなく、その時々の現実に即して何をすべきか考えるタイプだった。明治維新から10年余の間に日本に組み込まれた北海道と沖縄の歴史状況に強い思いを持っていただけに、明治150年を検証すべき年に亡くなったのはさぞ無念だったのでは」と語った。(編集委員 小坂洋右)
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/185119

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ネヴィル・ブラザーズのサックス奏者チャールズさん死去、79歳

2018-04-30 | 先住民族関連
AFPBB NEWS 2018年4月28日 13:59 発信地:ニューヨーク/米国

仏南西部ビエンヌで開かれた「ビエンヌ・ジャズ・フェスティバル」で演奏するネヴィル・ブラザーズのチャールズ・ネヴィルさん(2006年7月9日撮影)。(c)AFP PHOTO / JEFF PACHOUD
【4月28日 AFP】米R&Bバンド「ネヴィル・ブラザーズ(The Neville Brothers)」のメンバーでサックス奏者のチャールズ・ネヴィル(Charles Neville)さんが26日、自宅で死去した。家族が発表した。79歳だった。
 米ルイジアナ州ニューオーリンズ(New Orleans)出身のチャールズさんは薬物依存症を克服し、晩年は健康に非常に気を使った生活を送っていた。家族の声明によれば、マサチューセッツ州西部の緑に囲まれた自宅で息を引き取ったという。
 米公民権運動活動家の故ローザ・パークス(Rosa Parks)さんにささげたヒット曲「シスター・ローザ(Sister Rosa)」で知られるネヴィル・ブラザーズは、R&B、ファンク、ブルース、米先住民の音楽を含むニューオーリンズの豊かな音楽的遺産をその楽曲に取り入れた。チャールズさんの落ち着きのある、楽し気で安定した演奏は、バンドのR&Bサウンドに統一感をもたらした。
 ネヴィル・ブラザーズのフロントマンでソロとしても活躍している弟のアーロン・ネヴィル(Aaron Neville)さんは声明を発表。「私が今こうしていられるのも兄さんのおかげだ。これからも感謝の気持ちは忘れない。今後のステージでも、思わずつられてしまう兄さんの飛び切りの笑顔とはずっと一緒だ。私をいつも笑顔にさせてくれる」とメッセージを寄せている。(c)AFP
http://www.afpbb.com/articles/-/3172938

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(3)書簡やノート…19年の生涯知る資料 登別・知里幸恵 銀のしずく記念館

2018-04-28 | アイヌ民族関連
苫小牧民報2018/4/27

 知里幸恵(ちりゆきえ)は1903年、登別生まれ。アイヌ民族で、初めてアイヌの物語を文字化したアイヌ神謡集の著者として知られる。22年に上京先で持病の心臓病のため、19歳という若さで生涯を閉じた。
 記念館は2010年9月にオープン。全国各地から届けられた募金で建てられた。幸恵のめいに当たる横山むつみ初代館長(故人)が道内外を巡り、収集した知里幸恵関連の資料を展示している。施設名は「アイヌ神謡集」の一遍「銀の滴降る降るまわりに…」のフレーズから取った。運営はNPO法人・知里森舎が行っており、地域のボランティア10人が交代で施設を案内している。
 館内には、アイヌ神謡集の初版本、幸恵のノート復刻版、幸恵と深い交流があった言語学者の金田一京助からのはがき、幸恵の自筆書簡などが並ぶ。幸恵の弟でアイヌ言語学者の知里真志保を含めた知里一族の家系図のほか、白老町の彫刻家の男性が制作した幸恵の木像も置かれており、幸恵の生涯を深く学べる。施設内にはアイヌの叙事詩ユーカラのCDが流れ、落ち着いた雰囲気。アイヌ関連の書籍も多数収蔵されており、時間をかけてアイヌ文化を学ぶことができる。
 記念館の宗広光明事務局長(84)は「知里幸恵のことを知らない人は多い。ゴールデンウイークには、ぜひ当館に足を運び、アイヌ文化に触れてほしい」と語った。
☆   ☆
 登別市登別本町2の34の7。開館時間は、午前9時半から午後4時半まで。休館日は火曜日(祝祭日を除く)。入館料は大人500円、登別市内在住者250円、高校生200円、小中学生100円。
https://www.tomamin.co.jp/feature/mus/1328/

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音を聞くことで森林を守る。Googleが開発したAIとスマホが世界の森林を救う

2018-04-28 | 先住民族関連
IDEAS FOR GOOD04/27

ブラジルに広がる熱帯雨林のアマゾンが、地球にとってどれくらい重要なものかご存知だろうか?世界の4分の1の種が生息しているとされ、CO2の減少にも大きな役割を果たしている。
しかし、地球にとって大変重要なエコシステムが、私たち人間の違法伐採によって破壊されている。1970年以降、いまに至るまでの約半世紀で、アマゾン熱帯雨林の約20%が消えてしまったのだ。
そんな違法伐採によって破壊されるのは、なにも木々だけではない。そこに住む人々の文化や遺産も破壊されているのだ。
ブラジル北部に住む先住民族のテンベー族は、その被害者だ。彼らの住処である熱帯雨林も30%近くが破壊されてきた。
そんな、熱帯雨林を違法伐採から守るためにテンベー族とRainforest Connectionのトファー・ホワイト氏が手を組み、新たなプロジェクトを始動させた。
このプロジェクトは、スマートフォンとAIを活用した「ガーディアン」と呼ばれる機器で森林を守る仕組みである。中古のAndroidスマートフォンに、太陽光発電アダプターとマイクが取り付けられたこの機器は、最大で周囲1km範囲内で違法伐採者が出す音をリアルタイムで監視する。
これを、熱帯雨林の各地にとりつけることにより、24時間リアルタイムで音をチェックすることができる。ガーディアンによって拾われた音は、GoogleのTransFlowというAIにより機械学習・分析され、チェーンソーや運搬に使われるトラックの音と聞き分けられる。
音を特定してからは、数分以内にテンベー族の警備隊に通報される。それを受けた警備隊は自身で対応したり、当局に通報することができる。
「組織力と教養を持ち合わせたテンベー族は、新しいツールやテクノロジーを取り入れることに積極的です。テンベー族が必要としているのは、支援ではなく協力なのです。」とホワイト氏は語る。
ガーディアンが導入されてからは、テンベー族は、森林破壊に迅速な対応をすることで熱帯雨林を守るだけでなく、一族を守ることにも成功しているのだ。現在、このガーディアンを使ったシステムは、南米のペルーやエクアドル、ヨーロッパのルーマニアなどの違法森林伐採に取り組む5ヶ国で使われている。
https://www.youtube.com/watch?v=Lbn6kVlFaSQ
私たちの生活において、木材は欠かせないものだ。しかし、それらの木材は、合法的に伐採されたものなのだろうか?違法な伐採により、環境を破壊しているだけでなく、そこに住む人々の文化や遺産を破壊していると知っていたら、私たちは違法伐採された木材を使い続けるだろうか?
伐採の最大90%が違法と言われる中で、消費者である私たち1人1人が、違法伐採された木材の購入をやめることにより、環境の保護だけでなく、そこに住む人々の文化を守ることができることを覚えておこう。
【参照サイト】音を聞くことで、熱帯雨林を守る
【参照サイト】RAINFOREST CONNECTION
About the author
井上 龍馬
1992年生まれ。大学在学中にNZ出身の彼女に出会い、大学卒業後NZに。パン屋でバリスタをしつつ、フリーで翻訳・通訳を。通訳として関わったイベントで、アートを通した環境問題などを訴える社会活動(アーティビズム)に興味を持つ。関心はアート、写真、ビール、語学学習。イタリア語を学習中で将来移住を検討中。個人ブログ:1QQ2、Twitter:マーディー
https://ideasforgood.jp/2018/04/27/google-transflow/

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民族文化、高い観光的価値 阿寒アイヌ協会、NZのサミット参加 マオリの施設に「刺激」

2018-04-27 | アイヌ民族関連
北海道新聞04/27 05:00

世界先住民族観光サミットでムックリを演奏する阿寒アイヌ協会の郷右近富貴子さん(中央)と広野洋会長(左端)=阿寒アイヌ協会提供
 阿寒アイヌ協会(釧路市阿寒町阿寒湖温泉)の広野洋会長(53)と会員の郷右近富貴子さん(42)が、ニュージーランド・ワイタンギで15~18日に開かれた「世界先住民族観光サミット」に参加し、阿寒湖温泉で進むアイヌ文化を生かした観光振興策を発表した。サミットでは、ニュージーランドの先住民族マオリが手がける観光事業なども発表され、広野会長は「民族文化は世界的観光資源と実感できた」と手応えを示した。
 サミットはニュージーランドに本部を置く世界先住民族観光連盟などの主催で初めて開かれ、米国、オーストラリア、台湾など20カ国から約300人が集まり、民族文化の保護と活用について議論した。阿寒アイヌ協会は、内閣官房アイヌ総合政策室とともに日本を代表し参加。17日に現状を発表した。
残り:406文字/全文:742文字
https://news.google.com/news/search/section/q/アイヌ/アイヌ?hl=ja&gl=JP&ned=jp

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苫小牧で平取の山道さん

2018-04-27 | アイヌ民族関連
朝日新聞 2018年4月26日10時08分

伝統の織物・刺繍と語り
 アイヌ民族の語り部で、平取町二風谷で山道アイヌ職業訓練校を主宰する山道康子(アシリレラ)さん(72)と訓練校受講生らによるアイヌ文様の刺繍(ししゅう)作品などの展示会が苫小牧市の苫小牧駒沢大で開かれている。27日正午まで…
残り:154文字/全文:281文字
https://www.asahi.com/articles/CMTW1804260100002.html

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丸木さんの児童書一堂 「原爆の図」の洋画家 東中野で展覧会

2018-04-27 | ウチナー・沖縄
東京新聞 2018年4月25日
 「原爆の図」で知られる洋画家の丸木俊(とし)さん(一九一二~二〇〇〇年)が挿絵や装丁を手掛けた子ども向け書籍を紹介する展覧会「丸木俊 本のたのしみ」が二十四日、中野区東中野のポレポレ坐(ざ)で始まった。丸木さんが戦中から戦後にかけて取り組んだ多彩な仕事ぶりがうかがえる。 (渡辺聖子)
 展示された本は、原爆の図丸木美術館(埼玉県東松山市)の所蔵で、普段は非公開となっている約百二十五冊。多くが手に取って読むことができるが、一九四〇~五五年の間に出版された約五十冊は劣化が激しいため展示のみか、コピー本の閲覧となっている。
 丸木さんが戦中、日本統治下にあった南洋の島々の様子を描いた絵本「ヤシノ木ノ下」などはコピー本で読むことができる。また、絵本「こどものとも」や、松谷みよ子さんの原作に丸木さんが挿絵を描いた「日本の伝説」シリーズなどは実際の出版本に触れられる。
 展覧会担当の中植きさらさん(36)は「同じ年代でもさまざまなタッチで描かれていることが分かり面白い。俊さんが人の生きる営みを描き続けていたことを知ってもらえれば」と話す。
 二十六日午後七時から、めいで絵本作家の丸木ひさ子さん、同美術館学芸員の岡村幸宣さん、写真家・映画監督の本橋成一さんによるトーク(千五百円、ワンドリンク付き)を開催。二十七日午後四時からは、展示本の読み聞かせ(五百円、お茶付き)がある。
 展覧会は五月七日まで、入場無料。問い合わせは、ポレポレタイムス社=電03(3227)1405=へ。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/list/201804/CK2018042502000128.html

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カナダ人殺害容疑で2人拘束、先住民指導者射殺への報復か ペルー

2018-04-27 | 先住民族関連
CNN.CO.JP 2018.04.26 Thu posted at 13:10 JST
(CNN) 南米ペルーの当局は26日までに、アマゾンの熱帯雨林の奥地でカナダ人の男1人を殺害した疑いで男2人を拘束した。カナダ人の男が尊敬を集めていた先住民のリーダーを殺したため、報復として殺害に及んだとみられる。
ペルーの国営メディアによると、容疑者2人はソーシャルメディアに投稿された男の殺害の様子を映したとされる動画から特定された。
動画の中で男は命乞いをしているが、聞き入れられず殺害されている。
男の遺体が見つかったのは21日。動画の撮影現場から700メートルほど離れた地点に埋められていた。裁判所の文書によれば、首の周りに赤い印がつけられていたという。殺害されたのは遺体発見の48時間前とみられており、同じ日に先住民族シピボ・コニボのリーダーである81歳の人権活動家が、自宅付近で射殺されていた。
ペルー国家警察は21日、男をリーダー殺害の「主たる容疑者」と特定した。
男が立ち上げたとみられるクラウドファンディングのページによると、男は「植物療法」について学ぶためにペルーに入った可能性がある。薬物依存症患者のカウンセラーになることが目的だったようだ。
治癒力を持つとされる現地の植物やその調合物を目当てにアマゾンを訪れる欧米人は少なくない。それらがもたらす幻覚作用が各種の依存症やうつ病、心的外傷後ストレス障害(PTSD)からの回復に役立つと信じられているためだ。
ペルー文化省は声明で、殺害されたリーダーについて「賢明な女性」であり「シピボ・コニボの伝統的な知識」を守る存在だったと述べている。
同国のリカルド・パルマ・ヒメネス首席検事は地元メディアに対し、リーダーの死とカナダ人の男殺害の動機との関連について警察が引き続き捜査していると語った。
ONU Mujeres
@ONUMujeres
La vida de Olivia Arévalo deja un gran legado de conocimiento y defensa por los derechos indígenas y ambientales. #ONUMujeres condena su asesinato y se adhiere a otros actores haciendo un llamado a la justicia. #JusticiaParaOlivia
9:34 - 2018年4月24日
https://www.cnn.co.jp/world/35118363.html

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ヨシダナギ×NAKEDがコラボして魅せる体験型アート展「“Sing-Sing!”」が開催

2018-04-27 | 先住民族関連
ライフ総合(bouncy)4/24(火) 21:01配信
2018年4月19日から5月13日まで西武渋谷店で行われている体験型アート展「ヨシダナギ×NAKED “Sing-Sing!”」。ヨシダナギ氏の作品や撮影の過程を、音や光を用いた空間の中で「疑似体験」できる期間限定のイベントだ。アフリカをはじめとする世界中の少数民族を写真に収めるヨシダナギ氏の作品を全身で楽しむことができる「体感するアート展」とは?
豊かな色彩と迫力で引き込まれるヨシダナギ氏の作品
これまで45カ国で200を超える民族を撮影してきたヨシダナギ氏。作品を見ていると、鮮やかな色彩をまとってポージングをした少数民族たちが写真の枠から飛び出して迫ってくるような力強さを感じる。現地の人たちと同じ格好をして相手の文化に溶け込む撮影手法をとるヨシダ氏。被写体となった人たちとの距離感の近さが作品の魅力のひとつ。
現地の「旅の記憶」に入り込む体験を提供したい
ヨシダナギ氏が写真を通して表現する「現地の世界観」に、実際に入り込めるような体験ができないかとコラボレーションしたのが、これまで様々なインスタレーションを手がけてきたクリエイティブ集団「NAKED Inc.」。今回のアート展では、ヨシダナギ氏の体験を、「音」や「光」、「空間」を用いた様々な仕掛けで、訪れた人が作品の中に身を置いて「追体験」できる空間を手掛けた。
色、音、光が溢れた空間で「非日常体験」を楽しむ
4つのエリアに分けられた展示会場のなかでひときわ目を引くのが、メインエリアにある「Sing-Sing!」。鏡張りの空間には、日本ではなかなか目にすることがないアフリカなどの民族楽器が配置されていて、楽器を鳴らすと音に反応して空間全体に映像が投影される。映像はそれぞれの地域をイメージした原色の色が使われていて、民族楽器のエキゾチックな音色と様々な色が混じりゆく不思議な空間に身を置くことで普段の生活では感じることのできない非日常の体験が得られる。
ヨシダナギ×NAKEDが体験型アート展で伝えたいこと
今回、コラボレーションしたヨシダナギ氏と、NAKEDのアートディレクター・竹内沙也香氏に話を聞くことができた。
ーー今回、NAKEDとコラボレーションをした経緯は?
ヨシダ:写真展だと目で見る視覚でしかないんですけど、視覚だけでなく耳で聞こえるものがあると、より臨場感や現地の人たちのバックストーリーも自然に感じ取ってもらえるかなというのを私自身感じていました。そんな中、空間演出を手がけるNAKEDさんから何か出来ないかということで、共同してプロジェクトが始まりました。
ーーヨシダナギさんにとって、アフリカを中心とした少数民族の人たちから感じる魅力とは?
ヨシダ:最初に彼らと出会った時に感じたのは、彼らはすごく色あざやかで美しい「色」を持っているのに、その色を表現している写真表現はなぜ世の中に少ないのだろうという点です。
アフリカの少数民族やネイティブの先住民族の写真は、ドキュメンタリー調の土臭い写真が多くて、それを見ると距離感を感じてしまう人も多い。だから、もっと色鮮やかに彼らが本来持っている「色」をしっかり表現して写真を撮ることができれば、彼らの新たな魅力に気づいてくれるのではと思っています。
ーーNAKEDとコラボレーションして作品の幅の広がりは感じましたか?
ヨシダ:(NAKEDとコラボレーションして)私が今まで見てきた世界を噛み砕いて表現してくれたのかな、アフリカやパプアニューギニアなどの新しい一面を垣間見られる展示になっていると思います。
ーーヨシダナギさんとコラボレーションする上で、どんな点にこだわって演出をされたんですか?
竹内:ヨシダさんの作品に私たちが手を加えることで、邪魔してはいけないと思う一方で、ヨシダさんが写真に込められたメッセージが増幅して伝わる方法がないか、という点にこだわりました。
ヨシダさんは色にこだわって写真を撮られているので、色を映像として視覚化して表現しました。写真展では伝わらないものがたくさんあるので、目に見えないものを私たちのコンテンツを追加してもっと豊かに伝えられたかなと思っています。
・ ・ ・
日本に住んでいる人にとって、アフリカなどの少数民族に出会ったり、触れ合ったりする機会はほとんどないだろう。今回のアート展では、ヨシダナギ氏の写真とNAKEDが作り上げた空間が融合することで、現地の空間をより体感できる展示会になっている。会場に訪れてぜひ世界の民族たちの息吹を感じて欲しい。
「ヨシダナギ×NAKED “Sing-Sing!”」
開催期間/~5月13日(日)
開催時間/月~土10:00~21:00、日・祝日~20:00まで、最終日13日は~17:00まで
開催場所/西武渋谷店A館7階特設会場(東京都渋谷区宇田川町21-1)
料金/一般・大学生500円 ※高校生以下無料
Viibar.Inc
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180424-00010004-bouncyv-life

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北海道の名付け親・松浦武四郎の生家訪問 三重・松阪市

2018-04-26 | アイヌ民族関連
三重テレビ4/25(水) 12:52配信
 アイヌ語を研究している会のメンバーが24日、三重県松阪市で報告会を開き、北海道の名付け親である松浦武四郎の生家を訪れました。
 アイヌ語やアイヌ地名の研究などを行っている全国各地の有志でつくる会では、毎年2回、報告会を開いていて、この日は北海道や関東、関西などから約20人が参加しました。
 今年は、松浦武四郎の生誕200年という節目の年であることから、武四郎の生家を訪れた参加者たちは、アイヌ語の地名を残すなどアイヌ民族の文化を守るため力を尽くしてきた武四郎に思いをはせていました。
 このあと参加者は、武四郎が探検する時にいつも食べていたという煎り豆を地元の食材を使った弁当と共に堪能していました。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180425-00010003-mietvv-l24

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「北海道」の命名150年を記念したグルメなどをそろえた物産展 松坂屋名古屋店(動画)

2018-04-26 | アイヌ民族関連
メ~テレ(名古屋テレビ)4/25(水) 12:40配信
「北海道」の命名150年を記念したグルメなどをそろえた物産展が、名古屋のデパートで始まりました。
松坂屋名古屋店で25日から「初夏の大北海道物産展」が始まりました。期間中112店舗が集結し、北海道以外では初登場となるミルクスイーツ「自家製ギリシャヨーグルトと苺のメイソンジャーパフェ」などが味わえます。また2018年が「北海道」の命名150年となることにちなみ、15品目のスペシャルメニューやアイヌ民族の伝統工芸品も販売しています。第一弾が5月1日まで、第二弾は5月2日から7日までです。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180425-00180433-nbnv-l23

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札幌アカプラでフラワーカーペット ボランティアスタッフ400人募集

2018-04-26 | アイヌ民族関連
札幌経済新聞 2018年04月25日
 赤れんがテラス横の北3条広場「アカプラ」(札幌市中央区北2西4)等で6月21日~24日、「SAPPORO Flower Carpet 2018」が開催される。
 2014年に同広場のオープニング記念企画として初開催した同イベントは今年で5回目。今回のテーマは、今年150周年を迎える北海道にちなみ「HOKKAIDO物語~北の記憶~」。縄文文化やアイヌ文化をはじめとする北海道独自の歴史、芸術、文化、豊かな自然環境など北海度の魅力を春夏秋冬の景色を織り交ぜてアートとして表現し、北海道の過去と現在、未来へのメッセージとして発信する。
 サッポロフラワーカーペット実行委員会では現在、同テーマに沿ったデザインのフラワーカーペットの制作スタッフ400人を募集している。下絵を描いた床に、バラやカーネーションなどの花びらを敷き詰め、色とりどりの絵を完成させる。制作日時は6月21日10時~16時30分。応募資格は4歳以上。申し込み締め切りは5月31日。
 併せて、フラワーカーペット作りリードする制作リーダー養成講座の参加者も募集する。座学でフラワーカーペットの制作ノウハウを学べる実践型カリキュラムで、国内外でフラワーカーペット制作に携わる吉江英之さんと、NPO法人ezorock代表理事の草野竹史さんが講師を務める。講座は5月29日から。受講料は1,080円。定員20人。申し込み締め切りは5月18日。
https://sapporo.keizai.biz/headline/2850/

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「ゴールデンカムイ」が第22回手塚治虫文化賞・マンガ大賞を受賞!!

2018-04-26 | アイヌ民族関連
アキバ総研 | 2018年04月25日 13:49
現在アニメが好評放送中の「ゴールデンカムイ」が、「手塚治虫文化賞・マンガ大賞」を受賞したことが明らかになった。
「ゴールデンカムイ」は、野田サトルさんが週刊ヤングジャンプにて連載中の人気コミックで、明治時代末期の北海道を舞台に、アイヌの埋蔵金を狙う元陸軍兵・杉元佐一と、アイヌの少女・アシ(リ)パの冒険が描かれる。また、作中ではアイヌの文化や風習、料理などがリアルに表現されており、歴史エンターテイメントとしても楽しめる作品となっている。
TVアニメ版の監督は、「Fate/Grand Order -First Order-」の難波日登志さん、シリーズ構成が「黒子のバスケ」の高木登さん、キャラクターデザインは「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」でキャラクター作画監督を務めた大貫健一さん。制作は「虐殺器官」のジェノスタジオが担当し、2018年4月からアニメが放送中だ。
⇒2018春アニメ
その「ゴールデンカムイ」が、「手塚治虫文化賞」の、年間のベスト作品に贈られる「マンガ大賞」を受賞したことが発表された。
今回の受賞にあたり、作者の野田サトルさんは「栄誉ある賞を頂きありがとうございました。これもひとえに男たちの美しい肉体を妥協なく描き続けた結果、その激しいトレーニング後の筋肉から放たれるような熱が審査員の方々に伝わったのだと、感無量の思いでございます。 」とコメントしている。公式サイトではその感無量の思いが込められたイラストも見ることができる。
「手塚治虫文化賞」は日本のマンガ文化の発展、向上に大きな役割を果たした手塚治虫さんの業績を記念し、朝日新聞社が1997年に創設。手塚さんの志を継いでマンガ文化の健全な発展に寄与することを目的としている。
また、あわせてそのほかの賞も発表となっている。
斬新な表現、画期的なテーマなど清新な才能の作者に贈られる「新生賞」は擬人化された動物たちを描く「BEASTARS」(秋田書店)を描いた板垣巴留さんに、短編、4コマ、1コマなどを対象に作品・作者に贈られる「短編賞」が矢部太郎さんの「大家さんと僕」(新潮社) に、そしてマンガ文化の発展に寄与した個人・団体に贈られる「特別賞」が、18年ぶりの単行本「ひねもすのたり日記」(小学館)刊行と、長年の業績、マンガ文化への貢献からちばてつやさんに贈られることが発表された。
贈呈式は 6月7日(木)午後6時から東京・築地の浜離宮朝日ホール(音楽ホール)にて開催される。
手塚治虫文化賞に対して昨年に引き続き、以下の1市3区、1団体の後援が決定。今後、受賞作家のサイン入り作品パネルの巡回展などが開かれる予定だ。
【受賞作・受賞者紹介】※敬称略
■マンガ大賞 (年間のベスト作品に贈る 正賞:賞牌 副賞:200万円)
「ゴールデンカムイ」(集英社) 野田サトル 作
■新生賞 (斬新な表現、 画期的なテーマなど清新な才能の作者に贈る 正賞:賞牌 副賞:100万円)
板垣巴留
擬人化された動物たちを描く「BEASTARS」(秋田書店)の独自の世界観と清新な表現に対して
■短編賞 (短編、 4コマ、 1コマなどを対象に作品・作者に贈る 正賞:賞牌 副賞:100万円)
「大家さんと僕」 (新潮社) 矢部太郎 作
■特別賞 (マンガ文化の発展に寄与した個人・団体に贈る 正賞:賞牌 副賞:100万円)
ちばてつや
18 年ぶりの単行本「ひねもすのたり日記」(小学館)刊行と、 長年の業績、 マンガ文化への貢献に対して
<選考委員>
秋本治 (漫画家)
杏 (俳優)
桜庭一樹 (小説家)
里中満智子 (マンガ家)
中条省平 (学習院大学フランス語圏文化学科教授)
南信長 (マンガ解説者)
みなもと太郎 (漫画家・マンガ研究家)
ヤマダトモコ (マンガ研究者)
(以上敬称略、五十音順)
西村陽一 (朝日新聞社常務取締役編集担当)
山口進 (朝日新聞東京本社文化くらし報道部長)
https://akiba-souken.com/article/33993/

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BeautifulName 台湾

2018-04-26 | 先住民族関連
毎日新聞2018年4月25日 東京朝刊

 私は先住民パイワン族のムニ・マバリウ(28)。ムニは「大切にする」、マバリウは「種」の意味。私の一族は村で最も由緒ある家柄なの。【福岡静哉】
https://mainichi.jp/articles/20180425/ddm/007/070/142000c

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