MSN産経新聞 2月17日(日)19時25分配信
北海道内各地で地域に根ざした文化活動を行い、地域文化の振興に貢献している団体などを顕彰する平成24年度の北海道地域文化選奨贈呈式が17日、北海道美唄市のアルテピアッツァ美唄で開かれた。北海道が選定する賞だが、贈呈式は道庁のある札幌市ではなく、受賞団体の地元で開催されるのが特徴で、今回は会場となったアルテピアッツァ美唄を管理運営する「NPO法人アルテピアッツァびばい」が大賞に相当する地域文化選奨を受賞。同法人の磯田憲一理事長は「これからも地域文化の振興のために精進を重ねたい」と喜びを語った。
20回目を数える今回は、同法人のほか、特別賞に「人間ばん馬」を実施する置戸町の「置戸町商工会青年部」と、東北地方の神楽とアイヌの踊りが融合した厚岸かぐらを伝承する厚岸町の「厚岸かぐら同好会」が特別賞に選ばれた。
美唄市出身で世界的な彫刻家、安田侃氏の作品を廃校跡地の広大な敷地に配した芸術広場、アルテピアッツァ美唄を管理する「NPO法人アルテピアッツァびばい」は、作家の安田氏自身や行政などと協力して整備し、全国のアルテ市民が運営を支えるという形で、誰もがいつでも無料で施設を訪れることができる態勢を維持していることなどが評価された。
贈呈式は、安田氏の彫刻が置かれているかつての体育館で開催。式に先立って地元の演奏家らによるミニコンサートも開かれたが、磯田理事長は「彫刻も耳を傾けて、受賞を喜んでいるのだなと感じた。安田さんが20年前、世界一の公園を作りたいと言ったが、世界一の基準とは何なのか。それは数や量では計れないものだと思う。これからも世界一を目指して粘り強く続けていきたいと思います」とますます意欲を見せていた。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130217/trd13021719230005-n1.htm
北海道内各地で地域に根ざした文化活動を行い、地域文化の振興に貢献している団体などを顕彰する平成24年度の北海道地域文化選奨贈呈式が17日、北海道美唄市のアルテピアッツァ美唄で開かれた。北海道が選定する賞だが、贈呈式は道庁のある札幌市ではなく、受賞団体の地元で開催されるのが特徴で、今回は会場となったアルテピアッツァ美唄を管理運営する「NPO法人アルテピアッツァびばい」が大賞に相当する地域文化選奨を受賞。同法人の磯田憲一理事長は「これからも地域文化の振興のために精進を重ねたい」と喜びを語った。
20回目を数える今回は、同法人のほか、特別賞に「人間ばん馬」を実施する置戸町の「置戸町商工会青年部」と、東北地方の神楽とアイヌの踊りが融合した厚岸かぐらを伝承する厚岸町の「厚岸かぐら同好会」が特別賞に選ばれた。
美唄市出身で世界的な彫刻家、安田侃氏の作品を廃校跡地の広大な敷地に配した芸術広場、アルテピアッツァ美唄を管理する「NPO法人アルテピアッツァびばい」は、作家の安田氏自身や行政などと協力して整備し、全国のアルテ市民が運営を支えるという形で、誰もがいつでも無料で施設を訪れることができる態勢を維持していることなどが評価された。
贈呈式は、安田氏の彫刻が置かれているかつての体育館で開催。式に先立って地元の演奏家らによるミニコンサートも開かれたが、磯田理事長は「彫刻も耳を傾けて、受賞を喜んでいるのだなと感じた。安田さんが20年前、世界一の公園を作りたいと言ったが、世界一の基準とは何なのか。それは数や量では計れないものだと思う。これからも世界一を目指して粘り強く続けていきたいと思います」とますます意欲を見せていた。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/130217/trd13021719230005-n1.htm