室蘭民報 【2015年5月23日(土)朝刊】
白老町を2014年度(平成26年度)に訪れた観光客は179万2032人で13年度を5万7850人、3・3%上回り、2年連続の増加となった。
町がまとめた。宿泊客は8万1173人(前年度比1・6%増)、日帰り客は171万859人(同3・4%増)と宿泊、日帰りとも増加となった。
虎杖浜温泉地区は101万485人(同8・6%増)。このうち「飲食店・土産店」が56万3206人(同23・8%)と大幅な伸びをみせた。タイや韓国などアジア圏からの外国人観光客、札幌圏を中心とした道内客が数字を押し上げた。「海産物ロード」は13万8655人(同5・2%増)。各店舗からの聞き取り調査によると、虎杖浜温泉や登別温泉の宿泊施設からチェックアウト後に立ち寄る客や札幌圏、周辺市町からの個人客が増加の主要因。
町は「SNSや情報誌を活用した地域の最新情報発信、地元食材を活用した各種事業、虎杖浜3大まつりなど虎杖浜竹浦観光連合会の継続した取り組みの成果」と分析している。
白老地区は78万1547人(同2・8%減)。このうち「まつり・イベント」が10万2439人(同9・9%減)、「体験・ツーリズム」が1万2324人(同46・9%減)。白老最大の集客イベントである白老牛肉まつりが2日間とも雨天で来場者が大幅に減少、白老地区の「まつり・イベント」全体数を押し下げた。
一方、「文化・歴史」が19万5142人(同1・9%)で、アイヌ民族博物館が2・1%、3885人の増加となった。タイ、韓国、中国からの観光客が増加した。
過去20年をみると、1986年度(昭和61年度)から99年度にかけ200万人超えを維持していたが、その後漸減傾向をたどり、再び2008年度に200万人を突破した。だが、翌年度から減少に転じた。
(富士雄志)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2015/05/23/20150523m_08.html
白老町を2014年度(平成26年度)に訪れた観光客は179万2032人で13年度を5万7850人、3・3%上回り、2年連続の増加となった。
町がまとめた。宿泊客は8万1173人(前年度比1・6%増)、日帰り客は171万859人(同3・4%増)と宿泊、日帰りとも増加となった。
虎杖浜温泉地区は101万485人(同8・6%増)。このうち「飲食店・土産店」が56万3206人(同23・8%)と大幅な伸びをみせた。タイや韓国などアジア圏からの外国人観光客、札幌圏を中心とした道内客が数字を押し上げた。「海産物ロード」は13万8655人(同5・2%増)。各店舗からの聞き取り調査によると、虎杖浜温泉や登別温泉の宿泊施設からチェックアウト後に立ち寄る客や札幌圏、周辺市町からの個人客が増加の主要因。
町は「SNSや情報誌を活用した地域の最新情報発信、地元食材を活用した各種事業、虎杖浜3大まつりなど虎杖浜竹浦観光連合会の継続した取り組みの成果」と分析している。
白老地区は78万1547人(同2・8%減)。このうち「まつり・イベント」が10万2439人(同9・9%減)、「体験・ツーリズム」が1万2324人(同46・9%減)。白老最大の集客イベントである白老牛肉まつりが2日間とも雨天で来場者が大幅に減少、白老地区の「まつり・イベント」全体数を押し下げた。
一方、「文化・歴史」が19万5142人(同1・9%)で、アイヌ民族博物館が2・1%、3885人の増加となった。タイ、韓国、中国からの観光客が増加した。
過去20年をみると、1986年度(昭和61年度)から99年度にかけ200万人超えを維持していたが、その後漸減傾向をたどり、再び2008年度に200万人を突破した。だが、翌年度から減少に転じた。
(富士雄志)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2015/05/23/20150523m_08.html