火星への道

有人火星探査の実現を夢見て!火星ミッションの情報を提供しています。

MDRS天気予報 12/22 (MST)

2014-12-22 22:03:23 | 気候・天気

12/22
NOAAによる世界時22日0時(現地時21日午後5時)の天気図および衛星画像を見ますと、ユタ州は気圧の谷が通過している影響で雲の多い天気となっています。
この傾向は22日(現地時・以下同)も続き、ひょっとすると雪が舞うかも。
ただ23日は晴れ間が戻りそうです。 

現時点ではNOAAの予想だと25日クリスマスは晴れとなっていますが、25日の各種予想図を見ますと、個人的には曇りでもしかしたらみぞれないし雪が舞うのではないかと思ったり(図は25日の予想地上気圧配置)。
さて実際はどうでしょうか。

なお、米国東部は発達する低気圧の影響でホワイトクリスマスの可能性が高まっており、一部で荒れるところも出る可能性が…。

By Yoh Mizumoto

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

MDRS天気予報 12/13 (MST) 晴れてお別れ!

2014-12-14 00:34:44 | 気候・天気

12/13
CommanderのGregoryさんによる9日のレポートに、"There has been a slight turn of the weather over the past 24-36 hours. The cloud cover that has generally been present for much of our mission seems to have finally moved out, and high pressure has brought the return of warm sunny days and clear cold nights."とあります。
最後の方は「雲が晴れて冷える夜が戻った」と読めますが、これは放射冷却による冷え込みを意味しています。
これで上空に寒気が入っていればもっと冷え込むのですが、カリフォルニアからの暖気が入っていたので、最低気温は0℃くらいで留まっていたようです。

NOAAによる世界時13日6時(現地時12日23時)の天気図を見ますと、ユタ州は気圧の谷の影響で雲の多い天気となっています。
13日は曇りで雨もしくは雪が降りやすい状態となりそうですが、14日は晴れ間が広がり、Crew144最終日は晴れで迎えられそうです。
気温は最高46F/8C, 最低21F/-6Cくらい、風は西寄り10mph(5m/s)と見込まれます。

ちなみに、ここに掲げる衛星画像は、世界時12日21時45分の上層の水蒸気の様子。
カリフォルニアに熱帯から湿った気流の流れ込む様子がよくわかりますが、「パイナップル・エクスプレス」と呼ばれています。
これはメディアが使う言葉で、正式な気象用語ではありません。

Quoted from Crew144 report by Commander Gregory Leonard and saying"There has been a slight turn of the weather over the past 24-36 hours.
The cloud cover that has generally been present for much of our mission seems to have finally moved out, and high pressure has brought the return of warm sunny days and clear cold nights.",

at the end of that "..clear cold nights" means radiation cooling.
Minimum morning temperature about 32F/0C, would be much colder if northern cold air mass flowing over MDRS, however now Californian warm air instead.

NOAA analysis chart on Dec 13 at 06z (Dec12 at 2300MST) says Utah seeing cloudy sky due to trough, so it's expected cloudy with some showers or snow on Dec 13.
But fair/fine weather may return Dec 14, the final mission day.
Temperatures about max 46F/8C and min 21F/-6C, westerly 10mph(5m/s) are expected.

By the way, the satellite image shows upper water vapor on Dec 12 at 2145z.
Moisture flowing into California from equatorial tropical is called "Pineapple Express". It's very often used by mass media and not official meteorological word.

By Yoh Mizumoto

村上さんの応援をよろしくお願いいたします。
応援サイトは、以下の通りです。
日本火星協会 MDRSページ
火星のいきものをさがそう!(facebook)
MDRS天気予報(facebook)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

MDRS天気予報 12/11 (MST)

2014-12-11 14:48:44 | 気候・天気

   

12/11 担当者多忙のため少し間が空いてしまい申し訳ありません。
北米の西部には強い低気圧が接近しつつあり、中心から伸びる寒冷前線がカリフォルニアを通過しつつあります。
それに伴い、沿岸部では雨が降っているところも。
衛星画像を見ますと、やや発達した雲が通過しているのが見えています。
天気図は世界時10日18時(現地時10日11時)のものを2枚だしていますが、1枚は太平洋、1枚は米国西部のものです。

さて現在のユタ州は高気圧に覆われており、MDRSも晴れている模様。ほぼ、前回(12/7)の予想通りで推移しているようです。
現地時10日の夜まで晴れそうですが、雲の広がりは早く、11日の昼前までには曇りそう。12日には雨が降りそうですが、降水量はそう多くないかと思われます。
気温は最高55F/13C, 最低32F/0Cほどで、風は南から南東の風が主となりそうです。

Crew144の活動も終盤に近づいていますが、最終日は晴れて欲しいですね!

Strong low closing in on the west coast of north America and associated long cold front to pass through California, bringing rains to some parts of the state. Satellite image shows that well, also charts do.

Utah covered with high pressure, MDRS seems enjoying fine weather, as predicted on dec 7. Settled seems to continue till dec 10 night but soon cloudy by dec 11 noon. Some light showers possibly come on dec 12.
Temperatures around max 55F/13C to min 32F/0C, winds from south to southeast.

Crew144 activity has passed 2nd mid-week and approaching an end. Hope final day be fine!

※Sorry for a bit late update because of other works.

 

By Yoh Mizumoto

村上さんの応援をよろしくお願いいたします。
応援サイトは、以下の通りです。
日本火星協会 MDRSページ
火星のいきものをさがそう!(facebook)
MDRS天気予報(facebook)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

MDRS天気予報 12/5 (MST) 観測結果

2014-12-08 00:14:04 | 気候・天気

12月5日(現地時間)、MurakamiさんがEVA活動の際に上記2ケ所で観測したものです。
Mizumotoさんの予報は、weather: cloudy、temperature: max 10℃ & min -1℃ 、Wind from northeast at 2.5m/sでした。
cloudyが予測どおりで、temperatureは、多少差がありますが、誤差範囲でした。
Windは、主として地形の影響が考えられます。
(また、私見ですが、午前10時頃からお昼にかけて風が穏やかなことが多いように思われます。) 

以下が観測結果です。

UTM_NAD27code_location_date_localtime:12S_518790_4251480_12052014_1125
by Yusuke Murakami

record_type:EVA
site:RS001
clearance:5km
weather:cloudy
wind_speed:0.0m/s
wind_direction:N/A
temperature:11.7°C
air_pressure:868.9hPa
humidity:56.7%
cloud_cover:90%

——-

UTM_NAD27code_location_date_localtime:12S_518600_4251689_12052014_1025
by Yusuke Murakami

record_type:EVA
site:RS003
clearance:5km
weather:cloudy
wind_speed:0.0m/s
wind_direction:N/A
temperature:12.9°C
air_pressure:870.2hPa
humidity:55.0%
cloud_cover:90%

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

MDRS天気予報 12/7 (MST)

2014-12-07 21:22:04 | 気候・天気

12/7 NOAAの天気図および衛星画像を見ますと、現地時6日の日中に雨が降ったようなのですが、どうだったのでしょう。
ユタ州は気圧の谷の影響で雲の多い天気が続いていましたが、現在は雲はほぼ抜けてしまっています(衛星画像参照)。
7日、8日、9日(現地時)と晴れの天気が続きそうです。
気温は最高54F/12C、最低27F/-3Cぐらい…朝は放射冷却が効いて冷え込みそうと判断しています。 

ところで、村上さんから5日のEVA中に実施された気象観測データが入りました。
現地時間の午前10時25分と同11時25分に実施され、気温はそれぞれ11.7℃と12.9℃、風は無風で天気は曇りとのこと。
天気は事前の予想と合っていたようです。
気温は予測より高めに見えますが、気温予測では±2℃は誤差の範囲なので問題はないかなと。

ただ、風についてはいろいろ考えさせられます。MDRSとその周辺は小規模のメサ地形が多数乱立しているところで、気流はかなり影響を受けそう。場所によっては無風のところがあってもおかしくないかなと思われます。
この辺はやはり、現地に行ってみないとわからないですね。有人宇宙探査の意義のひとつかなぁと思ったり。
現地のレポートが入ってくると、いろいろと比較ができます。より興味深く、楽しいものになってきますね。

NOAA chart and satellite images showing they had some rainfalls in daytime on Dec 6. Due to upper troughUtahhad been seeing much clouds but now enjoying fair/fine weather.
Settled weather is expected to continue till Dec 9(Tus). Temperatures about max 54/12C, min 27F/-3C expected. Radiation cooling to bring colder mornings.

Murakami has just reported his observations obtained during EVA activity on Dec 5 at 1025 and 1125 local time. Temperature readings 11.7C and 12.9C respectively, cloudy with no winds. Our forecasts has well agreed with them except for wind. It's rather difficult for wind (and temps) to do because local topography highly affects to.

Very interesting to compare observations and forecasts and more knowledge we can get. It also means one of significances of Human Mars/Space exploration.
Thank you.

By Yoh Mizumoto

村上さんの応援をよろしくお願いいたします。
応援サイトは、以下の通りです。
日本火星協会 MDRSページ
火星のいきものをさがそう!(facebook)
MDRS天気予報(facebook)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

MDRS天気予報 12/4 (MST)

2014-12-04 20:04:14 | 気候・天気

12/4 干ばつが常態化しているカリフォルニアでは先日から雨が続いており、一部では浸水もしているようです。
これは南西から湿った気流が持続的に吹きつけることによるもので、さらにその上流は赤道地域になります。
(衛星画像からもそれがわかります)。これはエルニーニョ現象に特徴的なもので、現在の気候がエルニーニョに極めて近い(=弱いエルニーニョ)状態にあることと一致しています。 

MDRSはといいますと、雲がかかって、近くでは雨が降った可能性も。4日の日中は雨がぱらつくかも知れませんが、夜は曇り、5日も曇りが続きそうです(共に現地時)。
4日、5日共に最高気温は50F/10C、最低気温は30F/-1Cくらいで、北東の風5mph(2.5m/s)が見込まれます。

DroughtCaliforniaseeing rainy these days, floods hit some regions though. This comes from sustained flowing of moisture from SW, further equatorial region (Sat IR image shows that well). It's also associated with El Nino, coincident with present "weak Nino". 

MDRS or its neighbors seems to have had raindrops. On Dec 4 expected to have some light showers in daytime, then cloudy overnight and till Dec 5.
Both days temperature daytime max 50F/10C & min 30F/-1C night. Wind from NE at 5mph(2.5m/s).

By Yoh Mizumoto

村上さんの応援をよろしくお願いいたします。
応援サイトは、以下の通りです。
日本火星協会 MDRSページ
火星のいきものをさがそう!(facebook)
MDRS天気予報(facebook) 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

MDRS天気予報 12/1 (MST)

2014-12-01 21:44:07 | 気候・天気

12/1 12月の日本は冬型の天気でスタートしましたが、MDRSはどうでしょうか。NOAAの世界時1日午前0時(現地時間30日午後5時)の天気図を見ますと、現地は高気圧に覆われており、1日は晴れとなりそう。ただ気圧の谷の接近で天気は下り坂です。
ただ、南東から湿った気流が入る影響でMDRSは2日火曜から3日水曜にかけて雨となりそう。特にカリフォルニアではまとまった雨が降りそうですが、これは最近では珍しいものとなりそうです。 

1日の最高気温は64F/18C, 最低は40F/4Cくらいで、南東の風6mph(3m/s)が見込まれます。

December 1st starts with typical winter pattern in JPN, let's see MDRS. NOAA analysis chart on Dec1 at 00z (Nov30 at 1700MST) shows high continuing to cover MDRS and expected to see fine Dec 1st.
Due to upcoming trough with humid air flows from SW however, the station may see some rainfalls on Tuesday to Wednesday.
Especially a plenty of rainfalls are expected in California, it's rare if the forecast comes true.

Temperature daytime max 64F/18C & min 40F/4C night. Wind from Southwest at 6mph(3m/s).

By Yoh Mizumoto

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

MDRS天気予報 11/29 (MST)

2014-11-29 23:51:44 | 気候・天気

11/29 NOAAの世界時29日午前0時(現地時間28日午後5時)の天気図を見ますと、ユタ州は高気圧に覆われていますが、西から気圧の谷が近づいています。
ただ山脈地帯の影響で雲は少なく、MDRSは晴れています。

村上さんから現地の写真が送られてきましたが、きれいな巻雲が広がっています。
これは気圧の谷に伴うものですね。

さて、現地時29日(土)の夜から30日(日)は雲が出ますが概ね晴れそう。
30日の最高気温は68F/20C, 最低は37F/3Cくらいで、南西の風12mph(6m/s)が見込まれます。
ちなみにユタ州北部は雪が降りそうです。

NOAA analysis chart on Nov29 at 00z(Nov28 at 1700MST) shows Utah state still been covered with high and trough approaching from west, but MDRS seeing a little clouds thanks to Mountains.

Murakami just sent us some pictures, nice cirrus over his head well represents the upcoming trough.

Nov29 Sat to 30 Sun(MST) for MDRS, based on the forecast charts, fair weather is expected with daytime max 68F/20C & min 37F/3C night. Wind from Southwest at 12mph(6m/s).
Incidentally, Northern Utah may see snow.

By Yoh Mizumoto

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

MDRS天気予報 11/27 (MST)

2014-11-27 23:04:44 | 気候・天気

11/27 NOAAの世界時27日午前0時(現地時間午後5時)の天気図を見ますと、ユタ州は、引き続き高気圧に覆われており、MDRSも晴れの天気が続いています。
この状況は現地時27日も継続しそう。最高気温は68F/20C、最低41F/5Cくらいとなりそう。
風は南東から5mph(2m/s)程度と見込まれます。

なお、米国東部は予想されていたとおり、低気圧の影響で雪となっています。
すでに数十センチ積もっているところもあり、さらなる降雪が見込まれている場所もあります。
このような気象は「ノーイースター」(Nor’easter)と呼ばれており、この時期の米国東部では時々見られるものです。

NOAA analysis chart on Nov27 at 00z(Nov26 at 1700MST) showsUtahbeneath high and so MDRS settled weather continuing.
For MDRS on Nov27 Thurs(MST) settled wx to be expected with daytime max 68F/20C & min 41F/5C night. Wind to be southeast 5mph(2m/s).

By the way, It’s heavy snowfall over east coast ofU.S.what it had be expected.
There is also tens of centimeters of place, and there is also a place where a further snowfall is expected.
Such weather is called Nor'easter and sometimes seen in theUSAeast in this season.

By Yoh Mizumoto

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

MDRS天気予報 11/25(MST)

2014-11-26 15:20:36 | 気候・天気

 

11/25 NOAAが発表している世界時25日午前0時(現地時午後5時)の天気図(上図)を見ますと、ユタ州は広く高気圧の圏内にあり、晴れの天気が続いています。 

現地時間25日の予想天気図を見ますと、MDRSは引き続き高気圧の勢力下にあり、晴れが続きそうです。気温は最高68F/20C・最低61F/16Cで、だいぶ暖かくなりそう。
風は南東から5mph(2.5m/s)程度と見込まれます。

ちなみに、米国東部では現地時26日に前線と低気圧の影響で、大雪が予想されています(下図:NOAAによる予想図参照)。
先日は五大湖周辺が大雪に見舞われましたが、今回はニューヨーク市を含む沿岸地帯です。
ただこの予想は難しく、気温や通過コースが少しずれるだけで雨になったりするもの。日本では、南岸低気圧により関東地方に降る大雪と同じものです。

NOAA analysis chart on Nov25 at 00z(Nov24 at 1700MST) shows Utah beneath high and settled weather continuing.

For MDRS on Nov25 Tue(MST), based on the forecast chart, settled wx to be expected with daytime max 68F/20C & min 61F/16C night. Wind to be southeast 5mph(2.5m/s).

By the way, It’s expected heavy snowfall over east coast ofU.S.on Nov 26 Wed local time, due to coastal low and associated front.
Remember Great Lakeshit the other day, this time coastal region included NYC. But it’s difficult to say whether to be snow or rain, because a bit changes of temperature, track of low/front,.. highly affect to, perhaps makes NOAA say “Possible” on the chart. Same weather seen inJapan, too.

By Yoh Mizumoto

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5百万年~2千万年前の気候変動をピタリと

2012-10-20 12:28:10 | 気候・天気

10月17日のMarsDailyに地球の気候変動予測の為に開発された「global climate computerized models」が火星の気候変動にも対応することが分かったとのことです。
事務局としては、十分理解できませんが、興味深いのでメモしておきます。
SpaceRefのニュースは、画像つきです。



"Science of Global Climate Modeling: Confirmation from Discoveries on Mars," という題目でネバダ州Renoで行われたthe American Astronomical Societyの惑星科学部門の会議で16日に論文が公表されました。
発表者は、the Planetary Science Institute(PSI、Tucson)の研究者とフランスの研究者の国際研究チームです。
主要なメンバーは、以下の通りです。(彼らのすべてが火星の氷河に関するMROの測定を分析したとのこと。)
・William K. Hartmannさん(PSI研究主幹)がリーダー。
・Francois Forgetさん (Universite Paris:火星気候のモデリングをした)
・Veronique Ansanさん(Universite de Nantes)
・Nicolas Mangoldさん (Universite de Nantes)
・Daniel Bermanさん (PSI)

話せば長いことながら・・・
1)1993年に、天文学者が火星の回転軸の傾斜の変動を分析し、過去に回転軸の傾斜が45度超となったことを予測しました。

2)火星での回転軸の傾斜変動は、ごく最近としては5百万年から2千万年前に起こったことが分かっています。
(回転軸が45°超ずれることによって、夏半球と冬半球と極端な気候変動が起こります。)

3)2001-2006の間、フランス・アメリカの様々な研究者がこの結果を検討するために地球の気候コンピューターモデルを適用しました。
(コンピュータ・プログラムは、地球のCO2地球温暖化へ気候変化を評価するために開発されました。)

4)コンピューターによる計算結果とMROによる観測結果が一致したそうです。
(特に、Hellas盆地の東に位置するGregクレーターでの氷河の状態が一致したとのことです。)

関係者は、他の惑星で実証されているのだからこのモデルは、地球気候変動予測に使用可能だと発言しています。
どうも、誰か分かりませんが、何人かの有名人が地球の全球気候変動のモデリングは、'junk science’であると批判しているようです。

Gregクレーター のGoogleMarsの画像です。
Gregクレーターは、南緯38.59°、東経112.89°に位置してます。

Gregクレーター内の氷河の流れた状態を示すMROのHIRISEの画像です。

  

更に詳しい情報は、こちらにて

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

めっけ!ダストデビル

2008-09-15 01:00:19 | 気候・天気
http://www.nasa.gov/images/content/273145main_15996-browse.gif

上記は、9月9日(火星時間 Sol104の午前11時53分と午前11時56分)にPhoenixのSSIで着陸以来初めて撮ったダストデビルの影像です。Phoenixからは、約1km離れていて、直径5m程度です。赤道付近のNASAのRover Spiritが観測しているものよりは小さいとの事です。地表が暖められる事で発生するのですが、寒暖の差が出てきたこの季節が発生しやすいのでしょうか?カナダの気象情報は、Sol99が最新でしたが全体に少し気温が下がっているだけで寒暖の差が広がっているようではないですね。それでは、日没するようになったために地表温度の変化が大きくなっているためでしょうかね。



9月9日のNASAの発表によると夏の盛りでは、毎日と言うか毎Sol 3,500ワット時の電力を得ていたそうですが、最近は日没の影響で毎Sol 2,500ワット時の電力しか得られなくなっているとの事です。その為、WCLへの最後の1セルへのサンプル投入とTEGAの残っている4オーブンへのサンプル投入を優先して実施するそうです。サンプル採取候補は、「白雪姫」溝です。結果の分析を待たずにRAの動くうちに作業だけ終わらせておこうという計画です。サンプル採取を終わらせて、分析とその解析はゆっくりやろうと言うことです。
いよいよ大詰めです。あと少しの間Phoenixの活躍を見届けましょう。

http://phoenix.lpl.arizona.edu/09_09_pr.php
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Sol42の天気

2008-07-14 00:05:19 | 気候・天気


最高気温が低いですかね。今までで一番暖かい日は、Sol16ですね。(アメリカ時間で6月10日) MAX.-24℃、MIN.-70℃でした。南西風も影響したのでしょうか?Sol42は、東風のようです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Sol41の天気

2008-07-11 00:07:26 | 気候・天気


7月5日(NASA時間)の天候です。暖かい日ですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

sol33(27th June)

2008-06-30 23:28:20 | 気候・天気


sol33(6月27日アメリカ時間)の火星の天気です。いつもより少し寒かったようです。それにしてもWCLの分析結果、待ち遠しいですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする