10月25日のMarsDailyによりますと片道切符で火星へ行く提案をしている人達がいるようです。
詳しくは、下記にて
http://www.marsdaily.com/reports/A_One_Way_Trip_To_Mars_Would_Be_Affordable_999.html
今月の「Journal of Cosmology」で発表しています。
題名は、「To Boldly Go: A One-Way Human Mission to Mars」で、Washington State UniversityのDirk Schulze-Makuch, Ph.D.さんと Paul Davies, Ph.D.さんの共著です。
Dirk Schulze-Makuch, Ph.D.さんは、ワシントン州立大学の地球環境科学の先生です。
Paul Davies, Ph.D.さんは、アリゾナ州立大学のBeyondセンターの先生です。
火星は、大気も水もあり、そして地球に距離的にも環境的にも最も近い惑星である。
植民する価値がある惑星であるが、いざ計画を立てる段になるとコストが膨大に嵩んでしまう。
でも、片道切符で行くとすると劇的にコストが下がり、植民の実現性も高まるということが大筋のようです。
最初の入植者は、2機の宇宙船に2人がそれぞれ乗って行く計画ですね。
彼らには、十分な補給とサポートがされます。
しかしながら、入植者を増やしていく過程で地球からの補給物資に頼らず、火星で物資や食料を現地調達する体制を作るとのこと。
最終的には、火星で自給自足できるようになると予想してます。
でも、洞窟に住むことになりそうですね。
また、コロンブスなどを引用して、死の危険を厭わない冒険家が過去にもいたことに触れています。
火星に植民することで、地球に大規模な災害(小惑星の衝突など)があった場合の人類の種の保存の安全弁が増えることや、更に遠くの太陽系外縁部への進出の基地にもなるとも言ってます。
そして、地球以外の世界が出来ることで地球社会へ良い影響を与え、人類の統一と未来への高揚をもたらすと期待してます。
片道切符での入植の計画は、現時点での技術と予算で実現可能であるということです。
現在の技術の集約で火星へ行くことができるという点は、火星協会の「MarsDirect」と同じ見解で心強いです。
Journal of Cosmologyのサイトは、下記にて
http://journalofcosmology.com/
「To Boldly Go: A One-Way Human Mission to Mars」の記事は、下記にて
http://journalofcosmology.com/Mars108.html
AOLニュースでNASAエイムズ研究センター(NASA Ames Research Center)のPete Worden所長が、「Hundred Year Starship initiative」を紹介してます。
概略は、2030年までに火星への片道飛行に出発し、地球に帰還することなく、永住するというプロジェクトです。
http://www.aolnews.com/surge-desk/article/nasa-hopes-to-send-astronauts-on-one-way-mission-to-mars/19692279
イギリスのDailyMailでもNASAの計画の紹介記事がありました。
NASAのAmes Research Centreは、このプロジェクトの作業開始のために100万ドルの資金を受けているそうです。
また、研究チームは、追加で10万ドルも受け取っているとのこと。
この記事では、上記の「To Boldly Go: A One-Way Human Mission to Mars」も取り上げています。
http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-1324192/Hundred-Year-Starship-Mars-mission-leave-astronauts-planet-forever.html
「To Boldly Go: A One-Way Human Mission to Mars」と「Hundred Year Starship initiative」との関係がよく分かりませんが、同じような研究なのでしょうか?
ヨーロッパからアメリカに移民した人や日本からブラジルに移民した人たちを考えると片道切符覚悟で行ったのでしょう。
もちろん、挫折して帰国したり、成功して故郷に錦を飾った人たちもいましたが。
最初は、片道切符覚悟で火星へ入植して、その後、火星での農業や工業の発展を待って地球への帰還船を建造するということも有りかなと思います。
結構、このアイデア気に入ってます。
詳しくは、下記にて
http://www.marsdaily.com/reports/A_One_Way_Trip_To_Mars_Would_Be_Affordable_999.html
今月の「Journal of Cosmology」で発表しています。
題名は、「To Boldly Go: A One-Way Human Mission to Mars」で、Washington State UniversityのDirk Schulze-Makuch, Ph.D.さんと Paul Davies, Ph.D.さんの共著です。
Dirk Schulze-Makuch, Ph.D.さんは、ワシントン州立大学の地球環境科学の先生です。
Paul Davies, Ph.D.さんは、アリゾナ州立大学のBeyondセンターの先生です。
火星は、大気も水もあり、そして地球に距離的にも環境的にも最も近い惑星である。
植民する価値がある惑星であるが、いざ計画を立てる段になるとコストが膨大に嵩んでしまう。
でも、片道切符で行くとすると劇的にコストが下がり、植民の実現性も高まるということが大筋のようです。
最初の入植者は、2機の宇宙船に2人がそれぞれ乗って行く計画ですね。
彼らには、十分な補給とサポートがされます。
しかしながら、入植者を増やしていく過程で地球からの補給物資に頼らず、火星で物資や食料を現地調達する体制を作るとのこと。
最終的には、火星で自給自足できるようになると予想してます。
でも、洞窟に住むことになりそうですね。
また、コロンブスなどを引用して、死の危険を厭わない冒険家が過去にもいたことに触れています。
火星に植民することで、地球に大規模な災害(小惑星の衝突など)があった場合の人類の種の保存の安全弁が増えることや、更に遠くの太陽系外縁部への進出の基地にもなるとも言ってます。
そして、地球以外の世界が出来ることで地球社会へ良い影響を与え、人類の統一と未来への高揚をもたらすと期待してます。
片道切符での入植の計画は、現時点での技術と予算で実現可能であるということです。
現在の技術の集約で火星へ行くことができるという点は、火星協会の「MarsDirect」と同じ見解で心強いです。
Journal of Cosmologyのサイトは、下記にて
http://journalofcosmology.com/
「To Boldly Go: A One-Way Human Mission to Mars」の記事は、下記にて
http://journalofcosmology.com/Mars108.html
AOLニュースでNASAエイムズ研究センター(NASA Ames Research Center)のPete Worden所長が、「Hundred Year Starship initiative」を紹介してます。
概略は、2030年までに火星への片道飛行に出発し、地球に帰還することなく、永住するというプロジェクトです。
http://www.aolnews.com/surge-desk/article/nasa-hopes-to-send-astronauts-on-one-way-mission-to-mars/19692279
イギリスのDailyMailでもNASAの計画の紹介記事がありました。
NASAのAmes Research Centreは、このプロジェクトの作業開始のために100万ドルの資金を受けているそうです。
また、研究チームは、追加で10万ドルも受け取っているとのこと。
この記事では、上記の「To Boldly Go: A One-Way Human Mission to Mars」も取り上げています。
http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-1324192/Hundred-Year-Starship-Mars-mission-leave-astronauts-planet-forever.html
「To Boldly Go: A One-Way Human Mission to Mars」と「Hundred Year Starship initiative」との関係がよく分かりませんが、同じような研究なのでしょうか?
ヨーロッパからアメリカに移民した人や日本からブラジルに移民した人たちを考えると片道切符覚悟で行ったのでしょう。
もちろん、挫折して帰国したり、成功して故郷に錦を飾った人たちもいましたが。
最初は、片道切符覚悟で火星へ入植して、その後、火星での農業や工業の発展を待って地球への帰還船を建造するということも有りかなと思います。
結構、このアイデア気に入ってます。