火星への道

有人火星探査の実現を夢見て!火星ミッションの情報を提供しています。

MDRS天気予報 11/29 (MST)

2014-11-29 23:51:44 | 気候・天気

11/29 NOAAの世界時29日午前0時(現地時間28日午後5時)の天気図を見ますと、ユタ州は高気圧に覆われていますが、西から気圧の谷が近づいています。
ただ山脈地帯の影響で雲は少なく、MDRSは晴れています。

村上さんから現地の写真が送られてきましたが、きれいな巻雲が広がっています。
これは気圧の谷に伴うものですね。

さて、現地時29日(土)の夜から30日(日)は雲が出ますが概ね晴れそう。
30日の最高気温は68F/20C, 最低は37F/3Cくらいで、南西の風12mph(6m/s)が見込まれます。
ちなみにユタ州北部は雪が降りそうです。

NOAA analysis chart on Nov29 at 00z(Nov28 at 1700MST) shows Utah state still been covered with high and trough approaching from west, but MDRS seeing a little clouds thanks to Mountains.

Murakami just sent us some pictures, nice cirrus over his head well represents the upcoming trough.

Nov29 Sat to 30 Sun(MST) for MDRS, based on the forecast charts, fair weather is expected with daytime max 68F/20C & min 37F/3C night. Wind from Southwest at 12mph(6m/s).
Incidentally, Northern Utah may see snow.

By Yoh Mizumoto

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MDRS天気予報 11/27 (MST)

2014-11-27 23:04:44 | 気候・天気

11/27 NOAAの世界時27日午前0時(現地時間午後5時)の天気図を見ますと、ユタ州は、引き続き高気圧に覆われており、MDRSも晴れの天気が続いています。
この状況は現地時27日も継続しそう。最高気温は68F/20C、最低41F/5Cくらいとなりそう。
風は南東から5mph(2m/s)程度と見込まれます。

なお、米国東部は予想されていたとおり、低気圧の影響で雪となっています。
すでに数十センチ積もっているところもあり、さらなる降雪が見込まれている場所もあります。
このような気象は「ノーイースター」(Nor’easter)と呼ばれており、この時期の米国東部では時々見られるものです。

NOAA analysis chart on Nov27 at 00z(Nov26 at 1700MST) showsUtahbeneath high and so MDRS settled weather continuing.
For MDRS on Nov27 Thurs(MST) settled wx to be expected with daytime max 68F/20C & min 41F/5C night. Wind to be southeast 5mph(2m/s).

By the way, It’s heavy snowfall over east coast ofU.S.what it had be expected.
There is also tens of centimeters of place, and there is also a place where a further snowfall is expected.
Such weather is called Nor'easter and sometimes seen in theUSAeast in this season.

By Yoh Mizumoto

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MDRS天気予報 11/25(MST)

2014-11-26 15:20:36 | 気候・天気

 

11/25 NOAAが発表している世界時25日午前0時(現地時午後5時)の天気図(上図)を見ますと、ユタ州は広く高気圧の圏内にあり、晴れの天気が続いています。 

現地時間25日の予想天気図を見ますと、MDRSは引き続き高気圧の勢力下にあり、晴れが続きそうです。気温は最高68F/20C・最低61F/16Cで、だいぶ暖かくなりそう。
風は南東から5mph(2.5m/s)程度と見込まれます。

ちなみに、米国東部では現地時26日に前線と低気圧の影響で、大雪が予想されています(下図:NOAAによる予想図参照)。
先日は五大湖周辺が大雪に見舞われましたが、今回はニューヨーク市を含む沿岸地帯です。
ただこの予想は難しく、気温や通過コースが少しずれるだけで雨になったりするもの。日本では、南岸低気圧により関東地方に降る大雪と同じものです。

NOAA analysis chart on Nov25 at 00z(Nov24 at 1700MST) shows Utah beneath high and settled weather continuing.

For MDRS on Nov25 Tue(MST), based on the forecast chart, settled wx to be expected with daytime max 68F/20C & min 61F/16C night. Wind to be southeast 5mph(2.5m/s).

By the way, It’s expected heavy snowfall over east coast ofU.S.on Nov 26 Wed local time, due to coastal low and associated front.
Remember Great Lakeshit the other day, this time coastal region included NYC. But it’s difficult to say whether to be snow or rain, because a bit changes of temperature, track of low/front,.. highly affect to, perhaps makes NOAA say “Possible” on the chart. Same weather seen inJapan, too.

By Yoh Mizumoto

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次!3周回目!

2014-11-21 22:44:14 | MSL

What'sNewによりますと、Sharp山の麓の"Pahrump Hills."で調査ターゲットを決めるためCuriosityは、慎重にかつ熱心に活動しています。
2回目の調査を終了したとのことです。
この結果を用いて3回目の移動時にドリルしてサンプル採取する場所を決定します。
第一候補は、Sol759(9月24日)にSharp山の麓で初めてドリルをしてサンプルを採取した"Confidence Hills"の近くの "Pelona," と呼ばれるところです。
"Pelona," は、細かい粒子で綺麗な層状の岩です。
下図は、横が約70cmでえんどう豆大の粒子を含有した細かく層状になった岩盤です。 
この中に "Pelona," が含まれているそうです。
Sol803(11月9日)にNavCamにて撮影されたものです。 

第二候補は、"Pink Cliffs."と呼ばれる耐食性の岩です。
周囲の平らなプレートよりも風食に抵抗性があるため尾根のように盛り上がって見えます。
このような特徴の場所もCuriosityの興味の対象です。
下図がその画像でSol771(10月7日)にMastCamで撮影されたものです。

 

下図は、"Pahrump Hills" の下層の端から北東方向の画像です。
露頭からすぐ砂地が広がっている様子が分かりますね。
Sol807(11月13日)にNavCamにて撮影されたものです。 
*凄い~歩きにくそう! 

下図は、細かい砂が風に運ばれてさざ波のように堆積しているところをCuriosityのホイールで断面が見えるように取り除いたところです。
これは、この付近の砂地の状態を確認するために行われました。
Curiosityは、砂地のほうが岩場より動きにくいことを経験していますからね。
Sol801(11月7日)にMastCamで撮影されたもので、左右で1.2mです。 
中心から左側にChemCamのレーザーショットの痕が見えます。 

ChemCamに少し不具合が出ているようです。
望遠鏡の焦点を合わせるための連続波レーザーが弱体化しているとのことです。
問題が確実になれば、ChemCamチームが代替方法をテストする予定とのこと。
心強いです。大丈夫でしょうね。 

下図は、Sol807時点のCuriosityの位置です。

 

 

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いつでもお任せを!

2014-11-18 23:48:05 | MAVEN

11月6日にMAVENは、Curiosityが撮った画像を含む550MBのデーターを受取り、地球上のNASAのDeep Space Network へ中継しました。
現在、火星上で活動中のCuriosityとOpportunityと地球とのやり取りは、MRO(Mars Reconnaissance Orbiter)と Mars Odyssey が担っています。
MAVENは、先輩2軌道船の代役を立派に果たせることを証明した訳です。

 

11月17日の発表によりますとMAVENは、11月16日に試運転の活動を完了し、正式に一年間の一次科学ミッションを開始しました。
軌道は細長い楕円形で火星表面から150km~6,000kmの距離となります。
現時点で宇宙船及び搭載機器ともに良好な状態です。

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Sharp山基底部を、初!分析!

2014-11-09 22:10:11 | MSL

11月4日のWhat'sNewでSharp山の基底部の"Pahrump Hills"の中に位置する"Confidence Hills"で採取したサンプルをCheMinで分析した結果が発表されています。

このサンプルは、Sol759(9月24日)にフルドリルを実施し、下図のとおりSol762に採取したものです。 
フルドリルについては、当ブログ「Sharp山を初ドリル」で紹介しています。 

Curiosityが火星に降り立って以来2年以上が経過していますが、その間でCheMinが分析したサンプルの中で際立ってヘマタイトが多い事が分かりました。
この結果は、2010年に発表された軌道上のMROのCRISM(Compact Reconnaissance Imaging Spectrometer for Mars)による観測結果と合っているとのことです。
*詳しくはこちらを: http://mars.jpl.nasa.gov/msl/news/whatsnew/index.cfm?FuseAction=ShowNews&NewsID=1746#sthash.sRlul5Uo.dpuf

左が"Yellowknife Bay"の"Cumberland"のサンプルの分析結果です。
右が"Pahrump Hills"の"Confidence Hills"のサンプルの分析結果です。 
"Pahrump Hills"のヘマタイトの形は、Opportunityが発見したものと異なっていて、酸化条件についての手掛かりとして大変重要であるとのことです。

下図は、さらに詳細な調査をするために周辺を動き回っている様子を示しています。
サンプルを採取した"Confidence Hills"を起点にして赤丸がSolの最後に止まった点をあらわしています。
"Confidence Hills"の赤い丸がSol753、次の赤い丸が17.057m移動したSol780、次が4.313m移動したSol785、次が15.098m移動したSol787、次が6.76m移動したSol790、次が12.013m移動したSol792、最後の点が18.97m移動したSol794の地点を示しています。
白い丸は、移動中に止まって観測したポイントを示しています。 

現在の最新情報では、下図のとおり"Whale Rock"から引き返してSol799の位置にいます。
"Pahrump Hills"の露頭の初期偵察は、完了したとのことで、興味のある波紋の場所に戻っているようです。

かなり精力的に調査を進めている様子が伺えます。
頼もしいですね。
車輪は、大丈夫なのかな・・・

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