火星への道

有人火星探査の実現を夢見て!火星ミッションの情報を提供しています。

中国初の火星探査ミッション、「天問」と名付けられました!

2020-04-25 18:07:48 | 中国

4月24日のロイターさんの記事によりますと、中国国家航天局が今年8月前後に打上げ予定の火星探査ミッションを「天問1号」と命名したとのことです。
https://jp.reuters.com/article/space-exploration-china-mars-idJPKCN2260JT

「天問」の由来は、紀元前4世紀ごろの詩人、屈原の詩にちなんで名付けられたとのことです。

ーーーーーーーーーーーーーー

*「天問」をgoogle翻訳すると「天国、Heaven」と出ました。
ただ、詩の内容を読むと宇宙誕生の物語のようです。

こちらのサイトに一部翻訳が載っています。
https://chinese.hix05.com/Soji/soji108.html

こちらは、屈原の天問の全文が中国語で
https://zh.wikisource.org/wiki/%E5%A4%A9%E5%95%8F

興味深いですね!どなたか、前文翻訳をしてくれないかな・・・

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Curiosityチームもテレワーク

2020-04-19 16:04:13 | MSL

(C) NASA/JPL-Caltech

Curiosityチームも自宅でテレワーク中です。
4月15日、NASAは、Curiosityの数百人が参加する運用チームがどのように対応しているかを投稿しました。
今回の前例のない状況において、このような重要かつ現在進行系のミッションを直接会わずに管理しなければならないという課題を乗り切ろうと頑張っています。

原文:https://www.jpl.nasa.gov/news/news.php?feature=7638

techcrunchさんの記事:https://jp.techcrunch.com/2020/04/16/2020-04-16-nasas-curiosity-team-is-operating-the-mars-rover-from-home/

運用チームの週報を見たら「Sols 2717-2719: The Poetry of Drilling on Mars」ということで、「火星掘削の詩」がありましたので紹介します。

https://mars.nasa.gov/msl/mission-updates/8637/sols-2717-2719-the-poetry-of-drilling-on-mars/

(C)NASA/JPL-Caltech

The Poetry of Drilling on Mars

Mastcam peers at the
Enigmatic outcrop with
A panorama.

ChemCam shoots three rocks:
“Albany,” “Alloway,” and
“Alexandria.”

Pediment surface
Revealed by ChemCam's Remote
Micro Imager.

Navcam movies seek
To capture swirls of dust that
Sweep the horizon.

ーーーー以下、拙訳です。----

火星掘削の詩

Mastcamは、眺めます
謎に包まれた露頭で
Aパノラマを

ChemCamは、3つの岩を撃ちます
「Albany」、「Alloway」、そして
「Alexandria 」

山麓の緩斜面
が明らかに、ChemCamの遠隔
Micro Imagerによって

Navcamは、探している
地平線を掃く
ダストの渦を捕らえようと

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引き籠り生活の知恵

2020-04-13 23:01:41 | 出る月を待つべし

ユタ州のMDRS、そしてハワイのHI-SEASで火星模擬実験を体験したKate Greeneさんが、その体験をNewsWeekの記事で話してます。現在世界を覆っている新型コロナによる隔離生活の過ごし方の参考になるその記事は、”「火星探査」で学んだ隔離生活を楽しむ9つのコツ” という表題です。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/04/post-93088_1.php

そのコツは、、、以下の通りです。
・食事を楽しむ
・日記をつける
・儀式を作る
・外に出る
・人と交流する
・変化をつける
・五感を刺激する
・退屈を楽しむ
詳しくは、記事を読んでみてください!

Kate Greeneさんは、MDRSではCrew122(HI-SEAS)として2013年1月12日から26日まで参加して、
https://sites.google.com/a/marssociety.org/mdrs2012/archives/crew-122

その後、引き続いてハワイのHI-SEAS MISSION I の4ケ月のミッションに参加しました。
https://hi-seas.org/?page_id=6142

Crew122(HI-SEAS)とHI-SEAS MISSION Iのメンバーは、ほぼ同じです。

*今回の新型コロナで、我が家でも引きこもり状態が続ているところです。
 最近になって、この状況が火星での生活に似ているような気がしていたところでした。
外へ出るのに「マスクが必須」だし、会話もマスクをしたままで平気になりました。買い物に行っても出入りの際に「手洗い」が欠かせない。
そういう意味でも、Kate Greeneさんのこの記事は、時機を得たものだと思います。
ただ耐えて慣れていくだけではなくて、「常に周囲に気を配り=興味を持ち=楽しむこと=変化をつける」と言ったことを心掛けたいなと思います。

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なんと!10,932,295人のお名前が・・・

2020-04-02 12:15:06 | Mars2020

Perseveranceに「Send Your Name to Mars」キャンペーンを記念するプラカードが取り付けられました!
なんと!10,932,295人の名前がPerseveranceとともに火星まで行って、探査にも同伴することになります。

(C)NASA / JPL-Caltech

上図の3つのシリコンチップ(左上隅)には、10,932,295の名前と、NASAの「Name the Rover」コンテストの155組のファイナリストのエッセイが記されています。

下図は、NASAのケネディ宇宙センターでの雄姿です。2020年3月16日

(C)NASA / JPL-Caltech

Perseveranceは、重量が1,043キログラム未満のロボット科学者です。過去の微生物の兆候を探し、火星の気候と地質を特徴付け、将来地球に戻るためのサンプルを収集し、人類が赤い惑星を探索するための道を開くための役割を担っています。

https://mars.nasa.gov/news/8634/109-million-names-now-aboard-nasas-perseverance-mars-rover/

*必ずや、素晴らしい情報を送ってくれることと期待してます。
 それにしても、1千万人以上の名前を同伴するなんて。。。素晴らしい!!
 過去の探査機の例を少しググったところ名前の数は下記の様でした。
  Curiosty  120万人
  InSight  240万人
  のぞみ  27万人
   有人火星探査に対する期待が今まで以上に、高まっていることを感じます。
   特にNASAのアルテミス月探査計画が具体的に動き始めて、2028年までに月面上と月の周りに持続的な人類の活動を開始するという目標が明確になったのが大きいですね!

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