8月26日のSpaceDailyによりますと、Ad Astra Rocket CompanyがNASAのNextSTEP(the Next Space Technology Exploration Partnerships)でのプラズマロケット推進技術の開発に特化したパートナーシップ契約を勝ち取ったとの事です。
裁定額は、3年間で900万ドルです。
パートナーシップ契約の条件に基づき、Ad Astraは、そのエンジンが少なくとも100時間、100キロワットの電力レベルを維持することが可能であることを証明する必要があります。
これらのプロトタイプのテストは、同社のテキサス州の施設で行われます。
NASAからの資金提供が決まる前にAd Astraでは、VASIMRの10,000回以上の実験を行っています。
これまでのところ、プラズマエンジンは、1分未満の稼動が可能との事です。
VASIMR(the Variable Specific Impulse Magnetoplasma Rocket)が完成すると地球から火星まで2ケ月掛からずに行くことができる様になります。
この件は、2014年10月28日にNASAが「深宇宙探査(火星への旅)のための能力開発提案を募集」を開始しているNextSTEPのプロジェクトの一つとなります。
2015年5月6日にNextSTEPでのパートナーシップを含む12のプロジェクトが紹介されていますので、簡単にメモしておきます。
高度な推進技術
1.Ad Astra Rocket Company
2.Aeroject Rocketdyne Inc.
3.MSNW LLC
7.Lockheed Martin Space Systems Company
9.Hamilton Sundstrand Space Systems International
10.Orbital Technologies Corporation (ORBITEC)
小型衛星プロジェクト
11.Lockheed Martin Space Systems Company
12.Morehead State University, と the Busek Company (Natick MA), NASA Goddard Spaceflight Center (GSFC in Greenbelt MD), the Catholic University of America (CUA)