驚きのニュースです!
ExoMarsの探査機Rosalind Franklinを無事に火星に送り組むことが出来るのか?
ダークレディと呼ばれた過去からの名誉回復が達成された証でもある今回の探査機の命名でしたが、、、
絶対に探査機Rosalind Franklinを火星表面に着陸させてほしいと願っています。
ESAの発表:http://www.esa.int/Our_Activities/Human_and_Robotic_Exploration/Exploration/ExoMars/ExoMars_parachute_testing_continues
Engadgetさんの記事:https://japanese.engadget.com/2019/08/13/esa-exomars-2020/?guccounter=1&guce_referrer=aHR0cHM6Ly93d3cuZ29vZ2xlLmNvbS8&guce_referrer_sig=AQAAAM7yK8APv9kLAfpDTORZkXDFiqamnLhf0EczDvP5mBt4wpxwuoj8IkT55NnwUOJA55Lenb0IHnqPsXrhf7iMF0DXY9jkZL0QIuvpcXAr3hikmV4V3s1Qe8NUaHXmbHendWDuOugP-g0zr6yRsMzEW_lXyNRdO5EW0o0nQEaIV1tp
2016年のSchiaparelliは、2021年に着陸予定の探査機Rosalind Franklinのための着陸実証実験を行う予定でしたが、火星大気圏突入後、高度3,700mで、すでに地上に到達したと勘違いをして、落下してしまったのです。
当ブログ「見たくない風景、心に刻んで次に期待しましょう!」
この時は、パラシュートは、順調に作動していたようです。
今回のパラシュート試験の状況
①最初は昨年行われ、ヘリコプターによって展開された1.2 kmからの低高度落下試験で、最大のメインパラシュートの展開とインフレの成功を実証しました。パラシュートの直径は35 mで、火星ミッションで飛行する史上最大のパラシュートです。
②今年5月28日に、4つのパラシュートすべての展開シーケンスが、29 kmの高さから初めてテストされ、成層圏ヘリウムバルーンから放出されました。展開メカニズムが正常にアクティブになり、全体的なシーケンスが完了しましたが、両方のメインパラシュートキャノピーが損傷を受けました。
③今年8月5日に次の高高度試験に備えてパラシュートとバッグの設計に適応しました。今回は、直径35 mの大きなパラシュートに焦点を当てました。予備評価では、最初のステップは正しく完了したが、キャノピーへの損傷は前のテストと同様に膨張前に観察されたことが示されています。その結果、テストモジュールはパイロットシュートだけの抵抗で降下しました。
④今後の対応
・今年の終わりまでに、最初のメインパラシュートのさらなる高高度試験がすでに予定されています。2番目のメインパラシュートの次の試験は、2020年初頭に予定されています。
・並行して、チームは追加のパラシュートテストモデルを製造し、地上でのシミュレーションを実施してパラシュートの動的な性質を模倣する可能性を調査しています。これは、本格的な高高度落下テストの機会があまりないためです。
・さらに、ESAとNASAの専門家間の定期的な交換フォーラムに加えて、火星パラシュートの専門家によるワークショップが来月開催され、知識を共有します。
*大変心配してます。今更パラシュート?というのが素人の私の感想です。
パラシュートは、外から見えるわけですし、着陸時の動作も秒単位で確認できるわけです。
NASAの情報を十分把握していないということなのかな~
ESAとNASAが情報共有してないとは、思えないけど、、、
NASAが情報を隠したとしても、火星上空にESAのMarsExpressが居て、いくらでも先輩の行いを学べる機会があったのではないか・・・